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118.呑気な空の旅
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翌朝、エルラインの魔術で俺たちはフランケル近郊まで移動する。メンバーはミネルバ、エルライン、カチュアに俺の四人になる。
フランケル近郊からは、ミネルバに龍の姿に変身してもらいザテトラークに向かう。
「わーい。空の旅だー」
ミネルバの背に乗ったカチュアは長い耳をピコピコさせながら、景色を眺めている。彼女の無邪気さは癒しになるよなあ。そう言えばカチュアとお出かけは初めてなんだよな。
「楽しそうで良かったよ」
俺の言葉にカチュアは満面の笑みで頷き俺に抱きついてくる。
「ありがとー。ピウスさん」
これだけ喜んでくれると見ている俺が嬉しくなってくるよ。
ま、まあ、和やかな空の旅なんだけど、これからやる事は正反対なんだけどね。
空中からなら安全な筈だ。俺はずだ袋いっぱいに入った木の板でできた書状をポンと叩く。
ザテトラークは一度空から観察しているので、場所は分かる。近郊まで着いたら一度降りて昼食を取り、いよいよ事を起こすのだ。
なあに、簡単なお仕事だ。
「ピウス、その板をばらまくだけなの?」
エルラインは俺が抱える木の板の入ったずだ袋を指差す。
「そのつもりだけど……」
すごく嫌な予感がするのだが。エルライン、余計な事はしないで欲しいなあ。
「ふうん。ベリサリウスからは何と言われたの?」
「……派手に挑発して来いと」
「よおし。手伝ってあげようじゃないか」
エルラインはクツクツといたずらっ子のような笑い声をあげる。
い、いや、いいから。本当にほっといてくれていいから。
「木の板をザテトラークの上空から巻くだけで充分な脅威になるよ。うん」
俺の計画は安全重視かつ効果的な方法だと自画自賛しているのだぞ。
木の板に挑発文を書き、魔法の届かない高さからばらまく。
大量に落ちてくる木の板を拾った住人や衛兵は、内容を確認すればきっと辺境伯の耳へ何が書かれていたのかが伝わる。
心理的には、上空から龍が威圧するんだぞ。これで充分だろ。しかも、魔法も当たらず安全確実だ。
「ピウス。城に降りるか、街全体に声を届けるかどっちがいいか考えておいてね」
「……」
それ断っても無理やり実行するんだろ。俺がやらなかったら、エルライン自身がやるに違いない。
ダメだ。エルラインにやらせると嫌な予感しかしない。
最悪、城に降りて辺境伯の居室まで乗り込みそうだ。
衛兵はもちろんエルラインの魔術で無力化するんだろうけど。無力化だよな?
……エルラインの気分次第で抹殺になるかもしれないぞ。
あ、でもここまでの恐怖を与えれば魔の森に関わるのを止めるかもしれない。いやいや、待て。カチュアだって居るんだぞ。そんな危険な事は出来ないって。
選択肢は一つだ。上空から演説にしよう。それなら安全確実。
「どうしたの? まあ悪いようにはしないよ」
「暴走しないでくれよ……」
俺はエルラインに釘を刺してみたが、聞いちゃいねえな。
◇◇◇◇◇
予定通り昼前にはザテトラーク近郊まで到着した。近郊とは言えミネルバの速度で半時間くらいの距離だから、ここからだとザテトラークの街は見えない。
この辺りは温帯地域で、魔の森に比べると気温が低く、温帯特有の植生に変わっている。
自然のまま人の手が入っていないので、ブナっぽい木や膝の上まで伸びた草、探せばキノコもあるだろうなあ。
持ってきたキャッサバパンに草食龍の肉を挟んでモグモグした後、デザートにタピオカジュースを飲む。
タピオカジュースはサトウキビの出汁をふんだんに混ぜているからとても甘くて美味しいんだ。
カチュアはタピオカジュースが特にお気に入りなので、何度も美味しいと言いながら飲んでいた。
さて、いよいよザテトラークだな。
ミネルバに乗ってザテトラークに向かうと、中央に高い塔が二本立つのが特徴的な街が見えてきた。
ザテトラークの街は中央に堀があり、堀の中に石で出来た二階建てくらいの高さがある城がある。城の両側には物見も兼ねた塔が二本建っている。
外壁が無く自由に出入りできるように見えるが、一応検問らしき入口があり、そこには衛兵が立っている。
城の方は堀で囲まれているから外敵の進入は防げるだろうが、この街で籠城戦となると難しいだろうなあ。
きっと辺境伯領の中でもザテトラークは外敵に脅かされた事がないのだろう。
同じ辺境伯領でもフランケルには外壁もあるし、外壁に物見矢倉も取り付けられている。
まあ、空からの急襲だとどちらの街もそう違わない。どっちも無力だということに。
塔の天辺からおよそ二百メートル上空へ移動した俺達を見上げる者は恐らくいるだろうが、俺の視力では残念ながら確認できないからエルラインに聞いてみることにしよう。
「エル。街の様子は確認できる?」
「うん。何事だって見上げてる人もいるね。まあ、人間の視力じゃ、龍かどうかも確認できないと思うけどね」
「よし、じゃあ木の板をばらまくぞ」
俺はずた袋に手をやると、中から紐で結ばれた木の板を取り出すと紐をほどく。俺は最後に木の板に書かれた文字を確認する。
<ラヴェンナはいつでも君たちの挑戦を受ける。来るならとっとと来るがいい>
うん。我ながら酷い文章だな。ま、まあ俺にセンスを求めるなってことだ。
俺は木の板をつかむと、外へと投げ込む。板は重力に引かれ街へと吸い込まれていく。
「私もやっていいー?」
カチュアが目を輝かせながら、俺におねだりしてくるので、俺は彼女へ木の板を束ごと半分ほど手渡す。
二人で木の板を投げる事数分で、持ってきた木の板は全て投げ切ることができた。たぶん二百枚くらいあったと思う。
「よし。任務完了だ」
「おー」
俺の言葉にカチュアが元気よく答えてくれる。さて、帰ろうかー。
「じゃあ。僕の魔術の番だね」
あー。忘れて無かったのね。プロコピウス困っちゃう。
俺が表情を硬直させていることなど気にもせずエルラインは聞いて来る。
「演説にする? それとも……襲撃するかい?」
そんな軽く聞かないで欲しい! 襲撃って何だよ。四人で城に攻め込むのか? 城に何人の兵士がいると思ってんだよ……少なく見積もって二百はいるだろうな。
「襲撃は無いだろ……カチュアもいるんだぞ」
「いいかい。ここから飛行の魔術をかける。君と僕にね。カチュアは上空で安全。まあ、ミネルバには我慢してもらうけどね」
その手があったか! いやよくねえよ。
「え、演説がいいな……」
「辺境伯が今、城にいるか分からないけど、もし居たらさ、戦争が終わるんじゃない?」
辺境伯をこの場で捕らえるつもりなのかよ! いや、辺境伯を押さえたところで、解放されたら手のひらを返して攻めてくるんじゃないか?
あ、ああ。ベリサリウスの希望に沿うのか……とっとと攻めて来て欲しいんだよな。
待て待て。ダメだ。俺が乗せられてどうするんだよ。
「……辺境伯を捕らえてから解放すれば、すぐ戦争になるだろうな……や、やらないぞ」
「まあ、演説だっけ。やってみなよ」
ヤレヤレとエルラインは肩を竦めると、大きなルビーが先端についた杖を振るう。
フランケル近郊からは、ミネルバに龍の姿に変身してもらいザテトラークに向かう。
「わーい。空の旅だー」
ミネルバの背に乗ったカチュアは長い耳をピコピコさせながら、景色を眺めている。彼女の無邪気さは癒しになるよなあ。そう言えばカチュアとお出かけは初めてなんだよな。
「楽しそうで良かったよ」
俺の言葉にカチュアは満面の笑みで頷き俺に抱きついてくる。
「ありがとー。ピウスさん」
これだけ喜んでくれると見ている俺が嬉しくなってくるよ。
ま、まあ、和やかな空の旅なんだけど、これからやる事は正反対なんだけどね。
空中からなら安全な筈だ。俺はずだ袋いっぱいに入った木の板でできた書状をポンと叩く。
ザテトラークは一度空から観察しているので、場所は分かる。近郊まで着いたら一度降りて昼食を取り、いよいよ事を起こすのだ。
なあに、簡単なお仕事だ。
「ピウス、その板をばらまくだけなの?」
エルラインは俺が抱える木の板の入ったずだ袋を指差す。
「そのつもりだけど……」
すごく嫌な予感がするのだが。エルライン、余計な事はしないで欲しいなあ。
「ふうん。ベリサリウスからは何と言われたの?」
「……派手に挑発して来いと」
「よおし。手伝ってあげようじゃないか」
エルラインはクツクツといたずらっ子のような笑い声をあげる。
い、いや、いいから。本当にほっといてくれていいから。
「木の板をザテトラークの上空から巻くだけで充分な脅威になるよ。うん」
俺の計画は安全重視かつ効果的な方法だと自画自賛しているのだぞ。
木の板に挑発文を書き、魔法の届かない高さからばらまく。
大量に落ちてくる木の板を拾った住人や衛兵は、内容を確認すればきっと辺境伯の耳へ何が書かれていたのかが伝わる。
心理的には、上空から龍が威圧するんだぞ。これで充分だろ。しかも、魔法も当たらず安全確実だ。
「ピウス。城に降りるか、街全体に声を届けるかどっちがいいか考えておいてね」
「……」
それ断っても無理やり実行するんだろ。俺がやらなかったら、エルライン自身がやるに違いない。
ダメだ。エルラインにやらせると嫌な予感しかしない。
最悪、城に降りて辺境伯の居室まで乗り込みそうだ。
衛兵はもちろんエルラインの魔術で無力化するんだろうけど。無力化だよな?
……エルラインの気分次第で抹殺になるかもしれないぞ。
あ、でもここまでの恐怖を与えれば魔の森に関わるのを止めるかもしれない。いやいや、待て。カチュアだって居るんだぞ。そんな危険な事は出来ないって。
選択肢は一つだ。上空から演説にしよう。それなら安全確実。
「どうしたの? まあ悪いようにはしないよ」
「暴走しないでくれよ……」
俺はエルラインに釘を刺してみたが、聞いちゃいねえな。
◇◇◇◇◇
予定通り昼前にはザテトラーク近郊まで到着した。近郊とは言えミネルバの速度で半時間くらいの距離だから、ここからだとザテトラークの街は見えない。
この辺りは温帯地域で、魔の森に比べると気温が低く、温帯特有の植生に変わっている。
自然のまま人の手が入っていないので、ブナっぽい木や膝の上まで伸びた草、探せばキノコもあるだろうなあ。
持ってきたキャッサバパンに草食龍の肉を挟んでモグモグした後、デザートにタピオカジュースを飲む。
タピオカジュースはサトウキビの出汁をふんだんに混ぜているからとても甘くて美味しいんだ。
カチュアはタピオカジュースが特にお気に入りなので、何度も美味しいと言いながら飲んでいた。
さて、いよいよザテトラークだな。
ミネルバに乗ってザテトラークに向かうと、中央に高い塔が二本立つのが特徴的な街が見えてきた。
ザテトラークの街は中央に堀があり、堀の中に石で出来た二階建てくらいの高さがある城がある。城の両側には物見も兼ねた塔が二本建っている。
外壁が無く自由に出入りできるように見えるが、一応検問らしき入口があり、そこには衛兵が立っている。
城の方は堀で囲まれているから外敵の進入は防げるだろうが、この街で籠城戦となると難しいだろうなあ。
きっと辺境伯領の中でもザテトラークは外敵に脅かされた事がないのだろう。
同じ辺境伯領でもフランケルには外壁もあるし、外壁に物見矢倉も取り付けられている。
まあ、空からの急襲だとどちらの街もそう違わない。どっちも無力だということに。
塔の天辺からおよそ二百メートル上空へ移動した俺達を見上げる者は恐らくいるだろうが、俺の視力では残念ながら確認できないからエルラインに聞いてみることにしよう。
「エル。街の様子は確認できる?」
「うん。何事だって見上げてる人もいるね。まあ、人間の視力じゃ、龍かどうかも確認できないと思うけどね」
「よし、じゃあ木の板をばらまくぞ」
俺はずた袋に手をやると、中から紐で結ばれた木の板を取り出すと紐をほどく。俺は最後に木の板に書かれた文字を確認する。
<ラヴェンナはいつでも君たちの挑戦を受ける。来るならとっとと来るがいい>
うん。我ながら酷い文章だな。ま、まあ俺にセンスを求めるなってことだ。
俺は木の板をつかむと、外へと投げ込む。板は重力に引かれ街へと吸い込まれていく。
「私もやっていいー?」
カチュアが目を輝かせながら、俺におねだりしてくるので、俺は彼女へ木の板を束ごと半分ほど手渡す。
二人で木の板を投げる事数分で、持ってきた木の板は全て投げ切ることができた。たぶん二百枚くらいあったと思う。
「よし。任務完了だ」
「おー」
俺の言葉にカチュアが元気よく答えてくれる。さて、帰ろうかー。
「じゃあ。僕の魔術の番だね」
あー。忘れて無かったのね。プロコピウス困っちゃう。
俺が表情を硬直させていることなど気にもせずエルラインは聞いて来る。
「演説にする? それとも……襲撃するかい?」
そんな軽く聞かないで欲しい! 襲撃って何だよ。四人で城に攻め込むのか? 城に何人の兵士がいると思ってんだよ……少なく見積もって二百はいるだろうな。
「襲撃は無いだろ……カチュアもいるんだぞ」
「いいかい。ここから飛行の魔術をかける。君と僕にね。カチュアは上空で安全。まあ、ミネルバには我慢してもらうけどね」
その手があったか! いやよくねえよ。
「え、演説がいいな……」
「辺境伯が今、城にいるか分からないけど、もし居たらさ、戦争が終わるんじゃない?」
辺境伯をこの場で捕らえるつもりなのかよ! いや、辺境伯を押さえたところで、解放されたら手のひらを返して攻めてくるんじゃないか?
あ、ああ。ベリサリウスの希望に沿うのか……とっとと攻めて来て欲しいんだよな。
待て待て。ダメだ。俺が乗せられてどうするんだよ。
「……辺境伯を捕らえてから解放すれば、すぐ戦争になるだろうな……や、やらないぞ」
「まあ、演説だっけ。やってみなよ」
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