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七不思議
七不思議(六つ目の不思議)
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私たちは玄関に来て上履きのまま玄関から出ようとしました。
しかし、玄関の扉はいくら動かしても開くことはなかったのです。
「ど、どうしよう!追ってきたら……」
「や、や、や、や、」
「あいてぇ!あいてよぉ!
「ね、ねぇ」
恐慌状態に陥っているが、誰もどうすることもできません。
その中で、誰かが言いました。
この状態になると正常な判断なんかできず、
声のぬしが誰かなんて判別できませんでした。
「ここって玄関だよね……」
その言葉に誰もがハッとして一斉に時計を見ました。
いつもは3時を指している時計の針…よく見ると3時半になっていたのです。
「ヒッ」
「きゃああああ!!!」
叫び出す者、へたり込んで腰を抜かす者、一人で逃げ出す者、泣き出して動けなくなる者…。
さっきの体験がよほど怖かったのでしょう。
いつもは誰かがネジをいじったで終わることが、こんなに怖いとは思いませんでした。
スゥと時計の中から現れたのはおじいさん。
白髪に口ひげをたくわえたサンタクロースみたいな人でした。
しかしその顔は憤怒の形相をしており、サンタクロースのように優しそうではありませんでした。
「に、にげよう!」
おじいさんはないてしゃがみこんでいる女子に近づくと、おもむろに髪を鷲掴みにしました。
その感覚で驚いた女子はとっさに顔を上げます。
「いゃぁぁああああ!!!」
叫び声に後押しされるように私たちは駆け出しました。
「助けてぇ!見捨てないでよぉ!!」
後ろからそんな声がするけど、私たちは振り返ることも助けに戻ることもできませんでした。
走っている最中、後ろからは断末魔というにふさわしい叫び声が絶え間なくしていました。
それは校舎を揺らすようで、走っている全員の耳にこびりついてしまったのです。
私たちは中庭に来ました。
そこには先に走って逃げた人たちもいて、思わず安堵の息が出ました。
【ねぇ、本当に安堵していいの?あんたはわかっているんでしょう?】
聞こえないはずなの幼い声が聞こえ私の耳に届きます。
耳を塞ぎたくても体は言うことを聞かなくなっていました。
【おとなしく…ね?】
青ざめた顔を生き残ったメンバーに向けると、他のメンバーも青ざめた顔をしていました。
バンッ!!!
突然響き渡った何かをぶつける音…。
音の下方向へ向けさせられると、それは玄関に面した窓でした。
そこで見たのは、
口を大きく開けて舌を出したまま、窓に頭を打ち付けられている女子でした。
月明かりでも彼女が血にまみれていることがわかります。
さらに彼女の奥には返り血を浴びたおじいさんの姿がありました。
一瞬だけあった視線は私を凍りつかせるには十分なモノで、私は大きく目を開いたまま固まりました。
私たちはどうすることもできず、その場に立ち尽くしたのでした。
しかし、玄関の扉はいくら動かしても開くことはなかったのです。
「ど、どうしよう!追ってきたら……」
「や、や、や、や、」
「あいてぇ!あいてよぉ!
「ね、ねぇ」
恐慌状態に陥っているが、誰もどうすることもできません。
その中で、誰かが言いました。
この状態になると正常な判断なんかできず、
声のぬしが誰かなんて判別できませんでした。
「ここって玄関だよね……」
その言葉に誰もがハッとして一斉に時計を見ました。
いつもは3時を指している時計の針…よく見ると3時半になっていたのです。
「ヒッ」
「きゃああああ!!!」
叫び出す者、へたり込んで腰を抜かす者、一人で逃げ出す者、泣き出して動けなくなる者…。
さっきの体験がよほど怖かったのでしょう。
いつもは誰かがネジをいじったで終わることが、こんなに怖いとは思いませんでした。
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「いゃぁぁああああ!!!」
叫び声に後押しされるように私たちは駆け出しました。
「助けてぇ!見捨てないでよぉ!!」
後ろからそんな声がするけど、私たちは振り返ることも助けに戻ることもできませんでした。
走っている最中、後ろからは断末魔というにふさわしい叫び声が絶え間なくしていました。
それは校舎を揺らすようで、走っている全員の耳にこびりついてしまったのです。
私たちは中庭に来ました。
そこには先に走って逃げた人たちもいて、思わず安堵の息が出ました。
【ねぇ、本当に安堵していいの?あんたはわかっているんでしょう?】
聞こえないはずなの幼い声が聞こえ私の耳に届きます。
耳を塞ぎたくても体は言うことを聞かなくなっていました。
【おとなしく…ね?】
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バンッ!!!
突然響き渡った何かをぶつける音…。
音の下方向へ向けさせられると、それは玄関に面した窓でした。
そこで見たのは、
口を大きく開けて舌を出したまま、窓に頭を打ち付けられている女子でした。
月明かりでも彼女が血にまみれていることがわかります。
さらに彼女の奥には返り血を浴びたおじいさんの姿がありました。
一瞬だけあった視線は私を凍りつかせるには十分なモノで、私は大きく目を開いたまま固まりました。
私たちはどうすることもできず、その場に立ち尽くしたのでした。
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