43 / 59
第43話 りんご飴
しおりを挟む
飛行船である。飛行船なのだよ。うん、飛行船。
語彙力がえらいこっちゃになっているが、飛行船が素晴らしいから仕方ない。まず、飛行船は見た目に全振りしたんじゃないかというほどのカッコよさなんだよ。アニメや映画で出てくるような海賊船風の船体に柱がいくつも立っていて、帆じゃなくてプロペラがクルクルと回っているんだ。
こんなプロペラで空なんぞ飛べるわけないんだが、飛行船は悠々と空を飛んでいる。
「魔法かなあ……」
飛行船の船尾から外を眺め、つい独り言が出てしまった。
よく分からないものは全部魔法、という考えは余り好きじゃないんだけど、科学じゃないんだったら何かしら魔法的なものが組み込まれている以外に考えようがないんだよな。魔法といっても、古代魔法だけじゃなく錬金術も魔法的なものだし、あらゆるスキルだってそうだ。
ぼんやりとそんなことを考えながら、ぼーっと外を見つめる。
飛行船の高度はどれくらいなんだろうなあ。雲より高くはなく、雄大な山々の中でも一際高い山については回避して進んでいる。
「てんちょおー」
アーニーが串に刺したリンゴを二つ持って、戻ってきた。
飛行船は船倉、客室、レストラン、船員用の船室などがあって、露店のような軽食も販売していた。
彼女は何か甘いものを買ってきますと、軽食を買いに船内に向かっていたんだ。
「ん、これ、リンゴに何かかかってるのか」
「はいー。なんと砂糖ですよ、砂糖! 砂糖を溶かしてリンゴにくるんとしているって」
「おお、りんご飴みたいなものか」
「さっそく食べましょうー」
よくよく見てみると串にささったリンゴはてかてかしている。
試しに舐めてみたら、懐かしのりんご飴の味がした!
地域によるのだろうけど、アーモンドアイでは砂糖が高級品だと聞く。行先のルンドルフが砂糖の産地だったりするのだろうか。
「アーニー、つかぬことを尋ねるが……これおいくら?」
「昨日のレストランくらいです!」
「ぶふぉ!」
「おいしそうだったのでー」
昨日のレストランって、夕食代くらいってことだよな。昨日はたらふく食べたし、ビールも飲んだ。
りんご飴が、居酒屋での一食分に相当する、とか高級品ってもんじゃあ生ぬるいぞ。
りんご飴は懐かしい味で、好きな部類なのだけど、お値段を考えると勿体なくて……大事に食べよう。
しっかし、こんな高価なりんご飴がしれっとレストランで売っているとは、侮れんな飛行船。
「あれもおいしそうです。買ってきてもいいですか?」
「あれはブドウ飴じゃないか。もうりんご飴を食べているし、食べるなら肉がいいな」
アーニーが他の乗客に目をやった先はブドウ飴だった。
乗客はお貴族風の衣装に身を包んだ男の子と女の子である。そういや、乗客のみなさんは彼らのような富裕な商人かお貴族ぽい人たちが多い。
極わずかであるが探索者風の人たちもいるにはいるが、メインの顧客層じゃあない。
「肉を見てきますね!」
「あ、待って、アーニー。飛行船ってひょっとしなくても運賃がかなり高い?」
「この飛行船の運賃は安い方ですよー」
「そかそか」
そもそも飛行船の運賃は庶民には手が出ないほど高いんだと理解した。
確か数万ジェムだったよな。
俺としては時は金なりの精神で飛行船に飛びついた。世界地図で見ると明らかなのだけど、アーモンドアイからルンドルフまでペットに乗っても一週間以上はかかる。飛行船なら僅か一日でルンドルフまで着いちゃうんだよね。
そう考えると数万ジェムで移動できるなんて破格だと思わないか? 俺の場合はゲートがあるから持ち運ぶ荷物や宿泊代なんてものはかからないけど、ゲート無しとなると一週間の旅費だけでも結構な金額になる。かかる費用もそれなりだし、時間短縮になる分、俺じゃなくても飛行船の方が断然良いという結論になるんじゃないかなあ。
後から知った話だけど、格安の飛行船ってのもあるらしい。更には探索者ギルドで聖杯の水を持って帰ってくる依頼を受けた探索者には飛行船代の一部を支給してくれる補助金もあるんだって。
この時の俺は知らないことだったので致し方ないのだが、後から知った俺が歯ぎしりしていたことは言うまでもない。
とまあ、そんなわけで飛行船で高給品が売っている理由は分かった。
肉を探しに向かったアーニーに呼びかけ、彼女の元へ向かって走る。
「俺も行くよ」
「はいー」
一緒に物色しに行くのが嬉しいのか、アーニーが俺の腕に自分の腕を絡ませ、尻尾をフリフリさせた。
レストランはアーモンドアイやルンドルフでよく食べられるものだけじゃなく、遠方から取り寄せた珍しい食材を使った一品まで置かれている。
遠方のものはさすがにお値段が高くなっているけど、そういうものは現地に行って食べるのが一番安くてうまいと相場が決まってるんだぜ。
ここは迷わず、地元産のメニューだろ。
「てんちょお、イモムシさんもいますね」
「わざわざ、イモムシは食べんぞ……」
「じゃあ、こっちはどうですかー?」
「アーニーはグロテスクなものが好きなの……?」
なんかよくわからん虫とかをキラキラした目で見つめるアーニーに内心ため息をつく。
ここで彼女の勢いに押されてしまってはイモムシの二の舞になる。なので俺も引くわけにはいかないのだ。
「せっかくだから食べたことのないものがいいかなあって」
「いやいや、おいしいかどうか分からないし、腹にもたまる肉串がベストだろ」
「分かりましたあ。先に肉串にしましょう。わたしはスパイシーなのにします」
「俺もそれにする」
よおし、よおし、いいぞお。俺の素晴らしい説得で、肉串ゲットだぜ。
肉串だとアーモンドアイの露店の二倍くらいの価格で買うことができる。飛行船まで持ち込む経費を考えれば、まあ、納得の価格かな。
飛行船のレストランだとて何もむやみやたらに価格設定が高いってわけじゃあないのだ。
ぼったくり価格にしちゃうと評判に影響しそうだし、お貴族は別にして富裕な商人や探索者はまず購入しないようになる。
商売ってなかなか難しい。
語彙力がえらいこっちゃになっているが、飛行船が素晴らしいから仕方ない。まず、飛行船は見た目に全振りしたんじゃないかというほどのカッコよさなんだよ。アニメや映画で出てくるような海賊船風の船体に柱がいくつも立っていて、帆じゃなくてプロペラがクルクルと回っているんだ。
こんなプロペラで空なんぞ飛べるわけないんだが、飛行船は悠々と空を飛んでいる。
「魔法かなあ……」
飛行船の船尾から外を眺め、つい独り言が出てしまった。
よく分からないものは全部魔法、という考えは余り好きじゃないんだけど、科学じゃないんだったら何かしら魔法的なものが組み込まれている以外に考えようがないんだよな。魔法といっても、古代魔法だけじゃなく錬金術も魔法的なものだし、あらゆるスキルだってそうだ。
ぼんやりとそんなことを考えながら、ぼーっと外を見つめる。
飛行船の高度はどれくらいなんだろうなあ。雲より高くはなく、雄大な山々の中でも一際高い山については回避して進んでいる。
「てんちょおー」
アーニーが串に刺したリンゴを二つ持って、戻ってきた。
飛行船は船倉、客室、レストラン、船員用の船室などがあって、露店のような軽食も販売していた。
彼女は何か甘いものを買ってきますと、軽食を買いに船内に向かっていたんだ。
「ん、これ、リンゴに何かかかってるのか」
「はいー。なんと砂糖ですよ、砂糖! 砂糖を溶かしてリンゴにくるんとしているって」
「おお、りんご飴みたいなものか」
「さっそく食べましょうー」
よくよく見てみると串にささったリンゴはてかてかしている。
試しに舐めてみたら、懐かしのりんご飴の味がした!
地域によるのだろうけど、アーモンドアイでは砂糖が高級品だと聞く。行先のルンドルフが砂糖の産地だったりするのだろうか。
「アーニー、つかぬことを尋ねるが……これおいくら?」
「昨日のレストランくらいです!」
「ぶふぉ!」
「おいしそうだったのでー」
昨日のレストランって、夕食代くらいってことだよな。昨日はたらふく食べたし、ビールも飲んだ。
りんご飴が、居酒屋での一食分に相当する、とか高級品ってもんじゃあ生ぬるいぞ。
りんご飴は懐かしい味で、好きな部類なのだけど、お値段を考えると勿体なくて……大事に食べよう。
しっかし、こんな高価なりんご飴がしれっとレストランで売っているとは、侮れんな飛行船。
「あれもおいしそうです。買ってきてもいいですか?」
「あれはブドウ飴じゃないか。もうりんご飴を食べているし、食べるなら肉がいいな」
アーニーが他の乗客に目をやった先はブドウ飴だった。
乗客はお貴族風の衣装に身を包んだ男の子と女の子である。そういや、乗客のみなさんは彼らのような富裕な商人かお貴族ぽい人たちが多い。
極わずかであるが探索者風の人たちもいるにはいるが、メインの顧客層じゃあない。
「肉を見てきますね!」
「あ、待って、アーニー。飛行船ってひょっとしなくても運賃がかなり高い?」
「この飛行船の運賃は安い方ですよー」
「そかそか」
そもそも飛行船の運賃は庶民には手が出ないほど高いんだと理解した。
確か数万ジェムだったよな。
俺としては時は金なりの精神で飛行船に飛びついた。世界地図で見ると明らかなのだけど、アーモンドアイからルンドルフまでペットに乗っても一週間以上はかかる。飛行船なら僅か一日でルンドルフまで着いちゃうんだよね。
そう考えると数万ジェムで移動できるなんて破格だと思わないか? 俺の場合はゲートがあるから持ち運ぶ荷物や宿泊代なんてものはかからないけど、ゲート無しとなると一週間の旅費だけでも結構な金額になる。かかる費用もそれなりだし、時間短縮になる分、俺じゃなくても飛行船の方が断然良いという結論になるんじゃないかなあ。
後から知った話だけど、格安の飛行船ってのもあるらしい。更には探索者ギルドで聖杯の水を持って帰ってくる依頼を受けた探索者には飛行船代の一部を支給してくれる補助金もあるんだって。
この時の俺は知らないことだったので致し方ないのだが、後から知った俺が歯ぎしりしていたことは言うまでもない。
とまあ、そんなわけで飛行船で高給品が売っている理由は分かった。
肉を探しに向かったアーニーに呼びかけ、彼女の元へ向かって走る。
「俺も行くよ」
「はいー」
一緒に物色しに行くのが嬉しいのか、アーニーが俺の腕に自分の腕を絡ませ、尻尾をフリフリさせた。
レストランはアーモンドアイやルンドルフでよく食べられるものだけじゃなく、遠方から取り寄せた珍しい食材を使った一品まで置かれている。
遠方のものはさすがにお値段が高くなっているけど、そういうものは現地に行って食べるのが一番安くてうまいと相場が決まってるんだぜ。
ここは迷わず、地元産のメニューだろ。
「てんちょお、イモムシさんもいますね」
「わざわざ、イモムシは食べんぞ……」
「じゃあ、こっちはどうですかー?」
「アーニーはグロテスクなものが好きなの……?」
なんかよくわからん虫とかをキラキラした目で見つめるアーニーに内心ため息をつく。
ここで彼女の勢いに押されてしまってはイモムシの二の舞になる。なので俺も引くわけにはいかないのだ。
「せっかくだから食べたことのないものがいいかなあって」
「いやいや、おいしいかどうか分からないし、腹にもたまる肉串がベストだろ」
「分かりましたあ。先に肉串にしましょう。わたしはスパイシーなのにします」
「俺もそれにする」
よおし、よおし、いいぞお。俺の素晴らしい説得で、肉串ゲットだぜ。
肉串だとアーモンドアイの露店の二倍くらいの価格で買うことができる。飛行船まで持ち込む経費を考えれば、まあ、納得の価格かな。
飛行船のレストランだとて何もむやみやたらに価格設定が高いってわけじゃあないのだ。
ぼったくり価格にしちゃうと評判に影響しそうだし、お貴族は別にして富裕な商人や探索者はまず購入しないようになる。
商売ってなかなか難しい。
23
あなたにおすすめの小説
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
駆け落ち男女の気ままな異世界スローライフ
壬黎ハルキ
ファンタジー
それは、少年が高校を卒業した直後のことだった。
幼なじみでお嬢様な少女から、夕暮れの公園のど真ん中で叫ばれた。
「知らない御曹司と結婚するなんて絶対イヤ! このまま世界の果てまで逃げたいわ!」
泣きじゃくる彼女に、彼は言った。
「俺、これから異世界に移住するんだけど、良かったら一緒に来る?」
「行くわ! ついでに私の全部をアンタにあげる! 一生大事にしなさいよね!」
そんな感じで駆け落ちした二人が、異世界でのんびりと暮らしていく物語。
※2019年10月、完結しました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
過労死した俺、異世界で最強農業チートに目覚める。神農具で荒野を楽園に変えたら、エルフや獣人が集まって最高の国ができました
黒崎隼人
ファンタジー
「君、死んじゃったから、異世界で国、作らない?」
ブラック企業で過労死した俺、相川大地。
女神様から授かったのは、一振りで大地を耕し、一瞬で作物を育てる**最強の『神農具』**だった!?
右も左もわからない荒野でのサバイバル。
だけど、腹ペコのエルフ美少女を助け、頼れるドワーフ、元気な猫耳娘、モフモフ神狼が仲間になって、開拓生活は一気に賑やかに!
美味しいご飯とチート農具で、荒野はあっという間に**「奇跡の村」**へ。
これは、ただの農民志望だった俺が、最高の仲間たちと世界を救い、種族の壁を越えた理想の国『アグリトピア』を築き上げる物語。
農業は、世界を救う! さあ、今日も元気に、畑、耕しますか!
異世界に飛ばされた人見知りの僕は、影が薄かったから趣味に走る事にしました!
まったりー
ファンタジー
主人公は、人見知りな占いが大好きな男の子。
そんな主人公は、いるのか分からない程の影の薄さで、そんなクラスが異世界に召喚されてしまいます。
生徒たちは、ステータスの確認を進められますが、主人公はいるとは思われず取り残され、それならばと外に1人で出て行き、主人公の異世界生活が始まります。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
子育てスキルで異世界生活 ~かわいい子供たち(人外含む)と楽しく暮らしてます~
九頭七尾
ファンタジー
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん私に懐き、どんどん成長していくというもので――。
「いやいやさすがに育ち過ぎでしょ!?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。
追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい
桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる