29 / 59
29.ピケの首長
しおりを挟む
「しっかし、何でまたここなんだ……」
待ち人はまだ来ていない。
サンシーロの商会に顔を出したまではよかった。のだけど、またしても幽霊屋敷に行くことに。
それも地下である。
人の目を気にしてということなら、幽霊屋敷の中でということならまだ分かるんだ。わざわざ、何で地下に行くんだよって。
憮然とした顔で腕を組み、紅茶を一口。
幽霊屋敷には俺たちが生活していた時そのままにしているので、飲み物も豊富にそろっているのだ。
何のかんのでこの屋敷にも愛着があったりする。
「イルマ様でよろしいのでしょうか?」
「おっと。カツラを取って化粧を落とした方がいいな」
後ろで控える桔梗が確認の意味を込めて聞いてくれて助かった。
帰りにまた化粧をすれば元通りだ。幽霊屋敷は生活していた時そのままに……つまり、化粧道具もここにある。
カツラを取ろうとしたところで、待ち人が来てしまった。
「おや、イル王とお聞きしていたのですが、イルマ様のお姿なのですねえー」
「君がルカ・スパランツァーニか。その節は世話になった」
スキンヘッドの大柄な男がもみ手をしながら、不気味な薄ら笑いを浮かべている。
男は30代後半と聞いているが、見た目からは年齢が想像できない。
というのは、ピエロのような赤い鼻をつけていて、真っ白に顔を塗りたくっていたからだ。
右目には鮮やかな紫色で星マークが描かれているし。その割に、服装はゆったりとしたトーガを纏った法服貴族によくある格好ときたもんだ。
いやでも、服装もやはり変わっているかもしれん。上半身はトーガの下に何も着ていないから、筋肉質な体が見えている。
男はにかーっと口端をあげ白い歯を見せた。
……生理的に嫌悪感を覚える
「いえいええー。あなた様が王位につかれたことで、ようやく大っぴらに行動できるというものです」
「獣人、その他全ての種族の権利は同じとする。国としての決定事項だ。もう、『暗黙の了解』は必要ない」
「はいはいー。存じておりますよお。さっそく私の息子たちにお仕事を与えてきましたあー。これまでは、コッソリと商会を手伝ってもらっていたのですがねえー」
「ルカの息子たちとは……商会を差配しているのか」
「主に海外とのやり取りにですが。これからは王都ミレニアへも息子たちが活躍してくれますよおー」
スパランツァーニは噂通り、獣人を好んで雇い入れていたということか。
ピケは王国にあってある種の治外法権が認められていた都市だからな。人間以外が支配層の国も、ピケに交易船を寄港させている。
そこで、人間以外は……なんて宣言していては商売なんてできたもんじゃないから。
しかし、この男……何か別の、おぞましい何かがありそうな気がする。
彼の個人的な趣味を詮索するつもりはない。仕事をこなしてくれれば問題ないのさ。
ヴィスコンティ打倒のために彼が尽力してくれたように。
「王の商隊も船を持つつもりだ。資金は渡すし、人材を招き入れることも調整する。なので、少し手伝ってもらえないか?」
「おいしいお話しですねえー。喜んでお引き受けしますよお。船も手配します。もちろん、ご購入はスパランツァーニ商会からでよろしいですよね」
「もちろんだ。よろしく頼む。ネズミと調整してくれ」
「すぐに動きますよお。ネズミさんと『うはうは』にしてみせますよおー」
もみ手と粘つくような笑みに道化師風のメイク……なんともまあチグハグな男なのだが、不思議とこれはこれで雰囲気に統一感があるような気がしてくる。
王になってから、機密文書も全て閲覧できるようになったので、彼の実績も調べたんだ。
正直、彼ともう一人くらいしか「使える」と思った領主はいなかった。ピケは領主ではなく首長になるので、領主とは少し違うのだが……。
ピケは王国内で唯一「元老院」と呼ばれる組織を持ち、合議制で民政を行っている。
首長が元老院の代表なわけなのだけど、元老院の中から選出されるのだ。元老院のメンバーは議員と呼ばれるのだけど、議員は貴族だけでなく平民も含まれる。
彼は下級貴族でありながら、ここ数年ずっと首長に選出されていて、彼が首長に就任して以来、ピケの収益がどんどん伸びているのだ。
とまあ、実力は折り紙付きであるスパランツァーニであるが、変態と呼ばれていた理由が分かった。
何かもう目がやばい。このねとつくような視線だけでも何とかならんものか。
とりあえず、頼みたいことと顔合わせをすることはできたし、もうこれで今日のところは終了でいいかな。
だけど、この男、まだ何か喋りたそうだ。
「他に何かあったか?」
「いえいえー。少女の装いをした少年も悪くないかもしれないと、ふと思いましてねえー」
「そ、そうか」
「しかあし。同好の士かもおと思いましたがあ。イルマ様の従者はくぁわいらしい女の子なんですねえ。ロシアンブルーの猫耳とはこれまた素晴らあしい」
「お、おう……」
「女装もいいかもしれませんー。鬼族の少年らが是非働きたいと言っておりましたあ。いいかもいいかもですよお」
ゾワゾワっと背筋が総毛だつ。
こいつ絶対にやばいやつだ。し、仕事はできるのだから、距離を置いてビジネスライクに接して行こう。
うん、そうしよう。
だけど、おぞましい会話の中で聞き逃せないことがあった。
「鬼族てことは海外の者も従業員に加えているのか?」
「ですよおー。イルマ様でしたら否とはおっしゃいますまい」
「うん。むしろ、希望者がいるのだったら、王の商隊にも迎えたい」
「ネズミさんと調整ですねえ。承知しましたよおお。可愛い少年がいましたら、ご紹介します」
「可愛くなくても、中年でも女の子でもいいから」
「中年……また、いい趣味をもたれておりますねえ」
「は、話はそれだけだ。また連絡をする」
も、もうダメだ。これ以上はつきあっていられない……。
未熟な自分を許してくれ。どんな相手でも動じることなく、商機を引っ張り出せるだけ引っ張り出せることが理想なのは分かっている。
だけど、俺にはもう限界だ。
すっと立ち上がり、「よろしく頼む」という意味を込めて彼の肩をポンと叩こうとして、触れたくない気持ちが勝り、伸ばした手を引っ込めた。
「桔梗。行こう」
「はい」
桔梗を連れ、地上へと向かう。
これであらかた、ヴィスコンティ打倒の功労者に会う事ができた。
内政の大枠も決まったことだし、実際に政策が施行されてからが勝負だな。
修正しつつ、実行できるよう文官、騎士、警備兵、守備隊などなどの横連携を取れるようにしつつ……。
課題はまだまだ山積みだけど、形にはなってきた。
見ていろ、帝国よ。周辺諸国よ。ミレニア王国が飛躍する姿を。
心の中で気合を入れていたのだが、後ろからいやあな視線を感じ身震いする。
待ち人はまだ来ていない。
サンシーロの商会に顔を出したまではよかった。のだけど、またしても幽霊屋敷に行くことに。
それも地下である。
人の目を気にしてということなら、幽霊屋敷の中でということならまだ分かるんだ。わざわざ、何で地下に行くんだよって。
憮然とした顔で腕を組み、紅茶を一口。
幽霊屋敷には俺たちが生活していた時そのままにしているので、飲み物も豊富にそろっているのだ。
何のかんのでこの屋敷にも愛着があったりする。
「イルマ様でよろしいのでしょうか?」
「おっと。カツラを取って化粧を落とした方がいいな」
後ろで控える桔梗が確認の意味を込めて聞いてくれて助かった。
帰りにまた化粧をすれば元通りだ。幽霊屋敷は生活していた時そのままに……つまり、化粧道具もここにある。
カツラを取ろうとしたところで、待ち人が来てしまった。
「おや、イル王とお聞きしていたのですが、イルマ様のお姿なのですねえー」
「君がルカ・スパランツァーニか。その節は世話になった」
スキンヘッドの大柄な男がもみ手をしながら、不気味な薄ら笑いを浮かべている。
男は30代後半と聞いているが、見た目からは年齢が想像できない。
というのは、ピエロのような赤い鼻をつけていて、真っ白に顔を塗りたくっていたからだ。
右目には鮮やかな紫色で星マークが描かれているし。その割に、服装はゆったりとしたトーガを纏った法服貴族によくある格好ときたもんだ。
いやでも、服装もやはり変わっているかもしれん。上半身はトーガの下に何も着ていないから、筋肉質な体が見えている。
男はにかーっと口端をあげ白い歯を見せた。
……生理的に嫌悪感を覚える
「いえいええー。あなた様が王位につかれたことで、ようやく大っぴらに行動できるというものです」
「獣人、その他全ての種族の権利は同じとする。国としての決定事項だ。もう、『暗黙の了解』は必要ない」
「はいはいー。存じておりますよお。さっそく私の息子たちにお仕事を与えてきましたあー。これまでは、コッソリと商会を手伝ってもらっていたのですがねえー」
「ルカの息子たちとは……商会を差配しているのか」
「主に海外とのやり取りにですが。これからは王都ミレニアへも息子たちが活躍してくれますよおー」
スパランツァーニは噂通り、獣人を好んで雇い入れていたということか。
ピケは王国にあってある種の治外法権が認められていた都市だからな。人間以外が支配層の国も、ピケに交易船を寄港させている。
そこで、人間以外は……なんて宣言していては商売なんてできたもんじゃないから。
しかし、この男……何か別の、おぞましい何かがありそうな気がする。
彼の個人的な趣味を詮索するつもりはない。仕事をこなしてくれれば問題ないのさ。
ヴィスコンティ打倒のために彼が尽力してくれたように。
「王の商隊も船を持つつもりだ。資金は渡すし、人材を招き入れることも調整する。なので、少し手伝ってもらえないか?」
「おいしいお話しですねえー。喜んでお引き受けしますよお。船も手配します。もちろん、ご購入はスパランツァーニ商会からでよろしいですよね」
「もちろんだ。よろしく頼む。ネズミと調整してくれ」
「すぐに動きますよお。ネズミさんと『うはうは』にしてみせますよおー」
もみ手と粘つくような笑みに道化師風のメイク……なんともまあチグハグな男なのだが、不思議とこれはこれで雰囲気に統一感があるような気がしてくる。
王になってから、機密文書も全て閲覧できるようになったので、彼の実績も調べたんだ。
正直、彼ともう一人くらいしか「使える」と思った領主はいなかった。ピケは領主ではなく首長になるので、領主とは少し違うのだが……。
ピケは王国内で唯一「元老院」と呼ばれる組織を持ち、合議制で民政を行っている。
首長が元老院の代表なわけなのだけど、元老院の中から選出されるのだ。元老院のメンバーは議員と呼ばれるのだけど、議員は貴族だけでなく平民も含まれる。
彼は下級貴族でありながら、ここ数年ずっと首長に選出されていて、彼が首長に就任して以来、ピケの収益がどんどん伸びているのだ。
とまあ、実力は折り紙付きであるスパランツァーニであるが、変態と呼ばれていた理由が分かった。
何かもう目がやばい。このねとつくような視線だけでも何とかならんものか。
とりあえず、頼みたいことと顔合わせをすることはできたし、もうこれで今日のところは終了でいいかな。
だけど、この男、まだ何か喋りたそうだ。
「他に何かあったか?」
「いえいえー。少女の装いをした少年も悪くないかもしれないと、ふと思いましてねえー」
「そ、そうか」
「しかあし。同好の士かもおと思いましたがあ。イルマ様の従者はくぁわいらしい女の子なんですねえ。ロシアンブルーの猫耳とはこれまた素晴らあしい」
「お、おう……」
「女装もいいかもしれませんー。鬼族の少年らが是非働きたいと言っておりましたあ。いいかもいいかもですよお」
ゾワゾワっと背筋が総毛だつ。
こいつ絶対にやばいやつだ。し、仕事はできるのだから、距離を置いてビジネスライクに接して行こう。
うん、そうしよう。
だけど、おぞましい会話の中で聞き逃せないことがあった。
「鬼族てことは海外の者も従業員に加えているのか?」
「ですよおー。イルマ様でしたら否とはおっしゃいますまい」
「うん。むしろ、希望者がいるのだったら、王の商隊にも迎えたい」
「ネズミさんと調整ですねえ。承知しましたよおお。可愛い少年がいましたら、ご紹介します」
「可愛くなくても、中年でも女の子でもいいから」
「中年……また、いい趣味をもたれておりますねえ」
「は、話はそれだけだ。また連絡をする」
も、もうダメだ。これ以上はつきあっていられない……。
未熟な自分を許してくれ。どんな相手でも動じることなく、商機を引っ張り出せるだけ引っ張り出せることが理想なのは分かっている。
だけど、俺にはもう限界だ。
すっと立ち上がり、「よろしく頼む」という意味を込めて彼の肩をポンと叩こうとして、触れたくない気持ちが勝り、伸ばした手を引っ込めた。
「桔梗。行こう」
「はい」
桔梗を連れ、地上へと向かう。
これであらかた、ヴィスコンティ打倒の功労者に会う事ができた。
内政の大枠も決まったことだし、実際に政策が施行されてからが勝負だな。
修正しつつ、実行できるよう文官、騎士、警備兵、守備隊などなどの横連携を取れるようにしつつ……。
課題はまだまだ山積みだけど、形にはなってきた。
見ていろ、帝国よ。周辺諸国よ。ミレニア王国が飛躍する姿を。
心の中で気合を入れていたのだが、後ろからいやあな視線を感じ身震いする。
11
あなたにおすすめの小説
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【モブ魂】~ゲームの下っ端ザコキャラに転生したオレ、知識チートで無双したらハーレムできました~なお、妹は激怒している模様
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
よくゲームとかで敵を回復するうざい敵キャラっているだろ?
――――それ、オレなんだわ……。
昔流行ったゲーム『魔剣伝説』の中で、悪事を働く辺境伯の息子……の取り巻きの一人に転生してしまったオレ。
そんなオレには、病に侵された双子の妹がいた。
妹を死なせないために、オレがとった秘策とは――――。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる