22 / 39
22.こいつはやべえ
しおりを挟む
確かにこいつはドラゴンと表現するには異質に過ぎる。
何と言えばいいのか。竜とワニを掛け合わせた……いや違うな。
ドラゴンの特徴は硬い鱗と翼に長い尻尾である。だけどこいつは赤銅色の鱗こそドラゴンに似ているが、翼は生えていない。
引き締まった足と太い尻尾。短い前脚には爪を備えているものの、全身のバランスからすると前肢が短か過ぎて歪な感じがする。
そうか、大きな頭と重たそうな巨大な牙が前の重さとして、後ろは太く長い尻尾の重さでバランスを取っているのかもしれん。
全長は15メートルを優に超え、頭頂部から背中にかけて黒い稲妻のようなものがバチバチとしている。
何だこいつは? 何なのだこの生物は。
今まで感じたことのないような本能的な怖気を覚える。
口から涎をダラダラ垂らし、涎が付着した地面からは煙があがっていた。
<コズミックフォージは完全で完璧だ。しかし、この生物だけは理解できぬ。転移の仕組みによる事故なのだろうか。この生物はこの世界の生物ではない。こんなものがいてはならない>
「誰だ!」
頭の中に低い男の嘆く声が響く。
呼びかけるも、俺の言葉など聞いちゃいないのか、声は勝手に自分の言いたいことをたれ流し続ける。
<暴竜。いや暴帝竜とでも名付けようか。異次元より出でた暴帝竜は飢えている。常に飢え続けている。魔力の奔流が水に合わないのだろう>
「どこから喋っている!」
「ウィレム。さっきから一体どうしたんだい? 君らしくもない。竜もどきは怒りに震えているように見える。もう爆発寸前というところだよ」
ハールーンの声にハッとなった。
謎の声に構っている暇などない! 今は目の前にいる暴帝竜なる禍々しいモンスターを何とかしなきゃならん。
「こいつは相当ヤバい。剣が通るかも分からん。ベルベットとハールーンはこいつから距離を取ってくれ。ひきつける」
「こんなのと相手をするの? ウィレム。無理よ。どれだけ無理と言ったら、そうね、無理よ。だから、逃亡よ」
「それでいい。ベルベット。あ、スライムは?」
「僕が連れている」
ぷるるんとハールーンの懐から飛び出たスライムは俺の肩にちょこんと乗っかった。
おいおい、「一緒に逃げてくれよ」との意思を込めてスライムをつんと指先で突っつくが、どうもこのスライム、俺の肩から離れんと主張している。
ナイフの雨でも傷がつかなかった彼なら、俺よりは平気かもな。
『グルウウウアアアアア!』
叫ぶと共に暴帝竜が右後脚を大きく振り上げ、思いっきり地面に叩きつけた。
一瞬体が浮き上がり、奴の足もとの土がへこんでいるじゃないか。この場所は砂地だから、柔らかいとはいえ数十センチ以上、足が沈み込んでいるぞ。
しかも、この衝撃……奴のパワーは規格外過ぎるだろ!
超筋力なんて目じゃないぞ。
俺たちと体格差があるとはいえ、スケルタルドレイクと同程度の大きさじゃないか。スケルタルドレイクはタフではあったが、常識外れのパワーは持っていなかった。
内包する力がスケルタルドレイクと暴帝竜ではまるで異なる。
「早く!」
叫びつつ、刀の柄にそっと手をかけた。
いつでも引き抜けるように、やっと咆哮による体のシビレもとれてきたことだしな……。
お手並み拝見といきますか。
前へ踏み出し、暴帝竜との距離を一気に詰める。
残り一メートル。
刀を握り、まだだ。まだ抜かない。万が一の時は超敏捷かディフレクトで……いや、ディフレクトで相手の圧倒的なパワーを弾けるとは思えん。
ディフレクトはどんな体勢でも一瞬にして防御体勢を取ってくれる優秀なスペシャルムーブだ。
だけど、ディフレクトは受け止めるか受け流すことしかできない。
極端な話、俺が遥か上空から落下してディフレクトを使って何とかしようとしても地面にぶつかる力を受け流すことはできないだろ?
足踏みで地面が揺れるような相手の攻撃を受け流せば……数十メートル体が吹き飛ぶ。
よっしそれはらこれでどうだ。巨体だけに細かい動作は得意じゃないだろ。
奴の懐に潜り込む。
小うるさい子虫に対し、奴は右後脚を少しだけ動かすがこの速度なら十分対応可能だ。
対する俺は刀を抜き。奴の足元を斬りつけた。
カアアアン。
硬ってえええ。硬すぎる。刀が折れなくてよかった。手がジンジンする!
一方の暴帝竜は無傷。俺の攻撃だと蚊に刺されたほどのダメージさえ入ってない。
当たったことも分からないほどなんじゃないか?
「な……」
違う。あいつが脚を動かしたのは俺を迎撃するためじゃなかった。
そう。微妙に動かした脚を軸にして暴帝竜が尻尾を振り上げ、地面に叩きつけたのだ。
ドオオオン。
脚の時とは比べものにならないほど地面が揺れ、尻餅をついてしまった。
そこへ奴が前脚を伸ばす。
ぐ、ぐうう。刀を握っているので超敏捷を使うに間に合わん。
一か八か! きっと、いける。
「流水!」
刀を握ったまま両手をクロスさせる動作をトレース。流水はスライムから読み取って記憶した動作だ。
次の瞬間、暴帝竜の爪先が俺の腕にまともにぶち当たった。
しかし、俺には何ら衝撃がなく、暴帝竜の脚もピタリと動きが止まる。
「助かったよ。スライム」
肩にピタリと張り付いたスライムに感謝の言葉を述べつつも、立ち上がり暴帝竜と距離を取ることができた。
スライムといえば、ぷるるんと震えているばかり。
「あれは今の僕らじゃ何ともできないね」
「ハールーン! まだいたのか?」
「いたよ。ウィレム。僕を抱えてもらえるかい? 途中でベルベットも回収してくれると助かる」
「分かった。何をしたいのかも分かった。ハールーンは平気か?」
「問題ないよ。魔力だけは以前のままだからね」
よっし。
ん、暴帝竜は追ってこようともしないな。
それならそれで楽に逃走できるってものだが。
「ウィレム。急ぐんだ。魔力が竜もどきの口元に集まってきている」
魔力の流れってものは俺に分からないけど、背中の黒い稲妻が膨れ上がってきているのが見て取れた。
追うのではなく、一気にこっちを仕留めようって腹か。
「超敏捷!」
奴が大きく口を開けた時、世界が停止する。
暴帝竜の口元には凝縮された黒い稲妻が見えた。
おっと、観察している場合ではない。
ハールーンを抱っこして、くるりと暴帝竜から背を向ける。
あと、三、二、一……。
彼女を急ぎ下ろし、再度構える。
「ハールーン。俺に後ろからしがみついてくれ」
「分かった」
「超敏捷!」
後ろから物凄い音が鳴り響いた時に再び停止した時間に突入した。
ベルベットは、お、もうあんなところまで逃げていたのか。中々早いな。
既に暴帝竜との距離は200メートルほど。
丁度ベルベットのところまで来た時に、超敏捷の効果が切れた。
「ハアハア……」
「トランスファー」
「お、おおおお」
「感動している場合ではないよ。もう黒いブレスがくる」
「ベルベット。どこでもいいから俺にしがみつけ!」
「あいさいさー」
結局、ハールーンを肩車してベルベットが俺の背中にしがみつく体勢になる。
ブレスが来た!
これだけ距離があれば……やべえええ。
「超敏捷!」
探せ、探せ。
退避できる場所を。
何と言えばいいのか。竜とワニを掛け合わせた……いや違うな。
ドラゴンの特徴は硬い鱗と翼に長い尻尾である。だけどこいつは赤銅色の鱗こそドラゴンに似ているが、翼は生えていない。
引き締まった足と太い尻尾。短い前脚には爪を備えているものの、全身のバランスからすると前肢が短か過ぎて歪な感じがする。
そうか、大きな頭と重たそうな巨大な牙が前の重さとして、後ろは太く長い尻尾の重さでバランスを取っているのかもしれん。
全長は15メートルを優に超え、頭頂部から背中にかけて黒い稲妻のようなものがバチバチとしている。
何だこいつは? 何なのだこの生物は。
今まで感じたことのないような本能的な怖気を覚える。
口から涎をダラダラ垂らし、涎が付着した地面からは煙があがっていた。
<コズミックフォージは完全で完璧だ。しかし、この生物だけは理解できぬ。転移の仕組みによる事故なのだろうか。この生物はこの世界の生物ではない。こんなものがいてはならない>
「誰だ!」
頭の中に低い男の嘆く声が響く。
呼びかけるも、俺の言葉など聞いちゃいないのか、声は勝手に自分の言いたいことをたれ流し続ける。
<暴竜。いや暴帝竜とでも名付けようか。異次元より出でた暴帝竜は飢えている。常に飢え続けている。魔力の奔流が水に合わないのだろう>
「どこから喋っている!」
「ウィレム。さっきから一体どうしたんだい? 君らしくもない。竜もどきは怒りに震えているように見える。もう爆発寸前というところだよ」
ハールーンの声にハッとなった。
謎の声に構っている暇などない! 今は目の前にいる暴帝竜なる禍々しいモンスターを何とかしなきゃならん。
「こいつは相当ヤバい。剣が通るかも分からん。ベルベットとハールーンはこいつから距離を取ってくれ。ひきつける」
「こんなのと相手をするの? ウィレム。無理よ。どれだけ無理と言ったら、そうね、無理よ。だから、逃亡よ」
「それでいい。ベルベット。あ、スライムは?」
「僕が連れている」
ぷるるんとハールーンの懐から飛び出たスライムは俺の肩にちょこんと乗っかった。
おいおい、「一緒に逃げてくれよ」との意思を込めてスライムをつんと指先で突っつくが、どうもこのスライム、俺の肩から離れんと主張している。
ナイフの雨でも傷がつかなかった彼なら、俺よりは平気かもな。
『グルウウウアアアアア!』
叫ぶと共に暴帝竜が右後脚を大きく振り上げ、思いっきり地面に叩きつけた。
一瞬体が浮き上がり、奴の足もとの土がへこんでいるじゃないか。この場所は砂地だから、柔らかいとはいえ数十センチ以上、足が沈み込んでいるぞ。
しかも、この衝撃……奴のパワーは規格外過ぎるだろ!
超筋力なんて目じゃないぞ。
俺たちと体格差があるとはいえ、スケルタルドレイクと同程度の大きさじゃないか。スケルタルドレイクはタフではあったが、常識外れのパワーは持っていなかった。
内包する力がスケルタルドレイクと暴帝竜ではまるで異なる。
「早く!」
叫びつつ、刀の柄にそっと手をかけた。
いつでも引き抜けるように、やっと咆哮による体のシビレもとれてきたことだしな……。
お手並み拝見といきますか。
前へ踏み出し、暴帝竜との距離を一気に詰める。
残り一メートル。
刀を握り、まだだ。まだ抜かない。万が一の時は超敏捷かディフレクトで……いや、ディフレクトで相手の圧倒的なパワーを弾けるとは思えん。
ディフレクトはどんな体勢でも一瞬にして防御体勢を取ってくれる優秀なスペシャルムーブだ。
だけど、ディフレクトは受け止めるか受け流すことしかできない。
極端な話、俺が遥か上空から落下してディフレクトを使って何とかしようとしても地面にぶつかる力を受け流すことはできないだろ?
足踏みで地面が揺れるような相手の攻撃を受け流せば……数十メートル体が吹き飛ぶ。
よっしそれはらこれでどうだ。巨体だけに細かい動作は得意じゃないだろ。
奴の懐に潜り込む。
小うるさい子虫に対し、奴は右後脚を少しだけ動かすがこの速度なら十分対応可能だ。
対する俺は刀を抜き。奴の足元を斬りつけた。
カアアアン。
硬ってえええ。硬すぎる。刀が折れなくてよかった。手がジンジンする!
一方の暴帝竜は無傷。俺の攻撃だと蚊に刺されたほどのダメージさえ入ってない。
当たったことも分からないほどなんじゃないか?
「な……」
違う。あいつが脚を動かしたのは俺を迎撃するためじゃなかった。
そう。微妙に動かした脚を軸にして暴帝竜が尻尾を振り上げ、地面に叩きつけたのだ。
ドオオオン。
脚の時とは比べものにならないほど地面が揺れ、尻餅をついてしまった。
そこへ奴が前脚を伸ばす。
ぐ、ぐうう。刀を握っているので超敏捷を使うに間に合わん。
一か八か! きっと、いける。
「流水!」
刀を握ったまま両手をクロスさせる動作をトレース。流水はスライムから読み取って記憶した動作だ。
次の瞬間、暴帝竜の爪先が俺の腕にまともにぶち当たった。
しかし、俺には何ら衝撃がなく、暴帝竜の脚もピタリと動きが止まる。
「助かったよ。スライム」
肩にピタリと張り付いたスライムに感謝の言葉を述べつつも、立ち上がり暴帝竜と距離を取ることができた。
スライムといえば、ぷるるんと震えているばかり。
「あれは今の僕らじゃ何ともできないね」
「ハールーン! まだいたのか?」
「いたよ。ウィレム。僕を抱えてもらえるかい? 途中でベルベットも回収してくれると助かる」
「分かった。何をしたいのかも分かった。ハールーンは平気か?」
「問題ないよ。魔力だけは以前のままだからね」
よっし。
ん、暴帝竜は追ってこようともしないな。
それならそれで楽に逃走できるってものだが。
「ウィレム。急ぐんだ。魔力が竜もどきの口元に集まってきている」
魔力の流れってものは俺に分からないけど、背中の黒い稲妻が膨れ上がってきているのが見て取れた。
追うのではなく、一気にこっちを仕留めようって腹か。
「超敏捷!」
奴が大きく口を開けた時、世界が停止する。
暴帝竜の口元には凝縮された黒い稲妻が見えた。
おっと、観察している場合ではない。
ハールーンを抱っこして、くるりと暴帝竜から背を向ける。
あと、三、二、一……。
彼女を急ぎ下ろし、再度構える。
「ハールーン。俺に後ろからしがみついてくれ」
「分かった」
「超敏捷!」
後ろから物凄い音が鳴り響いた時に再び停止した時間に突入した。
ベルベットは、お、もうあんなところまで逃げていたのか。中々早いな。
既に暴帝竜との距離は200メートルほど。
丁度ベルベットのところまで来た時に、超敏捷の効果が切れた。
「ハアハア……」
「トランスファー」
「お、おおおお」
「感動している場合ではないよ。もう黒いブレスがくる」
「ベルベット。どこでもいいから俺にしがみつけ!」
「あいさいさー」
結局、ハールーンを肩車してベルベットが俺の背中にしがみつく体勢になる。
ブレスが来た!
これだけ距離があれば……やべえええ。
「超敏捷!」
探せ、探せ。
退避できる場所を。
2
あなたにおすすめの小説
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
【土壌改良】で死の荒野がSランク農園に!食べただけでレベルアップする野菜で、世界最強ギルド設立
黒崎隼人
ファンタジー
「え? これ、ただのトマトですよ?」
「いいえ、それは食べただけで魔力が全回復する『神の果実』です!」
ブラック企業で働き詰めだった青年は、異世界の名門貴族の三男・ノアとして転生する。
しかし、授かったスキルは【土壌改良】という地味なもの。
「攻撃魔法も使えない役立たず」と罵られ、魔物すら寄り付かない死の荒野へ追放されてしまう。
だが、彼らは知らなかった。
ノアのスキルは、現代の農業知識と合わせることで、荒れ果てた土地を「Sランク食材」が溢れる楽園に変えるチート能力だったことを!
伝説の魔獣(もふもふ)をキュウリ一本で手懐け、行き倒れた天才エルフを極上スープで救い出し、気づけば荒野には巨大な「農業ギルド」が誕生していた。
これは、本人がただ美味しい野菜を作ってのんびり暮らしたいだけなのに、周囲からは「世界を救う大賢者」と崇められてしまう、無自覚・最強の農業ファンタジー!
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。
復讐完遂者は吸収スキルを駆使して成り上がる 〜さあ、自分を裏切った初恋の相手へ復讐を始めよう〜
サイダーボウイ
ファンタジー
「気安く私の名前を呼ばないで! そうやってこれまでも私に付きまとって……ずっと鬱陶しかったのよ!」
孤児院出身のナードは、初恋の相手セシリアからそう吐き捨てられ、パーティーを追放されてしまう。
淡い恋心を粉々に打ち砕かれたナードは失意のどん底に。
だが、ナードには、病弱な妹ノエルの生活費を稼ぐために、冒険者を続けなければならないという理由があった。
1人決死の覚悟でダンジョンに挑むナード。
スライム相手に死にかけるも、その最中、ユニークスキル【アブソープション】が覚醒する。
それは、敵のLPを吸収できるという世界の掟すらも変えてしまうスキルだった。
それからナードは毎日ダンジョンへ入り、敵のLPを吸収し続けた。
増やしたLPを消費して、魔法やスキルを習得しつつ、ナードはどんどん強くなっていく。
一方その頃、セシリアのパーティーでは仲間割れが起こっていた。
冒険者ギルドでの評判も地に落ち、セシリアは徐々に追いつめられていくことに……。
これは、やがて勇者と呼ばれる青年が、チートスキルを駆使して最強へと成り上がり、自分を裏切った初恋の相手に復讐を果たすまでの物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる