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電話に出たのは……
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――翌日、朝早く電話をかけた。電話をかけると3回目のコ-ルで電話が繋がった。俺は司の名前を呼んで話しかけた。
「あ、司…!? 俺だけど…――」
「はーい。もしもし?」
その瞬間、頭の中が一気に真っ白になった――。
「え……?」
何故か司の携帯電話に本人では無く、いきなり女が出てきた。しかもこんな朝方に。一瞬にして頭の中がショートした。そして、動揺して携帯電話を床に落とすと言葉を失って黙り込んだ。
――もしかしたら今のは例の噂のグラビアアイドルのY子かもしれない。俺は疑心感に満ちた。慌てて時計を見て確認した。ちょうど朝方の時間だった。向こうもちょうど同じくらいの時間帯だった。その重なった時間に、俺は脳裏にあることが過った。
まさか司の奴。あの女と一緒にいるのか……?
そう思うと何だか急に悲しくなってきた。そして、自然に世間が騒いでいる例のグラビアアイドルと司の噂が気になってきた。俺はテーブルの上に置いてあるリモコンを手に持つテレビのチャンネルを片っ端からつけた。やっぱりどこもその噂でもちきりだった。
「嘘だろ…――」
テレビの画面には交際間近の文字や、熱愛等の文字が飛び込んできた。俺は凄く不快になると、その場でテレビを消して塞ぎ込んだ。
「嘘だろ、冗談だろ……?」
いきなりの展開に頭の中が酷く混乱した。そして、暫く経ってからもう一度確かめる為に、その場で息を呑んで彼に電話をかけた。
緊張感と不安感が募る中で再び電話をすると、今度は司が出た。俺は感情的になると、さっき電話に出た相手をとっちめた。すると司は不思議そうに話すと一体何の事だと逆に聞いてきた。いきなり腹が立ってくると感情的になって怒鳴った。そして、会話の途中で自分から先に携帯電話を切った。
「あ、司…!? 俺だけど…――」
「はーい。もしもし?」
その瞬間、頭の中が一気に真っ白になった――。
「え……?」
何故か司の携帯電話に本人では無く、いきなり女が出てきた。しかもこんな朝方に。一瞬にして頭の中がショートした。そして、動揺して携帯電話を床に落とすと言葉を失って黙り込んだ。
――もしかしたら今のは例の噂のグラビアアイドルのY子かもしれない。俺は疑心感に満ちた。慌てて時計を見て確認した。ちょうど朝方の時間だった。向こうもちょうど同じくらいの時間帯だった。その重なった時間に、俺は脳裏にあることが過った。
まさか司の奴。あの女と一緒にいるのか……?
そう思うと何だか急に悲しくなってきた。そして、自然に世間が騒いでいる例のグラビアアイドルと司の噂が気になってきた。俺はテーブルの上に置いてあるリモコンを手に持つテレビのチャンネルを片っ端からつけた。やっぱりどこもその噂でもちきりだった。
「嘘だろ…――」
テレビの画面には交際間近の文字や、熱愛等の文字が飛び込んできた。俺は凄く不快になると、その場でテレビを消して塞ぎ込んだ。
「嘘だろ、冗談だろ……?」
いきなりの展開に頭の中が酷く混乱した。そして、暫く経ってからもう一度確かめる為に、その場で息を呑んで彼に電話をかけた。
緊張感と不安感が募る中で再び電話をすると、今度は司が出た。俺は感情的になると、さっき電話に出た相手をとっちめた。すると司は不思議そうに話すと一体何の事だと逆に聞いてきた。いきなり腹が立ってくると感情的になって怒鳴った。そして、会話の途中で自分から先に携帯電話を切った。
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