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しおりを挟む息が上がり、射精する度に、…恋人のことを想った。
「…っ、そう、そうやって、口だけじゃなくて手も、使って…っ」
「ん、は、ぶ…っ、」
亀頭を散々キャンディーみたいに舐め、男のちんこを頬に擦りつけるようにして粘膜でヌルヌルする。
指示された通りに亀頭を舌でべちゃべちゃしながら手で陰嚢をこりこりしたりバキバキに血管の浮いている竿を扱く。
明日のため。
明日のため。
これは、明日のためだ。
「…いいんだね?」
ぬちょ…と先走りの名残を糸で引く唇。
口の中から抜かれていくちんこに、息を漏らした。
確認するように問われた言葉に、…頷く。
尻穴は既に玩具も使い、途方もなく弄られたことでどろどろに蕩けていた。
「――じゃあ、挿れるよ」
自分に覆いかぶさる男の姿。
「…ぁ、」と漏れた自分の声は、何故か少し焦っていた気もする。
本当にいいのかなって、ちょっと思ってたのかもしれない。
手が中途半端に浮かび、…けどそのほぼ同時に孔に宛がわれていた湿った硬い亀頭が、肚に押し込まれてきた。
他人のちんこが、…挿入ってくる。
「っ!!!ん、ぐ、ぅぅ、…っ、」
「う、キッツ…、」
『力入れすぎ、深呼吸して、』と促されるが、それどころではない。
予想以上にリアルな、しかも穴の大きさや肚内の狭さに対して巨大な他人のちんこの感触に、身体が強張る。
少し腰を動かされ、それだけでも声が上がった。
幸いにもバイブでさっきめちゃくちゃ丁寧に解されたことで、痛みは想像よりは少ない。
けど、明らかにちんこの、ぬるぬるした形が入ってくるのはやっぱり変な感じで、しかもそれを今自分の肚内が包み込んでいるのが恐ろしくてたまらない。
「…っ、ぅ゛ぁ…っ、ち゛、んこ…、腹、ごりごり、し…っ、ぁ゛ぐっ、ぁ゛っ…っ、!!」
「ゆっくり、ゆっくり動く、から、…っ、」
「…ッ゛、ぉ、ァ゛、ぁ…っ、」
今更後悔したって遅いのに、やっぱり冬真のじゃないことに泣きたくなる。
……全然知らない男のちんこを今、俺はこんなに必死に受け入れようとしているんだ。
「…っ、ひ、ひんん…っ、」
ヌボヌボと浅い入口あたりで亀頭が抜き差しされている。
他人の亀頭が穴に出たり入ったり、味わったことない感覚が慣れなくて。
「…っ、ぅ、ぅえ…っ、ぐ、ん…っ、」
ぼろぼろ泣く。
……やっぱり、ばかなことしたかな。
やめれば良かったかな。
でも、それで明日冬真とできなくて、それで愛想をつかされたらそれこそ嫌だ。
さっき使ったローションか、男の先走りかでグチュグチュお互いの肉同士でこねて擦っている肚内から音が聞こえる。
亀頭がヌヂュヌヂュぬぢゅぬぢゅ、解すように入口付近を前後する。
凄く丁寧にスローにされてるのに、それでも蠕動を促すような行為に声が上がる。
男の声に、返す余裕はない。
「もうちょっと先に進めるね」
「っ、痛゛――っ、ふ、ぁ゛ン゛、ン゛、んん゛っ、」
……――――押し込まれてくる。
男の、が何度も何度も肚内の肉がやわらかく蕩けるまで浅いところからその先に向かって抜き差しされ、ネヂュネヂュ音を鳴らす。
解れるたびに侵入し、息が詰まるほど奥まで、挿入される。
「優希くんも、腰、動かして…っ、自分で、性器触ってたりして気持ち良くしながら、いれやすいようにして」
「ん゛、んんっ、」
「…っ、す、げ、…締まる…っ、そう、いいよ、優希くん…っ、」
言葉通りに、少しでも気持ち良くなるためにローションでちんこをグチャグチャ扱く。
そうすると、ぎゅ、ぎゅって尻の中が快感によって蠢く。
ひくつき、尻をぶちゅぶちゅ泡立て、こねくりまわす感じに犯す他人の男根を締め付けながらごりごりされ、下腹部の奥がじゅんって疼く。
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