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第7話 ホットケーキと卵の殻と実験場
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本来、ホットケーキを焼く時に使う量よりも多く牛乳をゲットしてある。
というのも、そもそも牛乳がない村にバターがあるはずがない。
だからバターも作るのだ。
小麦粉や卵などを混ぜ合わせて生地を作っておき、残っている牛乳を密閉容器に入れる。
ここからすることはただひとつ。
「それそれそれそれそれぇ!」
振る! 振る! 振る! 振る!
ただひたすらにシェイクするのみ!
やってることはシンプルでも、めっちゃくっちゃ腕力がいる。
二の腕の痛み、そしてこいつは何やってるんだろうというリルの視線と戦いながら、必死に振り続けること10分。
思っていた以上に早く、バターが出来上がった。
二の腕が限界を迎えるが、あとひと踏ん張りだ。
「バターを溶かして、生地を……」
家事のスキルだけは、同年代に比べて圧倒的に高い自信がある。
好んでやっていたというより、やらざるを得ない環境だっただけではあるけど。
でもそのおかげで、焦がすことなくホットケーキを人数分焼き上げた。
皿に載せてから、最後にもう一度バター、そして砂糖。
幸福のパンケーキ的な名前が付きそうな、ふわとろのパンケーキじゃない。
オーソドックスなこれぞホットケーキってやつだ。
うん、美味しそう。
「お待たせしました」
俺はナイフとフォークを添えて、ひとりひとりの前にホットケーキを運ぶ。
我ながら、焼き色がすごく良い。
食欲がそそられる。
「これは何という料理なんだい?」
「ホットケーキです」
「ホットケーキ……すごく美味しそうだね」
「美味しいと思います」
ちょどそこへ、コケ子とモー子に朝食を与え終わったミルが戻ってくる。
途中からは笑い声が聞こえていたし、びっくりしたのは最初だけですっかり慣れたみたいだ。
まあ、そもそもがモー子は大きいだけで怖い見た目してないもんな。
「おいしそうです!」
パンケーキを見るなり、ミルは目を輝かせた。
そして席に着く。
これで全員集合だ。
「それではいただこう。いただきます」
「いただきます~」
「いっただっきま~す!」
「いただきます」
「どうぞ、召し上がってみてください」
そう言いながら、自分も丁寧に切り分けて一口。
うん、外はサクッとして中はしっとり。
焼き加減は完璧だ。
卵も牛乳も新鮮で、コクがあるけどしつこくない。
上質なぬいぐるみ産の食材だ。
そしてやっぱり、砂糖があるのとないのじゃ全然違うな。
「これは……美味しいね、メリナ」
「ええ~。すごく美味しいわ~」
「ケントさん! おいしいです!」
「良かったよ」
みんな喜んでくれている。
さてと、ホットケーキを作るきっかけになった張本人は……
「はぐっはぐっはぐっ……!」
めっちゃ食ってた。
普段から想像もつかないようなスピードで、ホットケーキに食らいついていた。
俺の視線に気づき、口にホットケーキを詰めたままリルがこちらを見る。
まるでリスだな。
コジローが口にぱんぱんにドングリを詰めたら、あんな感じになるんだろう。
残念ながらコジローは口からドングリ食べないけど。
「どうだ?」
「んっ……!」
口をもぐもぐさせて何言ってるか分からないけど、グーサインを出してるし美味しいってことだな。
逆にこの食いっぷりで不味いって言われたら、もう俺はリルを信じられなくなる。
「んぐっ……んぐっ……ごくん……。ケント」
「何だ?」
「さっきの、へんな、だえんけいのやつ」
「あーっと、卵か?」
「それ。あれのそとがわって、どうなった?」
「殻なら、捨てようと思ってまだキッチンにあるけど」
「ほしい」
「殻が?」
「うん」
妙なものを欲しがるな。
確かに卵を目にすることはなかっただろうから、珍しいものではあるだろうけど。
「何に使うんだ? おもちゃには向いてない気もするけど」
「じっけん」
「実験?」
「そう。あとでわたしのじっけん、てつだわせてあげる」
「……光栄です」
まあ実験といっても、5歳の女の子がすることだ。
おままごとみたいなものだろう。
……そう思っていたんだけど。
※ ※ ※ ※
「わたしのじっけんじょう、あんないしてあげる。ついてきて」
「分かった」
朝食後の片付けも済ませて、俺たちは家をあとにした。
相変わらず頭の上にプヨタローを乗せたリルと一緒に、村の中を歩いて行く。
ミルはといえば、畑仕事の手伝いに行っているそうだ。偉い。
「ここ」
リルが指し示したのは、他の家と同じような木組みの一軒家だった。
ここが実験場らしい。
「普通の家じゃないのか?」
「いまは、あきや。だからわたしがつかってる」
「なるほど」
家の中に入ると、いろいろなものがごちゃごちゃに置かれて雑然としていた。
見覚えのあるものから、全くわけが分からないものまで多種多様だ。
「ちなみにリルは、ここで何の実験をしてるんだ?」
「いろいろ。でもいちばんは、しごとのきかいか」
「きかいか……機械化? 思ったよりすごそうだな?」
「ふふーん。わたし、みてのとおりすごい」
どやぁと胸を張るリル。
おままごとかと思っていたけど、本当にすごいのかもしれない。
何か装置っぽいものもいくつかあるし。
「いや、見た目からは想像もつかないけど」
「ぬぬっ。まあいいや。さっきのざいりょう、ちょーだい」
「ああ、卵の殻な」
卵の殻を手渡すと、リルは光に透かすなどして観察を始めた。
「もろい。そうちのパーツにはつかえなそう」
「ああ。すぐに割れちゃうからな」
「むむぅ……。たまごのから……たまごのから……。あれ……?」
リルは何かを思いついたように、机の上に積まれた本を漁り始めた。
実験場のテンプレみたく取っ散らかっているだけに、目的のものを探すには苦戦している。
数分後、リルは一冊の書籍を引っ張り出した。
ずいぶんと古い。
表紙は茶色く変色していて、何か絵が描いてあるようだが判別できなくなっている。
「あった」
「その本と卵の殻が何か関係あるのか?」
「ケントがたまごっていったとき、なんかききおぼえあるとおもった。でも、ぜんぜんおもいだせなかった。けど、おもいだした」
「卵を知ってたのか?」
「なまえは、ね。でもみたことはなかった。ほら、ここ」
リルは本のページをパラパラめくり、真ん中あたりを開いて見せてくれた。
そこには卵の殻が肥料になると記されている。
確かに、元の世界でも卵の殻って肥料として効果的って言われてたよな。
「たまごのから、ひりょうになる」
「うん、使えるかもしれない。だけど量の問題があるぞ? コケ子だって、無限に卵が産めるわけじゃないと思うし」
「じゃあ、もっとニワトリだせばいい」
「そしたら、そのニワトリたちのご飯がたくさん必要になる」
「むむっ」
そう一筋縄ではいかないもんだよな。
でもリルが本を読んだのは、ずいぶん前のことのはずだ。
かなり奥の方にしまい込まれていたから。
それでもピンポイントで覚えているなんて、この子の記憶力はすごい。
本好きなだけあって、頭が良いんだろうな。
「たまごのから、ひりょうになる。でもそのためには、ニワトリがたくさんひつよう。ニワトリをたくさんだすと、エサがたくさんひつようになる……。ひりょうとしてのこうかしだいか……」
「ちなみにだけど、そんなに即効性のある肥料じゃないらしいぞ。じわじわタイプみたいだ」
「そうすると、はたけのトウモロコシをエサにまわして、すぐにさいさんはとれない」
「そうなるな」
うーん。5歳児と会話してるとは思えない。
リルは真剣に考えこんでから、卵の殻を一旦ビンにしまった。
「たまごはおもしろい。だから、できればりょうさんしたい。プランをねって、そんちょーにそうだん」
「オッケーだ。できることがあったら、手伝ってやってもいいぞ」
「うん。ケント、いがいとちしきある。みなおした。せいしきに、じょしゅとしてにんめいする」
「かしこまりました」
ちょっとおどけて下手に出てみると、すかさずリルは目を光らせた。
あーやばい。
策にはまったな、これは。
「じゃあ、じょしゅにめいれい。わたしのかわりに、はたけしごと」
「えー」
「じょしゅ、さからわない」
「はぁ……はいはい」
「じゃあ、わたしはねる」
「さっき起きたばっかだろ!?」
リルはもぞもぞと部屋の奥のベッドへ登ると、プヨタローを枕に寝始めた。
すぐにすーすー寝息を立てている。
寝落ちするの早ぁ。
「仕方ない」
どのみち、村長にも村の仕事手伝うよう言われてるしな。
働き者の妹さんと、お仕事しますかね。
というのも、そもそも牛乳がない村にバターがあるはずがない。
だからバターも作るのだ。
小麦粉や卵などを混ぜ合わせて生地を作っておき、残っている牛乳を密閉容器に入れる。
ここからすることはただひとつ。
「それそれそれそれそれぇ!」
振る! 振る! 振る! 振る!
ただひたすらにシェイクするのみ!
やってることはシンプルでも、めっちゃくっちゃ腕力がいる。
二の腕の痛み、そしてこいつは何やってるんだろうというリルの視線と戦いながら、必死に振り続けること10分。
思っていた以上に早く、バターが出来上がった。
二の腕が限界を迎えるが、あとひと踏ん張りだ。
「バターを溶かして、生地を……」
家事のスキルだけは、同年代に比べて圧倒的に高い自信がある。
好んでやっていたというより、やらざるを得ない環境だっただけではあるけど。
でもそのおかげで、焦がすことなくホットケーキを人数分焼き上げた。
皿に載せてから、最後にもう一度バター、そして砂糖。
幸福のパンケーキ的な名前が付きそうな、ふわとろのパンケーキじゃない。
オーソドックスなこれぞホットケーキってやつだ。
うん、美味しそう。
「お待たせしました」
俺はナイフとフォークを添えて、ひとりひとりの前にホットケーキを運ぶ。
我ながら、焼き色がすごく良い。
食欲がそそられる。
「これは何という料理なんだい?」
「ホットケーキです」
「ホットケーキ……すごく美味しそうだね」
「美味しいと思います」
ちょどそこへ、コケ子とモー子に朝食を与え終わったミルが戻ってくる。
途中からは笑い声が聞こえていたし、びっくりしたのは最初だけですっかり慣れたみたいだ。
まあ、そもそもがモー子は大きいだけで怖い見た目してないもんな。
「おいしそうです!」
パンケーキを見るなり、ミルは目を輝かせた。
そして席に着く。
これで全員集合だ。
「それではいただこう。いただきます」
「いただきます~」
「いっただっきま~す!」
「いただきます」
「どうぞ、召し上がってみてください」
そう言いながら、自分も丁寧に切り分けて一口。
うん、外はサクッとして中はしっとり。
焼き加減は完璧だ。
卵も牛乳も新鮮で、コクがあるけどしつこくない。
上質なぬいぐるみ産の食材だ。
そしてやっぱり、砂糖があるのとないのじゃ全然違うな。
「これは……美味しいね、メリナ」
「ええ~。すごく美味しいわ~」
「ケントさん! おいしいです!」
「良かったよ」
みんな喜んでくれている。
さてと、ホットケーキを作るきっかけになった張本人は……
「はぐっはぐっはぐっ……!」
めっちゃ食ってた。
普段から想像もつかないようなスピードで、ホットケーキに食らいついていた。
俺の視線に気づき、口にホットケーキを詰めたままリルがこちらを見る。
まるでリスだな。
コジローが口にぱんぱんにドングリを詰めたら、あんな感じになるんだろう。
残念ながらコジローは口からドングリ食べないけど。
「どうだ?」
「んっ……!」
口をもぐもぐさせて何言ってるか分からないけど、グーサインを出してるし美味しいってことだな。
逆にこの食いっぷりで不味いって言われたら、もう俺はリルを信じられなくなる。
「んぐっ……んぐっ……ごくん……。ケント」
「何だ?」
「さっきの、へんな、だえんけいのやつ」
「あーっと、卵か?」
「それ。あれのそとがわって、どうなった?」
「殻なら、捨てようと思ってまだキッチンにあるけど」
「ほしい」
「殻が?」
「うん」
妙なものを欲しがるな。
確かに卵を目にすることはなかっただろうから、珍しいものではあるだろうけど。
「何に使うんだ? おもちゃには向いてない気もするけど」
「じっけん」
「実験?」
「そう。あとでわたしのじっけん、てつだわせてあげる」
「……光栄です」
まあ実験といっても、5歳の女の子がすることだ。
おままごとみたいなものだろう。
……そう思っていたんだけど。
※ ※ ※ ※
「わたしのじっけんじょう、あんないしてあげる。ついてきて」
「分かった」
朝食後の片付けも済ませて、俺たちは家をあとにした。
相変わらず頭の上にプヨタローを乗せたリルと一緒に、村の中を歩いて行く。
ミルはといえば、畑仕事の手伝いに行っているそうだ。偉い。
「ここ」
リルが指し示したのは、他の家と同じような木組みの一軒家だった。
ここが実験場らしい。
「普通の家じゃないのか?」
「いまは、あきや。だからわたしがつかってる」
「なるほど」
家の中に入ると、いろいろなものがごちゃごちゃに置かれて雑然としていた。
見覚えのあるものから、全くわけが分からないものまで多種多様だ。
「ちなみにリルは、ここで何の実験をしてるんだ?」
「いろいろ。でもいちばんは、しごとのきかいか」
「きかいか……機械化? 思ったよりすごそうだな?」
「ふふーん。わたし、みてのとおりすごい」
どやぁと胸を張るリル。
おままごとかと思っていたけど、本当にすごいのかもしれない。
何か装置っぽいものもいくつかあるし。
「いや、見た目からは想像もつかないけど」
「ぬぬっ。まあいいや。さっきのざいりょう、ちょーだい」
「ああ、卵の殻な」
卵の殻を手渡すと、リルは光に透かすなどして観察を始めた。
「もろい。そうちのパーツにはつかえなそう」
「ああ。すぐに割れちゃうからな」
「むむぅ……。たまごのから……たまごのから……。あれ……?」
リルは何かを思いついたように、机の上に積まれた本を漁り始めた。
実験場のテンプレみたく取っ散らかっているだけに、目的のものを探すには苦戦している。
数分後、リルは一冊の書籍を引っ張り出した。
ずいぶんと古い。
表紙は茶色く変色していて、何か絵が描いてあるようだが判別できなくなっている。
「あった」
「その本と卵の殻が何か関係あるのか?」
「ケントがたまごっていったとき、なんかききおぼえあるとおもった。でも、ぜんぜんおもいだせなかった。けど、おもいだした」
「卵を知ってたのか?」
「なまえは、ね。でもみたことはなかった。ほら、ここ」
リルは本のページをパラパラめくり、真ん中あたりを開いて見せてくれた。
そこには卵の殻が肥料になると記されている。
確かに、元の世界でも卵の殻って肥料として効果的って言われてたよな。
「たまごのから、ひりょうになる」
「うん、使えるかもしれない。だけど量の問題があるぞ? コケ子だって、無限に卵が産めるわけじゃないと思うし」
「じゃあ、もっとニワトリだせばいい」
「そしたら、そのニワトリたちのご飯がたくさん必要になる」
「むむっ」
そう一筋縄ではいかないもんだよな。
でもリルが本を読んだのは、ずいぶん前のことのはずだ。
かなり奥の方にしまい込まれていたから。
それでもピンポイントで覚えているなんて、この子の記憶力はすごい。
本好きなだけあって、頭が良いんだろうな。
「たまごのから、ひりょうになる。でもそのためには、ニワトリがたくさんひつよう。ニワトリをたくさんだすと、エサがたくさんひつようになる……。ひりょうとしてのこうかしだいか……」
「ちなみにだけど、そんなに即効性のある肥料じゃないらしいぞ。じわじわタイプみたいだ」
「そうすると、はたけのトウモロコシをエサにまわして、すぐにさいさんはとれない」
「そうなるな」
うーん。5歳児と会話してるとは思えない。
リルは真剣に考えこんでから、卵の殻を一旦ビンにしまった。
「たまごはおもしろい。だから、できればりょうさんしたい。プランをねって、そんちょーにそうだん」
「オッケーだ。できることがあったら、手伝ってやってもいいぞ」
「うん。ケント、いがいとちしきある。みなおした。せいしきに、じょしゅとしてにんめいする」
「かしこまりました」
ちょっとおどけて下手に出てみると、すかさずリルは目を光らせた。
あーやばい。
策にはまったな、これは。
「じゃあ、じょしゅにめいれい。わたしのかわりに、はたけしごと」
「えー」
「じょしゅ、さからわない」
「はぁ……はいはい」
「じゃあ、わたしはねる」
「さっき起きたばっかだろ!?」
リルはもぞもぞと部屋の奥のベッドへ登ると、プヨタローを枕に寝始めた。
すぐにすーすー寝息を立てている。
寝落ちするの早ぁ。
「仕方ない」
どのみち、村長にも村の仕事手伝うよう言われてるしな。
働き者の妹さんと、お仕事しますかね。
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