139 / 167
139.魔王討伐阻止
しおりを挟む
――聖教騎士団ムンド
聖教騎士団の第二、第三騎士団と聖教幹部から魔王討伐の決議が可決されたと聞き、私はナルセス様に決議の結果を伝えることにした。
ナルセス様は世ごとに余り興味がない様子でいつも超然としておられる。そのあり方が神に選ばれた者のありようだと感じ入る私は、彼女への尊敬の念をますます深めているのだ。
魔王と言えば魔の森にある魔の山に住む魔王リッチのことだ。これまで幾度か聖教騎士団は魔王討伐に向かっているが、無事帰国したものは皆無であった。ワザと魔王に生かされて帰されるものも居ない訳ではないが、帰国した者は皆恐怖に震え会話が成立しなかった。
魔王、魔王か。魔王はあの彫刻のような秀麗さを持つあの男と共に立っていた。悪夢の様な魔の森攻略が思い出されるが、あの男はナルセス様の旧友だと言う。
私はナルセス様と同席し、あの男とナルセス様の会話を聞いていたが、話を聞く限りあの男からは邪悪なものは感じなかった。
邪悪な者に敏感なナルセス様が旧友だというあの男はきっと悪い者ではない。故にあの男と親しげにしている魔王も実は倒すべき悪ではないのだろうか?
私は魔の森への認識が揺らいでいる。ナルセス様が否と言わぬのならば、魔の森の魔人や亜人は憎き敵ではなく、手を取り合える友人なのではないか?
エルフやドワーフのように。
王都には聖教教会本部と聖教騎士団本部があり、王都でもこの二つの施設は大きな面積をとっている。ナルセス様は教会にも騎士団の宿舎にも住まわれていない。
彼女の住む館は聖教騎士団本部から少しばかり歩いたところにある。館は彼女の世話役の敬虔な聖教のシスターが二人付いており、彼女に用がある時はシスターに取り次いでもらう必要がある。
私は駆け足でナルセス様の館に向かう。ナルセス様の館は平屋のシンプルな作りになっており、華美を嫌うナルセス様の希望でこのような住まいになった。
庭には所狭しと花が植えられており、ナルセス様が手ずから育てられておるのだ。
私がナルセス様の館に到着するとちょうど彼女は花に水をやっているところだった。
「ナルセス様。おはようございます」
「ムンドさん。おはようございます。何かありましたか?」
ナルセス様はいつもと変わらず柔和な笑みを浮かべている。ナルセス様が花に水をやる様子を控えて見守っているシスター達もナルセス様に見惚れているように見える。
ナルセス様は私やシスター達だけではなく、他にも多くの信奉者を持つ。多くの信奉者を持つことはナルセス様に接すればすぐ分かると私は確信している。
人々がナルセス様に惹かれる理由はいくつもある。ナルセス様の神々しいまでのカリスマと美貌は確かに彼女の魅力の一つだが、人々が真に惹かれるのは彼女の人柄とあり様だと私は思っているのだ。
「ナルセス様へご報告します。例の魔王討伐案が採決されたようです」
「ムンドさん。ご連絡ありがとうございます。魔王さんというとプロコピウスさんと親しい方ですよね。そんな方が倒すべき敵とは思えません」
ナルセス様の美しい顔が少し曇る。きっとプロコピウスと魔王のことを案じているのだろう。
「はい。私もナルセス様と同じように考えましたので報告にあがりました」
「討伐を中止されるよう騎士団の方々に打診します。それでも行くと言われるのなら仕方ありません」
「ナルセス様のお優しさはやはり魔王にも向けられるのですね。感服いたしました」
私はナルセス様が予想通り慈悲深い行動を取ると聞き、感動で肩を震わせる。ナルセス様は口だけではない、行動でこそ示すのだ。
「魔王さんを案じているのは確かですが、真の憂いは騎士団の方々ですよ」
「それはどういうことでしょうか?騎士団はこれまでの討伐隊の規模と違い、一団丸々討伐に向かうそうなのです」
一団丸々と言えば、優れた聖教騎士が千人。たった一人に千人が攻め寄せるのだ。いかに魔王といえどもひとたまりもないのでは?
「千人でも二千でも同じことです。魔の森にはベリサリウスさんがいらっしゃるんですよ。プロコピウスさんと親しい魔王さんが討伐を受ける事態に黙っているはずはありません」
「ベリサリウス……殿」
あの男か! ベリサリウス! 今でも思い出すと体が震える。あの悪夢のような戦術を使う奇術師!
あの男ならば、あの男がいるならば!
確かにナルセス様が魔王ではなく、聖教騎士団の命を心配されるのは分かる。
聖教騎士団はもちろんベリサリウスの存在を知っている。不本意ながら、私が率いる聖教騎士団第一団が破れたことを報告したからだ。
聖教騎士団はベリサリウスのことが分かっていない訳ではないが、二千で魔の山に向かうのならば問題ないと考えているのだ。
ベリサリウスが立ちはだかる可能性もあるというのに。
「ムンドさん、聖教教会に向かいましょうか」
「了解いたしました! ナルセス様!」
私は踵を返し、ナルセス様と共に聖教教会に向かう。
ナルセス様は道中でも、礼をしてくる王都の市民へ柔和な笑みを返していく。本当に彼女は慕われているのだ。ひょっとしたら聖教教会の教皇様よりも……
王都の市民達はナルセス様が目に入ると揃って道を開け、彼女へ真摯な礼をする。人だかりはできるが、決して彼女を遮るようなことはしなかった。
私はこのような市民の様子を見て誇らしくなってくる。真に敬意を払うべき相手にはどのように接するのか市民達が分かっていることにだ。
彼らは自然とナルセス様にそう振る舞っているのだろうが、誰に教えられたわけでもないのに、そのような動きができる市民達。そのような敬意を払われるナルセス様。とても好ましい関係だと私は思った。
私達は聖教教会に到着すると、門番へナルセス様が来たことを告げる。門番はナルセス様の姿を確認すると、慌てた様子で扉を開け、中に通してくれた。
門番に何も言わなくとも、恐らく出て来る者は彼だろう。
しばらく通された小部屋で待っていると私の予想通り、聖教教会の司教がやってくる。
三十代後半ほどの、丸々と太った背の低い司教は、頭頂部も禿げ上がり見た目は決して良いとは言えないが、市民からの人気は彼より上位の大司教や同格の司教と比べて群を抜いている。
彼ほど聖教を愛し、市民と神に尽くそうとする人を私は見たことがない。
そのような人格者だからこそ、ナルセス様も一目置いているのだろう。
司教が来るとナルセス様は立ち上がって司教と挨拶を交わしていた。
ナルセス様が司教へ魔王討伐の反対の件を伝えたところ、司教も魔王討伐には反対だと彼女へ伝える。
司教の博愛主義はナルセス様以上で、命ある者は例え魔王と言えども、「時」以外はその命を奪うべきではないも主張している。
「ナルセス様。私ももう一度当たってみます」
「ありがとうございます。ブッケルさん」
ナルセス様はいつもの笑みを浮かべ、司教と固い握手を交わす。
これで魔王討伐が中止されると良いのだが……
聖教騎士団の第二、第三騎士団と聖教幹部から魔王討伐の決議が可決されたと聞き、私はナルセス様に決議の結果を伝えることにした。
ナルセス様は世ごとに余り興味がない様子でいつも超然としておられる。そのあり方が神に選ばれた者のありようだと感じ入る私は、彼女への尊敬の念をますます深めているのだ。
魔王と言えば魔の森にある魔の山に住む魔王リッチのことだ。これまで幾度か聖教騎士団は魔王討伐に向かっているが、無事帰国したものは皆無であった。ワザと魔王に生かされて帰されるものも居ない訳ではないが、帰国した者は皆恐怖に震え会話が成立しなかった。
魔王、魔王か。魔王はあの彫刻のような秀麗さを持つあの男と共に立っていた。悪夢の様な魔の森攻略が思い出されるが、あの男はナルセス様の旧友だと言う。
私はナルセス様と同席し、あの男とナルセス様の会話を聞いていたが、話を聞く限りあの男からは邪悪なものは感じなかった。
邪悪な者に敏感なナルセス様が旧友だというあの男はきっと悪い者ではない。故にあの男と親しげにしている魔王も実は倒すべき悪ではないのだろうか?
私は魔の森への認識が揺らいでいる。ナルセス様が否と言わぬのならば、魔の森の魔人や亜人は憎き敵ではなく、手を取り合える友人なのではないか?
エルフやドワーフのように。
王都には聖教教会本部と聖教騎士団本部があり、王都でもこの二つの施設は大きな面積をとっている。ナルセス様は教会にも騎士団の宿舎にも住まわれていない。
彼女の住む館は聖教騎士団本部から少しばかり歩いたところにある。館は彼女の世話役の敬虔な聖教のシスターが二人付いており、彼女に用がある時はシスターに取り次いでもらう必要がある。
私は駆け足でナルセス様の館に向かう。ナルセス様の館は平屋のシンプルな作りになっており、華美を嫌うナルセス様の希望でこのような住まいになった。
庭には所狭しと花が植えられており、ナルセス様が手ずから育てられておるのだ。
私がナルセス様の館に到着するとちょうど彼女は花に水をやっているところだった。
「ナルセス様。おはようございます」
「ムンドさん。おはようございます。何かありましたか?」
ナルセス様はいつもと変わらず柔和な笑みを浮かべている。ナルセス様が花に水をやる様子を控えて見守っているシスター達もナルセス様に見惚れているように見える。
ナルセス様は私やシスター達だけではなく、他にも多くの信奉者を持つ。多くの信奉者を持つことはナルセス様に接すればすぐ分かると私は確信している。
人々がナルセス様に惹かれる理由はいくつもある。ナルセス様の神々しいまでのカリスマと美貌は確かに彼女の魅力の一つだが、人々が真に惹かれるのは彼女の人柄とあり様だと私は思っているのだ。
「ナルセス様へご報告します。例の魔王討伐案が採決されたようです」
「ムンドさん。ご連絡ありがとうございます。魔王さんというとプロコピウスさんと親しい方ですよね。そんな方が倒すべき敵とは思えません」
ナルセス様の美しい顔が少し曇る。きっとプロコピウスと魔王のことを案じているのだろう。
「はい。私もナルセス様と同じように考えましたので報告にあがりました」
「討伐を中止されるよう騎士団の方々に打診します。それでも行くと言われるのなら仕方ありません」
「ナルセス様のお優しさはやはり魔王にも向けられるのですね。感服いたしました」
私はナルセス様が予想通り慈悲深い行動を取ると聞き、感動で肩を震わせる。ナルセス様は口だけではない、行動でこそ示すのだ。
「魔王さんを案じているのは確かですが、真の憂いは騎士団の方々ですよ」
「それはどういうことでしょうか?騎士団はこれまでの討伐隊の規模と違い、一団丸々討伐に向かうそうなのです」
一団丸々と言えば、優れた聖教騎士が千人。たった一人に千人が攻め寄せるのだ。いかに魔王といえどもひとたまりもないのでは?
「千人でも二千でも同じことです。魔の森にはベリサリウスさんがいらっしゃるんですよ。プロコピウスさんと親しい魔王さんが討伐を受ける事態に黙っているはずはありません」
「ベリサリウス……殿」
あの男か! ベリサリウス! 今でも思い出すと体が震える。あの悪夢のような戦術を使う奇術師!
あの男ならば、あの男がいるならば!
確かにナルセス様が魔王ではなく、聖教騎士団の命を心配されるのは分かる。
聖教騎士団はもちろんベリサリウスの存在を知っている。不本意ながら、私が率いる聖教騎士団第一団が破れたことを報告したからだ。
聖教騎士団はベリサリウスのことが分かっていない訳ではないが、二千で魔の山に向かうのならば問題ないと考えているのだ。
ベリサリウスが立ちはだかる可能性もあるというのに。
「ムンドさん、聖教教会に向かいましょうか」
「了解いたしました! ナルセス様!」
私は踵を返し、ナルセス様と共に聖教教会に向かう。
ナルセス様は道中でも、礼をしてくる王都の市民へ柔和な笑みを返していく。本当に彼女は慕われているのだ。ひょっとしたら聖教教会の教皇様よりも……
王都の市民達はナルセス様が目に入ると揃って道を開け、彼女へ真摯な礼をする。人だかりはできるが、決して彼女を遮るようなことはしなかった。
私はこのような市民の様子を見て誇らしくなってくる。真に敬意を払うべき相手にはどのように接するのか市民達が分かっていることにだ。
彼らは自然とナルセス様にそう振る舞っているのだろうが、誰に教えられたわけでもないのに、そのような動きができる市民達。そのような敬意を払われるナルセス様。とても好ましい関係だと私は思った。
私達は聖教教会に到着すると、門番へナルセス様が来たことを告げる。門番はナルセス様の姿を確認すると、慌てた様子で扉を開け、中に通してくれた。
門番に何も言わなくとも、恐らく出て来る者は彼だろう。
しばらく通された小部屋で待っていると私の予想通り、聖教教会の司教がやってくる。
三十代後半ほどの、丸々と太った背の低い司教は、頭頂部も禿げ上がり見た目は決して良いとは言えないが、市民からの人気は彼より上位の大司教や同格の司教と比べて群を抜いている。
彼ほど聖教を愛し、市民と神に尽くそうとする人を私は見たことがない。
そのような人格者だからこそ、ナルセス様も一目置いているのだろう。
司教が来るとナルセス様は立ち上がって司教と挨拶を交わしていた。
ナルセス様が司教へ魔王討伐の反対の件を伝えたところ、司教も魔王討伐には反対だと彼女へ伝える。
司教の博愛主義はナルセス様以上で、命ある者は例え魔王と言えども、「時」以外はその命を奪うべきではないも主張している。
「ナルセス様。私ももう一度当たってみます」
「ありがとうございます。ブッケルさん」
ナルセス様はいつもの笑みを浮かべ、司教と固い握手を交わす。
これで魔王討伐が中止されると良いのだが……
0
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~
味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。
しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。
彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。
故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。
そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。
これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。
僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる