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ガルデンヘイム王国王都で
パレード!
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王宮の門が開かれ、本隊を導く役割の五番隊がゆっくりと進み始める。歩兵を基調とした先発の一から四番隊とは違い、五番隊は近衛騎士隊から騎兵として選りすぐった精鋭中の精鋭の騎兵を持って編成されている。
「五番隊だ!」
「かっこいい!」
門から出た瞬間に歓声が私達の全身を叩いた。王国民の歓声が一度に集まったのだ。当然だろうか。
「殿下だ!殿下の馬車だぞ!」
「ガルデンヘイムに栄光あれ!」
「殿下に栄光を!」
口々に門を出て進み始めたお坊ちゃんの馬車を見て皆が歓声をさらに強める。そんな中である。
「お、おい・・・あれって」
「ああ・・・アレは・・・」
「な、アレは・・・!」
民衆が俄かにざわめき出したのである。五番隊が前を進んでいる最中での出来事だった。
お坊ちゃんの絢爛な馬車に目を奪われていた民衆の目が此方に移ったとき鎧龍たるチハを見て皆が驚いたようにざわめき、ひそひそと話し始めた。鎧龍は数の多寡で戦場の流れが変わると聞いたのでそのせいだろうか。
「あれは・・・『ガルデンヘイムの戦乙女』だ!」
「あの戦乙女が殿下の守護者として天上より舞い戻られたのか!」
あれっ、なに?どういうこと?チハのことじゃないの?
「戦乙女様じゃ・・・戦乙女様に再び見える機会が巡ろうとは・・・」
「おお・・・ほんとうに、長生きはするものじゃ」
「最後に見えたのはあの頃の戦場であったか・・・あの頃はまだほんの従卒であったのう」
そこ!お爺ちゃんたち!私を拝まない!懐かしまない!困るから!やめてよ!
若かりし頃は高名な騎士だったのだろうか、車椅子に乗った老人達が私を見て震える手で剣を手に騎士の礼を取っている。御つきの従卒達が驚いた様に目を見開き、老人達の様と私を交互に見ては最敬礼で此方に騎士の礼を取るのだからたまらない。
チハはそんな私の気持ちなど知らないのか私を拝む民衆達に対して誇らしげに歩いている。
は、はずかしい・・・。
「讃えよ!我等が未来を!」
恥かしさを紛らわしたくて剣を抜き、天へ掲げて私はありったけの音声で叫んだ。
『おおおおおっ!!!!』
津波のような歓声が上がる。恥かしさが紛れる一方でなんだか楽しくなってきた。剣を杖にするように台座に立てて姿勢を正すとおおっ!とさらに感嘆の声が上がる。
こうして私が扮した『ガルデンヘイムの戦乙女』は数十年の時を経て再び物語から現実の物へと変貌した。パレードは盛況の内に終了し、国民達は皆が次期国王の治世に思いを馳せるのだった。
「宴は盛況であったか・・・ふふふ、ならばよし」
王宮内で一人佇む国王、オットーは鎧を鳴らして一人広間に居た。
近衛騎士隊はすべてが出払っており、王宮には殆ど人は居ない。彼だけが広間にて仁王立ちのままただ何かを待っているようだった。
「次はワシらの宴、その開幕といこうではないか・・・のう、ネズミ共め」
オットーがそう言うと物陰からぞろぞろと黒尽くめの装束を纏った異形が這い出てくる。
「我等に気付くとは流石は勇名でならしたガルデンヘイム国王」
「世辞はいい、思うてもおらなんだ事を口走るな」
つまらなそうに剣の柄に手をかけてそう言うと黒尽くめたちは思い思いの武器を手にじりじりと距離を詰めてくる。
「ん・・・?ひーふー・・・思ったより少ないではないか、遅刻か?あっ!」
そう言うと何かを思い出したようにオットーは悔しそうに頭を抱える。
「あやつか!むむむ・・・先んじて狩りをして居るな!」
「ご明察です、陛下」
地団太を踏まんばかりに悔しげなオットーに黒尽くめたちが呆れていると音もなくルーンが現れ、不敵に微笑みながらオットーの隣に立った。血の匂いを纏いながら参上した彼女は気圧される暗殺者達にさして警戒する様子もなかった。
「ワシ一人で十分だと言うに」
「主様の命にございますので」
あしからず、とルーンはそう言うと最寄の机に日記帳を広げて五龍への報告用の日記を記し始める。
「き、貴様等・・・我等を愚弄しているのか」
「愚弄?何がだ?」
「暗殺者に囲まれていると言うのに・・・」
「そんなことは・・・ない!」
そう口を開いた瞬間に黒尽くめが見たのは瞬時に距離を詰め、力いっぱいに大剣を振り下ろす獰猛な笑みを浮かべたオットーの姿だった。
「狩りの獲物を愚弄するものか、のう?」
「それもそうですね、ところで主様の麗しさを表現する語彙が足りなくて困っているのですが」
「そうだのう、ここなんか『瞳の輝きは満天の星空・・・』とかどうだろうか」
「おお、それはいいですね」
鮮血を噴出しながら二つに泣き別れる黒尽くめを尻目に日記の内容であれこれと考えるルーンと返り血を浴びながら表現について講釈するオットー。だれが言うでもなくその場のパワーバランスはわかりきっていた。
「さて、追い詰められたのはどちらか解るぞ」
その一言と共に出口全てを塞ぐように光の壁が出来上がっていく。それが結界の類だと察知した頃にはもう遅い。絶望する黒尽くめたちを笑顔で追い回すオットー。狩りという名の虐殺は彼らの命の灯火が消えるまで続いた。
「五番隊だ!」
「かっこいい!」
門から出た瞬間に歓声が私達の全身を叩いた。王国民の歓声が一度に集まったのだ。当然だろうか。
「殿下だ!殿下の馬車だぞ!」
「ガルデンヘイムに栄光あれ!」
「殿下に栄光を!」
口々に門を出て進み始めたお坊ちゃんの馬車を見て皆が歓声をさらに強める。そんな中である。
「お、おい・・・あれって」
「ああ・・・アレは・・・」
「な、アレは・・・!」
民衆が俄かにざわめき出したのである。五番隊が前を進んでいる最中での出来事だった。
お坊ちゃんの絢爛な馬車に目を奪われていた民衆の目が此方に移ったとき鎧龍たるチハを見て皆が驚いたようにざわめき、ひそひそと話し始めた。鎧龍は数の多寡で戦場の流れが変わると聞いたのでそのせいだろうか。
「あれは・・・『ガルデンヘイムの戦乙女』だ!」
「あの戦乙女が殿下の守護者として天上より舞い戻られたのか!」
あれっ、なに?どういうこと?チハのことじゃないの?
「戦乙女様じゃ・・・戦乙女様に再び見える機会が巡ろうとは・・・」
「おお・・・ほんとうに、長生きはするものじゃ」
「最後に見えたのはあの頃の戦場であったか・・・あの頃はまだほんの従卒であったのう」
そこ!お爺ちゃんたち!私を拝まない!懐かしまない!困るから!やめてよ!
若かりし頃は高名な騎士だったのだろうか、車椅子に乗った老人達が私を見て震える手で剣を手に騎士の礼を取っている。御つきの従卒達が驚いた様に目を見開き、老人達の様と私を交互に見ては最敬礼で此方に騎士の礼を取るのだからたまらない。
チハはそんな私の気持ちなど知らないのか私を拝む民衆達に対して誇らしげに歩いている。
は、はずかしい・・・。
「讃えよ!我等が未来を!」
恥かしさを紛らわしたくて剣を抜き、天へ掲げて私はありったけの音声で叫んだ。
『おおおおおっ!!!!』
津波のような歓声が上がる。恥かしさが紛れる一方でなんだか楽しくなってきた。剣を杖にするように台座に立てて姿勢を正すとおおっ!とさらに感嘆の声が上がる。
こうして私が扮した『ガルデンヘイムの戦乙女』は数十年の時を経て再び物語から現実の物へと変貌した。パレードは盛況の内に終了し、国民達は皆が次期国王の治世に思いを馳せるのだった。
「宴は盛況であったか・・・ふふふ、ならばよし」
王宮内で一人佇む国王、オットーは鎧を鳴らして一人広間に居た。
近衛騎士隊はすべてが出払っており、王宮には殆ど人は居ない。彼だけが広間にて仁王立ちのままただ何かを待っているようだった。
「次はワシらの宴、その開幕といこうではないか・・・のう、ネズミ共め」
オットーがそう言うと物陰からぞろぞろと黒尽くめの装束を纏った異形が這い出てくる。
「我等に気付くとは流石は勇名でならしたガルデンヘイム国王」
「世辞はいい、思うてもおらなんだ事を口走るな」
つまらなそうに剣の柄に手をかけてそう言うと黒尽くめたちは思い思いの武器を手にじりじりと距離を詰めてくる。
「ん・・・?ひーふー・・・思ったより少ないではないか、遅刻か?あっ!」
そう言うと何かを思い出したようにオットーは悔しそうに頭を抱える。
「あやつか!むむむ・・・先んじて狩りをして居るな!」
「ご明察です、陛下」
地団太を踏まんばかりに悔しげなオットーに黒尽くめたちが呆れていると音もなくルーンが現れ、不敵に微笑みながらオットーの隣に立った。血の匂いを纏いながら参上した彼女は気圧される暗殺者達にさして警戒する様子もなかった。
「ワシ一人で十分だと言うに」
「主様の命にございますので」
あしからず、とルーンはそう言うと最寄の机に日記帳を広げて五龍への報告用の日記を記し始める。
「き、貴様等・・・我等を愚弄しているのか」
「愚弄?何がだ?」
「暗殺者に囲まれていると言うのに・・・」
「そんなことは・・・ない!」
そう口を開いた瞬間に黒尽くめが見たのは瞬時に距離を詰め、力いっぱいに大剣を振り下ろす獰猛な笑みを浮かべたオットーの姿だった。
「狩りの獲物を愚弄するものか、のう?」
「それもそうですね、ところで主様の麗しさを表現する語彙が足りなくて困っているのですが」
「そうだのう、ここなんか『瞳の輝きは満天の星空・・・』とかどうだろうか」
「おお、それはいいですね」
鮮血を噴出しながら二つに泣き別れる黒尽くめを尻目に日記の内容であれこれと考えるルーンと返り血を浴びながら表現について講釈するオットー。だれが言うでもなくその場のパワーバランスはわかりきっていた。
「さて、追い詰められたのはどちらか解るぞ」
その一言と共に出口全てを塞ぐように光の壁が出来上がっていく。それが結界の類だと察知した頃にはもう遅い。絶望する黒尽くめたちを笑顔で追い回すオットー。狩りという名の虐殺は彼らの命の灯火が消えるまで続いた。
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