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33.亜人のことまとめてみたぞ
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ハーピー達と別れた後、俺はティンにハーピーのことを聞いてみることにした。
「ティン、ハーピーのことについて少し教えてくれないか?」
「はい! 何でも聞いてください!」
「ハーピーは女性しかいない種族ってのは聞いたんだけど、そのいきなり、なんだ......」
「夜伽でしょうか? ハーピーは女だけの種族ですので、必ず他種族の男性が必要なのはご存知ですよね?」
「ああ。それがどうして体を差し出すことにつながるんだ?」
「ピウス様はどこの集落も生活がギリギリなのはご存知ですよね?」
「あ、ああ」
「ハーピーが子孫を残すには他種族の男性が必要なんです。そうなると、他の集落にいる亜人達の協力が必要なんです」
「何となく分かって来たぞ」
「どこの集落でも男手は必要ですよね。ハーピーは力が弱く狩猟でも余り活躍できませんし。そんなハーピーに男手が取られたら?」
「なるほど、そういうことか。ハーピーは男手の邪魔をしないよう、彼らの慰み者になり子供を授かる。そしてその代わりに集落で生活させてもらうんだな」
「はい。そういうことです」
貴重な男手をどの集落も失いたくない。ハーピーが猫耳族のように狩猟が得意なら歓迎されるだろうが、彼女らは狩りが上手くない。そうなると集落の権力者に取り入り、何とかして子孫を残しつつ生活も担保してもらおうと考えたわけか。
彼女らは狩りや力仕事の観点で見るとあまり役に立たないから、武器となるのは自身の身体だけだったというわけか。辛い話だけど彼女らも生きていくのに必死なんだな。
「だから先ほど、ハーピー達は夜伽と言い出したのか。自分たちの価値が分かってないんだな」
「そんなこと言ってくださるのはピウス様だけです......私たちハーピーはこれまで役立たずの女狐と言われていましたから」
「ティン、君たちハーピーは役立たずなんかじゃない。それだけは自信を持ってくれていいんだ」
「はい! 以前ピウス様からそう言われた時、私感激してもうどうしていいか分からなくなっちゃいました」
頬を紅潮させて、感動を伝えてくるティンには好感を覚える。真面目で素直な彼女は、ベリサリウスからの信頼も厚いことだろう。もちろん俺も彼女を頼りにしている。
「でも、ピウス様。あの、彼女達が夜伽をしたいといったのは、何も打算からだけじゃないと思います」
ティンは俺を真っすぐ見つめ言葉を続ける。
「彼女達はベリサリウス様とプロコピウス様の在りように好感を持っているんです。誰だって子供を作るなら、好きな人の方がいいに決まってますから」
「それは、俺とベリサリウス様が君たちが有用な種族だと公言しているからだろう? きっと他の種族も、君たちの素晴らしい才能が分かるときがすぐに来るさ」
「はい!」
ティンは笑顔で俺に応え、「でも、私はピウス様がいいんだ......」とボソっと小声で呟いたのが俺に聞こえてしまった。俺の一体何処をそこまで気に入ってくれたのか分からないけど、今はまだティンとどうこうする気はないんだ。
俺はティンが嫌いなわけじゃない。むしろ好感を持っている。しかし、ベリサリウスのことが気になることも確かだけど、まだ俺はこの地に足がついていない。いつかきっと彼女に俺の答えを聞かせれるよう、頑張ることにしよう。
ローマが出来るころにはきっと。答えは出るはずだ......
俺はティンの頭を撫でると、彼女は気持ち良さそうに目を細める。
「じゃあ、今日も街建築頑張ろう!」
「はい! ピウス様! 私もさっきので頑張れます!」
言ってから彼女は赤面する。それを見て俺は少し笑い声をあげると、彼女はますます赤くなってしまった。
◇◇◇◇◇
ティンと別れた後マッスルブ達の様子を見に行ってみると、草抜きがもう終わろうとしていた!
は、はやいな。時刻はまだもうすぐ昼になる頃だ。キャッサバも山のように積み上げられている! 俺は一休みしているマッスルブの元へ向かうと彼らを労い、今後について指示を出すことにする。
「マッスルブ。凄いな! こんなに早く終わるなんて思ってもみなかったよ」
「ブーもビックリしたブー。犬耳族のみんなが休まず草を抜いてくれたお陰ブー」
「いろんな亜人が協力しあって作業に当たるって素晴らしいな! 鉱山でも伐採でもオークは大活躍みたいだぞ」
「のろまで怠惰なオークと今まで言われてきたんだブー。プロコピウスさん、感謝するブー」
「俺は何もしてないさ、オークもそうだけどみんなの力があってこそだよ。適材適所。俺は指示を出してるだけだけど......」
「プロコピウスさんがブー達の頭脳なんだブー。ブー達は手足。みんなで頑張るブー」
「まあ、それはさて置き。今後なんだけど、レンガ造りはリザードマンにやってもらう。オークは鉱山に行ってもらってるが、ここの犬耳族数名を黒い泉へ行かせたいんだ」
「黒い泉ブー?」
「ああ。黒い泉の水と砂を混ぜると硬く固まるんだ。それで道を舗装する。ブー達には道具が出来るまで、畑を作ってもらおうと思ってる」
「畑ってどうすればいいブー?」
「四角く草を引き抜くだけだよ。キャッサバを育てようと思ってるんだ。まずは試作だからそれほど広くなくてもいい」
「キャッサバって昨日食べたフフかなブー。おいしかったブー。ぜひやろうブー!」
やはり食べ物が基準なところは変わってないんだな。まあ、マッスルブらしくて良いじゃないか。ローマの外れに試作用キャッサバ畑を作ってもらって、上手くいきそうなら拡大しようと思う。
元々キャッサバはここに自生していたものだから、雑草を引き抜いて、キャッサバの茎を植えれば何とかなるんじゃないかと楽観しているんだけど。
道具が完成すれば、ブッケルブ達には道路建設に入ってもらおうと思う。道を掘って石灰岩を取り出し、砂利を運んできて掘った穴を埋める。その上からアスファルトを流せば舗装された道路が完成だ。
石灰岩は家建築に必要だから、必ず掘り出さないといけない。ならば、一緒に道もつくってしまおうってわけだ。
「ありがとう。場所は森へ近いところならどこでもいいよ。黒い泉の場所は小鬼の村長から聞いてくれ。それほど量をとってこなくていい、まず実験用に使うから」
「分かったブー。キャッサバ楽しみブー!」
地球のキャッサバは育成期間が八か月から十か月だったが、ここのキャッサバはどうなんだろうか。育ててみるのが楽しみだ。
◇◇◇◇◇
俺が出会った亜人達はどうも優劣というか序列があるようだ。狩りが苦手な種族は下に見られているということだろうか。頭を整理するために、ゲームっぽく数値にしてみようと思う。
あくまで俺の主観的な評価だが......
<小鬼族>
・力 1
・技術力 5
・狩猟能力 2
高い技術力を持つため、狩猟に向いてないもののそれなりに他の亜人から敬われている。ダークエルフ以外の亜人の道具の多くは彼らが作成している。
<リザードマン>
・力 3
・技術力 3
・狩猟能力 3
全ては平均的だが、牧畜、騎乗できる竜――デイノニクス、飛龍などを所持している為、人口が最も多い。トータル的には亜人で最有力か。
<猫耳族>
・力 3
・技術力 1
・狩猟能力 5
狩猟能力が高いため、食料には困っていない様子。それゆえに独自路線なのかも。
<犬耳族>
・力 3
・技術力 2
・狩猟能力 3
ランナータイプでスタミナに優れるが瞬発力が無いため、狩猟能力が低い。
<ハーピー>
・力 1
・技術力 1
・狩猟能力 2
空を飛べる種族。一応空中から狩猟したりできそうだが。本人たちは狩猟能力が低いと言っている。高い位置の木の実をとったりして生活しているのだろうか?
<オーク>
・力 5
・技術力 1
・狩猟能力 3
力が強いが敏捷性が低いため、狩りの能力は平均的。しかしスタミナも無いし、よく食べるから生活は厳しそうだ。
<ダークエルフ>
・力 1
・技術力 5
・狩猟能力 5(推測)
技術力が小鬼より高いかもしれない。狩猟能力も精霊術があるからおそらく非常に高い。能力が高い為、孤高を貫いているんだろう。他種族と交流しない。
「ティン、ハーピーのことについて少し教えてくれないか?」
「はい! 何でも聞いてください!」
「ハーピーは女性しかいない種族ってのは聞いたんだけど、そのいきなり、なんだ......」
「夜伽でしょうか? ハーピーは女だけの種族ですので、必ず他種族の男性が必要なのはご存知ですよね?」
「ああ。それがどうして体を差し出すことにつながるんだ?」
「ピウス様はどこの集落も生活がギリギリなのはご存知ですよね?」
「あ、ああ」
「ハーピーが子孫を残すには他種族の男性が必要なんです。そうなると、他の集落にいる亜人達の協力が必要なんです」
「何となく分かって来たぞ」
「どこの集落でも男手は必要ですよね。ハーピーは力が弱く狩猟でも余り活躍できませんし。そんなハーピーに男手が取られたら?」
「なるほど、そういうことか。ハーピーは男手の邪魔をしないよう、彼らの慰み者になり子供を授かる。そしてその代わりに集落で生活させてもらうんだな」
「はい。そういうことです」
貴重な男手をどの集落も失いたくない。ハーピーが猫耳族のように狩猟が得意なら歓迎されるだろうが、彼女らは狩りが上手くない。そうなると集落の権力者に取り入り、何とかして子孫を残しつつ生活も担保してもらおうと考えたわけか。
彼女らは狩りや力仕事の観点で見るとあまり役に立たないから、武器となるのは自身の身体だけだったというわけか。辛い話だけど彼女らも生きていくのに必死なんだな。
「だから先ほど、ハーピー達は夜伽と言い出したのか。自分たちの価値が分かってないんだな」
「そんなこと言ってくださるのはピウス様だけです......私たちハーピーはこれまで役立たずの女狐と言われていましたから」
「ティン、君たちハーピーは役立たずなんかじゃない。それだけは自信を持ってくれていいんだ」
「はい! 以前ピウス様からそう言われた時、私感激してもうどうしていいか分からなくなっちゃいました」
頬を紅潮させて、感動を伝えてくるティンには好感を覚える。真面目で素直な彼女は、ベリサリウスからの信頼も厚いことだろう。もちろん俺も彼女を頼りにしている。
「でも、ピウス様。あの、彼女達が夜伽をしたいといったのは、何も打算からだけじゃないと思います」
ティンは俺を真っすぐ見つめ言葉を続ける。
「彼女達はベリサリウス様とプロコピウス様の在りように好感を持っているんです。誰だって子供を作るなら、好きな人の方がいいに決まってますから」
「それは、俺とベリサリウス様が君たちが有用な種族だと公言しているからだろう? きっと他の種族も、君たちの素晴らしい才能が分かるときがすぐに来るさ」
「はい!」
ティンは笑顔で俺に応え、「でも、私はピウス様がいいんだ......」とボソっと小声で呟いたのが俺に聞こえてしまった。俺の一体何処をそこまで気に入ってくれたのか分からないけど、今はまだティンとどうこうする気はないんだ。
俺はティンが嫌いなわけじゃない。むしろ好感を持っている。しかし、ベリサリウスのことが気になることも確かだけど、まだ俺はこの地に足がついていない。いつかきっと彼女に俺の答えを聞かせれるよう、頑張ることにしよう。
ローマが出来るころにはきっと。答えは出るはずだ......
俺はティンの頭を撫でると、彼女は気持ち良さそうに目を細める。
「じゃあ、今日も街建築頑張ろう!」
「はい! ピウス様! 私もさっきので頑張れます!」
言ってから彼女は赤面する。それを見て俺は少し笑い声をあげると、彼女はますます赤くなってしまった。
◇◇◇◇◇
ティンと別れた後マッスルブ達の様子を見に行ってみると、草抜きがもう終わろうとしていた!
は、はやいな。時刻はまだもうすぐ昼になる頃だ。キャッサバも山のように積み上げられている! 俺は一休みしているマッスルブの元へ向かうと彼らを労い、今後について指示を出すことにする。
「マッスルブ。凄いな! こんなに早く終わるなんて思ってもみなかったよ」
「ブーもビックリしたブー。犬耳族のみんなが休まず草を抜いてくれたお陰ブー」
「いろんな亜人が協力しあって作業に当たるって素晴らしいな! 鉱山でも伐採でもオークは大活躍みたいだぞ」
「のろまで怠惰なオークと今まで言われてきたんだブー。プロコピウスさん、感謝するブー」
「俺は何もしてないさ、オークもそうだけどみんなの力があってこそだよ。適材適所。俺は指示を出してるだけだけど......」
「プロコピウスさんがブー達の頭脳なんだブー。ブー達は手足。みんなで頑張るブー」
「まあ、それはさて置き。今後なんだけど、レンガ造りはリザードマンにやってもらう。オークは鉱山に行ってもらってるが、ここの犬耳族数名を黒い泉へ行かせたいんだ」
「黒い泉ブー?」
「ああ。黒い泉の水と砂を混ぜると硬く固まるんだ。それで道を舗装する。ブー達には道具が出来るまで、畑を作ってもらおうと思ってる」
「畑ってどうすればいいブー?」
「四角く草を引き抜くだけだよ。キャッサバを育てようと思ってるんだ。まずは試作だからそれほど広くなくてもいい」
「キャッサバって昨日食べたフフかなブー。おいしかったブー。ぜひやろうブー!」
やはり食べ物が基準なところは変わってないんだな。まあ、マッスルブらしくて良いじゃないか。ローマの外れに試作用キャッサバ畑を作ってもらって、上手くいきそうなら拡大しようと思う。
元々キャッサバはここに自生していたものだから、雑草を引き抜いて、キャッサバの茎を植えれば何とかなるんじゃないかと楽観しているんだけど。
道具が完成すれば、ブッケルブ達には道路建設に入ってもらおうと思う。道を掘って石灰岩を取り出し、砂利を運んできて掘った穴を埋める。その上からアスファルトを流せば舗装された道路が完成だ。
石灰岩は家建築に必要だから、必ず掘り出さないといけない。ならば、一緒に道もつくってしまおうってわけだ。
「ありがとう。場所は森へ近いところならどこでもいいよ。黒い泉の場所は小鬼の村長から聞いてくれ。それほど量をとってこなくていい、まず実験用に使うから」
「分かったブー。キャッサバ楽しみブー!」
地球のキャッサバは育成期間が八か月から十か月だったが、ここのキャッサバはどうなんだろうか。育ててみるのが楽しみだ。
◇◇◇◇◇
俺が出会った亜人達はどうも優劣というか序列があるようだ。狩りが苦手な種族は下に見られているということだろうか。頭を整理するために、ゲームっぽく数値にしてみようと思う。
あくまで俺の主観的な評価だが......
<小鬼族>
・力 1
・技術力 5
・狩猟能力 2
高い技術力を持つため、狩猟に向いてないもののそれなりに他の亜人から敬われている。ダークエルフ以外の亜人の道具の多くは彼らが作成している。
<リザードマン>
・力 3
・技術力 3
・狩猟能力 3
全ては平均的だが、牧畜、騎乗できる竜――デイノニクス、飛龍などを所持している為、人口が最も多い。トータル的には亜人で最有力か。
<猫耳族>
・力 3
・技術力 1
・狩猟能力 5
狩猟能力が高いため、食料には困っていない様子。それゆえに独自路線なのかも。
<犬耳族>
・力 3
・技術力 2
・狩猟能力 3
ランナータイプでスタミナに優れるが瞬発力が無いため、狩猟能力が低い。
<ハーピー>
・力 1
・技術力 1
・狩猟能力 2
空を飛べる種族。一応空中から狩猟したりできそうだが。本人たちは狩猟能力が低いと言っている。高い位置の木の実をとったりして生活しているのだろうか?
<オーク>
・力 5
・技術力 1
・狩猟能力 3
力が強いが敏捷性が低いため、狩りの能力は平均的。しかしスタミナも無いし、よく食べるから生活は厳しそうだ。
<ダークエルフ>
・力 1
・技術力 5
・狩猟能力 5(推測)
技術力が小鬼より高いかもしれない。狩猟能力も精霊術があるからおそらく非常に高い。能力が高い為、孤高を貫いているんだろう。他種族と交流しない。
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