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34.来襲
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ゾワリとイブロの背筋に寒気が走る。
紅目にではない。しかし、イブロは紅目と対峙せねばならなかった。もう紅目はいつでもイブロ達を強襲できる位置にまで迫っていたのだから……。
「イブロ、左目が来たよ」
「ぐ……なんだと……」
紅目から目線を外し前方へ目を凝らすと、イブロの全身が総毛だつ。只の人ならば、恐怖から膝が震えるだろう。熟練した探索者ならば最大の警戒を払いつつ逃げる道を探る。
しかし、イブロの胸に去来した感情は憤怒。それだけだった。もうイブロには紅目のことなど頭に入らない。目の前の存在へ対する意識だけに塗りつぶされていく……。
あいつは、あれこそは邪龍。
全長十八メートルほど。剣を易々と弾く硬質な青い鱗にどっしりとした体を持ち、短い腕には鋭いかぎ爪を備える。一目睨まれると並みの生物なら身動きができなくなるほどの威厳を持つ存在感……。
口からは鋭い牙が生えそろい、どこか精悍さを感じさせる顔。その全てを記憶している。この龍は間違いなく、イブロが唯一戦ったことのある龍だ。
そう、彼の親友の命を奪い、イブロが取り逃がした龍に違いない。
「イブロ、大丈夫?」
しかし、チハルの声がイブロを意識の沸騰から呼び戻す。
そうだ。自分の目的は何だったんだ? 邪龍に対する復讐か? 違う。
チハルを護ることだ。
イブロの頭が冷えていく、集中し自身を研ぎ澄ませる。状況はこれまでにないほど危機的状況。かつて様々なモンスターと対峙してきたイブロであるが、飛竜と邪龍のコンビは初の経験だ。
何とかして脱出し、体勢を整えるか? 否。邪龍が「左目」を持つ限り戦闘は避けることができない。
考えろ、神経を研ぎ澄ませろ。イブロは自身を叱咤する。
すぐにイブロは一縷の可能性を探り当てた。蜘蛛の糸のように細い希望ではあるのだが……。
「邪龍! 人間一人相手に飛竜も連れて戦うのか?」
あえてここは邪龍を挑発する。これしかない。
イブロは邪龍と対峙したからこそ知っている。邪龍は人の言葉を理解し、人の言葉を操ることができるのだ。他のモンスターには無い高い知力を持つ龍だからこそなせる技。
そして、邪龍は誇り高い。自分こそが最強の生物だという自負があるのだ。そこを突く。
『人の子よ。ここが龍の巣と知っての事か』
腹に響く邪龍の声が応じる。一方、紅目は空中にとどまったまま動く様子はない。
「知っている。俺には……いや俺たちには目的がある。だから、ここへ来た」
『生きとし生けるもの全て、龍の巣へ入った者の末路は知っておろう? 今ならその勇気に免じ、見逃してやらんことはない』
まさに王者の言葉。邪龍は尊大な物言いをする実力を兼ね備えているのだから、これが当然なのだろう。
「ではあの飛竜は何なんだ? 龍の巣にいるようだが?」
『あやつは儂のペットよ。お主はそうではなかろう?』
邪龍の咆哮が響き渡る。これはきっとこちらを嘲笑しているのだとイブロは思う。
どうする? このまま邪龍に当たるか。邪龍だけでも今のイブロには荷が重い。あの時、友人と二人でようやく戦いになったほどなのだから……。
『御託は終わりにしよう。さらばだ人の子よ。せっかく儂が慈悲を与えてやったというのにな』
イブロが次の言葉を迷っている間にも邪龍はそう呟くと、口元から青白い炎がチリチリと噴出してくる。
あれは邪龍のブレス……あれを受けることは不可能。躱すしか方法はない。しかし、今イブロの後ろにはチハルの乗った馬車があるのだ。
「チハル! 馬車から全速力で離れろ!」
イブロは叫ぶ。
――その時、この緊張した場にそぐわない穏やかで心温まる旋律が紡がれていく。
「ピースメイキング……」
イブロは呟いた。ここにアクセルはいない。となると、奏でているのはチハルか。
「大丈夫だよ。イブロ。ちゃんと記録しているから」
リュートを弾きながら御者台に出て来たチハルはにへーっと笑みを浮かべる。
確かにピースメイキングはイブロに効果を及ぼしていた。これほど緊迫した場面なのにイブロはカルディアンを持つ手に力が入らなくなっている。
心は木漏れ日で昼寝をしているかのように落ち着き、彼からおよそ戦闘行為を行おうという気力を全て削いでいたのだから。
『こ、この旋律は……何だ。儂はこのような感情を知らぬ』
茫然とした邪龍の声。
声が耳に入り、ハッとして邪龍の様子を伺ったイブロは胸を撫でおろす。
邪龍の口元にあった炎の塊は飛散しており、背中の蝙蝠のような羽も畳まれ振り上げた腕も降ろされていた。
飛竜に至っては、地に降り立ち寝そべりはじめている。
「龍さんでいいのかな? わたしの左目を持ってる?」
チハルは親しい人に尋ねるように邪龍に問いかけた。
『左目? そのような物は持っておらぬ。今所持しておるのは宝石だけだ』
なんと邪龍が普通に会話を返したのだ。
これこそピースメイキングの真の効果だとイブロは思う。誰からも闘争心を奪い、穏やかな気持ちにさせる。その結果、会話が成立するようになるのだ。
「それは私の目なんだ。イブロ、眼帯を外してもらってもいいかな?」
チハルは演奏のため両手が離せない。イブロは御者台に登るとチハルの眼帯を外す。露わになるチハルの虚ろな左の眼窩。
『お主の目と大きさが違うようだが?』
邪龍がパチリとかぎ爪をすり合わせると、ポトリと龍の手の平へ透明感のあるスカイブルーの宝玉が落ちて来た。
邪龍は手を下に持ってくると、チハルへ見えるように手の平を傾ける。
「それだよ。龍さん、それわたしのなんだ」
『ふむ。渡すには条件がある。よいか?』
「なんだろう?」
『その音色、夜にまた聞かせてくれぬか? 食事をしながら聞きたいのだ』
「もちろんだよ」
『では、儂の巣まで来るがいい。待っておる。お主の目はその時に渡そう』
「うん」
イブロはチハルと邪龍の会話を聞きながら、驚きで開いた口が塞がらない。まさか、あの邪龍が矮小なチハルへあっさりと自らの宝物を与えるとは。
臆せず邪龍へ言葉を連ねるチハルにも邪龍以上にイブロは驚愕していた。
邪龍は自らの言葉通り、踵を返し紅目を引き連れて去って行く。
一方のチハルは邪龍たちの姿が完全に見えなくなってもしばらくの間、演奏を続けていた。
「チハル、すごいじゃないか。完璧なピースメイキングだった」
「うんー、褒めてー」
チハルは無邪気にイブロへ頭を差し出してくる。対するイブロは変わらないチハルの態度に口元を綻ばせ彼女の頭を撫でるのだった。
「邪龍は夜に来いと言っていたな。どうする? チハル」
「ここで待つのがいいのかな?」
「そうだな、ここも龍の巣の一部みたいだが、邪龍が言っているのは自分が寝そべる場所だろう」
だからそう遠くないはずだ。とイブロは続けようとしたがすぐにある事実を思い出す。
「大丈夫だよ、イブロ。場所は分かるよ」
そうだった。未だチハルの左目は邪龍が所持している。だから、位置の捕捉は可能なのだ。
「邪龍が歩みを止めた場所が寝床だろう。とりあえず……ここで昼にするか」
「うん」
食べ終わる頃には邪龍は寝床についているだろう……。イブロとチハルは昼食の準備に取り掛かったのだった。
彼の予想通り、昼食後に邪龍の動きは止まり寝床の場所を特定することができる。どうやらそれほど遠くない位置のようだ。
馬車でおよそ三十分かからないくらいだろうか……。その結果を受けて、イブロ達は日が暮れるまでこの場に留まることを決める。
紅目にではない。しかし、イブロは紅目と対峙せねばならなかった。もう紅目はいつでもイブロ達を強襲できる位置にまで迫っていたのだから……。
「イブロ、左目が来たよ」
「ぐ……なんだと……」
紅目から目線を外し前方へ目を凝らすと、イブロの全身が総毛だつ。只の人ならば、恐怖から膝が震えるだろう。熟練した探索者ならば最大の警戒を払いつつ逃げる道を探る。
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あいつは、あれこそは邪龍。
全長十八メートルほど。剣を易々と弾く硬質な青い鱗にどっしりとした体を持ち、短い腕には鋭いかぎ爪を備える。一目睨まれると並みの生物なら身動きができなくなるほどの威厳を持つ存在感……。
口からは鋭い牙が生えそろい、どこか精悍さを感じさせる顔。その全てを記憶している。この龍は間違いなく、イブロが唯一戦ったことのある龍だ。
そう、彼の親友の命を奪い、イブロが取り逃がした龍に違いない。
「イブロ、大丈夫?」
しかし、チハルの声がイブロを意識の沸騰から呼び戻す。
そうだ。自分の目的は何だったんだ? 邪龍に対する復讐か? 違う。
チハルを護ることだ。
イブロの頭が冷えていく、集中し自身を研ぎ澄ませる。状況はこれまでにないほど危機的状況。かつて様々なモンスターと対峙してきたイブロであるが、飛竜と邪龍のコンビは初の経験だ。
何とかして脱出し、体勢を整えるか? 否。邪龍が「左目」を持つ限り戦闘は避けることができない。
考えろ、神経を研ぎ澄ませろ。イブロは自身を叱咤する。
すぐにイブロは一縷の可能性を探り当てた。蜘蛛の糸のように細い希望ではあるのだが……。
「邪龍! 人間一人相手に飛竜も連れて戦うのか?」
あえてここは邪龍を挑発する。これしかない。
イブロは邪龍と対峙したからこそ知っている。邪龍は人の言葉を理解し、人の言葉を操ることができるのだ。他のモンスターには無い高い知力を持つ龍だからこそなせる技。
そして、邪龍は誇り高い。自分こそが最強の生物だという自負があるのだ。そこを突く。
『人の子よ。ここが龍の巣と知っての事か』
腹に響く邪龍の声が応じる。一方、紅目は空中にとどまったまま動く様子はない。
「知っている。俺には……いや俺たちには目的がある。だから、ここへ来た」
『生きとし生けるもの全て、龍の巣へ入った者の末路は知っておろう? 今ならその勇気に免じ、見逃してやらんことはない』
まさに王者の言葉。邪龍は尊大な物言いをする実力を兼ね備えているのだから、これが当然なのだろう。
「ではあの飛竜は何なんだ? 龍の巣にいるようだが?」
『あやつは儂のペットよ。お主はそうではなかろう?』
邪龍の咆哮が響き渡る。これはきっとこちらを嘲笑しているのだとイブロは思う。
どうする? このまま邪龍に当たるか。邪龍だけでも今のイブロには荷が重い。あの時、友人と二人でようやく戦いになったほどなのだから……。
『御託は終わりにしよう。さらばだ人の子よ。せっかく儂が慈悲を与えてやったというのにな』
イブロが次の言葉を迷っている間にも邪龍はそう呟くと、口元から青白い炎がチリチリと噴出してくる。
あれは邪龍のブレス……あれを受けることは不可能。躱すしか方法はない。しかし、今イブロの後ろにはチハルの乗った馬車があるのだ。
「チハル! 馬車から全速力で離れろ!」
イブロは叫ぶ。
――その時、この緊張した場にそぐわない穏やかで心温まる旋律が紡がれていく。
「ピースメイキング……」
イブロは呟いた。ここにアクセルはいない。となると、奏でているのはチハルか。
「大丈夫だよ。イブロ。ちゃんと記録しているから」
リュートを弾きながら御者台に出て来たチハルはにへーっと笑みを浮かべる。
確かにピースメイキングはイブロに効果を及ぼしていた。これほど緊迫した場面なのにイブロはカルディアンを持つ手に力が入らなくなっている。
心は木漏れ日で昼寝をしているかのように落ち着き、彼からおよそ戦闘行為を行おうという気力を全て削いでいたのだから。
『こ、この旋律は……何だ。儂はこのような感情を知らぬ』
茫然とした邪龍の声。
声が耳に入り、ハッとして邪龍の様子を伺ったイブロは胸を撫でおろす。
邪龍の口元にあった炎の塊は飛散しており、背中の蝙蝠のような羽も畳まれ振り上げた腕も降ろされていた。
飛竜に至っては、地に降り立ち寝そべりはじめている。
「龍さんでいいのかな? わたしの左目を持ってる?」
チハルは親しい人に尋ねるように邪龍に問いかけた。
『左目? そのような物は持っておらぬ。今所持しておるのは宝石だけだ』
なんと邪龍が普通に会話を返したのだ。
これこそピースメイキングの真の効果だとイブロは思う。誰からも闘争心を奪い、穏やかな気持ちにさせる。その結果、会話が成立するようになるのだ。
「それは私の目なんだ。イブロ、眼帯を外してもらってもいいかな?」
チハルは演奏のため両手が離せない。イブロは御者台に登るとチハルの眼帯を外す。露わになるチハルの虚ろな左の眼窩。
『お主の目と大きさが違うようだが?』
邪龍がパチリとかぎ爪をすり合わせると、ポトリと龍の手の平へ透明感のあるスカイブルーの宝玉が落ちて来た。
邪龍は手を下に持ってくると、チハルへ見えるように手の平を傾ける。
「それだよ。龍さん、それわたしのなんだ」
『ふむ。渡すには条件がある。よいか?』
「なんだろう?」
『その音色、夜にまた聞かせてくれぬか? 食事をしながら聞きたいのだ』
「もちろんだよ」
『では、儂の巣まで来るがいい。待っておる。お主の目はその時に渡そう』
「うん」
イブロはチハルと邪龍の会話を聞きながら、驚きで開いた口が塞がらない。まさか、あの邪龍が矮小なチハルへあっさりと自らの宝物を与えるとは。
臆せず邪龍へ言葉を連ねるチハルにも邪龍以上にイブロは驚愕していた。
邪龍は自らの言葉通り、踵を返し紅目を引き連れて去って行く。
一方のチハルは邪龍たちの姿が完全に見えなくなってもしばらくの間、演奏を続けていた。
「チハル、すごいじゃないか。完璧なピースメイキングだった」
「うんー、褒めてー」
チハルは無邪気にイブロへ頭を差し出してくる。対するイブロは変わらないチハルの態度に口元を綻ばせ彼女の頭を撫でるのだった。
「邪龍は夜に来いと言っていたな。どうする? チハル」
「ここで待つのがいいのかな?」
「そうだな、ここも龍の巣の一部みたいだが、邪龍が言っているのは自分が寝そべる場所だろう」
だからそう遠くないはずだ。とイブロは続けようとしたがすぐにある事実を思い出す。
「大丈夫だよ、イブロ。場所は分かるよ」
そうだった。未だチハルの左目は邪龍が所持している。だから、位置の捕捉は可能なのだ。
「邪龍が歩みを止めた場所が寝床だろう。とりあえず……ここで昼にするか」
「うん」
食べ終わる頃には邪龍は寝床についているだろう……。イブロとチハルは昼食の準備に取り掛かったのだった。
彼の予想通り、昼食後に邪龍の動きは止まり寝床の場所を特定することができる。どうやらそれほど遠くない位置のようだ。
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