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第15話:僕らの恋愛のカタチは?(その3)(完結)

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寝室に着くなりバスローブを脱がされ、例によって後ろ手に拘束される。
しかも拘束具にはリボンが付いている。「新しい奴だよ」と言いながら
両脚も同じように拘束される。「今日はいつもより本格的だな。」
「えへへ、たまにはこういうのもいいかなって思ってさ。」
こうしてユキヤの手足の自由は奪われる。「ほら、ここに座って。」
ユキヤはベッドの上に座る。なぜかシートのようなものが敷かれていた。
「もしかして、期待してる?」
「バカ言え、誰がするかっての。」
ユキヤは強がるが、その声音には隠しきれない興奮の色があった。
すみれはその様子を見てクスリと笑い、ユキヤの前に立つ。
「でも大きくなり始めてるよ」
すみれはユキヤのモノを掴む。
「くっ・・・」
ユキヤは恥ずかしそうに顔を背ける。
すみれはその反応を楽しむかのようにゆっくりと上下にしごく。
「ねえ、私の手コキ、どうかな?気持ちいい?」
「ふん、全然大したことないな。」
「そっかぁ、じゃあこれはどうかな?」
すみれは浴室に戻って洗面器を持ってくる。
「な、何をする気・・・」
ユキヤは不安げに聞く。
すみれはそれに答えず、ローションの入った洗面器にストッキングを沈める。
たっぷりと水を吸わせた後で絞ると、水滴がポタポタと垂れる。
「なんだよそれ・・・」「んー?なんだろうねぇ?」
すみれは楽しげに言うと、洗面器を傾ける。
ユキヤの股間に向けて、ゆっくり、少しずつ、液体を垂らす。
「や、止めろ!そんなことしたら・・・」
「あれぇ?どうしたのかしら?まだ何も始まってないけどぉ?♡」
ユキヤの言葉など聞こえていないように、すみれは洗面器を傾け続ける。
やがてユキヤの股間はびしょ濡れになる。
「そしてこれを・・・」そういうとすみれは
ローションを含んだストッキングでユキヤのモノの先を包むと左右にこすり始める。
「ひゃあんっ!」
突然の強い刺激に思わず悲鳴を上げるユキヤ。自分でも信じられない声が出た。
さらにすみれは手を休めない。
「ふぁぁぁ・・ひぅン!!」あまりの刺激に何も考えられない。
シュッシュッという音が部屋に響く。すみれの指使いは的確で、
絶妙な力加減で責められる。
「うわっ、すごいねこれ。どんどん硬くなっていくよ。」
「い、いうなっ!・・・あぁぁん!」
すみれの手の動きはさらに加速していく。
「ほら、もうこんなにビクビクしてるじゃん♪」
「くっ・・・はあああっっっ!!!」とんでもない快感が襲うが、
ユキヤはここである異変に気付く。
(こんなに気持ちいいのに・・・イけない?!)
そう、射精できないのだ。
「ど、どうしてだ!?出したいのに・・・ああああっっ!!!」
「ユキヤ君ったら敏感すぎだよ。」
「な、何が・・・っ?!」
「男の子のってね、先だけでなく全部を刺激しないと出せないんだって」
「なっ?!そんなはずは・・・」
「だからね、先っぽだけの刺激だと、この感覚だけがずっと続くんだって」
「そ、それは嫌だっ・・・」
「でしょ?じゃあもっと頑張ってみるしかないよね」
「くっ・・・」ユキヤは歯を食いしばる。しかしそれでも身体の疼きは止まらない。
相変わらず亀頭だけがストッキングで刺激されていく。「んんんんっっっ!!!」
「おちん○んだけじゃ辛いでしょ?ここはどうかな?」
すみれは左手で玉袋を優しく揉みしだいていく。
「ああああああっ!!だめえっ!!」
「どう?ここもすごく感じるでしょ?私に任せてくれれば天国に連れて行ってあげるからね♡」
「はあああんっっ!!!」
「わぁ、可愛い声で鳴くわねぇ♡」
「ち、ちがっっっっ!!」
「はいはい、素直じゃない子にはこうしちゃおうかな」
すみれは右手でカリ首を撫で回す。
「あああっっ!!!」
「やっぱり感じてるんでしょ?」
「やめ・・・て・・・ああぁっ!」
叫びとも喘ぎともつかない声が出続けた。
しかし逃げることも抵抗することも今は出来ない。
「ふふっ、やめてあげない♪」
「くっっっっっっっっっっ」
「それにしてもすごいわねぇ。さっきよりもガチガチになってるわよ?ほんっと変態さんなんだから♡」
「だ・・・だめ・・だってぇぇぇ!」
射精することなく凄まじい刺激だけが続いていく・・・
ただ分かるのはその刺激がこれまでになく気持ちがいいという事だけだった。
(ダメだ・・・これ以上されたら・・・頭が・・・どうにかなる)
暴れ出したくて腕の拘束具がガチャガチャ音を立てる。
もはやユキヤの理性は崩壊寸前だった。

そしてついにその時が訪れる。
今までで一番大きな快感が押し寄せてきた。「ひっ・・・ひぅっぅぅぅ・・・」
うっすらと涙がにじみ始める。
だがやはり射精することはできなかった。この快感には終わりがない。
ユキヤはただ悶えることしかできなかった。
すみれは手を緩めるどころかさらに激しく動かした。

「こんなことしたらどうなるかな?」すみれはおもむろに指先で
ペニスを下からつつつとなぞってみた。
その瞬間、全身を強烈な快楽が駆け巡る。

限界だった。
何もかもが限界だった・・・。

「うっ・・・うくくぅぅぅ・・・」
なんと指先でなぞられただけで盛大に果ててしまった・・・。
「あらら、もう出ちゃったの?まだ本番はこれからなのにね~」
「こっこれはっ・・・違うんだっっ!!」
この状況を見れば、説得力のかけらもない。
「何が違うの?」
「おおお俺はっ!そんな変態なんかじゃねえ!!」
「でも気持ち良かったんでしょ?」すみれが耳元でささやく。
「ちっ違っっ!!!」
「でもこうしたらどうなる?」
すみれはユキヤの男性器の先端部分を人差し指でぐりぐり押し始めた。
「ああっっ!!」
またも絶頂を迎えてしまう。
「ずっと女の子みたいな声出してたのに」
「そ、それはっっ・・・」
「そんなこと言うならもっとこうしちゃうよ」
そう言うとすみれは亀頭をつまむようにして弄り回し始めた。
「ああっっ!!やめっっ!!それっっ!!」ユキヤは再び悶え始めた。
「え?やめたほうがいいの?」「ち、ちがっっ!!」
「じゃあやめない♡」
すみれはカリ首の部分を中心に責め立てた。
「やめて・・・おかしくなる・・・!!!」「ふーん。そうなんだ。」
すみれの手の動きはさらに激しさを増していく。
「だめっ!でるっっっ!!!」

その言葉で出てたのは精液ではなかった・・・

透明な液体が吹き出したのだ。
「えぇ!?これってもしかして・・・潮吹きってやつ?」
「あ、あ、あ・・・」
すみれに見守られる中、それは止まらなかった。
「すごい!男の子でも潮吹きってするんだ・・・」
まるで珍しい生き物でも発見したかのような目ですみれは見る。「うぅ・・・見ないで・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にして目を背けた。
(ローション用にシート敷いといてよかった・・・)と心で思いつつも
「恥ずかしがることなんて無いじゃない。気持ちよかったんでしょう?」と
すみれはユキヤの頭を撫でた。
「きっ気持ちよくなんかっっ!!」
(う、ウソだ!こんなの・・・エロ漫画とかだけの世界だ・・・)
ユキヤは自分の身体に起きたことが信じられなかった。
「それにしても凄い量出たわね・・・」
確かにユキヤが出したのは透明でサラっとした液体だった。しかもかなり大量に出ている。
大型犬用のシートが辛うじてベッドを守ってくれている。
「これは・・・気持ちよかったって返事かな」
すみれは意地悪げにユキヤの耳元で囁いた。
「・・・はい・・・気持ち良かったです・・・」ユキヤは観念して認めた。
「素直に認めればそれで良いのよ。ところでユキちゃんはどこが気持ち良かったの?」
「・・・言わないとダメですか?」
「言ってくれないとわからないもの」
「・・・・・・」ユキヤは黙ってしまった。
「言えないようなところなの?じゃあここかしら」
すみれはユキヤの乳首を摘まみ上げた。「ひぅっ!」思わず声が出る。
そのままコリコリと刺激された。
「ここはどうなのかしら?」
すみれはもう片方の胸を揉みしだいた。
「ああぁっっ!!」
「やっぱり感じてるんじゃない」「そ、それはっっ!!」
ユキヤは必死に否定しようとする。
正直まだ男性器ほど敏感にはなっていないものの、
シチュの異常さで興奮しやすくなっていた。
「正直に言った方が楽になれると思うけど」
すみれはユキヤの耳に息を吹きかけた。
「んっっっ!!!」
それだけでユキヤはビクンと震えた。
「あら?もうイっちゃったの?可愛いわねぇ」「うう・・・」ユキヤの顔は真っ赤になった。
「ほら、続きをしてあげるからこっち向いて」
そう言うとすみれはユキヤを仰向けに寝かせた。
そしてキスをした。舌を絡ませ合う濃厚なものだ。
「ちゅぱ・・・れろぉ・・・んむっ・・・」
すみれはユキヤの股間に手を伸ばし、ゆっくりと上下に動かした。
「くふっ・・・はあっ・・・ううっ・・・」
ユキヤの男性自身は再び硬度を取り戻していった。
「やっぱ気持ちいいのがいいよね。」
すみれは手で優しく包み込むようにユキヤ自身を刺激し続けた。
亀頭とカリ首を中心に責め立てる。
「あぁっ!そんな強くしたら・・・っっ!!ダメッ!!!」ユキヤは再び限界に達しようとしていた。
「我慢しないで出しちゃいなよ。私もユキちゃんの精子飲みたいなー」
すみれはわざとらしく口を開ける。
「ダっメっ・・・ああぁっっ!!!」
ユキヤは射精した。今度は勢いよく白い液が飛び散る。
「はい、ごちそうさま♪」
すみれは手に付いた精液を飲み込んだ。
「うっ・・・」ユキヤはあまりの羞恥に顔を背けた。
「あれ?恥ずかしかった?でもまだまだ元気みたいだけど?」
ユキヤの性器はまだビンビンに勃起していた。
「だって・・・こんなことされたら誰だって・・・」
「それならもっと可愛がってあげないとね」
すみれはユキヤの上に覆いかぶさり、耳元で囁いた。
「次はどこを触ってほしい?」
「えっ!?そ、それはっ!」
「ほら、言わなきゃわからないよ?」
すみれはユキヤの乳首を摘まんだ。
「ひゃっ!!」ユキヤは体を震わせた。
「ここ?それともここかな?それともこれかしら?」
すみれは指先でつつっと脇腹をなぞる。
「ううっ!」ユキヤは身悶えた。
「ねえ、早く教えてくれないかしら」
すみれはユキヤの首筋に吸い付く。
「だ、だからっ・・・そのっ・・・」
「ん~?聞こえないわよ?」
すみれはユキヤの乳首を舐めた。
「あんっっ!!」
「ほら、言ってみて?ユキちゃんのしてほしいところ全部してあげるから」
すみれはユキヤの唇に自分のものを重ねた。
舌を入れられ絡められる。唾液を流し込まれる。
「んむっ・・・ごくっ・・・」ユキヤは抵抗することなく飲み込んでいく。
「ぷはっ・・・」
すみれは口を離した。二人の口から銀色の糸を引く。
「ユキちゃんの味おいしいわ。もっと欲しいわ」
すみれはユキヤにキスをする。舌を入れて貪るように激しく動かす。
「んっ・・・ちゅるっ・・・れろぉ・・・」
ユキヤはされるがままになっている。
(あ、頭がボーっとする・・・)
すみれは一旦離れると、ユキヤの身体に胸を押し当てた。
「どう?私のおっぱい柔らかいでしょ?」
「あっ・・・うん・・・」「ユキちゃんの好きなようにしていいんだよ?ほら」
すみれは自分の胸をユキヤの眼前に持っていく。
「ちょ、ちょっと・・・」
「ほーら、遠慮しないで吸っていいよ」
すみれは両手でユキヤの顔を挟み込み無理やり胸に押し付ける。
「おい・・・」「吸うのは嫌?」
「いや、そういうわけじゃ・・・」
「だったら大人しくしなさい」
すみれはユキヤの頭を撫でる。
「わかった・・・」
ユキヤは観念しすみれの乳首を口に含んだ。
「そうそう、素直が一番だよ」
すみれはユキヤの髪を優しく愛おしそうに撫でる。
母乳こそ出ないが、妙に安心する。ユキヤは一心不乱に乳首をしゃぶる。
「ふふっ、可愛い赤ちゃんみたいね」
「そんなに美味しい?」
「う、うん・・・」
「そうなの、良かった。もっと飲んでもいいよ」
すみれはユキヤを抱き締めた。
「よしよし、良い子にはご褒美をあげないとね」
すみれはユキヤの性器を触った。
「こっちも可愛がってあげる」
「ううっ・・・」
ユキヤは身を捩る。
「もう、暴れちゃダメでしょ」
ユキヤはすみれに組み伏せられた。
「はい、お口開けて」
ユキヤは言われるままに口を開ける。
すみれはユキヤの口に指を入れた。
「んぐっ!?」
「舐めて綺麗にして」
すみれは指を動かす。ユキヤは舌を動かした。「んっ・・・ぴちゃっ・・・」
「上手よ。よくできました」
すみれはユキヤの頬を撫でた。「次は何をして欲しい?」
「そ、それは・・・」
「言ってくれないとわからないよ?ユキちゃんのしてほしいこと全部してあげるから」
「俺のしてほしいこと・・・」
「何?言ってみて」
「その・・・」
「ほら、言わないとお預けにするわよ?」
すみれはユキヤの股間をギュッと握る。
「ひいっ!!」
ユキヤは悲鳴を上げた。
「早く言いなさい。でないと本当にしっちゃかめっちゃかにするわよ?」
「えっと・・・すみれと一緒にイきたい・・・」
ユキヤは恥ずかしそうに言う。
「そっか・・・一緒に気持ちよくなりたかったんだ。」
「うん・・・」
「でも、私だけ先にイクのはいやだよね?だからさ・・・」
すみれはローションを手に取った。
「これ使うね」
「それってまさか・・・」
「大丈夫、怖がらないで。ユキちゃんを傷つけたりはしないから。ほら、力抜いて」
「あ、ああ・・・」
すみれは手にローションを出しユキヤの性器に塗りたくった。
そしてゆっくりと挿入していく。
「あっ・・・!」
「痛かった?」
「いや、ちょっとびっくりしただけだから・・・続けてくれ」
「わかった」
すみれはユキヤにキスをした。舌を絡ませる。ユキヤもそれに応えるようにすみれの唇を吸う。「動くよ」
「うん・・・」
すみれは腰を振り始めた。「あんっ・・・」「うっ・・・」
二人は快感に身を委ねる。
「もし、大学のみんながユキヤがこんなことしてるって知ったらどうなるかな?
特に女の子たちとか」
「そんなの・・・知らないよ」
「きっと幻滅されるだろうねぇ。ユキヤくんは変態だって思われるんじゃない?
それにユキヤのこと好きだった子もいるんでしょ?その子にも嫌われちゃうかも」
「俺は別にいいよ・・・」
「そうなの?」
「俺はすみれに好かれてればそれでいい」
「嬉しいこと言ってくれるじゃない。
じゃあさ、ユキちゃんが私の事大好きって証拠見せてよ」
「どうやって?」
「こうやって」
すみれはユキヤの乳首をつねる。
「うっ・・・」
「ふーん、ユキちゃんはここが弱いんだ」
すみれは執拗に責め続ける。
「私はみんなが知らないユキちゃんの事を全部知ってるんだ。」
最近すみれは興奮していると無意識に『ユキちゃん』呼びになる。
「いつも女の子みたいに泣き叫んでることも、下の毛がないことも、
興奮しすぎて潮吹きしちゃったことも・・・」
話しながらすみれの息が上がっていく。

「あと実はこういうプレイを私よりも楽しみにしてることも」
そう言ってすみれはユキヤの胸のあたりを指でなぞる。
「うぅ・・・」
「もうイキそうになってるでしょ?」
「なんでわかるんだよ!?」
「ユキちゃんの事ならなんでも分かるもん。
ほら、もっと感じさせてあげるからいっぱい出して」
すみれはさらに激しく腰を動かす。
「すみれ・・・俺、イッちまうっ・・・!!」
ユキヤは射精した。
「あぁん・・・ユキちゃんの精液あったかい・・・」
すみれは自分の膣内にユキヤの出したものを感じながら絶頂を迎えた。
「はぁ・・・はぁ・・・」暫く二人の息遣いだけが響く。「すみれ・・・」
「何?ユキちゃん」
「これ外してくれないか?」
「えぇ~、まだだめだよぉ」
「・・・いや、このまま寝落ちしたら、ふたりとも後で大変なことになるぞ」
なんだかんだで二人で大量にローションを使ってしまった。
シャワーでも浴びないと落とせないだろう。
「うーん・・・それもそうだね。分かった」
すみれは拘束具を外す。
「ふぅ・・・」ようやく解放されたユキヤは腕を伸ばす。
そして起き上がりすみれを抱き寄せた。
「わっ!急に抱きつかないでよ!」
「ごめん、でもこうしたかったんだ」
「まったく・・・しょうがないなぁ」
「・・・でもちょっとぬるっとする・・」
「それは言わない約束でしょ」
そうして二人は再び浴室へと向かっていった。

****
翌朝、ユキヤが目を覚ますと、先に起きていたすみれが、何かを読んでいる。
「あ、おはよう、ねぇこの人たち色々と大変なことになってるのにみんなして呑気過ぎない!?」
読んでいるのは昨日ユキヤが図書館で借りてきた本だったようだ。
「お前なぁ・・・人の借りて来た本を勝手に読むなよ!」
「だって暇だもん。それにユキヤがこんなの読んでると思わなかったし。」
「俺は小説とか結構好きなんだよ。」ユキヤが着替えながら答える。
「ねぇ、この人たち色んな大切なものを売り払ってるけど、最後どうなるの?!」
「・・・最後まで読みゃわかるよ」
詰め寄るすみれにユキヤがあくびまじりに返す。
「じゃあ教えてよ」「だから自分で読めって」
「ケチ」「ケチじゃないです・・・ってお前は騒がないと本も読めんのか。」
「うぐぅ・・・」すみれのそんな様子を見てため息をつきながら
「・・・やっぱお前を図書館に連れて行くのやめるわ。」「えーなんで?!」
「怒られるわ!俺が!」
結局この後すみれが図書館に行くことはなかった。

おわり
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