レベル×レベル 〜低レベルで目指す魔王討伐〜

どすこいシロップ

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第1章 : 慣れろ!てつお

第7話「君に任せたぜ」

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俺は昨日、「明日にはこの村を出る」とか言ったけど、そーもいきそうもない。
あれ以来、タキオくんと一緒に村の人達に質問攻めにされたり握手して回ったりで散々だった。
その日の夜、タキオくんはやっと自分が質問する側になれた。

「えぇ?じゃあてつお兄ちゃんはこの世界の人じゃないの?」

「そーよ」

「それで……結局きみは、本当に女神様でいいの?」

「そーだってば!そう言ってるじゃんさっきからー!」

あの儀式や勇者宣言のあった昼間が嘘のように、風も気温も落ち着いた夜だった。
タキオくんが女神様の説明下手に苦戦している間、カノーさんと俺は旅について話していた。

「……となると、魔王については何も情報がない感じですかね?」

「そうねぇ、この村はやっぱり田舎だし、平和なものよ……首都、タイオーなら何か分かるかもしれないわね。五年前に襲撃があってから警戒してるらしいし……あの、やっぱり魔王を倒しに行くんですか?」

「ええ、まあ……でも大丈夫です!タキオくんは全力で守りますし、本人が帰りたいと言えばすぐにでも帰します」

うぅ……今になって心が痛んできた。
そうだよなぁ、カノーさんからしてみれば、おばあちゃんとタキオくんの両方がこの家からいなくなるわけだし。
タキオくんを守ることに関しては、色々とケチってはいられないな。
ただやっぱ、残されたカノーさんが気がかり過ぎる……

「カノーさん……本当に大丈夫ですか?」

「ええ、大丈夫よ……あんなタキオの姿を見たら、行かないでなんて言えないわ」

確かにそうだけどさぁ!
俺もそう仕向けた張本人だけどさぁ……

「この家に……一人で……大丈夫ですか?」

と俺が聞いたちょうどその時だった。



「その心配はないよ」

何やらボロボロのポンチョ(っていうんだっけ?)とつばの広い帽子を被った、まあその、言っちゃ悪いけど駅にいるホームレスみたいな格好の男が家に入ってきた。
ホームレスっぽくないところといえば、首に巻いたちょっと可愛い目の赤いストールと、帽子からはみ出たサラッサラの長い銀髪とイケメン過ぎるその顔だけだった。

「……ジューク!帰ってきてたの!?」

ジュークと言うらしいこのイケメン過ぎるホームレスを見るなり、カノーさんは駆け寄って軽くハグをした。
こーの野郎。そういう関係か。ズルいぞ。

「ああ。しばらくはここに住むつもりだ。いけないかい?」

「えぇっ!?いいの……?嬉しいわ……!」

トントン拍子に話が進んでいく。
カヤの外ですか。そうすか。

「あの、カノーさん、こちらは?」

ちょっと不機嫌そうに聞いてしまった。

「ああ、ごめんなさいね、こちらはジュークよ。世界中を旅してるのよ。ジューク、こちらは佐藤てつおさん。伝説の……」

カノーさんが全部言い終わらないうちに、女神様を押しのけてタキオくんが駆け寄って来た。
そのタイミングで、女神様は煙になって時計に入った。

「ジュークさんだ!お帰りなさい!」

「タキオくんか。大きくなったな。話は聞いている……そこの勇者様と旅に出るそうだね」

ジュークさんと目があった。
帽子のつばの切れ込みから鋭い目が覗いた。
目が合うとドキッとする。迂闊に動けないような緊張感がすごい。

「え……ジュークさん目が見えるの!?」

え?目が見えないの?

「いや……だが感じるよ。素晴らしいステータスだ」

「う、いやぁ、ハハハ……」

「そして、神々しい雰囲気をしている。女神様と共にいるのが伝わってくるよ」

くそっ、非常に申し訳ねぇ。てか恥ずかしい。
こういうガチで凄そうな経験をしてきた人が積み上げたステータスより、俺の方が遥かに数字はでかい。
だけど俺にあるのは異世界補正だけだ。
さっき俺はこの人のことをホームレスだと思ったけど、俺はどうだ。
豪邸の居候じゃないのか。

「森の主を倒してくれて……本当にありがとうございます勇者様。奴は私の目を奪った魔物でございました」

アー無理ッ!敬語はご勘弁を!
今日だけで村の人たちから、一生聞かなそうな敬語を死ぬほど浴びせられていた。
身に余る敬意を払われると、物凄く疲れる。
よりにもよって世界中を旅した人に、敬意なんて払われるような俺じゃないから!マジで!

「いえ……あの、敬語はやめてください。勇者様じゃなくて、てつおって呼んでください」

「そうかい?実は俺も苦手でね。よろしくな、てつおくん。さて、この店は俺に任せておいてくれ。君は首都、タイオーを目指すべきだ。今、あそこはかなり危険だがね」

あ、そう?そんなにすんなりと……?そういうもんか。



「首都、ですか。そういえば昔タキオも首都の学校に行ってたんだっけ?……危険らしいけど」

「うん……でも僕ついて行くよ。事情が事情だし」

「よし、実はあそこには俺の知り合いがいるんだ。今からその中の一人に手紙を書く。待っていてくれ」

「え?手紙って……ジュークさん目が……」

「まあ見ていてくれ……“ヘリシィ”!」

ジュークさんが“ヘリシィ”を唱えると、既に【調合】してあった紙に、彼の言葉が次々に文字になっていった。
次々と音声が紙に書かれた文字になっていく。
王宮がどうとか国境がどうとか、魔女がどうとか言ってたけど、俺には目の前の現象の方が珍しかった。

「こんな魔法があったんですか……」

そう俺が尋ねると、ジュークさんは答えた。
つまりそういうことだった。

「いいかい、てつおくん。魔法とはこの世界と会話をすることなんだ。できてもいいと思うことは、諦めずに会話を続ければ必ずできるようになる」

……というセリフが、紙にスラスラと書かれていった。あちゃー……すんません。



そんなこんなで、明らかに余計な箇所のある手紙が出来上がった。

「……よし、これを王国親衛隊隊長、“ハヤ”という者に渡してくれ。必ず助けになるはずだ」

そう言うと、手紙は自動的に巻かれ、帯が付けられた。

「ありがとうございます……って親衛隊隊長!?そんな偉そうな人に知り合いがいるんすか?」

どう見てもホームレスにしか見えないのに!?
この人、マジで何者なんだ!?

「なに、昔の馴染みでね……それより明日は出発だろう?もう寝ておいた方がいいんじゃないか」

む、昔の馴染みって……。
それはそうと、確かにもう夜の十時だった。タキオくんはいつも九時には寝てる。
もうまぶたが重そうだった。

「うん、僕もう寝るよ……おやすみ、お姉ちゃん、てつおさん、ジュークさん」

「待って……久しぶりに一緒に寝ましょ、タキオ……」

「……うん」

二人が二階へと消えていった。
カノーさんと一緒に寝るなんて羨ましい!
……とは言えないよなぁ。しばらく会えないワケだし。
チッ!せいぜいカノーさんのおっぱいの柔らかさをしっかり覚えておくんだな!
……どんな柔らかさなんだろう。
そりゃもう上等なクッションの感触とバランスボールの弾力を兼ね備えた……

「てつおくん、君はカノーさんをどう思う?」

「それはもうプリンみたいな……えっ!?」

不意に話しかけられ、俺は頭の中に散らかしたクッションとバランスボールとプリンを急いで片付けた。

「プリン……?」

「あの、えと……立派な人だと思います。この店をほとんど一人で切り盛りして……」

「そうだな……だが彼女はな、泣いたことがないんだ」

え。そういえばおばあちゃんが死んだ時も泣いてなかったみたいだ。

「両親が魔王軍との戦で死んだと聞かされた時も村の人やオルズさんが泣き崩れる中黙々とパンをこねていたらしい……あの様子だと今日も泣いていないんだろう」

「……無理してるんですかね」

カノーさんが寝言で俺に抱きついてきた時を思い出していた。
その時の感触も思い出しかけ、忘れることにした。
真面目な話してるんだからな!

「そうだな。無理をしている。だけど俺はあれも彼女の強さだと思うんだ……俺は辛いことから逃げるように世界中を旅して歩いたが、あんな風に毎日を重ねることの方がよほど辛く苦しいことなんだ」

「…………」

「だがタキオくんの纏う雰囲気で分かったよ。人が旅に出るんじゃない。旅が人を連れて行くんだとね。タキオくんがこれからしようとしていることに比べたら、俺は誰にも見られないところで泣こうとしていただけさ」

何を言ってるのかは分からないけど、何となく良いことを言ってる気がする。
確かに今日の昼のタキオくんは凄かった。
ポケ○ンが進化する時みたいな感動を味わった。

「……ずっと泣けなかったカノーさんは俺に任せろ。タキオくんは君に任せたぜ」

ジュークさんは二階の方へ顔を向けたまま俺に手を差し伸べてきた。
それが言いたかったのか。言われるまでもない。
少ないやりとりしかしてないけど、ジュークさんは信頼できそうだ。
それと悔しいけど、カノーさんにはジュークさんがお似合いだ。

「任せておいてください。カノーさんをよろしくお願いします」

俺とジュークさんは固く握手を結んだ。
何にせよ気がかりだったカノーさんの件はこれで大丈夫だろう。

「もう寝るとしよう。……俺はここで寝るよ。どうも固い地面でしか寝れなくて」

そう言うとジュークさんは床で寝始めた。
イマイチ締まらないんだよなぁこの人。
少し開いた懐中時計からイビキが聞こえる。
俺も寝るとしよう。明日はいよいよ出発だ



さて、旅立ちの朝、そしてタキオくんの10歳の誕生日の朝が来た。
朝ごはんの間中、カノーさんはタキオくんに細かいことに「に気をつけて」「しちゃダメよ」をつけて喋りまくっていた。
その片付けも終わり、いよいよ出発だ。

「はいコレ、オンミカのジャムよ。あとコレも!オリゴンのパイよ。それとコレも……」

「お姉ちゃん、もういいってば……」

奥の方で、誰に届けるわけでもない大量のパンを受け取るタキオくんを、俺とジュークさんはもう三十分ぐらい待ってる。
……急かすわけにもいかないよなぁ。
ちょうどそこへ、村長さんがやって来た。

「おうおう!揃っとるな皆の衆!」

「あら村長さん!来てくださったのね!」

ようやくパンを渡し終わったカノーさんが迎えると、村長さんは全員の顔を見渡してニヤリとした。

「ジャーン!ほれカノー!頼まれとった物じゃ!」

そう言うと村長さんは変な木製の玩具の入った箱を机に置いた。剣の柄だけのものと、盾の骨組みだけのものだった。

「懐かしいわ……村長さんにこれを預かってもらってから、もう八年ぐらいになるのね」

カノーさんは懐かしそうにその玩具に触れた。
すると、剣の刃の部分と、盾の、その……中身?盾の部分?
一番面積がでかいあの部分に、緑の金属が張り巡らされた。

「うわ、何すかこれ……」

「これね、おばあちゃんがタキオの一歳の誕生日にくれたプレゼントなのよ」

驚いたのは俺だけじゃなかった。

「おばあちゃんが……僕に?」

「ホッホ!覚えとらんのも無理はないか!お前さんが最初にこれに触れた時はお前さん気絶してしもうたからな!」

「ちょっとした騒ぎになっちゃってね……それで村長さんに預かってもらってたのよ」

村長さんは自慢のヒゲを弄りながらタキオくんの頭を撫でた。

「昨日、儀式の途中でカノーに頼まれての……ホレ!タキオ!この剣と盾がお前の門出の祝いじゃ!」

カノーさんがタキオくんに剣と盾を手渡そうと近づいた。

「この剣と盾はね、“マナイバの剣”と“マナイバの盾”って名前がつけられてるの。持つ人によって違う姿になるのよ。おばあちゃんが王様から頂いた宝石を加工して作ったんだって。さ、タキオ……今こそこれをあなたに返すわ」

タキオくんは、恐る恐る剣の柄と盾の持ち手を手に取った。
カノーさんの緑の金属は消え失せた。

「お誕生日おめでとう、タキオ……」

タキオくんが剣と盾を受け取ると、刃とアレが現れた。アレだよ。中身。
タキオくんの形。それは鏡だった。
剣も盾も、周りの景色や人を映して反射していた。
おお~という声が上がる。
実際珍しそうな武器と盾だと思う。
鏡かぁ。反射機能とかついてんのかな?

「これがタキオの形なのね……あたしちょっと老けちゃってる?もう少し傾けて」

さっそく鏡として使いだしたカノーさんを尻目に、村長さんがタキオくんの頭を撫でた。

「……今度は気を失わずに済んだようじゃな。美しい剣と盾もあったもんじゃ」

「ありがとう……ありがとうおばあちゃん、村長さん、お姉ちゃん!」

タキオくんは剣を置き、カノーさんに抱きついた。
カノーさんの髪のセットも無事終わり、姉弟の抱擁も終わった。
さーて。

「……そろそろ森の魔物達が起き始めてしまう。出発するとしよう」

ずっと家の入り口に佇んでいたジュークさんが呼びかけた。
とうとうこの時が来た。俺はこの村で三回ぐらい同じことを言った気がするけど、本当に来たのだ。



俺とタキオくんはパン屋“カノー”を後にして、村の北側へと歩いていった。
その後ろを、カノーさんと村長がついて来た。
そしてその後ろを、段々と村人たちが挨拶したり万歳したりしてついて来た。
ジュークさんは店の入り口から動かなかったみたいだ。
最終的にはそこそこの行列になった。
俺たちが村の北側の門へ着くと、行列は止まる。

「それじゃあお姉ちゃん、行ってきます!」

「身体に気をつけてね……タキオ……てつおさん、タキオをよろしくお願いします……」

「はい、必ず。任せてください」

タキオくんの持つ、鏡の剣と盾が昇り始めた太陽の光を反射して眩しかった。
タキオくんは出発を待ちきれなさそうだった。
時に子供は残酷なんだなぁ。

「僕、勇者様について行って最高のお話をおばあちゃんに聞かせるんだ!お姉ちゃんにも聞かせてあげるから、楽しみに待っててね!」

「……うん、待ってるね」

もう耐えられなかったので、俺は急かした。

「じゃあ皆さん!行ってきます!短い間でしたが、お世話になりました!」

昨日ほどでなかったにせよ、歓声が上がった。
それに背を向けて、川の流れに向かって歩いていく。こんなのやってみたかったんだよなぁ。
ただ実際やるとなると、結構精神的にキツい。
後ろ髪を引かれるとはよく言ったものだ。
実は意味知らないけど。



最初の村、タータケ。思わず長居しちゃったけど、得るものは大きかった。
次の目標はタイオー王国の首都、タイオー。
道中で試したいこともいくつかある。
タキオくんは初めて独りで走り回る野原を楽しんでいた。
村が見えなくなった辺りで、懐中時計が開き、一日ぶりに懐かしいあの甲高いダミ声が響いた。

「プハーッ!やーーっと人目を気にしなくていいわけネ!キャッホーイ!!」

文字通り狂喜乱舞する女神様。

「暇つぶしの相手も増えたんじゃーーん!覚悟しときなさいタキオ!!」

女神様とタキオの追いかけっこが始まった。
よーし、とうとう村を出たって感じがしてきた!

「じゃあ早速一発やっとこっか!行くわよタキオ!ホラてつおも!」

女神様が俺とタキオくんの腕を掴んだ。

「魔王を倒して故郷へ帰るぞッ!エイ!エイ!?」

「オォ~?」

「声が小さァイ!気合いだッ気合いだッ!もう一丁!」

「そんなしんどいノリな人だっけ?」

「男子うるさい!ハイもっかい!!エイ!エイ!!?」

「オォーーーッ!!」

タキオくんはやり方が分からなかっただけらしく、大声で叫んだ。
突き上げた左腕に着けた盾が、日光を反射しまくり輝きまくっている。
やっぱりこの剣と盾、かなりの逸品だ。
テンション上がってきた!

「タキオ合格!てつお!もう一丁!エイ!エイ!!!?」

「ウ、ウオーーーッ!!」

「よっしゃテンション上がってきたァ!!行くぞッ!皆の衆!!あの丘まで競争!よいドン!!」

こうしてついに俺たちの旅が始まったのだった。

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