18 / 59
18.突破せよ
しおりを挟む
「進め! 我に続け!」
「うらあああああ!」
指揮官先頭は軍隊組織においては愚策の極みだと思う。
しかし、時と場合による。
この局面では前へ進む勢いが最も大事なことなのだ。
だから、振るう。先頭でサーベルを。
吠えるような叫び声をあげたダイダロスが大槌を振るうと道が開け、そこに俺が斬り込む。
しかし、思った以上に敵の数が多い。
一人、二人倒したところで王の居室までの道が開かない。
王族の居住空間に寝泊まりしている三本ローズはいないと踏んでいた。
その予想は正しかったのだけど、そもそも警備に当たる兵が多かったのだ。
ダイダロスと協力して倒した騎士は五人。
進んだ距離は十メートルと少しといったところ。
ようやく王族の居室がある辺りまでやってこれた。
ところが、兵の数が衰える気配を見せない。口惜しいことに、俺は一人で何十人もの敵を倒すことができるような英傑ではない。
世の中には国士無双と呼ばれるほどの一人で百人もの兵を仕留めた奴もいるってのに。
これくらいで疲れていてどうする、俺。
「はあはあ……」
息があがってくるも、サーベルを敵の首元に奔らせる。
また一人、三本ローズを仕留めた。これで六人。
「そろそろ交代だね。イル。ダイダロスも」
「い、いや。もう少し……」
後ろから声をかけてきたアルゴバレーノの進言を謝絶する。
ダイダロスが大槌を振り上げ、三本ローズの騎士に向かっていく。
しかし、彼もまた最初の頃の勢いがなくなってきていた。
難なく大槌を回避した騎士がダイダロスに逆襲する。
その長剣を俺がサーベルで横から弾き、何とかしのぐ。
後ろは……あと、十五人くらいか。
ようやく、新しく騎士が補充されることがなくなった。
ここに姿を見せているものが全てとは限らない。もう少し進めば十字路になる。
ここで俺たちを食い止めつつ、十字路まで後退し左右からも攻めようとしているのかもな。
どうする? 少なくともダイダロスはそろそろ休ませないと。彼が否と言っても下がらせるべきだ。
ジワリと額から汗が流れ落ちる。
相手は考える隙なんて与えてくれないのだ。
思考を巡らせている間にも騎士の長剣が俺に襲い掛かってくる。
紙一重でそれを躱し、重くなってきた腕に力を込めた。ちょうどその時――。
バタン!
その時、右奥の扉が勢いよく開き、騎士の一人を吹き飛ばす。
「うおおおおお! イル様ぁああああああ! イル様はおられるかー!」
扉から出てきた偉丈夫は俺のよく知る者だった。
三本ローズではなく四つ葉のクローバーを肩に纏う金髪の偉丈夫。
唯一の俺が持ちえた騎士アレッサンドロ・ベルサリオだ。
「うおおおお。邪魔だ! 引け、引かぬなら殴り飛ばす!」
突如飛び出してきたアレッサンドロに三本ローズの騎士たちは困惑した様子で動きが止まる。
アレッサンドロは三本ローズたちの答えなど聞くはずもなく、右の拳を振りかざし容赦なく頬を拳をめり込ませた。
殴られた三本ローズの騎士は壁まで吹き飛ばされ泡を吹いて気絶する。
「あちらです。ベルサリオ様」
アレッサンドロに隠れるようにして彼の後ろから桔梗も出てきた。
「裏切りか! こいつを殺せ!」
「最初から裏切ってなどいない! 我が主君はイル・モーロ・スフォルツァ様なのだあああ!」
うわあ。騎士の鎧の上から素手で殴りつけている。
恐ろしいことに彼の拳ではなく鎧の方がひしゃげ、殴られた騎士は目がぐりんと回り、気絶した。
ああいうのこそ、国士無双の英傑というのだな。俺にはとてもじゃないが、真似できないよ。
それにしてもアレッサンドロの奴、桔梗から事情を聞いていただろうに何で出てきた……。タイミングを計るって伝言しただろうに。
俺は王宮を脱出した後、彼に王宮にある俺の居室で寝泊まりするように言いつけていたのだ。
伝達した桔梗からは「主君の部屋でなど」と抵抗していたと聞いている。だが、主君の命だと強く伝えろと予め彼女に伝えていたので、渋々ながら俺の居室で夜を過ごしているとのことだった。
彼女に王宮の様子を探らせた時、アレッサンドロにもコンタクトを取らせていたのだ。それが、「俺の居室に人はいたか」の言葉である。
タイミングはズレてしまったが、不意を打てたことに変わりはない。
前と後ろから挟み込み、この場にいる三本ローズたちを殲滅するぞ。
「あたしが出る。ダイダロス少し休みな」
「お、おう」
ライオン頭のダイダロスが下がり、アルゴバレーノが前に出てくる。
「アルゴバレーノ。君が前に出たら、他の者の指揮はどうするんだよ」
「か弱いあんたが一番前なんだから、あたしも出なきゃね」
言ってきくようなアルゴバレーノじゃないか。ならば、このまま進む。
遺憾ながら俺は小柄だ。巨漢のダイダロスが引いて、長身ながらも細身のアルゴバレーノと二人並んだ。
なら、別の手が使える。
「槍を持て。俺とアルゴバレーノの隙間から槍を」
実際に槍で敵を倒すことができなくてもいい。大槌の牽制の代わりに槍を使う。
相手の武器は長剣だけなので、向こうから槍や矢が飛んで来る心配はない。室内だから、剣のみなんだろうな。
同じ発想で、俺たちも槍なんて持ってこなかった。長柄の武器は室内だと引っかかってしまい、それが致命傷になってしまうから。
友軍が持つ槍は入り口の騎士が持っていたもの。
後ろから迫るアレッサンドロと桔梗に気を取られていることもあり、一人、また一人と先ほどより楽に敵を仕留めることができる。
三人目を仕留めた時、もう立っている騎士はいなかった。
残りは主にアレッサンドロが残り全てを鉄拳制裁済みである。
「サンドロ、拳は?」
「イル様! ご無事で何よりです!」
「挨拶は後だ」
「拳ですか? この通りです」
アレッサンドロが拳を前に掲げた。
拳が砕けるどころか、傷一つない。あいつの拳は何でできてるんだ……。
「息のある者は縛って放置、進むぞ」
アレッサンドロの参加もあり、予想通り十字路で待ち構えていた騎士10名余りをなんなく打ち倒し、王の間に至る。
「蹴破れ、サンドロ」
「承知いたしましたああ!」
ドーン。
アレッサンドロの一撃で、重厚な扉がまるで段ボールかのように吹き飛ぶ。
「いざ尋常に!」
俺が言うより早く、アレッサンドロが室内に押し入る。
「行くぞ。桔梗、アルゴバレーノ、ダイダロス、俺に続け」
「あいよ」
「おう」
「はい」
三者がそれぞれに応じ、俺たちもアレッサンドロに続く。
ヴィスコンティよ、年貢の納め時だぜ。
「うらあああああ!」
指揮官先頭は軍隊組織においては愚策の極みだと思う。
しかし、時と場合による。
この局面では前へ進む勢いが最も大事なことなのだ。
だから、振るう。先頭でサーベルを。
吠えるような叫び声をあげたダイダロスが大槌を振るうと道が開け、そこに俺が斬り込む。
しかし、思った以上に敵の数が多い。
一人、二人倒したところで王の居室までの道が開かない。
王族の居住空間に寝泊まりしている三本ローズはいないと踏んでいた。
その予想は正しかったのだけど、そもそも警備に当たる兵が多かったのだ。
ダイダロスと協力して倒した騎士は五人。
進んだ距離は十メートルと少しといったところ。
ようやく王族の居室がある辺りまでやってこれた。
ところが、兵の数が衰える気配を見せない。口惜しいことに、俺は一人で何十人もの敵を倒すことができるような英傑ではない。
世の中には国士無双と呼ばれるほどの一人で百人もの兵を仕留めた奴もいるってのに。
これくらいで疲れていてどうする、俺。
「はあはあ……」
息があがってくるも、サーベルを敵の首元に奔らせる。
また一人、三本ローズを仕留めた。これで六人。
「そろそろ交代だね。イル。ダイダロスも」
「い、いや。もう少し……」
後ろから声をかけてきたアルゴバレーノの進言を謝絶する。
ダイダロスが大槌を振り上げ、三本ローズの騎士に向かっていく。
しかし、彼もまた最初の頃の勢いがなくなってきていた。
難なく大槌を回避した騎士がダイダロスに逆襲する。
その長剣を俺がサーベルで横から弾き、何とかしのぐ。
後ろは……あと、十五人くらいか。
ようやく、新しく騎士が補充されることがなくなった。
ここに姿を見せているものが全てとは限らない。もう少し進めば十字路になる。
ここで俺たちを食い止めつつ、十字路まで後退し左右からも攻めようとしているのかもな。
どうする? 少なくともダイダロスはそろそろ休ませないと。彼が否と言っても下がらせるべきだ。
ジワリと額から汗が流れ落ちる。
相手は考える隙なんて与えてくれないのだ。
思考を巡らせている間にも騎士の長剣が俺に襲い掛かってくる。
紙一重でそれを躱し、重くなってきた腕に力を込めた。ちょうどその時――。
バタン!
その時、右奥の扉が勢いよく開き、騎士の一人を吹き飛ばす。
「うおおおおお! イル様ぁああああああ! イル様はおられるかー!」
扉から出てきた偉丈夫は俺のよく知る者だった。
三本ローズではなく四つ葉のクローバーを肩に纏う金髪の偉丈夫。
唯一の俺が持ちえた騎士アレッサンドロ・ベルサリオだ。
「うおおおお。邪魔だ! 引け、引かぬなら殴り飛ばす!」
突如飛び出してきたアレッサンドロに三本ローズの騎士たちは困惑した様子で動きが止まる。
アレッサンドロは三本ローズたちの答えなど聞くはずもなく、右の拳を振りかざし容赦なく頬を拳をめり込ませた。
殴られた三本ローズの騎士は壁まで吹き飛ばされ泡を吹いて気絶する。
「あちらです。ベルサリオ様」
アレッサンドロに隠れるようにして彼の後ろから桔梗も出てきた。
「裏切りか! こいつを殺せ!」
「最初から裏切ってなどいない! 我が主君はイル・モーロ・スフォルツァ様なのだあああ!」
うわあ。騎士の鎧の上から素手で殴りつけている。
恐ろしいことに彼の拳ではなく鎧の方がひしゃげ、殴られた騎士は目がぐりんと回り、気絶した。
ああいうのこそ、国士無双の英傑というのだな。俺にはとてもじゃないが、真似できないよ。
それにしてもアレッサンドロの奴、桔梗から事情を聞いていただろうに何で出てきた……。タイミングを計るって伝言しただろうに。
俺は王宮を脱出した後、彼に王宮にある俺の居室で寝泊まりするように言いつけていたのだ。
伝達した桔梗からは「主君の部屋でなど」と抵抗していたと聞いている。だが、主君の命だと強く伝えろと予め彼女に伝えていたので、渋々ながら俺の居室で夜を過ごしているとのことだった。
彼女に王宮の様子を探らせた時、アレッサンドロにもコンタクトを取らせていたのだ。それが、「俺の居室に人はいたか」の言葉である。
タイミングはズレてしまったが、不意を打てたことに変わりはない。
前と後ろから挟み込み、この場にいる三本ローズたちを殲滅するぞ。
「あたしが出る。ダイダロス少し休みな」
「お、おう」
ライオン頭のダイダロスが下がり、アルゴバレーノが前に出てくる。
「アルゴバレーノ。君が前に出たら、他の者の指揮はどうするんだよ」
「か弱いあんたが一番前なんだから、あたしも出なきゃね」
言ってきくようなアルゴバレーノじゃないか。ならば、このまま進む。
遺憾ながら俺は小柄だ。巨漢のダイダロスが引いて、長身ながらも細身のアルゴバレーノと二人並んだ。
なら、別の手が使える。
「槍を持て。俺とアルゴバレーノの隙間から槍を」
実際に槍で敵を倒すことができなくてもいい。大槌の牽制の代わりに槍を使う。
相手の武器は長剣だけなので、向こうから槍や矢が飛んで来る心配はない。室内だから、剣のみなんだろうな。
同じ発想で、俺たちも槍なんて持ってこなかった。長柄の武器は室内だと引っかかってしまい、それが致命傷になってしまうから。
友軍が持つ槍は入り口の騎士が持っていたもの。
後ろから迫るアレッサンドロと桔梗に気を取られていることもあり、一人、また一人と先ほどより楽に敵を仕留めることができる。
三人目を仕留めた時、もう立っている騎士はいなかった。
残りは主にアレッサンドロが残り全てを鉄拳制裁済みである。
「サンドロ、拳は?」
「イル様! ご無事で何よりです!」
「挨拶は後だ」
「拳ですか? この通りです」
アレッサンドロが拳を前に掲げた。
拳が砕けるどころか、傷一つない。あいつの拳は何でできてるんだ……。
「息のある者は縛って放置、進むぞ」
アレッサンドロの参加もあり、予想通り十字路で待ち構えていた騎士10名余りをなんなく打ち倒し、王の間に至る。
「蹴破れ、サンドロ」
「承知いたしましたああ!」
ドーン。
アレッサンドロの一撃で、重厚な扉がまるで段ボールかのように吹き飛ぶ。
「いざ尋常に!」
俺が言うより早く、アレッサンドロが室内に押し入る。
「行くぞ。桔梗、アルゴバレーノ、ダイダロス、俺に続け」
「あいよ」
「おう」
「はい」
三者がそれぞれに応じ、俺たちもアレッサンドロに続く。
ヴィスコンティよ、年貢の納め時だぜ。
11
あなたにおすすめの小説
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる