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28.アルゴバレーノたちのその後
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「あたしでいいのかい?」
「俺も聞きたい。アルゴバレーノ達は本当にここでいいのか?」
街を囲む城壁の外に集まっている獣人らとその代表のアルゴバレーノ。
そんな彼女が困ったように俺に尋ねてきたので、逆に俺が聞き返す。
彼女らにはいくつか選択肢があった。
一つは本命だと思っていた廃村にまるごと引っ越しして開拓と警備を行う道。村は自治が認められていて、彼女らは定められた税を支払う以外、村のことは全て彼女らで決めて行くことができる。
物資が不足していたり、猛獣やモンスターに悩まされるといったことがあれば開拓担当のジャン・クレモーナが受け持つことになっていた。
といっても、数年間は税を支払う必要がないし、物資についても帝国から頂いた資金で補充が利く。
もう一つは、街周辺の警備隊としての道。街の中については従来の警備兵を充てる。広範囲に渡って安全を護る役目は三本ローズが担っていた。
今後、街周辺を農地にしていくにあたって、人口密集地帯であることから別途警備隊を創設することになったのだ。
しかし、彼女らが選んだのは三つ目の道だった。
街の周辺地域の土地を得て、農業をする道が第三の道である。
俺に気を遣って選んだんじゃないかと懸念していて、彼女に聞き返したわけなのだけど、どうやら杞憂だったようだ。
彼女はいつもの勝気な雰囲気を引っ込め、ふんわりとした笑顔を浮かべ言葉を返す。
「ゴミ箱みたいなところだけど、あたしにとっては愛着のある故郷なんだよ。離れたくないというのが本心さ」
「そうか。だったらいい。余りいい思い出がないと思っていたから」
「それに『外』の警備はグリモアたちだしさ」
「一緒に戦った仲だからってことか」
「グリモアたちは元々獣人に偏見がない人たちだけを集めていたからね。あたしらとしてもやりやすいのさ」
グリモアは第二の道を選んだ。
先の戦いで兵を率いるリーダーシップを持つ事が分かったので、彼に外の警備の責任者をやってもらうことになった。
「どんな作物を育てるんだ?」
「あたしら素人が一から耕すのは大変だろう? だからさ。家畜を育てることにしたのさ」
「へえ。悪くない。両方やるってやり方もあるんだ」
「実際にやるとなると、家畜にしてもどうやればいいのか。試行錯誤でやってみるつもりだよ」
「いや、土地だけ与えてはいどうぞなんてやるつもりはない」
「どういうことだい?」
ふ、ふふふ。どんな人材であれ無駄に遊ばせておかないのが、俺なのである。
「農村からご意見番を引き抜いてきている。もちろん自由意志によって来る来ないは選択してもらっているけどね」
「へえ。なんだかすごそうだね。どんな人たちなんだい?」
「本人たちが作業をすることは難しい。多くは年配の者なのだけど、怪我やらで働けなくなった若い者もいる」
「長年農作業をやって来た人たちってわけかい」
「うん。家畜にも詳しい人もいるし。廃村、街の周辺とそれぞれ最低二人は派遣する。ただし、実際に農作業はしない」
「助言をくれる慣れた人ってことかい。十分さね。あたしら、力なら有り余っているからね」
アルゴバレーノが「ね」と獣人らに目配せすると、力強い歓声があがった。
農村で農作業ができなくなった老人や怪我を負い立てなくなってしまった者らは、農村にいても何も生みだせない。
養ってくれる家族がいるのなら、問題ないのだけど、今のような困窮状態になったら真っ先に切り捨てられるのが彼らだ。
家族がいて故郷を離れたくないというのなら、それでいい。
しかし、大多数の者はそうではない。飢えに苦しみ、死を待つ状況だ。税を軽減したとはいえ、すぐにどうこうなるわけじゃない。
そこで、農村での経験を活かしご意見番として活躍してもらおうとしたわけだ。
こうすることで彼らも金銭を得ることができ、新規に農業を始める者にとっても大きな助けとなる。
餓死者を無くし、かつ、新たな農場を成功に導く手段となる一石二鳥の政策なのだ。
すぐにこの案を打ち出したかったのだが、資金の目途がつくまで実際に動き出すことが出来なかった。ほんと、帝国さまさまだよ。
「たまには王宮に顔を出してくれよ。それじゃあ、またな」
「じゃあね。イル。あ、そうそう。一つ聞きたいのだけど、カツラより地毛の方が綺麗なのに、何で髪を伸ばさないんだい?」
「い、いや。この姿は仮の姿なんだ。王国民の目もあるだろ。ほいほいと王が街中を歩いていたら、あれだろ」
「そうだったのかい。それで化粧をしている時としていない時があるんだね」
「ま、まあ……そういうことだ」
そうなのだ。王城から外に出る際には女装をすることが多い。
王としての仕事なら、そのまま外に出るのだけど。お忍びでとなると、相も変わらず女装をしている。
既に二度、街の大広場で演説をしているから俺の顔を知る者も多くなってきたはず。
だけど、この姿で街を歩いていても、俺だとバレていることは今のところない。
一定の効果があると思われるので、女装を続けている……。いいのかこれで、と思わなくもないが。
一つだけ断っておくと、別に俺は女装が趣味というわけじゃない。男の娘のつもりもないのだ。
ディアナとかはその辺勘違いしてそうで怖い。
最後、微妙な感じになってしまったが、アルゴバレーノに手を振り街の中へ向かうことにした。
傍らには街娘の格好をした桔梗が付き添っている。
彼女と九曜もまた、新たな役目を持つことになったのだ。
といっても、彼女らの希望もありどちらかが姿を現すようになっただけで、これまでの仕事と余り変わっていない。
だけど、全部が全部俺の希望が通らなかったわけじゃなかった。
城内にいる時はなるべく一緒に食事をとろうということを二人とも了承してくれたんだ。
外に出る時は必ずどちらかが隣にいてくれるし。城内では二人ともいない時もある。その場合は片方が調査に向かい、もう一方が影ながら俺を見守る体制だった。
暗殺者に狙われてもおかしくない状況なので仕方ない……。
そうそう。二人の部屋なんだけど俺の隣の部屋になったんだ。
元々第五王子が住んでいた居室だったのだけど、広すぎるということで二つに割って内装も彼らの希望で簡素なものに作り替えた。
ディアナにも引っ越ししてもらい、俺の向かいの部屋……元第三王子の部屋が新たな居室となっている。
「桔梗、この後も人に会う予定だ」
「城に戻られるのですか?」
「いや、サンシーロの商会で」
「畏まりました」
「その前に、何か食べてからにしよう。露天がいいな」
にこやかに笑いかけると、桔梗が口元だけあげて笑おうとするが、やはり表情が動かなかった。
でも、彼女なりに表情を見せようとしたことが分かり、とても微笑ましい気持ちになる。
「俺も聞きたい。アルゴバレーノ達は本当にここでいいのか?」
街を囲む城壁の外に集まっている獣人らとその代表のアルゴバレーノ。
そんな彼女が困ったように俺に尋ねてきたので、逆に俺が聞き返す。
彼女らにはいくつか選択肢があった。
一つは本命だと思っていた廃村にまるごと引っ越しして開拓と警備を行う道。村は自治が認められていて、彼女らは定められた税を支払う以外、村のことは全て彼女らで決めて行くことができる。
物資が不足していたり、猛獣やモンスターに悩まされるといったことがあれば開拓担当のジャン・クレモーナが受け持つことになっていた。
といっても、数年間は税を支払う必要がないし、物資についても帝国から頂いた資金で補充が利く。
もう一つは、街周辺の警備隊としての道。街の中については従来の警備兵を充てる。広範囲に渡って安全を護る役目は三本ローズが担っていた。
今後、街周辺を農地にしていくにあたって、人口密集地帯であることから別途警備隊を創設することになったのだ。
しかし、彼女らが選んだのは三つ目の道だった。
街の周辺地域の土地を得て、農業をする道が第三の道である。
俺に気を遣って選んだんじゃないかと懸念していて、彼女に聞き返したわけなのだけど、どうやら杞憂だったようだ。
彼女はいつもの勝気な雰囲気を引っ込め、ふんわりとした笑顔を浮かべ言葉を返す。
「ゴミ箱みたいなところだけど、あたしにとっては愛着のある故郷なんだよ。離れたくないというのが本心さ」
「そうか。だったらいい。余りいい思い出がないと思っていたから」
「それに『外』の警備はグリモアたちだしさ」
「一緒に戦った仲だからってことか」
「グリモアたちは元々獣人に偏見がない人たちだけを集めていたからね。あたしらとしてもやりやすいのさ」
グリモアは第二の道を選んだ。
先の戦いで兵を率いるリーダーシップを持つ事が分かったので、彼に外の警備の責任者をやってもらうことになった。
「どんな作物を育てるんだ?」
「あたしら素人が一から耕すのは大変だろう? だからさ。家畜を育てることにしたのさ」
「へえ。悪くない。両方やるってやり方もあるんだ」
「実際にやるとなると、家畜にしてもどうやればいいのか。試行錯誤でやってみるつもりだよ」
「いや、土地だけ与えてはいどうぞなんてやるつもりはない」
「どういうことだい?」
ふ、ふふふ。どんな人材であれ無駄に遊ばせておかないのが、俺なのである。
「農村からご意見番を引き抜いてきている。もちろん自由意志によって来る来ないは選択してもらっているけどね」
「へえ。なんだかすごそうだね。どんな人たちなんだい?」
「本人たちが作業をすることは難しい。多くは年配の者なのだけど、怪我やらで働けなくなった若い者もいる」
「長年農作業をやって来た人たちってわけかい」
「うん。家畜にも詳しい人もいるし。廃村、街の周辺とそれぞれ最低二人は派遣する。ただし、実際に農作業はしない」
「助言をくれる慣れた人ってことかい。十分さね。あたしら、力なら有り余っているからね」
アルゴバレーノが「ね」と獣人らに目配せすると、力強い歓声があがった。
農村で農作業ができなくなった老人や怪我を負い立てなくなってしまった者らは、農村にいても何も生みだせない。
養ってくれる家族がいるのなら、問題ないのだけど、今のような困窮状態になったら真っ先に切り捨てられるのが彼らだ。
家族がいて故郷を離れたくないというのなら、それでいい。
しかし、大多数の者はそうではない。飢えに苦しみ、死を待つ状況だ。税を軽減したとはいえ、すぐにどうこうなるわけじゃない。
そこで、農村での経験を活かしご意見番として活躍してもらおうとしたわけだ。
こうすることで彼らも金銭を得ることができ、新規に農業を始める者にとっても大きな助けとなる。
餓死者を無くし、かつ、新たな農場を成功に導く手段となる一石二鳥の政策なのだ。
すぐにこの案を打ち出したかったのだが、資金の目途がつくまで実際に動き出すことが出来なかった。ほんと、帝国さまさまだよ。
「たまには王宮に顔を出してくれよ。それじゃあ、またな」
「じゃあね。イル。あ、そうそう。一つ聞きたいのだけど、カツラより地毛の方が綺麗なのに、何で髪を伸ばさないんだい?」
「い、いや。この姿は仮の姿なんだ。王国民の目もあるだろ。ほいほいと王が街中を歩いていたら、あれだろ」
「そうだったのかい。それで化粧をしている時としていない時があるんだね」
「ま、まあ……そういうことだ」
そうなのだ。王城から外に出る際には女装をすることが多い。
王としての仕事なら、そのまま外に出るのだけど。お忍びでとなると、相も変わらず女装をしている。
既に二度、街の大広場で演説をしているから俺の顔を知る者も多くなってきたはず。
だけど、この姿で街を歩いていても、俺だとバレていることは今のところない。
一定の効果があると思われるので、女装を続けている……。いいのかこれで、と思わなくもないが。
一つだけ断っておくと、別に俺は女装が趣味というわけじゃない。男の娘のつもりもないのだ。
ディアナとかはその辺勘違いしてそうで怖い。
最後、微妙な感じになってしまったが、アルゴバレーノに手を振り街の中へ向かうことにした。
傍らには街娘の格好をした桔梗が付き添っている。
彼女と九曜もまた、新たな役目を持つことになったのだ。
といっても、彼女らの希望もありどちらかが姿を現すようになっただけで、これまでの仕事と余り変わっていない。
だけど、全部が全部俺の希望が通らなかったわけじゃなかった。
城内にいる時はなるべく一緒に食事をとろうということを二人とも了承してくれたんだ。
外に出る時は必ずどちらかが隣にいてくれるし。城内では二人ともいない時もある。その場合は片方が調査に向かい、もう一方が影ながら俺を見守る体制だった。
暗殺者に狙われてもおかしくない状況なので仕方ない……。
そうそう。二人の部屋なんだけど俺の隣の部屋になったんだ。
元々第五王子が住んでいた居室だったのだけど、広すぎるということで二つに割って内装も彼らの希望で簡素なものに作り替えた。
ディアナにも引っ越ししてもらい、俺の向かいの部屋……元第三王子の部屋が新たな居室となっている。
「桔梗、この後も人に会う予定だ」
「城に戻られるのですか?」
「いや、サンシーロの商会で」
「畏まりました」
「その前に、何か食べてからにしよう。露天がいいな」
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