31 / 39
愛は雪さえも…
3
しおりを挟む
「――いいか、テレビや雑誌に書いてある事はあれは全部でっち上げだ。俺はあの子と付き合う気もないしましてや浮気もしていない! 大体、お前がいるのになんで浮気しなきゃいけないんだ?」
司がそう言って話すと俺は泣きながら尋ねた。
「ほ…本当に付き合っていないのか? 本当に信じていいのか…――?」
声を震わせながら彼の顔を見つめた。
「ああ、俺を信じろよ」
「じゃあ、あの写真は……? 2人で浜辺にいる写真とかあれは何だよ……!?」
感情的になると司に詰め寄った。
「ああ、あの写真か――。2人で浜辺にいるようで、実際は周りにスタッフとかも何人か居た。上手くパパラッチがそう見えるように撮ったんだよ。あの子は、撮影中ずっとわがままでね。態度もでかくて、あの子に言ってやったんだ。たかが写真撮影だからって甘くみるなってね。浜辺にいる写真はその時の写真かな?」
司はそう言って包み隠さすに話してきた。俺は冷静になると、そうだったのかと小さく頷いた。
「次は何聞きたい?」
俺は思っている事を順番に聞いた。
「じゃあ、司の携帯にかけた時にあの女が出たのは?やっぱりあの日、朝まで一緒いたのか…――?」
そのことを聞くと、司は考え過ぎだと笑って言い返した。
「あの日はスタッフ達とあの子と一緒に朝までドンチャン騒ぎをしてただけだ。調子に乗って飲み過ぎたら、俺としたことが酔っぱらって、自分の部屋に戻れなくなってな。スタッフの男性2人と、あの子に付き添われて自分の部屋まで運んで貰ったんだ」
司からその話しを聞くと、胸の中の不安な気持ちがホッとやわらいだ。
「――で、部屋に運んで貰ったわいいけど。その時に意識がほとんどなくてな。ちょうどその時にお前から電話がかかってきたんだ。電話に出れない俺の代わりにあの子が出たんだ。お前に電話のこと聞かれた時に後々彼女に聞いてみたら、やっぱりそうだった。次は何が聞きたい?」
司のその話しを聞いたあと、俺は最後に尋ねた。
「じゃあ、あのセーターは……? あの子にセーター貰ったんだろ…――!?」
涙を浮かべると真っ直ぐ彼の顔をジッと見つめた。すると司は 目の前で正直に答えた。
司がそう言って話すと俺は泣きながら尋ねた。
「ほ…本当に付き合っていないのか? 本当に信じていいのか…――?」
声を震わせながら彼の顔を見つめた。
「ああ、俺を信じろよ」
「じゃあ、あの写真は……? 2人で浜辺にいる写真とかあれは何だよ……!?」
感情的になると司に詰め寄った。
「ああ、あの写真か――。2人で浜辺にいるようで、実際は周りにスタッフとかも何人か居た。上手くパパラッチがそう見えるように撮ったんだよ。あの子は、撮影中ずっとわがままでね。態度もでかくて、あの子に言ってやったんだ。たかが写真撮影だからって甘くみるなってね。浜辺にいる写真はその時の写真かな?」
司はそう言って包み隠さすに話してきた。俺は冷静になると、そうだったのかと小さく頷いた。
「次は何聞きたい?」
俺は思っている事を順番に聞いた。
「じゃあ、司の携帯にかけた時にあの女が出たのは?やっぱりあの日、朝まで一緒いたのか…――?」
そのことを聞くと、司は考え過ぎだと笑って言い返した。
「あの日はスタッフ達とあの子と一緒に朝までドンチャン騒ぎをしてただけだ。調子に乗って飲み過ぎたら、俺としたことが酔っぱらって、自分の部屋に戻れなくなってな。スタッフの男性2人と、あの子に付き添われて自分の部屋まで運んで貰ったんだ」
司からその話しを聞くと、胸の中の不安な気持ちがホッとやわらいだ。
「――で、部屋に運んで貰ったわいいけど。その時に意識がほとんどなくてな。ちょうどその時にお前から電話がかかってきたんだ。電話に出れない俺の代わりにあの子が出たんだ。お前に電話のこと聞かれた時に後々彼女に聞いてみたら、やっぱりそうだった。次は何が聞きたい?」
司のその話しを聞いたあと、俺は最後に尋ねた。
「じゃあ、あのセーターは……? あの子にセーター貰ったんだろ…――!?」
涙を浮かべると真っ直ぐ彼の顔をジッと見つめた。すると司は 目の前で正直に答えた。
0
あなたにおすすめの小説
届かない「ただいま」
AzureHaru
BL
いつも通りの変わらない日常のはずだった。
「行ってきます。」と言って出て行った貴方。1日が終わる頃に「ただいま。」と「おかえり。」を笑顔で交わすはずだった。でも、その言葉はもう貴方には届かない。
これは「優しさが奪った日常」の物語。
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
花いちもんめ
月夜野レオン
BL
樹は小さい頃から涼が好きだった。でも涼は、花いちもんめでは真っ先に指名される人気者で、自分は最後まで指名されない不人気者。
ある事件から対人恐怖症になってしまい、遠くから涼をそっと見つめるだけの日々。
大学生になりバイトを始めたカフェで夏樹はアルファの男にしつこく付きまとわれる。
涼がアメリカに婚約者と渡ると聞き、絶望しているところに男が大学にまで押しかけてくる。
「孕めないオメガでいいですか?」に続く、オメガバース第二弾です。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完】君に届かない声
未希かずは(Miki)
BL
内気で友達の少ない高校生・花森眞琴は、優しくて完璧な幼なじみの長谷川匠海に密かな恋心を抱いていた。
ある日、匠海が誰かを「そばで守りたい」と話すのを耳にした眞琴。匠海の幸せのために身を引こうと、クラスの人気者・和馬に偽の恋人役を頼むが…。
すれ違う高校生二人の不器用な恋のお話です。
執着囲い込み☓健気。ハピエンです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる