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2日目の活動~ボランティア集合
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私の今日の活動は「迷子・ベビーセンター」での運営補助業務だ。文字通り迷子の対応や、ベビーカーの貸し出しなどを行うらしい。この迷子・ベビーセンターは東と西それぞれのゲート近くにある。
今日は西だ。まずは西のボランティアセンターに集合である。例によって更衣室で着替え、ボランティアセンターに入り、今日は昨日の「エリア活動」の側ではなく「運営補助」の側のテーブルに着く。エリア活動は人数が多いので、まずエリア活動かそれ以外(運営補助)かでホワイトボードで仕切られていた。運営補助の中の「迷子・ベビーセンター」のテーブルの所に座った。迷子・ベビーセンターのボランティアは6人である。
ご夫婦で参加している人がいた。お二人ともボランティアは初めてだと言う。また今日も、遠くから来て安っすいホテルに泊まって活動中だという話題になる。というか、毎回大体「何回目ですか?」という話から入るのだ。この万博ボランティアが何回目かという話。今日は皆さん初めてで、私だけが2回目だった。
16時の集合時間になっても、席が1つ空いていた。最初から人数が足りなかったのか、それとも急な欠席だろうかなどと考えていると、15分くらい過ぎたところで男性がやってきた。よかった、6人揃った。
「あー、疲れた。」
などと、ちょっと怒っているような威圧的な感じの男性。遅れてきた上に、そんな感じなので皆さん委縮している……ように思えた。
そう思った私は、むしろ積極的に話し掛けてみた。
「まだ全然大丈夫ですよ。活動開始まで時間たっぷりありますから。」
するとその男性、
「30分前に来てたんですけど、入り口で留められてたんですよ。ここって、どのくらいの大きさの荷物が持ち込みダメなんでしたっけ?」
と言う。徳島から来たというその男性は、小さいキャリーケースを持って夢洲駅まで来てしまったそうなのだ。メンバーの1人に、
「大きさはどうでも、キャスター付きの物はダメなんですよ。」
と言われて、そうなんすか!?と驚いていた。
「延々怒られてたんですよ。」
という男性。そのキャリーケースはどうなったのかと思ったら、没収されたそうだ。中身は出して手で持ってアタフタしたとか何とか。そしてそのキャリーケースは捨てられるらしいが、運が良かったら戻って来るかも、的な話があったようだ。
確かに、ボランティアのみならず観客も、夢洲に大きな荷物、キャスター付きのカバンは持ち込めない。混雑した時に危ないから。そもそも混雑の原因になるからでもある。大阪に住んでいるというおばちゃん(私より10くらい年上)が、
「隣の駅にすっと行って、ロッカーに入れてくればよかったのに。」
と言った。でも、徳島の男性は土地勘がないからできなかったと。え、隣の駅?隣の駅にはロッカーがあるの?と、私は一瞬耳がダンボ。だが、そこは掘り下げなかった。もちろん自分の最終日の事を考えたのだが、朝早く、多分混雑している状態なのに、1つ前の駅で一度降るなんて事は、あまりしたくない。
「皆さん優しくてよかったー。」
と、徳島の男性は言った。最初は独り言がちょっと怖かったが、そういう大変な事があったと分かり、皆さん徳島の男性が怖くないと分かったようだ。土地勘がない、という話の時に私も!と共感したのだが、徳島の男性は、宿泊はしないそうだ。それならなぜキャスター付きのカバンで来ちゃったかなー、と思ったのは私だけではないだろう。彼はまた別の日にもボランティアに来るわけだから、今後は大丈夫だろう。しかしもう、今日持ってきたキャリーケースは戻ってこないのだろうが。
さて、また私以外の人はクオカードの受け取り同意書にサインをし、それからロッカーの鍵を渡されて荷物を入れた。今日は私も間違えず、鍵を渡されるまで荷物は持っていた。そして17時頃、ディレクターさんに連れられて迷子・ベビーセンターに移動した。
今日は西だ。まずは西のボランティアセンターに集合である。例によって更衣室で着替え、ボランティアセンターに入り、今日は昨日の「エリア活動」の側ではなく「運営補助」の側のテーブルに着く。エリア活動は人数が多いので、まずエリア活動かそれ以外(運営補助)かでホワイトボードで仕切られていた。運営補助の中の「迷子・ベビーセンター」のテーブルの所に座った。迷子・ベビーセンターのボランティアは6人である。
ご夫婦で参加している人がいた。お二人ともボランティアは初めてだと言う。また今日も、遠くから来て安っすいホテルに泊まって活動中だという話題になる。というか、毎回大体「何回目ですか?」という話から入るのだ。この万博ボランティアが何回目かという話。今日は皆さん初めてで、私だけが2回目だった。
16時の集合時間になっても、席が1つ空いていた。最初から人数が足りなかったのか、それとも急な欠席だろうかなどと考えていると、15分くらい過ぎたところで男性がやってきた。よかった、6人揃った。
「あー、疲れた。」
などと、ちょっと怒っているような威圧的な感じの男性。遅れてきた上に、そんな感じなので皆さん委縮している……ように思えた。
そう思った私は、むしろ積極的に話し掛けてみた。
「まだ全然大丈夫ですよ。活動開始まで時間たっぷりありますから。」
するとその男性、
「30分前に来てたんですけど、入り口で留められてたんですよ。ここって、どのくらいの大きさの荷物が持ち込みダメなんでしたっけ?」
と言う。徳島から来たというその男性は、小さいキャリーケースを持って夢洲駅まで来てしまったそうなのだ。メンバーの1人に、
「大きさはどうでも、キャスター付きの物はダメなんですよ。」
と言われて、そうなんすか!?と驚いていた。
「延々怒られてたんですよ。」
という男性。そのキャリーケースはどうなったのかと思ったら、没収されたそうだ。中身は出して手で持ってアタフタしたとか何とか。そしてそのキャリーケースは捨てられるらしいが、運が良かったら戻って来るかも、的な話があったようだ。
確かに、ボランティアのみならず観客も、夢洲に大きな荷物、キャスター付きのカバンは持ち込めない。混雑した時に危ないから。そもそも混雑の原因になるからでもある。大阪に住んでいるというおばちゃん(私より10くらい年上)が、
「隣の駅にすっと行って、ロッカーに入れてくればよかったのに。」
と言った。でも、徳島の男性は土地勘がないからできなかったと。え、隣の駅?隣の駅にはロッカーがあるの?と、私は一瞬耳がダンボ。だが、そこは掘り下げなかった。もちろん自分の最終日の事を考えたのだが、朝早く、多分混雑している状態なのに、1つ前の駅で一度降るなんて事は、あまりしたくない。
「皆さん優しくてよかったー。」
と、徳島の男性は言った。最初は独り言がちょっと怖かったが、そういう大変な事があったと分かり、皆さん徳島の男性が怖くないと分かったようだ。土地勘がない、という話の時に私も!と共感したのだが、徳島の男性は、宿泊はしないそうだ。それならなぜキャスター付きのカバンで来ちゃったかなー、と思ったのは私だけではないだろう。彼はまた別の日にもボランティアに来るわけだから、今後は大丈夫だろう。しかしもう、今日持ってきたキャリーケースは戻ってこないのだろうが。
さて、また私以外の人はクオカードの受け取り同意書にサインをし、それからロッカーの鍵を渡されて荷物を入れた。今日は私も間違えず、鍵を渡されるまで荷物は持っていた。そして17時頃、ディレクターさんに連れられて迷子・ベビーセンターに移動した。
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