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第31話 イモムシ
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サンドシティを散策し始めてもっとも目立つ建造物が岩を積み上げて作った塔だった。お金を払えば誰でも入ることができたので、真っ先に登ってみたんだ。道中で買った果実ジュースを待って。
塔の屋上にはベンチが置かれていてサンドシティの街を一望できるようになっていた。
「おお、砂海はすぐ傍にあるんだな」
「あの砂漠が砂海なんですね!」
「多分……遠くからだと砂漠と見分けがつかないけど、砂海の街だから砂海なんじゃないかなって」
「えへへ、わたしもてんちょおと同じ感想です!」
砂海の街だから、砂漠じゃなくて砂海だろうとは我ながら単純である。
砂海を抜きにしてもサンドシティの街はなかなかに見どころがあった。
豆腐のような形をした住宅に石畳の道、石材で作ったであろう港に、タープが並んだ商店街。全体的に白が多く使われ街の雰囲気を作っている。建材はもっぱら石だな。近くに良質な石切場でもあるのかなあ。
ぐるりと見渡していたら、削られた丘を発見する。
「アーニー、あれ」
丘を指差し彼女の名を呼ぶ。
「ん? 崖ですか?」
「あそこから石材を持って来たのかなあって」
「そうかもですね!」
元々、この辺り一体が丘で、石切しつつ家を建て、街になっていったのかもしれない。
街の成り立ちを想像するとワクワクしてきたぞ。
こういう感じで街ができていったんだ、なんて想像しながら街並みを見ていたらいつまでも眺めていられそうになってしまったので、持っていた果実ジューズを飲み切ったところで塔から降りることにした。正直、名残惜しさでいっぱいだったけどね。
塔から降りて向かったのは砂海名物を出すというレストランだった。席に案内され一息つき、メニューを眺め……なんのことやらメニューの名前だけじゃ判断できんな。こう砂漠って灼熱イメージなのだけど、サンドシティは体感で外の気温が20から22度くらいじゃないかな。
からっとしているし、快適で過ごしやすい。個人的には東京のより湿度が低く、東京の春や秋より好みだ。いや、唐突になんで気温と湿度の話なんだよ、ってことなのだけど、気候からどんな料理がでるのかって想像つくんじゃないかと。結論、そもそも気候よりどんな食材があるかも分かってなきゃ、何も想像できない。
「アーニー、どれにしよう?」
「オススメでどうですか?」
「うん、そうしよう、すいませーん」
店員さんを呼び、オススメと水を注文する。
「お待たせしました」
水と共に銀色のプレートに乗った料理もテーブルに置かれた。縦長のロールのような何かにホワイトソース? がかっている。
なんだろうこれ。ぺろっとホワイトソース? のようなソースをスプーンですくって舐めてみた。
チーズと胡椒、あとはミルクか何かかな、少しスパイシーなホワイトソースって感じでなかなかいける。
「いただきまーす」
先に少し味見してしまったが、手を合わせた後、フォークとナイフを手に取った。
ナイフを縦長のロールに当てると力を入れずともすっとナイフが通る。おお、こいつは期待。
白っぽい身だな、魚なのかも? ぱくっと口に運ぶ。
「ん、鶏肉……いや、白身魚のカルパッチョ的な……悪くない。いや、おいしい」
「おいしいですね!」
食べたことのない食材だと思うのだけど、なかなかいける。
「砂海名物かあ、砂海でとれる何かだよな」
「もぐもぐ」
アーニーは食べるのに集中していて、俺の言葉が聞こえていない様子だった。
「すいませーん、砂海名物のオススメを追加で」
「同じものでよろしいですか? こちらの砂海名物の素揚げもオススメですよ」
店員の女の子が笑顔でメニューを指さす。ほ、ほほお。そいつは是非とも食べねば。
「おお、違う調理のものもあるんですね、そっちで」
「畏まりましたー」
素揚げを注文してしまったことを後悔することになるとは、この時の俺は露ほども思っていなかった。
「おまたせしましたー」
「ありがとうございます」
トンと置かれた銀色の皿に乗っている何か……素揚げだから姿そのまま揚げているのだろうね。
下処理とかはしているのだろうけど、姿そのままでカラッと揚げてから、真っ赤な香辛料をまぶした料理だった。
誰だよ、素揚げなんて注文したのは。姿が分からなかったら、幸せな気持ちのまま食事を終えることができたってのに。
「ア、アーニー、これ」
「おいしそうですね! あ、てんちょお、辛いのはダメだったんですか?」
「いや、真っ赤なスパイスは大好物だぞ、よかったらアーニーも食べないか?」
「はい!」
いやあ、いっそ全部アーニーが食べてくれないかな、このイモムシ。
あ、いや、砂海名物、砂海名物。カルパッチョのような食感の砂海名物だ。決してイモムシなどではない。
ナイフをイモムシの素揚げに当てたら、ぱりぱりとおいしそうな音がしやがる。
いそいそと取り分けて、小皿にイモムシの身を乗せてアーニーの方へずずいっと押す。
「てんちょお、食べないんですか?」
「あ、いや、やっぱり辛いのダメかも」
「そうなんですか。んー、おいしいですよ! はい、あーん」
「い、いや、んぐ」
アーニーがイモムシを口の中に突っ込んできやがったああ。あ、おいしい、悔しい……。
結局、追加で素揚げを注文して、完食してしまった。
「おいしかったですね! 砂海で捕まえましょうよ」
「い、いや、ま、まあ、見かけたら」
「釣りでとれるんですか?」
「うーん、どうだろ」
釣りでイモムシなんて釣れたかどうか記憶にない。釣りスキルでの釣りはどこで釣っても似たようなものが引っかかるのだけど、地域固有種もいる。
たとえば、とあるダンジョンの奥深くの泉にしかいない七色に光るウナギとか、砂海に潜むアリジゴクみたいなのとか。
「あ、そうだ、アーニー、ゲートの登録場所を探さなきゃ」
「街の外の方がよさそうじゃないですか?」
「人やモノと重なると転移できなくなっちゃうものな」
「ですです」
砂海側に出て、しばし進んだ辺りか、崖上とか、暗くなる前にちょうどいい場所を探さなきゃ。
塔の屋上にはベンチが置かれていてサンドシティの街を一望できるようになっていた。
「おお、砂海はすぐ傍にあるんだな」
「あの砂漠が砂海なんですね!」
「多分……遠くからだと砂漠と見分けがつかないけど、砂海の街だから砂海なんじゃないかなって」
「えへへ、わたしもてんちょおと同じ感想です!」
砂海の街だから、砂漠じゃなくて砂海だろうとは我ながら単純である。
砂海を抜きにしてもサンドシティの街はなかなかに見どころがあった。
豆腐のような形をした住宅に石畳の道、石材で作ったであろう港に、タープが並んだ商店街。全体的に白が多く使われ街の雰囲気を作っている。建材はもっぱら石だな。近くに良質な石切場でもあるのかなあ。
ぐるりと見渡していたら、削られた丘を発見する。
「アーニー、あれ」
丘を指差し彼女の名を呼ぶ。
「ん? 崖ですか?」
「あそこから石材を持って来たのかなあって」
「そうかもですね!」
元々、この辺り一体が丘で、石切しつつ家を建て、街になっていったのかもしれない。
街の成り立ちを想像するとワクワクしてきたぞ。
こういう感じで街ができていったんだ、なんて想像しながら街並みを見ていたらいつまでも眺めていられそうになってしまったので、持っていた果実ジューズを飲み切ったところで塔から降りることにした。正直、名残惜しさでいっぱいだったけどね。
塔から降りて向かったのは砂海名物を出すというレストランだった。席に案内され一息つき、メニューを眺め……なんのことやらメニューの名前だけじゃ判断できんな。こう砂漠って灼熱イメージなのだけど、サンドシティは体感で外の気温が20から22度くらいじゃないかな。
からっとしているし、快適で過ごしやすい。個人的には東京のより湿度が低く、東京の春や秋より好みだ。いや、唐突になんで気温と湿度の話なんだよ、ってことなのだけど、気候からどんな料理がでるのかって想像つくんじゃないかと。結論、そもそも気候よりどんな食材があるかも分かってなきゃ、何も想像できない。
「アーニー、どれにしよう?」
「オススメでどうですか?」
「うん、そうしよう、すいませーん」
店員さんを呼び、オススメと水を注文する。
「お待たせしました」
水と共に銀色のプレートに乗った料理もテーブルに置かれた。縦長のロールのような何かにホワイトソース? がかっている。
なんだろうこれ。ぺろっとホワイトソース? のようなソースをスプーンですくって舐めてみた。
チーズと胡椒、あとはミルクか何かかな、少しスパイシーなホワイトソースって感じでなかなかいける。
「いただきまーす」
先に少し味見してしまったが、手を合わせた後、フォークとナイフを手に取った。
ナイフを縦長のロールに当てると力を入れずともすっとナイフが通る。おお、こいつは期待。
白っぽい身だな、魚なのかも? ぱくっと口に運ぶ。
「ん、鶏肉……いや、白身魚のカルパッチョ的な……悪くない。いや、おいしい」
「おいしいですね!」
食べたことのない食材だと思うのだけど、なかなかいける。
「砂海名物かあ、砂海でとれる何かだよな」
「もぐもぐ」
アーニーは食べるのに集中していて、俺の言葉が聞こえていない様子だった。
「すいませーん、砂海名物のオススメを追加で」
「同じものでよろしいですか? こちらの砂海名物の素揚げもオススメですよ」
店員の女の子が笑顔でメニューを指さす。ほ、ほほお。そいつは是非とも食べねば。
「おお、違う調理のものもあるんですね、そっちで」
「畏まりましたー」
素揚げを注文してしまったことを後悔することになるとは、この時の俺は露ほども思っていなかった。
「おまたせしましたー」
「ありがとうございます」
トンと置かれた銀色の皿に乗っている何か……素揚げだから姿そのまま揚げているのだろうね。
下処理とかはしているのだろうけど、姿そのままでカラッと揚げてから、真っ赤な香辛料をまぶした料理だった。
誰だよ、素揚げなんて注文したのは。姿が分からなかったら、幸せな気持ちのまま食事を終えることができたってのに。
「ア、アーニー、これ」
「おいしそうですね! あ、てんちょお、辛いのはダメだったんですか?」
「いや、真っ赤なスパイスは大好物だぞ、よかったらアーニーも食べないか?」
「はい!」
いやあ、いっそ全部アーニーが食べてくれないかな、このイモムシ。
あ、いや、砂海名物、砂海名物。カルパッチョのような食感の砂海名物だ。決してイモムシなどではない。
ナイフをイモムシの素揚げに当てたら、ぱりぱりとおいしそうな音がしやがる。
いそいそと取り分けて、小皿にイモムシの身を乗せてアーニーの方へずずいっと押す。
「てんちょお、食べないんですか?」
「あ、いや、やっぱり辛いのダメかも」
「そうなんですか。んー、おいしいですよ! はい、あーん」
「い、いや、んぐ」
アーニーがイモムシを口の中に突っ込んできやがったああ。あ、おいしい、悔しい……。
結局、追加で素揚げを注文して、完食してしまった。
「おいしかったですね! 砂海で捕まえましょうよ」
「い、いや、ま、まあ、見かけたら」
「釣りでとれるんですか?」
「うーん、どうだろ」
釣りでイモムシなんて釣れたかどうか記憶にない。釣りスキルでの釣りはどこで釣っても似たようなものが引っかかるのだけど、地域固有種もいる。
たとえば、とあるダンジョンの奥深くの泉にしかいない七色に光るウナギとか、砂海に潜むアリジゴクみたいなのとか。
「あ、そうだ、アーニー、ゲートの登録場所を探さなきゃ」
「街の外の方がよさそうじゃないですか?」
「人やモノと重なると転移できなくなっちゃうものな」
「ですです」
砂海側に出て、しばし進んだ辺りか、崖上とか、暗くなる前にちょうどいい場所を探さなきゃ。
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