17 / 167
17.オーガ戦
しおりを挟む
「一体何を悩んでいるのか分からないけど、言ってみなさい!」
「いえ」
「いいから言えって言ってんのよ!」
エリスの勢いに負け、俺はポツポツと自分がいかに無力なのか話をしてしまった。あー言ってしまった。ベリサリウスに伝わらなきゃいいけど。
俺の愚痴を聞いてエリスはひっくり返らんばかりに驚き、目を見開いた。
「あなた何言ってるの? あなたほどベリサリウス様の役に立つ人はいないでしょう。ここへ来てたった数日だけど、目覚ましい働きをしてるの自覚してる?」
「顔が近いですって」
「うるさい! ヒュドラも倒した、たった一日でハーピー娘とリザードマンの心を掴んだ。豚の相手は、まあどうでもいいわ。きっと今日だって小鬼村の職人の心を掴んだんでしょう」
心を掴むなんてそんな、でもティンもロロロも俺に良くしてくれる。これは事実だ。今日もティン曰く職人たちは俺に親しみを感じたそうだ。しかしこれってベリサリウスが慕われているからこそじゃないのか?
「それはベリサリウス様のお陰では?」
「全く、あなたもたいがいね。私も人のことは言えないことは自覚してるわ。ハッキリ言うと、ダークエルフの私が人間であるあなたと、普通に会話してることを疑問に思いなさいよ!」
そんなこと言われても、ダークエルフがどんな種族とか俺に分かるわけないだろ!
「あ! 会話で思い出しました! エリスさん。オークには雄しかいないんですって。知ってました?」
「知るわけないわよ! ダークエルフは基本排他的な種族なのよ。小鬼村に来ている私は比較的ましだけど、それでも他の亜人に心を開くことはほとんどないわ」
「エリスさん、他の人たちともうまくやってるように見えますけどね」
「それは表面上よ。心から気を許してるのは、ベリサリウス様と数人だけ」
「そうだったんですか!」
「恥ずかしいから一度だけしか言わないわよ。あなたもその一人に入ってるわ! 私たち亜人が共通して嫌う人間のあなたがね! たった数日で私が心を開くなんて、あなたの才能じゃないのこれ?」
亜人たちは人間を嫌う? どこかでそんなことを聞いた記憶が。はて?
「えええ。ベリサリウス様の好み聞いてこいって初対面で」
「うるさい! 私から見たら、あなたはベリサリウス様ほどじゃもちろんないけれど、凡百にはとてもじゃないけど見えないわ。それだけよ! この私が言うんだから!」
「わ、分かりました。顔近いですって」
「分かればいいのよ。全く。で、オークって雄しかいないの?」
ほんと切り替え早いなこの人。でも嫌いじゃない。こういうさっぱりとした性格は。
「そうらしいですよ。ですのでベリサリウス様がオークの村へ行っても女性はいません」
「ベリサリウス様がオークに惹かれるとは思わないけど。まあ、情報ありがとう」
それが、それが惹かれるんだよ! 「ご婦人」とか言ってたの忘れたのかエリス? ま、まあ、あれ以来恋路について相談されてないし、自分から話を振ることも無い。
エリスよ、強く生きろ。
「エリスさん、一つ教えてください。人間って亜人たちに何をしたんです?」
「ああ、あなたはベリサリウス様と同じ異界から来たんだったわね。人間たちは私たちを魔の森より北側へ押しやったのよ」
「そうでした! 村長から聞いていたのをすっかり忘れていましたよ......よくベリサリウス様がこの村でやっていけましたね」
「ベリサリウス様! ああ、あの人は特別なの。勇壮で精悍!」
駄目だ。トリップモードに入ってしまった。暫く待っていると彼女は真顔に戻り一言、
「あ、明日は私も行くから」
エリスはその言葉を最後に奥へ引っ込んでいったのだった。
エリスが来るってことは彼女の精霊術を見ることができるのかな? 楽しみだ。俺が安全な位置に居ればもっと楽しめるんだけど......
この日はエリスに励ましを受け、陰鬱とした気分が晴れてから就寝できた。エリス、ありがとう。面と向かっては言えないけど感謝してる。
寝るまでにベリサリウスが帰宅したので、一応の報告も行っておいた。俺からの報告は実のある話じゃなかったけどね。職人と会って会話しただけだもの。
◇◇◇◇◇
いよいよオーガ殲滅作戦が始まる。俺たちは日が昇る頃には準備を終え、オーガ達の拠点「開けた土地」へと進軍を開始する。軍団はリザードマンの戦士百を中心に、小鬼の戦士二十ほどと数名の他種族の亜人で構成されている。
ベリサリウスの指示により、小鬼族は主に補給と武具の修理を担当することになった。彼は種族を兵科と見ていて、それぞれの適正でどの位置へ配置するか決めたそうだ。
ベリサリウスが率いるのは、大きな盾を構えたリザードマン四十とエリスだ。残りのリザードマンは伏兵として最初は控える。それ以外の亜人種は遊撃部隊だ。足の遅いオーガ達をベリサリウスの元へ誘引する役目を担う。
俺はティンとロロロと共に空から戦いの行方を見守りベリサリウスへ報告する伝令役になる。戦闘しなくていいが、ベリサリウスの次に重要な役目を任されてしまった......
俺が遊撃部隊をきちんと見なければ、ベリサリウスの元へ上手くオーガは集まらないだろうから。
――いよいよオーガの誘引がはじまる
ワーキャット、ワーウルフという猫耳と犬耳の亜人たち数名がオーガを集め始め、ある程度まとまった数になるとベリサリウスの元へオーガを導く。オーガ達は目の前に群がったリザードマンという餌に飛びつき、襲い掛かる。
いよいよ戦いがはじまったのだ!
しかし、オーガ達の幾人かは突然生えて来た土の蔦に足を絡めとられる。恐らくこれはエリスの精霊術だ!
これを待っていたかのようにベリサリウスが矢を放つ!
一射、二射、三射と適格にオーガの頭を射抜いていくベリサリウス。さすがの弓の精度に驚嘆とため息しかでない。
オーガ達は数が多く、エリスの土の精霊術を乗り越えてくるものも多数いた。オーガたちはリザードマンへ向け大きなこん棒を振りぬくが、彼らが構えた盾にはじかれるのだった。
オーガとリザードマンだと力の差がかなりあると聞いていたが、見事防いでいるじゃないか!
そう思った俺であったが、なんとリザードマン達は三人で一つの盾を構えていたのだった。力を合わせることで、オーガのこん棒を防ぎきって見せたのだ!
なるほど、大きな盾はこんな意味があったんだなあ。そして、小鬼の職人によって飛龍の鱗が張り付けられた盾は強固で、オーガのこん棒を幾度防いでも割れることはなかった。
そこへ、リザードマンの伏兵が襲い掛かる! 射程距離まで近寄った彼らは後ろからオーガに向けて弓を放つのだった。
こういった連携で、オーガ達を次々殲滅していく。もちろん、オーガの数が多すぎないように調整して誘導しているから、対応しきれない事態に陥ってはいない。
「思ったより上手くいっているな」
俺がティンに問うと、
「さすが、ベリサリウス様です! こんな戦い方があったなんて」
ティンはさっきから興奮しきりで、「すごい! すごい!」を連発している。俺だってここまで一方的にオーガを叩けるなんて思っていなかった。
知性ある相手と違い、オーガは何度でもノコノコ遊撃部隊を追いかけて来る。それを待っていたベリサリウスらが叩き潰していくのだ。
戦いの後半になると、オーガ達を発見するほうが困難になってきて、空から捜索できる俺たちは割に活躍することができた。俺たちだってノンビリ空から眺めているだけじゃないんだ......
飛龍を目印に、木に登るのが得意なワーキャットが位置を確認して、長距離走が得意なワーウルフがオーガの元へ走るといった連携が後半行われていたのだ。
オーガ達は集落が二キロ四方で、集落から五キロ四方に餌を求めて広がっていた。なので、ベリサリウス達からの距離は最大で六キロほど離れている計算になる。
オーガ達の足が遅かったが、結局殲滅と言える状態になるまでたった四時間で完了してしまった。
オーガがもう少し密集していたら、もっとはやく打ち滅ぼすことができたに違いない。あれほど亜人たちが苦渋を飲まされていたオーガたちは、半日もかからず殲滅されたのであった。
「いえ」
「いいから言えって言ってんのよ!」
エリスの勢いに負け、俺はポツポツと自分がいかに無力なのか話をしてしまった。あー言ってしまった。ベリサリウスに伝わらなきゃいいけど。
俺の愚痴を聞いてエリスはひっくり返らんばかりに驚き、目を見開いた。
「あなた何言ってるの? あなたほどベリサリウス様の役に立つ人はいないでしょう。ここへ来てたった数日だけど、目覚ましい働きをしてるの自覚してる?」
「顔が近いですって」
「うるさい! ヒュドラも倒した、たった一日でハーピー娘とリザードマンの心を掴んだ。豚の相手は、まあどうでもいいわ。きっと今日だって小鬼村の職人の心を掴んだんでしょう」
心を掴むなんてそんな、でもティンもロロロも俺に良くしてくれる。これは事実だ。今日もティン曰く職人たちは俺に親しみを感じたそうだ。しかしこれってベリサリウスが慕われているからこそじゃないのか?
「それはベリサリウス様のお陰では?」
「全く、あなたもたいがいね。私も人のことは言えないことは自覚してるわ。ハッキリ言うと、ダークエルフの私が人間であるあなたと、普通に会話してることを疑問に思いなさいよ!」
そんなこと言われても、ダークエルフがどんな種族とか俺に分かるわけないだろ!
「あ! 会話で思い出しました! エリスさん。オークには雄しかいないんですって。知ってました?」
「知るわけないわよ! ダークエルフは基本排他的な種族なのよ。小鬼村に来ている私は比較的ましだけど、それでも他の亜人に心を開くことはほとんどないわ」
「エリスさん、他の人たちともうまくやってるように見えますけどね」
「それは表面上よ。心から気を許してるのは、ベリサリウス様と数人だけ」
「そうだったんですか!」
「恥ずかしいから一度だけしか言わないわよ。あなたもその一人に入ってるわ! 私たち亜人が共通して嫌う人間のあなたがね! たった数日で私が心を開くなんて、あなたの才能じゃないのこれ?」
亜人たちは人間を嫌う? どこかでそんなことを聞いた記憶が。はて?
「えええ。ベリサリウス様の好み聞いてこいって初対面で」
「うるさい! 私から見たら、あなたはベリサリウス様ほどじゃもちろんないけれど、凡百にはとてもじゃないけど見えないわ。それだけよ! この私が言うんだから!」
「わ、分かりました。顔近いですって」
「分かればいいのよ。全く。で、オークって雄しかいないの?」
ほんと切り替え早いなこの人。でも嫌いじゃない。こういうさっぱりとした性格は。
「そうらしいですよ。ですのでベリサリウス様がオークの村へ行っても女性はいません」
「ベリサリウス様がオークに惹かれるとは思わないけど。まあ、情報ありがとう」
それが、それが惹かれるんだよ! 「ご婦人」とか言ってたの忘れたのかエリス? ま、まあ、あれ以来恋路について相談されてないし、自分から話を振ることも無い。
エリスよ、強く生きろ。
「エリスさん、一つ教えてください。人間って亜人たちに何をしたんです?」
「ああ、あなたはベリサリウス様と同じ異界から来たんだったわね。人間たちは私たちを魔の森より北側へ押しやったのよ」
「そうでした! 村長から聞いていたのをすっかり忘れていましたよ......よくベリサリウス様がこの村でやっていけましたね」
「ベリサリウス様! ああ、あの人は特別なの。勇壮で精悍!」
駄目だ。トリップモードに入ってしまった。暫く待っていると彼女は真顔に戻り一言、
「あ、明日は私も行くから」
エリスはその言葉を最後に奥へ引っ込んでいったのだった。
エリスが来るってことは彼女の精霊術を見ることができるのかな? 楽しみだ。俺が安全な位置に居ればもっと楽しめるんだけど......
この日はエリスに励ましを受け、陰鬱とした気分が晴れてから就寝できた。エリス、ありがとう。面と向かっては言えないけど感謝してる。
寝るまでにベリサリウスが帰宅したので、一応の報告も行っておいた。俺からの報告は実のある話じゃなかったけどね。職人と会って会話しただけだもの。
◇◇◇◇◇
いよいよオーガ殲滅作戦が始まる。俺たちは日が昇る頃には準備を終え、オーガ達の拠点「開けた土地」へと進軍を開始する。軍団はリザードマンの戦士百を中心に、小鬼の戦士二十ほどと数名の他種族の亜人で構成されている。
ベリサリウスの指示により、小鬼族は主に補給と武具の修理を担当することになった。彼は種族を兵科と見ていて、それぞれの適正でどの位置へ配置するか決めたそうだ。
ベリサリウスが率いるのは、大きな盾を構えたリザードマン四十とエリスだ。残りのリザードマンは伏兵として最初は控える。それ以外の亜人種は遊撃部隊だ。足の遅いオーガ達をベリサリウスの元へ誘引する役目を担う。
俺はティンとロロロと共に空から戦いの行方を見守りベリサリウスへ報告する伝令役になる。戦闘しなくていいが、ベリサリウスの次に重要な役目を任されてしまった......
俺が遊撃部隊をきちんと見なければ、ベリサリウスの元へ上手くオーガは集まらないだろうから。
――いよいよオーガの誘引がはじまる
ワーキャット、ワーウルフという猫耳と犬耳の亜人たち数名がオーガを集め始め、ある程度まとまった数になるとベリサリウスの元へオーガを導く。オーガ達は目の前に群がったリザードマンという餌に飛びつき、襲い掛かる。
いよいよ戦いがはじまったのだ!
しかし、オーガ達の幾人かは突然生えて来た土の蔦に足を絡めとられる。恐らくこれはエリスの精霊術だ!
これを待っていたかのようにベリサリウスが矢を放つ!
一射、二射、三射と適格にオーガの頭を射抜いていくベリサリウス。さすがの弓の精度に驚嘆とため息しかでない。
オーガ達は数が多く、エリスの土の精霊術を乗り越えてくるものも多数いた。オーガたちはリザードマンへ向け大きなこん棒を振りぬくが、彼らが構えた盾にはじかれるのだった。
オーガとリザードマンだと力の差がかなりあると聞いていたが、見事防いでいるじゃないか!
そう思った俺であったが、なんとリザードマン達は三人で一つの盾を構えていたのだった。力を合わせることで、オーガのこん棒を防ぎきって見せたのだ!
なるほど、大きな盾はこんな意味があったんだなあ。そして、小鬼の職人によって飛龍の鱗が張り付けられた盾は強固で、オーガのこん棒を幾度防いでも割れることはなかった。
そこへ、リザードマンの伏兵が襲い掛かる! 射程距離まで近寄った彼らは後ろからオーガに向けて弓を放つのだった。
こういった連携で、オーガ達を次々殲滅していく。もちろん、オーガの数が多すぎないように調整して誘導しているから、対応しきれない事態に陥ってはいない。
「思ったより上手くいっているな」
俺がティンに問うと、
「さすが、ベリサリウス様です! こんな戦い方があったなんて」
ティンはさっきから興奮しきりで、「すごい! すごい!」を連発している。俺だってここまで一方的にオーガを叩けるなんて思っていなかった。
知性ある相手と違い、オーガは何度でもノコノコ遊撃部隊を追いかけて来る。それを待っていたベリサリウスらが叩き潰していくのだ。
戦いの後半になると、オーガ達を発見するほうが困難になってきて、空から捜索できる俺たちは割に活躍することができた。俺たちだってノンビリ空から眺めているだけじゃないんだ......
飛龍を目印に、木に登るのが得意なワーキャットが位置を確認して、長距離走が得意なワーウルフがオーガの元へ走るといった連携が後半行われていたのだ。
オーガ達は集落が二キロ四方で、集落から五キロ四方に餌を求めて広がっていた。なので、ベリサリウス達からの距離は最大で六キロほど離れている計算になる。
オーガ達の足が遅かったが、結局殲滅と言える状態になるまでたった四時間で完了してしまった。
オーガがもう少し密集していたら、もっとはやく打ち滅ぼすことができたに違いない。あれほど亜人たちが苦渋を飲まされていたオーガたちは、半日もかからず殲滅されたのであった。
2
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる