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第1話「終ワル夢ノ始マリ」
5.告白
しおりを挟む昼休みの一件から放課後まで、結局沙姫とは一言も言葉を交わさなかった。後から戻った沙姫は少しだけ目を腫らしていたが、眩しいまでの笑顔がそれを帳消しにしていたため、誰もそこに触れなかった。
午前中と変わらず転校生に興味津々な生徒に囲まれていた。それがいい壁になっていたことに少し感謝していた。
避けていたつもりもなかったが、沙姫と全く接触することなく学生としての一日を終わらせるため、自宅に向かって歩いていた。できるだけ昼の事を考えないようにしながら。
「……ねぇ……って……」
考えないようにすることばかりに意識が集中していた。そのためか背後からの声に気付くことができず、声の正体は無防備な背中に飛びつく勢いで走ってきていた。
「待ってってば!」
「きゃあっ!」
突然の衝撃に悲鳴を上げる。怒りを拳に込め振り返ってみると、えへへ、と笑う沙姫がいた。
「な、何してんのよあんた!」
「何って、和泉ちゃんが止まってくれないから走って来たんだよ」
「普通に止めなさいよ普通に!」
「もしかして……怒ってる?」
「怒ってないわよ!」
驚きの余韻もあって声を荒げる。怒ってるよぉ、と沙姫は頬を膨らませている。
その顔を見てはっ、となった。何故彼女はここにいる。家が同じ方向にあるのか。相変わらず質問攻めを受けていた沙姫を避けて教室を抜けてきた。それがどうして私の背中に飛びつくことになる。
「で?」
「でって?」
「なんの用なのよ」
「あー、えっと、そのぉ……」
「何」
「か、顔が怖いよ和泉ちゃん」
顔が強張っている自覚は多少あった。なんせこちらには沙姫と話すことがない。ないというよりも、何も話したくないというのが正解だ。自分の夢と勝手に重ね、彼女に勝手なことを言ってしまった。感情の制御が利かなかったことに腹を立て、後悔もしていた。できることなら今日はもう沙姫とは顔を合わせたくなかったのに。
暫く沈黙が続いた。睨み付ける私と気まずそうな沙姫。終わらないように感じた空気の凍結は沙姫が鞄から取り出したものによって溶かされた。
「えっとね、これを見てほしいの」
「地図……」
「うん。そこにある目印の場所ってわかる?」
沙姫が指した地点は現在地からは少し距離のある、学校よりも向こう側にある団地地域だった。明らかに私の家の方向とは真逆の位置にある。疑問は大きくなるばかりだった。
「ええ、ちょっと歩くけど」
「そこに案内してほしいの」
「ちなみにここには何をしに」
「えっと、その、うぅーんと……」
沙姫は簡単に描かれていた地図をくしゃくしゃに丸め、言葉を濁した。
「それ……私の家までの地図なの……」
「……はい?」
くしゃくしゃにされていた地図は沙姫の手の中で更に小さくなっていた。そしてそれは顔を少し赤らめた彼女の手によってもっと小さく丸められていく。
「新しく引っ越してきた家までの道がどうしてもわかんなくてぇ……」
「迷子になってるってことね」
「うっ」
引っ越して間もないにしても、ここまで反対方向に歩くか……。
思わず呆れてしまったが、沙姫は不安そうに顔を上げ助けを求めている。
「お願い!交番にも行こうとしたんだけどこの辺りないみたいだし、他の子に聞くのももちろんありだったんだけどあなたの後ろ姿見ちゃったら走って止めてでも聞きたくって、その」
いきなり背中に飛びついてきた理由もこれで判明した。昼間とはまた違う、沙姫の不安な表情は放っておいた方が後ろめたさが残るような、本気で困っている人間のものだった。
さらに呆れた。目の前の沙姫に、気が付くと地図をひったくっていた自分に。
「これ借りるわよ」
「え、案内してくれるの」
「そこまでされて放置する人間でもないわよ。ほら」
「でもでも、私多分あなたにすごく失礼な事したよ?いきなり変な話して泣きそうになったり、それで怒らせちゃったり」
「そんなこと気にするような性格なのね。意外」
「なっ!?わ、私だって気にするよ!」
沙姫は失礼だなぁ!と興奮気味に迫ってきた。まぁまぁと宥め、沙姫から逃げるように踵を返し帰り道を戻ろうと歩き出した。沙姫はその背中を見つめる。
「……もう二度と、失敗したくないもん」
そんな小さな呟きが聞こえた気がしたが、先を歩く私にはよく聞こえなかった。
沙姫は私を追いかけまた捕まえてきた。今度はゆっくりと腕に触れる。少し驚いたが、その手を振り払うようなことはしなかった。追い付いてきた沙姫に歩調を合わせる。
「さっき違うって否定してくれてありがと。わけわかんない話聞いてくれて、励ましてくれるなんて……和泉ちゃん優しいね」
「優しい……のかしら」
「優しいよ」
そう言う表情のほうが優しく見えてしまう。目を逸らしてしまいそうだった。穏やかで柔らかなその微笑みは、私が、ユウがよく知るあの姫に本当によく似ていた。
「ちょっとすっきりした!ずっと人に言えなかったし」
「確かにあまりするべき話ではなかったかもしれないわね」
「そんな話を聞いてくれた和泉ちゃんはやっぱり優しい子だよ」
「それは……多分違う」
「へ?」
急に立ち止まった私を追い越し、沙姫が引っ張るような位置になる。
「確かに私は他人と距離を取っていたかもしれないわ。否定できない」
少し先の地面を見つめながら、ぼんやりと呟く。
「……夢を見るの。どこか懐かしいようで、そうでない夢。いつから見始めたのかも記憶にないほど、昔から見ている。とても平凡で穏やかな夢であり、残酷な夢。永遠に続くと思えても、いつか壊れてしまう。酷い夢……」
幼いころから重ねてきた夢は、綺麗なものばかりではなかった。
眩しいほど美しい夢でも、ユウが邪魔で恨めしかった。平和の中で優しさに溺れる彼も、それを全て無駄にする愚かな彼も嫌いだ。
夢の中の彼は周りの優しさに生かされ、同じかそれ以上に優しい人間に育った。優柔不断で弱い彼が嫌になった。だから彼は選択を間違え、全てを壊したとずっと思い続けてきた。自分の手で、一番守りたいものまで傷つけた。何もかも、酷く破壊した。
「その夢みたいにならないように私も頑張って来た。その結果が今の私」
ユウのようにはならない。あんな男のようには絶対ならない。
だから私はユウのようにはならないと行動やしぐさを徹底した。安請け合い、無駄な親切、顔に引っ付いたような自然な笑顔、おどおどとした態度、強者に怯え頭を下げることもしないように。何か一つでも同じことをすると、自然と彼になってしまうと思って。
彼のようにはなりたくなかった。今度は、何も間違えないと誓っていた。
「私は、間違いを犯すのが怖いのかもしれないわね」
「和泉、ちゃん……」
嘲笑する。それは自身に向けた呆れからくるものだった。
私はユウの失敗を繰り返す可能性があると、信じてしまっている自分も嫌に感じていた。
沙姫はそっと離れ、周りに建ち並ぶ住宅の向こう側を見た。
「和泉ちゃん、私あそこに行きたい」
「あそこって、公園?」
住宅の先は丘のような場所が突き出ており、そこは公園になっていた。遊具もそこそこ数が揃う公園は、近隣住民はもちろん同じ町に住む人間にも愛される展望広場でもあった。私も幼い頃に何度か子供らしく遊んでいたが、家から距離もあるため見るのは久しぶりだった。
道を進み、階段を上がり、さらに坂を登った先には町を一望できる懐かしい場所があった。丁度夕陽が沈みつつあり、辺り一面眩しい景色が広がっている。
「わぁーいい眺め!見てみて!」
「知ってるわよ。昔から住んでるもの」
「すっごくきれいなんだね、この街……」
感動した沙姫は入り口から展望台部分まで駆け出していった。後ろからまるで母親のように私も追いかけていく。
下から風が抜け沙姫の髪が大きく靡く。夕陽を浴びたその髪は一本一本が金色に写り幻想的な空間を生み出している。光に包まれた沙姫に、見惚れていた。
「私も、悪夢を見るよ」
「えっ」
「すっごく怖いの。真っ暗で、何にも見えないんだよ」
背中をこちらに向けたまま、沙姫はぼそりと言った。
「人の思ってる事、感じてる事、すごくわかっちゃう。だから、余計怖い」
沙姫の肩が震えている気がする。背後に立つ私に、彼女の表情はわからない。
「わかってたのに傷つけたの。私のこと気遣ってるのも、分かっちゃったから。その時私は、自分の事が嫌いになった」
「嫌いに?」
「私は素敵な騎士様に恋をしてたの。真っ暗な世界しかなかった私にはわかんなかったけど、とってもかっこいい王子様みたいな騎士様」
わざと声を明るくしたのだろう。そうでもしないと語れない話。私は、顔を見ることができなかった。そして沙姫は、重い唇を動かす。
「彼は私のせいで死んだ」
その言葉を聞いた瞬間、拳を握っていた。沙姫の話の流れから、ある程度覚悟していた言葉にも関わらず。
暗黒の悪夢。沙姫がシャラの夢を、私のようにユウの目を写すものであれば納得のいくものだ。夢の中の沙姫が本当にシャラなのであれば、彼女は病気を患い視力をほとんど失っていた。そんな彼女の目線で見た光景は、暗黒そのもの。音だけが沙姫に届く夢。
「目が見えなかった私は、最期の日にやっと真っ暗じゃない世界を手に入れた。でもそれは真っ赤で、とても怖かった。そんな中、やっと見つけた騎士様。彼も真っ赤に染まってた」
覚えがあった。シャラは夢の最後の日、開くことのなかった両目でしっかりとユウを捉えていた。白い翼も血に染めた美しくも醜い姿になったユウをしっかりとシャラはその瞳に映していた。
「うまく走れなくて、転びそうになっても頑張って止めようとしたのに、駄目だった。失敗したの」
私の脳内でも簡単にその光景が浮かぶ。何度も何度も見た悪夢の内容は目を閉じただけで鮮明に映ってしまう。普段走る事のない彼女が、大切な花を踏みしめ、美しかったドレスも顧みず、必死に駆け寄ってくる。
しかし、結果はいつも同じ。
「止めたかった」
一番思い出したくない光景を思い出す。ユウの目から見る、自身に剣を突き立てる瞬間。そしてそれを目撃してしまったシャラ。彼女の浮かべる絶望の表情。
沙姫は夕陽の向こうを見つめ続ける。怖くて振り向けないのだろう。震える肩。感情を声に出さないように堪える。
私は沙姫の背中を見つめ続ける。わかっていたはずなのに、彼女の言葉の続きを聞くのが怖かった。いっそ恨み言の一つでも言って欲しかった。でも、沙姫は―――
「ユウのこと助けてあげたかったなぁ」
やっと吐き出した言葉。沙姫は手すりに手を掛けたままその場にへたり込んだ。
「最期の彼の気持ちだけ、わからなかったの。だから私には失敗した気持ちしか残ってない。これはきっと罰なんだよ」
「そんなことないわ」
「あるよ。酷いことしたんだもん。罰は受けないと」
「誰から」
「……誰から、だろうね」
乾いた声で笑った。
誰からの罰を受けるのか。誰からの罰を受けたがっているのか。
沙姫は夢で見るシャラが犯したと責任を感じていることを、ユウにはもうできないとわかっているから、私に対して罪滅ぼしをしようとしている。確かにユウの夢を見るが、私はユウではない。シャラを憎むことなんて今までなかった。優しい彼女を傷つけたユウのことを許せないと思っていたくらいの私にそんな感情が生まれるはずがなかった。
しかし目の前にいる彼女は、恐らく夢に悩まされていた私と同じような時間、もしかしたらそれよりも長い時間夢の中の自分が犯した罪について悩み、苦しんできたのかもしれない。その結論に至った私は気付けば地面の砂を鳴らしながら沙姫に迫っていた。
「ちょっと痛いわよ」
「えっ」
急に腕を掴まれ持ち上げられた沙姫が驚くとほぼ同時。乾いた音が響いた。左手に熱を感じる。
「あんたね!勝手な事ばかり言ってんじゃないわよ!」
少し赤くなった左手で拳を作り、沙姫を睨み付ける。
「何が罰よ!誰があんたに責任を押し付けたのよいい加減にしなさいよ!」
「で、でも」
「でもって何!?あんたが悪いなんて誰が言った、誰がそんな勝手な事言った!」
少なくとも、ユウも、私もそんなことを言っていない。二人にしかその権利がないはずなのに、代わりに一体誰が言ったのか。
簡単なことだ、ただの自己嫌悪に過ぎない。それをあたかもユウがシャラを恨みながら死に、私が沙姫にその責任を負わせようとしているように言う。それがとにかく気に入らなかった。
「あんたにそんな顔させたくなかったから!だから!」
頬を抑える沙姫にお道化る余裕はなかった。様々な感情が混ざり合った今の表情はとても歪な笑顔。
後悔していた。しかし他に何をするべきなのかわからなかった。とにかく今は、自分の言葉を届けたかった。
沙姫がずっとしたかったであろう懺悔同様、ユウができなかったことを。
悲しませたくなかった。傷つけたくなかった。できることなら謝りたかった。今がきっとその時だと、確信していた。
「だから……死んだんじゃないの」
あの悪夢。あそこでのユウは自身を抑えるのに必死だった。あれが最良の選択とは言えないが、あの選択が間違いだったとも言えない。あの瞬間のユウが一番憎らしいが、あの行動を否定はしていなかった。ただ、そうすることしかできなかったユウが許せなかっただけ。
沙姫の今の表情が間違いだったことを後押ししている。現にシャラの影響を受けている彼女は責任を感じている。シャラが感じていた罪の意識を自分のものにしている。それは誤解だ。ユウは選択を間違えただけであり、彼女たちは何も悪くない。それを、目の前にいる、間違えずに真実を伝えられる沙姫にぶつける。
言いたかったことを伝え、満足した私の顔を沙姫は恐る恐る見た。息を荒くした私は憎しみなど感じていない。沙姫は見上げているうちに、はっ、となった。
「……ユウ……?」
「そうよ」
「ゆ、ユウなの?本当に?」
「あんたわかってて言ってたんじゃ」
「へ?あ、そうなの、かな……あれ?」
「まさか、あんた本当にわかってなかったの」
多分、と頷いた沙姫。私は先程までの自分を振り返り、恥ずかしさが噴き出してきた。
急いで沙姫から離れ背中を向ける。沙姫は後ろで声を震わせている。
「ぷっ……、ぷはははは!」
「わ、笑ってるんじゃないわよ」
「だって、だってぇ、あはははっ」
「笑うな!」
沙姫は腹を抱えて笑っている。先程までの表情が嘘のような、心からの笑顔。
恥ずかしさのあまりここから逃げ出したいほどだったが、その顔を見ているとどうでもよくなっていった。
「はぁー、お腹痛い。こんなに笑ったの初めて」
「それはよかったわね……」
「……うん。ありがとう」
笑いすぎたからか沙姫の目尻には涙が溜まっている。今の彼女の表情は憑き物が落ちたようにすっきりとしたものだった。今日のうちで、きっと今の表情が一番彼女らしいものだろう。
一度大きく深呼吸をした沙姫はゆっくりと歩き出しベンチへ向かった。
「……本当にね、ちょっと似てるって思っただけだったの。だって和泉ちゃん女の子だし、全然雰囲気違うし」
「それでどうして似てるってなるのよ」
「うーん、勘、かな」
女の勘というものは恐ろしい。私も女のはずだが、彼女のような鋭い感覚は持ち合わせていない。
しかし鋭いとは言え、ユウに似ていると言われるとは思わなかった。今まで築き上げてきた私という存在が揺らいでしまう。でも沙姫にとって今の私は、ユウと似ていることが救いになるのだろうか。
「はぁ、まあいいわ。下手に似てるって言われる方が嫌だし」
「そうなの?」
「そうよ。私、あいつのこと嫌いだもの。あの情けないところとか優柔不断なところとか、大っ嫌い」
「えー、そこがいいんじゃない」
どうやら彼女は自分自身シャラが嫌いなように、私がユウをよく思っていないことを受け入れてくれるようだ。
「私は姫様に似てるのいいなって思ってるよ。だって可愛いもんっ」
……どうやら外見はいいらしい。そこは私と大きく意見が分かれそうだ。
「それ自分で言うの」
「うん!和泉ちゃんはあれだね、優しい所が似てる」
「噓でしょ」
「嘘じゃないよ」
優しいことなどあっただろうか。必死に考えたがユウほど気持ちの悪い優しさを向けた覚えはない。したことと言えばまだ途中の道案内だけだ。彼女の中で、私とあいつの優しさというのはどうなっているのか疑問だ。
だが、くすくすと笑う沙姫を見ていると、どうでもよくなった。
彼女のように考えるなら、今のこの穏やかな感情はユウにもあったのだろう。きっと、シャラが滅多に見せない微笑みを垣間見た瞬間、ユウも同じように思ったに違いない。
私は沙姫が座るベンチに近づく。彼女はきょとん、とした顔を上げる。
「……今更だけど、私はユウとは違う。あいつのことは夢で見てるだけで、私はあいつじゃない」
「うん、わかってるよ。和泉ちゃんの方がかっこいいもん」
「だから、その」
言葉が詰まる。思えば沙姫に“和泉悠”としての言葉を伝えるのは、これが初めてだろう。
ユウを少しだけ受け入れた、私の言葉。
「あいつの気持ちなんて全部はわからないけど、でも、シャラは悪くない。それだけは言わせて」
「……うん。ありがと。嬉しいよ」
ふんわりとした、穏やかで柔らかい微笑みをこちらに向ける。私は途端に気恥ずかしくなり目を逸らす。
「いつまでそこに座ってるの。行くわよ」
「うん!」
恥ずかしさで確認することはできなかった。きっと沙姫は飛び切りの笑顔で私の後ろをついてきていただろう。
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