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番外編2
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つまり勇者は現在、聖女2人に貴族の庶子を娶ったらしい。
(完全に勇者ハーレムじゃん! しかも自分好みの女の子2人も抱えて……あいつ追放されてからの方が幸せじゃねぇか!)
「……それは大変でしたね」
「そうでもないよ。今はね!」
「今は?」
「当時は大金で売られたことと勇者に襲われた事でルルはショックで寝込んじまってさ、ララも勇者もどうしたらいいのか分からなくて慌てたよ」
「そうでしょうね」
「でもさ、過ぎたことはしょうがないじゃん! だから勇者とララに優しくしてやればいいよって言ったんだ」
ミカは何でもない様に言っているが当時は妊娠していたのだ。本当なら1番に気にかけてやらなくてはならない存在なのにミカは気にもしていない。
「貴女は優しい方ですね」
「えっ? 急に何で? お嬢様の優しさに謝罪と感謝するのはあたしの方だよ!」
「きっとララさんもそんな貴女だから一緒に居たかったんでしょうね」
きっと言われ慣れない言葉だったんだろう。顔を真っ赤にして可愛らしく慌てている。
「あ、あたしの事はいいんだよ! それでね、勇者とララはルルに優しくしてやったんだ。したらさ、ルルは勇者に恋してあたしとララに言ったんだ『勇者さんに恋しました。私も勇者さんの子供を産みたい』ってね」
(やっぱり勇者ハーレムルートの一員あったんじゃね? あっぶね! 上手く除外されといて良かったわぁ。いやーあの時は聖女様の事でイライラしてごめん! マジでありがとうございます!)
「あたしは自由にすればいいと思ったんだ。そしたらララが『私も勇者様を愛してます。私だって産みたいの!』って爆弾発言! 勇者がララを好きなのは知ってたけどララもとは思わなかったよ」
(すげぇな。男性用のエロゲーそのものの展開を聞いているようだわ……もしかしたら、その内幼馴染みや元同僚や元カノとか現れて一緒に暮らすとかありそう……)
「そんでさ、喧嘩でもしちゃうのかなって、ちょっとハラハラしてたら急に扉が開いて勇者が入ってきたの! それで『俺もララとルルを愛してる! 子供が欲しければいっぱいくれてやるよ!!』ってそのまま2人を連れて2階の部屋で翌日の昼までヤりまくってて、まじで焦ってた自分があほらしかったわ!」
そうしてミカが言うには自分の出産間近でララとルルも妊娠して今では女の子と男の子2人がいて子育てが大変なんだそうだ。
「今月末にもララがまた出産だし、昨日もルルの妊娠が分かってさ、あたし勇者に避妊しろって怒鳴ったんだよね」
(そりゃ怒って正解だよ。勇者ハーレム堪能したくば家族計画ちゃんとしてほしいわな!)
「大変ですね」
「まあね。けど楽しくやってるんだ。子供たちは可愛いしね! お嬢様、もう会うこともないだろうからもう一度ちゃんとお礼いわせて!」
「あの時はごめんなさい。そして本当にありがとう!」
そうして元聖女のミカは帰って行った。まるで教会の懺悔室にいる神父のような気分になりながらも近況が聞けて良かったと思った。
(それにしても勇者追放されてからの方がハーレム謳歌してんじゃねぇか! 反省してるのか?)
頭の中で「勇者もげろ!」と下らないことを考えていたら愛しいカイン様が足早でこちらに向かってきた。
「どうかなさいました?」
「えっ? リコリスが変な女に絡まれてると聞いたんだけどな?」
「まぁ、駆けつけてくださったの! 嬉しいわ!」
「それでその女は?」
「大丈夫ですわ。ただお礼を言われただけですから」
「そうか。まぁ、リコリスは昔から人気者だからな」
「それはカイン様もでしょう?」
2人並んで仲睦まじく歩く。私はカイン様を独り占めしたいから聖女たちの考えはよく分からない。
でも人には人のそれぞれの形の幸せと言うものがあると思う。だから否定はしない。
「カイン様! 大好きですよ」
「?!! えっ? あっ、お、俺もリコリスを愛してる!」
「はい。愛してます!」
「な、何、急に?! ドキドキするよ!」
「たまにはちゃんと私の心を伝えようかなって!」
息子を産んで母となったけど、いつまでもこの人の妻でありたいと願う。なら怠惰しないでちゃんと想いを伝えないと勿体無いと思った。
人生明日は分からないのだから。石橋を叩いて渡る次いでに愛を伝えてもいいじゃないか。隣には愛しいカイン様がいるんだ!
「カイン様、私、あなたの妻になれて幸せです」
(完全に勇者ハーレムじゃん! しかも自分好みの女の子2人も抱えて……あいつ追放されてからの方が幸せじゃねぇか!)
「……それは大変でしたね」
「そうでもないよ。今はね!」
「今は?」
「当時は大金で売られたことと勇者に襲われた事でルルはショックで寝込んじまってさ、ララも勇者もどうしたらいいのか分からなくて慌てたよ」
「そうでしょうね」
「でもさ、過ぎたことはしょうがないじゃん! だから勇者とララに優しくしてやればいいよって言ったんだ」
ミカは何でもない様に言っているが当時は妊娠していたのだ。本当なら1番に気にかけてやらなくてはならない存在なのにミカは気にもしていない。
「貴女は優しい方ですね」
「えっ? 急に何で? お嬢様の優しさに謝罪と感謝するのはあたしの方だよ!」
「きっとララさんもそんな貴女だから一緒に居たかったんでしょうね」
きっと言われ慣れない言葉だったんだろう。顔を真っ赤にして可愛らしく慌てている。
「あ、あたしの事はいいんだよ! それでね、勇者とララはルルに優しくしてやったんだ。したらさ、ルルは勇者に恋してあたしとララに言ったんだ『勇者さんに恋しました。私も勇者さんの子供を産みたい』ってね」
(やっぱり勇者ハーレムルートの一員あったんじゃね? あっぶね! 上手く除外されといて良かったわぁ。いやーあの時は聖女様の事でイライラしてごめん! マジでありがとうございます!)
「あたしは自由にすればいいと思ったんだ。そしたらララが『私も勇者様を愛してます。私だって産みたいの!』って爆弾発言! 勇者がララを好きなのは知ってたけどララもとは思わなかったよ」
(すげぇな。男性用のエロゲーそのものの展開を聞いているようだわ……もしかしたら、その内幼馴染みや元同僚や元カノとか現れて一緒に暮らすとかありそう……)
「そんでさ、喧嘩でもしちゃうのかなって、ちょっとハラハラしてたら急に扉が開いて勇者が入ってきたの! それで『俺もララとルルを愛してる! 子供が欲しければいっぱいくれてやるよ!!』ってそのまま2人を連れて2階の部屋で翌日の昼までヤりまくってて、まじで焦ってた自分があほらしかったわ!」
そうしてミカが言うには自分の出産間近でララとルルも妊娠して今では女の子と男の子2人がいて子育てが大変なんだそうだ。
「今月末にもララがまた出産だし、昨日もルルの妊娠が分かってさ、あたし勇者に避妊しろって怒鳴ったんだよね」
(そりゃ怒って正解だよ。勇者ハーレム堪能したくば家族計画ちゃんとしてほしいわな!)
「大変ですね」
「まあね。けど楽しくやってるんだ。子供たちは可愛いしね! お嬢様、もう会うこともないだろうからもう一度ちゃんとお礼いわせて!」
「あの時はごめんなさい。そして本当にありがとう!」
そうして元聖女のミカは帰って行った。まるで教会の懺悔室にいる神父のような気分になりながらも近況が聞けて良かったと思った。
(それにしても勇者追放されてからの方がハーレム謳歌してんじゃねぇか! 反省してるのか?)
頭の中で「勇者もげろ!」と下らないことを考えていたら愛しいカイン様が足早でこちらに向かってきた。
「どうかなさいました?」
「えっ? リコリスが変な女に絡まれてると聞いたんだけどな?」
「まぁ、駆けつけてくださったの! 嬉しいわ!」
「それでその女は?」
「大丈夫ですわ。ただお礼を言われただけですから」
「そうか。まぁ、リコリスは昔から人気者だからな」
「それはカイン様もでしょう?」
2人並んで仲睦まじく歩く。私はカイン様を独り占めしたいから聖女たちの考えはよく分からない。
でも人には人のそれぞれの形の幸せと言うものがあると思う。だから否定はしない。
「カイン様! 大好きですよ」
「?!! えっ? あっ、お、俺もリコリスを愛してる!」
「はい。愛してます!」
「な、何、急に?! ドキドキするよ!」
「たまにはちゃんと私の心を伝えようかなって!」
息子を産んで母となったけど、いつまでもこの人の妻でありたいと願う。なら怠惰しないでちゃんと想いを伝えないと勿体無いと思った。
人生明日は分からないのだから。石橋を叩いて渡る次いでに愛を伝えてもいいじゃないか。隣には愛しいカイン様がいるんだ!
「カイン様、私、あなたの妻になれて幸せです」
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