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後日談
しおりを挟む私の断罪劇を強行した面々はそれぞれ罰が下された。
精霊の道を開いたフィガロは勘当され、魔道士協会会長である父親にも罰が下った。
もう会長ではなくなり、フィガロはもちろん息子の監督不行届で父親もこの先二度と魔道士協会関連の仕事には就けない。
その他の仕事を探せばなんとかなると思うが、あのプライドの塊な彼らが今更別の職業に就けるとも思えないので親子共々行き倒れる未来しか見えない。
瘴気の根源となる箱を作ったマークの屋敷を調べたところ、庭の片隅に数十頭もの動物達の死骸が埋められていたとのこと。
瘴気を作る為に殺したと証言しているが、中には明らかに昔の物もあり、これはいずれ更に事が大きくなるかもしれないとの事で問題視。
宰相である父親が厳しく監視することになった。
監視といっても領地の片隅にある塔で自由も何もなく幽閉。
二度と日の目は見られないだろうとの事だ。
禁術書物を持ち出したリンデル先生は学園から追放。
資格も剥奪され、今後教職には就けず、おまけに成年前の生徒と関係を持っていたという事でまともな職にも就けないだろうしお嫁さんも見つからないだろうし色々お察しだろう。
そして精霊を傷付けたギャレット。
こちらは精霊直々に罰を下す事になった。
どんな罰が下されるのか詳しい事は説明してもらえなかったけれど、人間世界の罰とは違うだろうから色々と酷い目に遭わされるんだろうなと想像に容易い。
ある意味一番酷い罰を与えられたのかもしれないが、国の宝である精霊を無意味に傷付けたのだから自業自得だろう。
唯一精霊の森に関与していなかったエリオットだが、公衆の面前で公爵令嬢である私に謂れのない罪を着せ断罪し、挙句婚約者がいるという立場でありながら他の女にうつつを抜かし、それ以外にも王太子として不適格な言動行動が目立った為に廃嫡された。
元々私との婚約で王太子になっていたんだから婚約破棄した段階でそうなる事は決定だったんだけどね。
新しい王太子には彼の弟が就いた。
王太子どころか王子ですらなくなった彼は、一応一代限りとして貴族としてかろうじて末席に名は残されたが、常に上からの立場でしか生きて来れなかった彼がこれからまともに生きていけるかはわからない。
ジュリの召喚に関わった古参連中は陛下の名の下にそれぞれ処分された。
大半が貴族から消され、残った連中もエリオットと同じように末席を争う場所に追いやられている事だろう。
陛下は風通しが良くなったと大喜びだった。
そして最後にジュリ。
彼女はライに拒絶されたショックからか暫くはおかしくなっていたみたいだけど、次第に調子は戻っていき、調書を取る頃にはまたもライ様がライ様がとうるさかったらしい。
一度へし折ったと思ったのに思ったよりもしぶとかったわね。
「ライ様に会わせて!もう一度私を見たらきっと彼もわかってくれるはず!私が彼の運命の相手なの!彼は私を選ぶはずなの!あんな女なんかよりずっとずっと私の方が相応しいんだから!」
そんな妄言を吐いて止まらず、溜まりかねてこちらにも連絡があったので会いに行ってやりましたよ、ええ、もちろんライも共に。
二人同時に目の前に現れると、ジュリは私を殺しそうな視線で睨み付けてきたけれど正直痛くも痒くもないし怖くもない。
ライが確実に私の味方だという自信があるし、それに……
「アンタ……!!まだライ様の傍にいるわけ!?良い加減にしてよ!!!私のライ様なのよ!?離れなさいよ!!!」
「貴女、学習能力というものがないの?私を詰れば詰る程、ライの怒りを買うだけなのに」
「だから!!ライって呼び捨てにすんなっつってんのよ!!!穢らわしい!ライ様が汚れる!!!」
「それはこちらのセリフだわ。貴女ごときがライの名を口にしないでちょうだい」
「はああああ!?アンタ調子に乗ってんじゃないわよ!!」
「それもこちらのセリフよ」
というかどう見てもくっついてきてるのはライの方なのに離れろだなんて私に言われても困る。
まあ私もこれ見よがしにくっつきにいってるんだけど。
ちなみにライには何を言われても手出しはしないで欲しいと伝えてある。
だから私がアンタ呼ばわりされて色々怒鳴られていても怒りの気配を増すばかりでジュリを視界に入れようとはしない。
ジュリが暴言を吐けば吐くほど怒りを抑える為に私にくっついてくるライが可愛い。
「まあ良いわ、実は今日は貴女に報告があるの」
「はあ?アンタの報告なんてどうでも良いんだけど!良いからさっさとライ様と離れて私に返しなさいよ!それでここから出て、私はライ様と精霊の森で幸せに暮らすんだから!」
「あらあらあまあまあ、それは不可能よ」
「はあ!?」
「実はね、私達婚約したの」
そう伝えた時のジュリの顔は見ものだった。
鳩が豆鉄砲、寝耳に水からの怒り悲しみ戸惑い絶望色んな感情が織り混ざった実に複雑な表情だった。
痛くも痒くも怖くもない最大の理由はこれだ。
私とライは卒業パーティーのすぐ後に婚約した。
精霊王と人間の婚約など前例はなかったが、精霊王であるライ自身が望んでくれたので話はとんとん拍子に進んだ。
「嘘、嘘よ、そんなの信じない、なんで、だってライ様は」
「ライが好きなのは私よ。良い加減認めなさい」
「……っ」
「貴女がライの瞳に写る事はないし、貴女がこの先精霊の森に足を踏み入れる事もない。ライが愛していると囁くのも触れるのも甘やかしてくれるのも私だけ。そしてライを愛せるのも私だけなの。その証拠に、ほら」
「!!!!!そ、それは……!!!!」
「貴女ならわかるでしょう?」
「そんな、そんな……!!!」
す、と両手を見せる。
手首をぐるりと一周するように金銀に輝く蔦のような紋様が刻まれており、これはライが生涯の伴侶となる相手に特別に刻める証なのだ。
これは現代を生きていた時にユーザーの間でかなり人気のもので、真似をして似たようなタトゥーシールを貼る人もいたくらいだ。
ジュリがこれを知らないはずがない。
ついでに薬指にはライの瞳と同じ色の宝石が埋め込まれた指輪を嵌めているが、こちらはあくまでおまけだ。
「そういう訳だからライは諦めてちょうだい」
「いや、いや……!」
「ふふふ、ごめんなさいねえ、でも仕方ないわよね?ライは私が良いって言うんだもの」
「……っ!!!!!」
いつか言われたセリフをもじってこれでもかと上から目線で告げるとジュリの表情が屈辱に染まる。
え?根に持っていたのかって?
当然でしょう、どうでも良い男が相手だったけれど優越感に浸るあの顔をどうやって歪ませてやろうかとずっと考えていたんだから。
ネチネチしてる?
女なんて大抵ネチネチドロドロしているものよ。
それに私はやられたらやり返す主義なの。
ジュリはそれ以上こちらに何かを言う気力をなくしたのか、だらりと項垂れてしまった。
ジュリは今後元の世界にも戻れず、最果ての修道院に送られ朝から晩まで厳しい戒律の中で生活しなければならない。
可哀想だとは思うが、幸せになる道もあったのにそれを自ら手放したのはジュリ本人だ。
修道院では出会いもないし、脱走したとして何の後ろ盾もなく身分もないただの女子高生だった彼女が市井で生きるのは至難の業だ。
顔だけは良いからふらふらしてタチの悪いのに捕まって、と末路は容易に想像出来る。
大人しく修道院にいた方が身の為だ。
(これで本当の終わりね)
目標の婚約破棄はなされたが私は断罪されず処分もされず、むしろ大好きなライとの婚約までしてしまった。
こんなに幸せで良いのだろうか。
「シャーロット」
「ふふ、ご機嫌ね」
「それはそうだろう。熱烈な告白を聞いたばかりだからな」
「熱烈な告白?」
「言っていただろう?俺が愛していると囁くのも触れるのも甘やかすのもシャーロットだけ。そして俺を愛せるのもシャーロットだけだと」
「!」
ジュリの元から去った直後に背後から抱きついてくるライ。
嬉しそうに擦り寄りながら私のセリフを思い出している様子のライに今更恥ずかしさが増す。
「あれは、つい自慢したくなって……」
「恥ずかしがる必要はない。俺だって自慢したいからな」
「え?」
「シャーロットが愛を囁くのもシャーロットに触れられるのもシャーロットを甘やかしてシャーロットが甘やかすのも俺だけだ。シャーロットを愛せるのも俺だけだ」
「それって自慢になるの?」
「ならないと思うか?」
なるに決まっているだろう、と頭や顔中にキスをされる。
どれだけいちゃつこうが今は周りに誰もいないし思う存分いちゃつけるのだが、どうにも落ち着かない。
「ライ、もう帰ろう?」
「そうだな。万が一シャーロットの可愛い顔を誰かが見たらそいつの目を潰してしまいそうだ」
「すぐ帰ろう」
哀れな第三者の目を潰させる訳にはいかない。
ライの方を振り向き腕を回して抱き付くと、すぐに視界が歪みあっという間に精霊の森にある二人だけの空間に飛ぶ。
「シャーロット」
「ん……」
キスをしながらあの日押し倒されたベッドへと雪崩れ込み、お互いの存在を確かめるように抱き合う。
絹糸のような髪の毛が流れる頭の先から滑らかな指先、唇、爪先に至るまでこの芸術品のようなライの全てが私のものだと思うと堪らなく嬉しい。
(本当に婚約破棄出来て良かった)
それに派生して色んな人が逆に断罪されてしまったが、私は自分自身が一番可愛い人間なのであいつらの末路なんて知ったこっちゃない。
そもそも自業自得だし。
ざまあみろだわ。
「こら、シャーロット。何を考えてるんだ?」
「あ……ふふ、ごめんなさい」
うっかり気もそぞろになってしまった私にすぐに気付き拗ねたような表情をするライが可愛くて仕方がない。
そうよね、あんなぼんくら達の事を考えている暇も義理もないわ。
今はただ目の前の愛しい人の事だけを考えて感じて堪能する喜びを噛み締め、少しひんやりとした唇を受け止めた。
終わり
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