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22.ウサギさんがいっぱいで倒れそう
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『さすがドラゴニュートの姉さんだねえ!』
赤髪ロングに黒の眼帯を装着した美女がカラカラと笑う。
黒を基調としたコートに革のブーツ、俺と同じくらいの身長がある彼女はまるでどこぞの海賊のよう。
眼帯にはドクロマークが描かれているし、これで鍛冶職人というのだから驚く。
見た目といえば、俺も大概だよな。ジャージの上からローブで「冒険者っす」って言ってんだから。
癒しのウサルンのお店と違って、彼女には俺の言葉が通じない。
なので、交渉事は全てベルヴァに任せている。ところどころで聞く「ドラゴニュートすごい」について言葉のマジックアイテムを手に入れたら彼女にでも尋ねてみたい。
ベルヴァだと謙遜して「私なんてとても」と応えて何も分からないんだよね。
冒険者ギルド、宿、ウサルンの店、そして鍛冶屋とドラゴニュートであるということは高いステータスとなっている。
察するに優れた戦闘民族ぽい感じなのだけど、ドラゴニュートというだけでそう見られるのは辛いと思うんだ。
なのでできればベルヴァには矢面に立たせたくない。そう言う意味でも言葉のマジックアイテムは必須である。
『アーマーベアの装甲は3万ゴルダってところだね。綺麗な状態だったら一式で8万ゴルダってところかね』
熊には右ストレートを打ち込んで倒したんだよな。頭の装甲が半分以上粉々になってしまっていた。
それでも3万ゴルダとはウハウハじゃないか。
ベルヴァに目くばせして、了解の意を示す。まさか熊の装甲だけで目標金額に到達するとは思ってなかったけど、道中倒したモンスターの素材は全て売ってしまおう。
族長の許可証で取引できるのは一回限りだからね。
もちろん、今ここでアイテムボックスから取り出すわけじゃないぞ。鍛冶屋に入る前に出してきている。
ベルヴァは大きな袋からイノシシの角を取り出す。
『ほお。ツインボアかい。アーマーベアにツインボア。どちらもBランクパーティじゃ苦戦するレベルだよ。それを一人でとはさすがだね』
女海賊……じゃない、鍛冶の店主がホクホク顔でそう言った。
「ヨシタツ様が」と言わんとしているベルヴァを宥め、曖昧に頷かせる。
『いや、まだです』
続いては翼だ。空を飛んでいた蛇がいただろ。鱗もとっておこうかと思ったのだけど、剥ぎ取るのが大変で駄竜のブレスでこんがり焼いてしまったのだ。
ベルヴァが翼をカウンターに置くと、鍛冶の店主の顔が固まる。
革手袋をはめた指先を震わせ、息を呑む彼女。
『こ、こいつは、スカイヒュドラの翼じゃないかい! 冒険者ギルドに依頼を出していたんだよ! こっちはアーマーベアと違って綺麗な状態だね。ありがたい!』
『丸ごと買い取って頂けるのでしょうか?』
『もちろんだよ! スカイヒュドラはAランクパーティでも難儀する相手だからね。なかなか手に入らなくてさ。みんな欲しがるんだよ』
『そうなのですか。武器にもなりそうにありませんし。装飾品ですか?』
『こいつを加工して鎧に仕込むと鎧が軽くなるのさ。おっと、横道にそれちまったね。ツインボアの角が1万ゴルダ。スカイヒュドラの翼は15万ゴルダでどうだい?』
『それでお願いします』
ガジガジ。
ベルヴァと店主のやり取りを見守っているというのに、駄竜が俺の脛をかじってきた。
何だよもう。俺のジャージに穴が開くだろうが。
仕方ないので抱き上げて、彼の耳元に口をやる。
『お主、ふかふかを売るのか?』
「まさかあんな値段になるとは思ってなくてな。とっててよかった」
『ふかふかにしてやると言っておっただろ? そうか、飼育している肉の毛皮を使うのだな』
「ハムちゃんのことか! ハムちゃんは絶対に好きにさせんぞ。お金が手に入ったからクッションくらい購入できるだろ」
『ほう。ならばよい。ニンゲンたちの貨幣はよく分からん』
とっててよかったスカイヒュドラの翼。もしアイテムボックスがなかったら確実に捨てていた。
アイテムボックスがあればゴミかなと思うようなものでも全て持っていくことができるからな。駄竜の言う通り、翼は当初布団にでもするかと思ってたんだよ。
「ベルヴァさん。思った以上にお金が入ったから、武器防具を揃えるのはどうかな?」
「××××××」
『ヨシタツ様の鎧姿……素敵です』
「先にベルヴァさんから。俺はローブがあるし」
こそこそとベルヴァと会話を交わし、「武器を見ててね」と告げてから15000ゴルダを持ってお隣へ向かう。
駄竜を持ったままだった。チクチクして不快なんだよな。駄竜を小脇に抱えていると。
ぽいっと駄竜から手を離すと、彼は地面に落ちずに宙に浮いた。
翼をパタパタしなくても浮かぶことができるんだな、なんて感想を抱いていると奴が小さく炎を吐き出したじゃないか。
「こら、火事になるだろ」
『我を何だと思っておるのだ。我こそは邪蒼竜ファフサラスであるぞ』
「いまはミニドラゴンだろ。ははは」
『こやつめ!』
「仕方ねえなあ」
再び駄竜を小脇に抱え、ウサルンのお店に入る。
お店に入ると、ウサギが二人に増えていた。お客さんだろうか。もう一人のウサギは薄いピンク色の毛でウサルンと並ぶとウサギのカップルのようにも見える。
耳の根元に赤いリボンをつけていて、この子は女の子なのかなと。
ウサルンとカウンター越しにお手手を繋いじゃって、やだ、ダメなところに来ちゃった俺?
もう、萌え死にそうなんだけど。
「ほら、お客様だ。奥に行ってなさい」
「お小遣いはー?」
弱ったように俺を見やるウサルンと、甘えた声でねだる薄いピンク色のウサギさん。
俺にここでどうしろと。
『用があるなら早く済ませろ』
空気を読まない駄竜の額にデコピンをかまし、反撃してきそうになったのでギュッと脇に挟む。
う、ウサギさん二人につぶらな瞳で見つめられている。
「あ、あの。お金。持ってきました」
「良い素材をお持ちだったのですね。すぐに作成に取り掛からせて頂きます」
「お兄さん、何を依頼するの?」
ウサルンと俺の会話に薄ピンク色のウサギさんが割り込んできた。
全くとばかりに額に手をやったウサルンがため息交じりに声を出す。
「娘が失礼なことを。申し訳ありません」
「いえ、よいものを見させ……いえ、何でもありません。前金で15000ゴルダお渡しさせて頂きますので」
「ねえねえ。人間のお兄さんは何を依頼したの?」
「翻訳のマジックアイテムをウサルンさんにお願いしに来たんだよ」
つい、娘さんに答えてしまった。
すると彼女は何を思ったのかてこてこと俺の元まで歩いて来て首元に手をやる。
彼女の手には革紐につないだ赤い石が収まっていた。
「お兄さん、街の人じゃないでしょ! 変わった格好だもの。だったら、少しでも早い方がいいよね」
「え、えっと。その赤い石が翻訳のマジックアイテムなのかな?」
「うん。『言葉の赤』というマジックアイテムなの。この街だとパパしか作れないんだよ」
「そいつはすごい。ウサルンさんは腕利きなんだね」
「そうなの! お兄さん、これでも良かったらすぐにでも渡せるよ」
「いやいや、俺が君のマジックアイテムを頂いたら、君が会話できなくなっちゃうだろ」
「先月パパが新しいのを作ってくれたの。それが今つけているものなのね。古いのは、そこにあるよ」
ウサルンの娘さんから思わぬ提案を受けた俺は戸惑いつつも、今すぐ手に入るという言葉にこれは飛びつくしかないと考えている。
中古だろうが新品だろうが、使うことができれば一緒だろ。
新しく作るってことは寿命があるのかな?
「ウサルンさん、翻訳のマジックアイテム……『言葉の赤』は使用期間があるんですか?」
「いえ、落として石を割ったりしない限りは大丈夫です」
「でしたら、娘さんのお古の方を売って頂けるようでしたら、そちらでお願いしたいんですけどよいですか?」
「娘が使ったものでいいのですか? 細かい傷がついていますよ」
「使うことが出来れば問題ありません。15000ゴルダお支払いしますので、譲って頂けませんか?」
「構いませんが……15000ゴルダはもらい過ぎです」
「いえ、余った分は娘さんのお小遣いにしてください。娘さんの提案がなければ、待つことになったので」
男前なセリフを吐いた俺は大満足で翻訳のマジックアイテムこと「言葉の赤」を手に入れたのだった。
革紐もサービスしてくれたので、さっそく首から下げることにする。
赤髪ロングに黒の眼帯を装着した美女がカラカラと笑う。
黒を基調としたコートに革のブーツ、俺と同じくらいの身長がある彼女はまるでどこぞの海賊のよう。
眼帯にはドクロマークが描かれているし、これで鍛冶職人というのだから驚く。
見た目といえば、俺も大概だよな。ジャージの上からローブで「冒険者っす」って言ってんだから。
癒しのウサルンのお店と違って、彼女には俺の言葉が通じない。
なので、交渉事は全てベルヴァに任せている。ところどころで聞く「ドラゴニュートすごい」について言葉のマジックアイテムを手に入れたら彼女にでも尋ねてみたい。
ベルヴァだと謙遜して「私なんてとても」と応えて何も分からないんだよね。
冒険者ギルド、宿、ウサルンの店、そして鍛冶屋とドラゴニュートであるということは高いステータスとなっている。
察するに優れた戦闘民族ぽい感じなのだけど、ドラゴニュートというだけでそう見られるのは辛いと思うんだ。
なのでできればベルヴァには矢面に立たせたくない。そう言う意味でも言葉のマジックアイテムは必須である。
『アーマーベアの装甲は3万ゴルダってところだね。綺麗な状態だったら一式で8万ゴルダってところかね』
熊には右ストレートを打ち込んで倒したんだよな。頭の装甲が半分以上粉々になってしまっていた。
それでも3万ゴルダとはウハウハじゃないか。
ベルヴァに目くばせして、了解の意を示す。まさか熊の装甲だけで目標金額に到達するとは思ってなかったけど、道中倒したモンスターの素材は全て売ってしまおう。
族長の許可証で取引できるのは一回限りだからね。
もちろん、今ここでアイテムボックスから取り出すわけじゃないぞ。鍛冶屋に入る前に出してきている。
ベルヴァは大きな袋からイノシシの角を取り出す。
『ほお。ツインボアかい。アーマーベアにツインボア。どちらもBランクパーティじゃ苦戦するレベルだよ。それを一人でとはさすがだね』
女海賊……じゃない、鍛冶の店主がホクホク顔でそう言った。
「ヨシタツ様が」と言わんとしているベルヴァを宥め、曖昧に頷かせる。
『いや、まだです』
続いては翼だ。空を飛んでいた蛇がいただろ。鱗もとっておこうかと思ったのだけど、剥ぎ取るのが大変で駄竜のブレスでこんがり焼いてしまったのだ。
ベルヴァが翼をカウンターに置くと、鍛冶の店主の顔が固まる。
革手袋をはめた指先を震わせ、息を呑む彼女。
『こ、こいつは、スカイヒュドラの翼じゃないかい! 冒険者ギルドに依頼を出していたんだよ! こっちはアーマーベアと違って綺麗な状態だね。ありがたい!』
『丸ごと買い取って頂けるのでしょうか?』
『もちろんだよ! スカイヒュドラはAランクパーティでも難儀する相手だからね。なかなか手に入らなくてさ。みんな欲しがるんだよ』
『そうなのですか。武器にもなりそうにありませんし。装飾品ですか?』
『こいつを加工して鎧に仕込むと鎧が軽くなるのさ。おっと、横道にそれちまったね。ツインボアの角が1万ゴルダ。スカイヒュドラの翼は15万ゴルダでどうだい?』
『それでお願いします』
ガジガジ。
ベルヴァと店主のやり取りを見守っているというのに、駄竜が俺の脛をかじってきた。
何だよもう。俺のジャージに穴が開くだろうが。
仕方ないので抱き上げて、彼の耳元に口をやる。
『お主、ふかふかを売るのか?』
「まさかあんな値段になるとは思ってなくてな。とっててよかった」
『ふかふかにしてやると言っておっただろ? そうか、飼育している肉の毛皮を使うのだな』
「ハムちゃんのことか! ハムちゃんは絶対に好きにさせんぞ。お金が手に入ったからクッションくらい購入できるだろ」
『ほう。ならばよい。ニンゲンたちの貨幣はよく分からん』
とっててよかったスカイヒュドラの翼。もしアイテムボックスがなかったら確実に捨てていた。
アイテムボックスがあればゴミかなと思うようなものでも全て持っていくことができるからな。駄竜の言う通り、翼は当初布団にでもするかと思ってたんだよ。
「ベルヴァさん。思った以上にお金が入ったから、武器防具を揃えるのはどうかな?」
「××××××」
『ヨシタツ様の鎧姿……素敵です』
「先にベルヴァさんから。俺はローブがあるし」
こそこそとベルヴァと会話を交わし、「武器を見ててね」と告げてから15000ゴルダを持ってお隣へ向かう。
駄竜を持ったままだった。チクチクして不快なんだよな。駄竜を小脇に抱えていると。
ぽいっと駄竜から手を離すと、彼は地面に落ちずに宙に浮いた。
翼をパタパタしなくても浮かぶことができるんだな、なんて感想を抱いていると奴が小さく炎を吐き出したじゃないか。
「こら、火事になるだろ」
『我を何だと思っておるのだ。我こそは邪蒼竜ファフサラスであるぞ』
「いまはミニドラゴンだろ。ははは」
『こやつめ!』
「仕方ねえなあ」
再び駄竜を小脇に抱え、ウサルンのお店に入る。
お店に入ると、ウサギが二人に増えていた。お客さんだろうか。もう一人のウサギは薄いピンク色の毛でウサルンと並ぶとウサギのカップルのようにも見える。
耳の根元に赤いリボンをつけていて、この子は女の子なのかなと。
ウサルンとカウンター越しにお手手を繋いじゃって、やだ、ダメなところに来ちゃった俺?
もう、萌え死にそうなんだけど。
「ほら、お客様だ。奥に行ってなさい」
「お小遣いはー?」
弱ったように俺を見やるウサルンと、甘えた声でねだる薄いピンク色のウサギさん。
俺にここでどうしろと。
『用があるなら早く済ませろ』
空気を読まない駄竜の額にデコピンをかまし、反撃してきそうになったのでギュッと脇に挟む。
う、ウサギさん二人につぶらな瞳で見つめられている。
「あ、あの。お金。持ってきました」
「良い素材をお持ちだったのですね。すぐに作成に取り掛からせて頂きます」
「お兄さん、何を依頼するの?」
ウサルンと俺の会話に薄ピンク色のウサギさんが割り込んできた。
全くとばかりに額に手をやったウサルンがため息交じりに声を出す。
「娘が失礼なことを。申し訳ありません」
「いえ、よいものを見させ……いえ、何でもありません。前金で15000ゴルダお渡しさせて頂きますので」
「ねえねえ。人間のお兄さんは何を依頼したの?」
「翻訳のマジックアイテムをウサルンさんにお願いしに来たんだよ」
つい、娘さんに答えてしまった。
すると彼女は何を思ったのかてこてこと俺の元まで歩いて来て首元に手をやる。
彼女の手には革紐につないだ赤い石が収まっていた。
「お兄さん、街の人じゃないでしょ! 変わった格好だもの。だったら、少しでも早い方がいいよね」
「え、えっと。その赤い石が翻訳のマジックアイテムなのかな?」
「うん。『言葉の赤』というマジックアイテムなの。この街だとパパしか作れないんだよ」
「そいつはすごい。ウサルンさんは腕利きなんだね」
「そうなの! お兄さん、これでも良かったらすぐにでも渡せるよ」
「いやいや、俺が君のマジックアイテムを頂いたら、君が会話できなくなっちゃうだろ」
「先月パパが新しいのを作ってくれたの。それが今つけているものなのね。古いのは、そこにあるよ」
ウサルンの娘さんから思わぬ提案を受けた俺は戸惑いつつも、今すぐ手に入るという言葉にこれは飛びつくしかないと考えている。
中古だろうが新品だろうが、使うことができれば一緒だろ。
新しく作るってことは寿命があるのかな?
「ウサルンさん、翻訳のマジックアイテム……『言葉の赤』は使用期間があるんですか?」
「いえ、落として石を割ったりしない限りは大丈夫です」
「でしたら、娘さんのお古の方を売って頂けるようでしたら、そちらでお願いしたいんですけどよいですか?」
「娘が使ったものでいいのですか? 細かい傷がついていますよ」
「使うことが出来れば問題ありません。15000ゴルダお支払いしますので、譲って頂けませんか?」
「構いませんが……15000ゴルダはもらい過ぎです」
「いえ、余った分は娘さんのお小遣いにしてください。娘さんの提案がなければ、待つことになったので」
男前なセリフを吐いた俺は大満足で翻訳のマジックアイテムこと「言葉の赤」を手に入れたのだった。
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