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29.また飛ぶんですか!
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鉱山からベリサリウスが戻ったことを確認した俺は、さっそく彼の元へティンから聞いた人間について報告に向かう。
「ほう、人間が出たのか」
ベリサリウスは獰猛な笑みを浮かべ、今にも斬りかかりに行きそうな雰囲気だ。好戦的過ぎて俺困る。
「敵かどうかも不明です。能力も不明。数は四人です」
「ふむ。行ってみるか。プロコピウス、ティンと共に飛龍の元で待て。間もなく向かう」
「今から行くんですか? 鉱山のモンスターを退治して来たばかりでは?」
「問題無い。あんなもの軽い運動だ」
あれが軽い運動ねえ。俺は遠目に見える五メートルや十メートルほどあるモンスターにちらりと目をやり、ため息をつく。この人絶対おかしいよ! そして何でこうも好戦的なのか。
「ベリサリウス様、例え敵対したとしても一人は捕らえましょう。情報が欲しいです」
人間世界のことを一つでも聞きたいからね。この世界の人間は強いと亜人から聞いているけど、どのような国があるのか世界事情を少しでも仕入れたい。
「了解だ。プロコピウス」
飛龍へ向かおうとする俺たちを、小鬼の村長が呼び止める。手にはモンスターの牙から作った穂をつけた槍を持っている。
「ベリサリウス殿。槍の修理が終わってますぞ、持っていかれますか?」
「おお。村長殿。かたじけない。念のため持っていきます」
ベリサリウスは村長から槍を受け取るが、俺は槍の穂先がある根元が気になった。修理した跡なんだろうか、黒色の何かでコーティングされているではないか。
「村長殿、その黒いものは何でしょう?」
俺が問うと村長は疑問にすぐ答えてくれた。
「プロコピウス殿は色んなところに気が付くのですな。これは黒い沼から取れる粘性のある水ですぞ」
「ベリサリウス様。少しその槍見せていただいてもよろしいですか?」
俺の言葉にベリサリウスは槍を渡してくれた。さっそく穂の根元の臭いを嗅いでみると......
――これは、アスファルトだ。アスファルトがあるのか。
アスファルトもキャッサバと同じく有史以前から地球では利用されてきた。アスファルトはそのまま塗って粘着剤として使われていたんだ。
それほど希少な素材ではなく、天然のアスファルトの泉も世界各地に存在する。石油の重たい部分がアスファルトなわけだけど、自然界にあるアスファルトは、石油のうち揮発性の高い部分が蒸発して、残ったものがアスファルトとなり泉となるんだ。
アスファルトと砂を混ぜれば、俺にはなじみ深いアスファルトの道路ができる。量がどれほどあるか不明だけど、石を切り出したりレンガを造るよりはるかに楽に道路造りができるじゃないか。
穴を掘り、砂利を埋め、砂を混ぜたアスファルトを被せればおなじみの道路の完成だ。
「ベリサリウス様。ありがとうございます」
槍を返す俺に、村長が期待の籠った目で俺に口を開く。
「プロコピウス殿。また何か発見されたのですか?」
「ええ。その黒い水はアスファルトという素材です。これと砂を混ぜて地面に撒けば、水を通さない硬い道が出来上がりますよ」
「おお。素晴らしい。それもさきほどのキャッサバと同じく折を見て教えてもらえんか?」
「もちろんです。いろいろ試行錯誤も必要と思いますのでぜひ試しましょう」
アスファルトの発見でウキウキした俺だったが、飛龍に乗り込むとまた気持ちが沈んでいく......何故俺を毎回戦闘に連れて行くんだ! いやまだ戦うと決まったわけではない。
いくらベリサリウスでも人間相手にいきなり攻撃しないだろう。いや、待てよ。待て待て。攻撃しないはずだ!
◇◇◇◇◇
ティンとベリサリウスと共に飛龍に乗り込む。ティンはもちろんいつもの肩車だ! 今日も喜んで俺の肩に飛んできたんだぞ。ティンは聞き分けが良すぎて逆に怖い。
飛龍で捜索するとすぐに人間らしき影を遠目で確認できた。人数はティンから聞いていたとおり四人。全員革鎧を着ているように見える。まだ遠いのでハッキリとは確認できないけど、彼らの姿は兵士ではなく旅人やレンジャーぽい雰囲気を受ける。
ファンタジーな世界でよくある冒険者風と呼ばれる格好と言い換えてもいい。
「ベリサリウス様。近くで降りましょうか?」
ベリサリウスに俺が聞いた時――
――火の玉が二つ飛んで来る!
人間の魔法か? ベリサリウスは巧に手綱を操作し難なく火の玉を交わすと、飛龍を旋回させる。
さらに火の玉が飛んで来るも、結果はさきほどと変わらなかった。
今度は確認できた。人間のうち二人が火の玉を飛ばしている!
「プロコピウス。私が指示を出したらティンを抱えて飛び降りろ」
唐突にベリサリウスから俺へ無茶ぶりが来る。
「は、はい」
何させるつもりなんだ......まさかの第二回スカイダイビングとは。
「ピウス様! 任せてください!」
肩車しているティンが、足の位置を変え俺の落下速度を軽減してくれると言っている。やるのか。やはりやるのか。
膝が笑っているが、ベリサリウスの指示を受けるとすぐに飛ばねばならぬ。ならぬのだ!
ええい。為せば成る!
「今だ。行け! プロコピウス!」
「はい!」
迷ってられない、行けと言われれば行くのだ。落ちていく恐怖に足をバタバタさせていると、何かに当たった。何だ?
「さすがです! ピウス様!」
ティンが興奮した声で俺に告げる。彼女が羽ばたき、俺の速度が落ちると無事地面に着地できた。
続いて、ベリサリウスが飛び降りたのだろう。着地音と鈍い音が同時に俺に耳へ入る。
まずはどうなったか確認だ。倒れている人間が二人。俺の右横にベリサリウス。肩の上にティン。残り二名の人間は前方五メートルほどか。
地形は原生林。飛龍は上空に待機したまま。よし、確認完了!
「な......人間か?」
立っている人間のうち、体格のいい顎からもみあげまで髭の生えた茶髪の男が驚愕し、一人呟く。
「に、人間が飛龍を操っているだと」
もう一人の小柄だががっちりとした体格の長い髭を生やした男も、茶髪に同意するように独白する。
「さて、諸君。いきなり攻撃して来るとはどういうことだ?」
ベリサリウスは伸びている二人に目をやり、視線を前方の驚いている二人に戻す。
こういう時、ベリサリウスほど便りになる人はいない。無茶振りばっかしてくるけど、頼れる人ではあるんだよ。
「い、いやまさか。飛龍を人間が操るなんて思ってもみなかったんだ。すまない」
茶髪の男はベリサリウスに謝罪する。
「そこで伸びている二人は、私たちに火球を飛ばして来たから無力化させてもらったぞ」
「あ、ああ。攻撃したのはこっちだ。殺すこともできただろうに、これですませてくれて感謝する」
「礼には及ばん。私たちも攻撃したのだからな。君がこの集団のリーダーかね?」
「ああ。俺が四人のリーダーをやっている」
茶髪の男がベリサリウスに言葉を返す。
「少しゆっくり話をしたい。詳しくはこの男――プロコピウスと話をしてくれ」
「分かった。先に二つ聞いて欲しいことがある」
「言ってみたまえ」
「一つは俺たちの仲間を先に介抱していいだろうか?」
「もちろんだ。私たちも手伝おう」
「もう一つ、そこの魔族はあんたたちが手なずけているのか?」
「魔族? ハーピーのことかね?」
「ああ。そうだ。ビーストマスターなのか? あんたら?」
「いや、私はそのような者ではない。ハーピー族の者の名はティンと言うのだが、彼女は仲間だ。使役しているわけでは決してない!」
彼女は仲間だ! と胸を張るベリサリウスにティンの頬は紅潮している。よっぽど彼に仲間と言われて嬉しいんだろう。しかし、魔族か。人間はハーピーを魔族と認識しているのか?
「わ、分かったから。怒らないでくれ。まず俺の仲間を介抱するから」
「了解した。私も手伝おう。プロコピウス、ティン。お前たちも手伝え」
「はい!」「了解しました!」
さて、人間たちはどんな認識でいるのか。今後どのような動きをするつもりなのか。聞けるだけ聞いてやろう。
こっちはベリサリウスがいるから、力勝負なら負けない。怒らせても問題はないだろうし、気にせず何でも聞いてやるか。
しかし、ベリサリウスは交渉事となると自分では出ないんだな。俺を信頼しきっているのはいいことだけど、正直俺でいいのかといつも思ってしまう。
ダメだ。弱気になるな俺。エリスと話した時に決めたじゃないか。俺なら出来ると思うと。
「ほう、人間が出たのか」
ベリサリウスは獰猛な笑みを浮かべ、今にも斬りかかりに行きそうな雰囲気だ。好戦的過ぎて俺困る。
「敵かどうかも不明です。能力も不明。数は四人です」
「ふむ。行ってみるか。プロコピウス、ティンと共に飛龍の元で待て。間もなく向かう」
「今から行くんですか? 鉱山のモンスターを退治して来たばかりでは?」
「問題無い。あんなもの軽い運動だ」
あれが軽い運動ねえ。俺は遠目に見える五メートルや十メートルほどあるモンスターにちらりと目をやり、ため息をつく。この人絶対おかしいよ! そして何でこうも好戦的なのか。
「ベリサリウス様、例え敵対したとしても一人は捕らえましょう。情報が欲しいです」
人間世界のことを一つでも聞きたいからね。この世界の人間は強いと亜人から聞いているけど、どのような国があるのか世界事情を少しでも仕入れたい。
「了解だ。プロコピウス」
飛龍へ向かおうとする俺たちを、小鬼の村長が呼び止める。手にはモンスターの牙から作った穂をつけた槍を持っている。
「ベリサリウス殿。槍の修理が終わってますぞ、持っていかれますか?」
「おお。村長殿。かたじけない。念のため持っていきます」
ベリサリウスは村長から槍を受け取るが、俺は槍の穂先がある根元が気になった。修理した跡なんだろうか、黒色の何かでコーティングされているではないか。
「村長殿、その黒いものは何でしょう?」
俺が問うと村長は疑問にすぐ答えてくれた。
「プロコピウス殿は色んなところに気が付くのですな。これは黒い沼から取れる粘性のある水ですぞ」
「ベリサリウス様。少しその槍見せていただいてもよろしいですか?」
俺の言葉にベリサリウスは槍を渡してくれた。さっそく穂の根元の臭いを嗅いでみると......
――これは、アスファルトだ。アスファルトがあるのか。
アスファルトもキャッサバと同じく有史以前から地球では利用されてきた。アスファルトはそのまま塗って粘着剤として使われていたんだ。
それほど希少な素材ではなく、天然のアスファルトの泉も世界各地に存在する。石油の重たい部分がアスファルトなわけだけど、自然界にあるアスファルトは、石油のうち揮発性の高い部分が蒸発して、残ったものがアスファルトとなり泉となるんだ。
アスファルトと砂を混ぜれば、俺にはなじみ深いアスファルトの道路ができる。量がどれほどあるか不明だけど、石を切り出したりレンガを造るよりはるかに楽に道路造りができるじゃないか。
穴を掘り、砂利を埋め、砂を混ぜたアスファルトを被せればおなじみの道路の完成だ。
「ベリサリウス様。ありがとうございます」
槍を返す俺に、村長が期待の籠った目で俺に口を開く。
「プロコピウス殿。また何か発見されたのですか?」
「ええ。その黒い水はアスファルトという素材です。これと砂を混ぜて地面に撒けば、水を通さない硬い道が出来上がりますよ」
「おお。素晴らしい。それもさきほどのキャッサバと同じく折を見て教えてもらえんか?」
「もちろんです。いろいろ試行錯誤も必要と思いますのでぜひ試しましょう」
アスファルトの発見でウキウキした俺だったが、飛龍に乗り込むとまた気持ちが沈んでいく......何故俺を毎回戦闘に連れて行くんだ! いやまだ戦うと決まったわけではない。
いくらベリサリウスでも人間相手にいきなり攻撃しないだろう。いや、待てよ。待て待て。攻撃しないはずだ!
◇◇◇◇◇
ティンとベリサリウスと共に飛龍に乗り込む。ティンはもちろんいつもの肩車だ! 今日も喜んで俺の肩に飛んできたんだぞ。ティンは聞き分けが良すぎて逆に怖い。
飛龍で捜索するとすぐに人間らしき影を遠目で確認できた。人数はティンから聞いていたとおり四人。全員革鎧を着ているように見える。まだ遠いのでハッキリとは確認できないけど、彼らの姿は兵士ではなく旅人やレンジャーぽい雰囲気を受ける。
ファンタジーな世界でよくある冒険者風と呼ばれる格好と言い換えてもいい。
「ベリサリウス様。近くで降りましょうか?」
ベリサリウスに俺が聞いた時――
――火の玉が二つ飛んで来る!
人間の魔法か? ベリサリウスは巧に手綱を操作し難なく火の玉を交わすと、飛龍を旋回させる。
さらに火の玉が飛んで来るも、結果はさきほどと変わらなかった。
今度は確認できた。人間のうち二人が火の玉を飛ばしている!
「プロコピウス。私が指示を出したらティンを抱えて飛び降りろ」
唐突にベリサリウスから俺へ無茶ぶりが来る。
「は、はい」
何させるつもりなんだ......まさかの第二回スカイダイビングとは。
「ピウス様! 任せてください!」
肩車しているティンが、足の位置を変え俺の落下速度を軽減してくれると言っている。やるのか。やはりやるのか。
膝が笑っているが、ベリサリウスの指示を受けるとすぐに飛ばねばならぬ。ならぬのだ!
ええい。為せば成る!
「今だ。行け! プロコピウス!」
「はい!」
迷ってられない、行けと言われれば行くのだ。落ちていく恐怖に足をバタバタさせていると、何かに当たった。何だ?
「さすがです! ピウス様!」
ティンが興奮した声で俺に告げる。彼女が羽ばたき、俺の速度が落ちると無事地面に着地できた。
続いて、ベリサリウスが飛び降りたのだろう。着地音と鈍い音が同時に俺に耳へ入る。
まずはどうなったか確認だ。倒れている人間が二人。俺の右横にベリサリウス。肩の上にティン。残り二名の人間は前方五メートルほどか。
地形は原生林。飛龍は上空に待機したまま。よし、確認完了!
「な......人間か?」
立っている人間のうち、体格のいい顎からもみあげまで髭の生えた茶髪の男が驚愕し、一人呟く。
「に、人間が飛龍を操っているだと」
もう一人の小柄だががっちりとした体格の長い髭を生やした男も、茶髪に同意するように独白する。
「さて、諸君。いきなり攻撃して来るとはどういうことだ?」
ベリサリウスは伸びている二人に目をやり、視線を前方の驚いている二人に戻す。
こういう時、ベリサリウスほど便りになる人はいない。無茶振りばっかしてくるけど、頼れる人ではあるんだよ。
「い、いやまさか。飛龍を人間が操るなんて思ってもみなかったんだ。すまない」
茶髪の男はベリサリウスに謝罪する。
「そこで伸びている二人は、私たちに火球を飛ばして来たから無力化させてもらったぞ」
「あ、ああ。攻撃したのはこっちだ。殺すこともできただろうに、これですませてくれて感謝する」
「礼には及ばん。私たちも攻撃したのだからな。君がこの集団のリーダーかね?」
「ああ。俺が四人のリーダーをやっている」
茶髪の男がベリサリウスに言葉を返す。
「少しゆっくり話をしたい。詳しくはこの男――プロコピウスと話をしてくれ」
「分かった。先に二つ聞いて欲しいことがある」
「言ってみたまえ」
「一つは俺たちの仲間を先に介抱していいだろうか?」
「もちろんだ。私たちも手伝おう」
「もう一つ、そこの魔族はあんたたちが手なずけているのか?」
「魔族? ハーピーのことかね?」
「ああ。そうだ。ビーストマスターなのか? あんたら?」
「いや、私はそのような者ではない。ハーピー族の者の名はティンと言うのだが、彼女は仲間だ。使役しているわけでは決してない!」
彼女は仲間だ! と胸を張るベリサリウスにティンの頬は紅潮している。よっぽど彼に仲間と言われて嬉しいんだろう。しかし、魔族か。人間はハーピーを魔族と認識しているのか?
「わ、分かったから。怒らないでくれ。まず俺の仲間を介抱するから」
「了解した。私も手伝おう。プロコピウス、ティン。お前たちも手伝え」
「はい!」「了解しました!」
さて、人間たちはどんな認識でいるのか。今後どのような動きをするつもりなのか。聞けるだけ聞いてやろう。
こっちはベリサリウスがいるから、力勝負なら負けない。怒らせても問題はないだろうし、気にせず何でも聞いてやるか。
しかし、ベリサリウスは交渉事となると自分では出ないんだな。俺を信頼しきっているのはいいことだけど、正直俺でいいのかといつも思ってしまう。
ダメだ。弱気になるな俺。エリスと話した時に決めたじゃないか。俺なら出来ると思うと。
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