5日間ホテルに滞在して大阪・関西万博のボランティア活動をしてみた

夏目碧央

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休憩~東の従業員食堂へ

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 18時から休憩になった。私が一度は従業員食堂に行ってみたいと言ったら、女の子も一緒に行くと言った。だが、だいぶボラセンから遠いという事だった。急いで着替え、向かった。
 まずは大屋根リングを目指して歩いていると、女の子の名前を呼んだお客さんがいたようだ。お知り合いか、と思ってちょっと見守っていた。あちらは外国人を含む団体さん。パビリオンの予約時間が迫っているらしく、少しの挨拶だけでさよならしていた。そして知った。あの人たちは女の子の幼馴染の家族だそうだ。
「すごくないですか?こんな所でバッタリ会うなんて。え、怖い。」
寒気がしたようだ。ホント、怖すぎる。こんなに広い万博会場なのに、その万博会場に偶然同じ時に居合わせるだけでもすごいのに、バッタリ会うなんて。だが、寒気がするのは怖いからだけではない。本当にけっこう寒くなってきた。昼間が暑かっただけに、薄着の人はかなり寒く感じるだろう。あの大学生男子2人はさっき半袖で、寒くない?と聞いたらちょっと寒いと言っていた。でも我慢するって。
 初めて「シャインハット」を見た。日本館も。地図上では東ゲートからすぐのように見えるが、けっこう遠いし見えないものだ。夕方で、とても素敵。
 やっと着いたと思って、とりあえずトイレに行った。そして食堂を探すが、ない。どうやらこの建物ではないらしい。一度出て、もっと向こうのプレハブだと知る。今入ったのはプレスセンターだった。どうりでスーツの人ばっかりだと思った。
 やっと着いた。15分はかかった。途中トイレに寄ったからもっとかかってしまった。メニューを見たら、聞いていたのとはちょっと違っていた。日替わりのメニューと週替わりのメニューとがあるのかもしれない。
 チャプチェ丼か和風ハンバーグかで迷い、和風ハンバーグに決めた。そしてまずレジで注文した。すると、
「10分から15分かかりますが、よろしいですか?」
と聞かれた。よろしくない。15分待っていたら食べる時間がなくなる。よって、チャプチェ丼にした。
 学食や社食と同じように、トレイを持って並んで食券を出し、出された食事をトレイに乗せて席へ着く。その時、首から下げたAD証がどこかに引っ掛かり、ストラップの留めてある部分が外れた。そのまま首に引っかけて移動していたら落下。危ない危ない。失くしたら大変。それにしても、ストラップはちゃんと首が締まらないようになっていた。実証したぞ。
 チャプチェ丼は美味しかった。でも、どうしてもご飯が残ってチャプチェが先に無くなりがち。ご飯の量はちょうど良かった。多分いつも私が食べている量よりは多かったと思うが。もしかして、最近たくさん食べているから胃が大きくなったか?
 女の子はアジフライ定食で、ご飯はものすごく少しでいいと言っていた。ほとんど無いくらいでいい、だっけな。食堂の人を困惑させていた。糖質をカットしているのかな。
 けっこう急ぎ目に食べた。そういえば、今日は韓国料理の日になったな。
 食べ終えた時、休憩時間があと15分しかなかった。食堂を出たら、
「大屋根リングがあんなに遠い!」
と、途方に暮れる。急いで歩いたが、夕暮れ時の景色が最高で、しかも真下から見るシャインハットがすごくて、思わず写真を撮る。本当に大きい。
 帰り道、三菱未来館の前を通ると、
「今なら予約なしですぐに入れまーす!」
と言っていた。昼間はずっと「ご予約の方のみご案内しておりまーす」と言っていたのに。やっぱり寒くなって帰ってしまった人が多いのだろうか。今の季節、日が沈んでからが狙い目かもしれない。
 急いでボラセンに戻り、着替えて集合場所に出た。そう、東のボラセンは、本当は建物をぐるりと回らなくていい。もう覚えた。
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