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第2章:飛び立て!てつお
第10話「それはダメ」
しおりを挟む気持ちのいい朝だ。
二階の窓から新しい朝日が差し込む。
窓辺の黄色い花に朝露が垂れる。
それを飲みにきた薄紫の蝶が、壁に朝日の影絵を作る。
花や蝶の名前は忘れた。
そんなことどうだっていいじゃないか。
鳥がさえずっているんだ。
この気持ちのいい、産まれたての日差しを受け入れよう。
日光の線は窓辺の花と蝶を通過して、レンガ造りの壁を眺めながら部屋に入ってくる。
そして部屋の中の全ての物のシルエットをなぞるのだ。
丸い花瓶。少し古めの椅子。暖かな絨毯。
その上に倒れ伏す少年。隣の仰向けの俺。
びしょ濡れのベッドシーツ。その上の同じくびしょ濡れの左脚。その左脚の太ももにもたれかかる右脚。くびれた腰。めくれた下着。風にさらされたへそ。その上をボリボリと掻く手。全開の口。のどちんこ。鼻ちょうちん。この身体は全てがびしょ濡れだ。
昨晩荒れに荒れたエマエ介抱の跡地だった。
エマエはあの後、俺の【分解】した物を勝手に【調合】して酒にできるものは全部酒にして飲み始めた。
それに気づいたタキオくんは必死に止めようとしたが、エマエの唱えた“リビリ”によって感電、そのまま倒れて寝てしまった。
異変に気付いた俺はすぐさまタキオくんを回復し、ラッパ飲みで酒を浴びるエマエに水をぶっかけた。
そうしてやっとこの戦争は終結し、彼女は眠りについたのだ。
戦争とは何と虚しいものか。
後に残ったものといえば、もう寝れなくなったベッドと哀れな少年の死体だった。
いや死んではないけども。
もう二度とエマエに酒は飲ませない。
誓おう。
びしょ濡れで半裸で寝てても知ったことか。
風邪引けコイツ。
そう思ったところで眠りについたんだった。
「う~ん……おはよ……頭ガンガンする……」
お、この悲惨な戦場を作り出した戦犯が起きてきやがったぞ。
タキオくん、後は任せたまえ。
「あんだけ飲めばそりゃあそうだよ。ホレ、二日酔いに効くだろ?コレやるよ」
「ありがと……ってコレ薬針球じゃん!」
「効くぞ?効くだろ?よく知ってるぞ俺は」
「いやっ、やだ……!だってコレぶっちゃけウサギのう○こじゃん!」
「効くぞ?」
「え、エンリョしとくワ……平気よ」
「見なさいタキオくんを。可哀想にこんなにしちゃって」
「ぐっ……!あ、あんただって昨日……!」
「服もボロボロだ。回復はしたけどさぞ痛かったろう。誰かさんが酔って暴れるのを止めようとしただけなのに……」
「うぅっ……」
「さぁ、飲めよ。この状態のタキオくんだけでも胸が張り裂けそうなぐらいなんだ。具合が悪そうな人は放っておけないよ」
「ア!大丈夫な気がしてきたなーっ!ホラもう治った!治っちゃった!」
「それはダメだ。昨夜も大丈夫を連呼しながらタキオくんが止めるのを振り払ってたよな?」
「ック……!わ、分かったわよ……悪かったと思ってるから……の、飲むわよ……」
「よーし、ホラ口開けて……もっと大きく!」
「うぅっ……!ひはい……!」
「よーし、口に含んだら唾とか混ぜて一気に飲み干せ!」
「うむッ!んぐッ!んーーッ!!んーーッ!!んんんーーーーッ!!」
「泣いてても首振ってもダメだ!飲まなきゃ口の中のもんはなくならないぞ?吐いても飲ませるんだから」
「……ンクッ……ハァッ……ハァッ……クッ……!オェッ……!」
ここでタキオくんは起き上がり、エマエの頭を撫でた。
「よーしよし!よくできました!」
「……あんた、起きてたの……ケホッ」
そして頭を撫でた手をそのまま俺に差し出し、ハイタッチを決めた。作戦通りだ。
「これでチャラだからね!もう言いっこなしだよエマエ!」
「か、可愛い顔して中々やってくれるのネ……」
「タキオくんも意地悪しようと思えばもっとエゲツないもん飲ませることだってできたんだぞ?」
「あーハイハイ!もーこの話終わり!……あっ、ホントに効いてる……」
「効能は凄いんだよなそれ。とりあえず口洗いなよ」
「ちょっとその……ね、てつおさん」
「臭うって言っていいわよ……悪かったわネ」
以上のような茶番劇に呆れて、朝日は雲の陰に帰っていった。
「えー、今日の予定は……昨日教えてもらった酒場“ガマデン”に行って話を聞く!以上!」
「酒場?昼間っからやってんの?」
「ん、多分やってないから夜に行くことになるかな」
「じゃあそれまでどうするの?」
「うーん、各自、自由行動?」
「やった!そう来なくっちゃ!あたし市場の方行ってくる!」
「はしゃぎ過ぎないように……タキオくんは?」
「え?ぼ、僕は……その……」
「あ、そっか!前はこの街に住んでたんだっけ?予定ないんなら軽く案内してくれよ」
「う、うん……いいけど……」
「よォし決まり!じゃああたし早速行ってくるー!キャッホー!あ!お金!お金ちょーだい!」
「……300カンだけな。無駄づかいはダメだぞ?夕方6時ぐらいにはここで合流で」
「はいよ!行ってきまーす!」
エマエは窓から勢いよく飛んでいった。あのお金、もう帰ってはこないだろう。
「俺たちも行こうかな。あ、その前に朝メシ食べるか」
「う、うん……」
何か浮かないなタキオくん。
確か、おばあちゃんが危篤になる前はここの学校に通ってたんだよな?
この街懐かしいなーぐらいのもんじゃないんだろうか?
宿屋の死ぬほど固くてまずいパンと薄いスープを片付けて、俺とタキオくんは宿を出た。
カノーさんのパンって美味かったんだな……
しかしタキオくんの浮かない様子は、このまずい朝食によるものではなかったらしい。
流石に気まずいので聞いてみた。
「タキオくん、大丈夫か?もしかしてまだ昨日のダメージが……?」
「……え?あ、ゴメン、そんなんじゃないんだ……あ、あそこの道からまっすぐ行けば王宮前公園に出るよ」
そういえばさっきから何となくキョロキョロして、周りを気にしている。誰かとすれ違う度に、少し俺の後ろに隠れている気もする。
「あ……」
とうとうタキオくんは立ち止まって俺の後ろに隠れてしまった。
タキオくんの視線の先を見てみると、建物と建物の隙間で、何人かの子供の集団が見えた。
「オイお前さァ、魔法できねぇんならオレらの班から出てけよなァ」
「貴女がてんでダメなおかげでアタシ達が褒められるのはありがたいんですけどね、足手まといがいると足並みが乱れますの」
どうやら何人かの子供が、ひとりの女の子を取り囲んで詰め寄っているらしい。
「あの……ごめんなさい……」
「ごめんなさい?じゃあわざと手を抜いてらっしゃるの?」
「マジかよサイテーだぜコイツ」
「ちがっ……そんなんじゃないわ……」
うーわ。多分イジメだよなこれ。
どこの世界でもあるもんなのかなぁ。
「じゃあ何かしら?ハッキリ言ってもらわないと分かりませんことよ」
「あの……その……わ、わたしが……」
「アー?聞こえねェよハッキリ喋れよ!」
「わ、わたしが……!全然……魔法が……できないのが……いけないんです……!」
とうとう泣いちゃったぞ?
流石に見てて気分のいいもんじゃねーよこれは。
よし!お兄さんがクソガキ共にガツンと言ってやるか。
「オーイ!そのぐらいにしろよ」
あ、ヤベェ。
勢いで駆け寄っちゃったけど、そういえばこういう場面初めてだよ。
どうしよう?
「何ですのアナタ?見ない顔ですわね」
「何か文句あんのかよー?俺達ァ王立魔法学校の生徒だぞ?」
「な、何だっていいだろ。あんまりイジメんなよ、マジで。そういうの良くないぞ」
我ながらフワッとした怒り方。
向こうの世界じゃ正直見て見ぬフリしてる側でした!
すんません!
「イジメ?いいえこれは私達の権利の問題ですの。この方のせいで私達の受ける教育のレベルが下がってますのよ」
この青巻き毛のガキはまあまあ美人だけど性格最悪だ。
こういう何か難しそうな理屈を持ち出すガキは大っ嫌いだ。
「……お前タイオーじゃ見ねェ顔だよな!帝国のスパイなんじゃねーの?不審者かよ」
こっちの赤短髪の日焼けしたガキはまあまあイケメンだけど性格最悪だ。
こういう大人をナメ腐ったガキは大っ嫌いだ。
「ああもう、うるっさい!とにかく見てて不快だからやめろっつってんだよ!お前らだって俺から見りゃ全然魔法できてねぇガキなんだぞ?一端の口きいてんなよ」
「ハァ?おたく、王立魔法学校知らねーの?笑っちゃうぜ!なァみんな!」
取り囲んでいた何人かのガキが笑う。
もうアカン。ちっと脅かしてやろうか。
「だ、ダメだよてつおさん……!」
ハッ。マジで?気がついたら俺はタキオくんに制止されていた。
タキオくんから見ても俺は殺意剥き出しだったのか。
は、恥ずかしい……ガキ共に煽られて実力行使寸前だったのか。
「オ?お前……タキオじゃねーか?」
俺を抑え込んでいた腕が、ビクッと跳ねた。
……まさかタキオくんは……?
「オーオー間違いねェぜ、タキオだよコイツ」
「マジかよ!」
「寂しかったぜタキオちゃんよォ!」
ま、間違いない!タキオくん、イジメられてたんだ!
「嫌ですわ……足を引っ張る方は同じような人の味方をしたがるものなのかしら?」
「何にせよ嬉しいぜ?よく戻ってきたなタキオちゃんよォ。コイツに何か言ってやってくれよ?お前みてェに皆の足引っ張ってんだよ」
「何だよその剣と盾?ボロっちぃ服のくせによォ。あ、アレか、オレらにお土産?」
「や……やめてよ……」
「コイツ誰だ?お前の兄ちゃんか何かか?じゃあどうせダメなんだろーなァ?」
「そんなことない……!」
「ア?口答え?すげーや、そんなこと覚えて帰ってきたのか。お前んトコのババアが死ぬ前に教えてくれたんか?」
あ、ヤバイ。
「……めろ……」
「ババアの経験値どれぐらい飛んでったよ?お前のババアだからどうせ……」
バカ!!それはダメだろ!!
「やめろーーーッ!!」
タキオくんの身体から、魔力の稲妻が迸った。
ヤバイ!ヤバイぞこれ!
「ほーッ!見た目だけは派手派手じゃん?で?その魔力でお得意の“マナイバ”でも唱えてくれるんか?」
あーッやめろバカ!煽るな!
「少しでも何か唱えてごらんなさい?お父様に言いつけますから。“服が汚れた”って」
「“リビリ”ーーーッ!!」
「“オマジャ”!」
とうとう唱えてしまった。
ヤバイ!!この人数!!タダじゃすまない!
イジメっ子グループが共同で唱えた魔法障壁呪文“オマジャ”は、タキオくんの“リビリ”に触れる前に蒸発してしまった。
このガキ共は学校ぐらいしか知らないからだろうか、実力を測る目を持っていない。
あんな魔力の“リビリ”を相手に、こいつらが束になって唱えたら勝てると思ってたんだろうか。
結局、俺が身体を張って悪ガキ共をかばう形で受けることになった。
この人数に重傷を負わせたらこの国で協力は得られないだろうし。
少しそれた分の稲妻は、俺の後方の建物の屋根を抉り取った。
ほんのちょっと痛かった。
そこそこの威力だと思う。
「あ……あ……!」
「イッツ~!落ち着けタキオくん!」
「ご……ごめんなさい!」
「あ……え……ウソだろ……」
驚きと恐怖で凍りつく悪ガキ共。
今だ。決めてやる!
「これで分かったろ?お前らは俺やタキオくんに比べたらヒヨッコだ。レベルが違うんだよ。イジメてる暇があったらお勉強頑張れよ。もういいからお家に帰れ」
「え……あ……」
「散れッ!」
「お、覚えてらっしゃい!」
バーカとかお父様に言いつけるとか言いながら、悪ガキ共は方々へ散っていった。
ちょっとした破壊と騒動で、人が来はじめた。
ヤバイ。俺はイジメられてた女の子とタキオくんの腕を掴んで、その場を後にした。
さっきタキオくんが言ってた王宮前公園に着いた。
王宮は玉ねぎみたいな形の屋根をしている。
でっかい玉ねぎが真ん中にひとつ、ちっさい離宮が左右にふたつずつあった。
壁は何層かに分かれて連なっている。
その一番手前の壁の門からまっすぐに道が伸びていて、この公園の噴水に続くようにできている。
その噴水にタキオくんと女の子が座った。
俺は気まずいので少し離れて座った。
「その……ありがとうございました……わ、わたし……」
緑の髪を三つ編みにしてでかい丸メガネをかけた女の子は、俯いたまま消えそうな声で言った。
「いやいや全然。むしろゴメンな、何か大事になっちゃって……」
「……そうだよね、僕らのせいで、学校で余計にイジメられるよね……」
「え……そんな……あの……」
え?そんな?そうなの?こういうのってガツンとやれば終わりなんじゃないの?
「僕、タキオ。分かるんだ。僕もちょっと前までアイツらにイジメられてたから……」
「わ……わたしはルミナ……でも……わたしが魔法できないのは本当なの……家のみんなに期待してもらって……学校に行かせてもらってるのに……」
あ、二人で話が始まったぞ。
ここはタキオくんに任せよう。
俺よりもこのルミナちゃんの良い話し相手になってやれるのは間違いない。
情けない話だけど。
「……僕もだよ。村のみんなにね、“マナイバ”が上手い!大魔法使いオルズの孫だ!って褒めてもらって、村のみんなでお金を出して、僕を学校に行かせてくれたんだ。でも僕が得意なのは“マナイバ”だけだったんだ……」
あ、そーなんだ。何気に初耳……
「……すごいなぁ。それでさっきみたいに凄い魔力を……?」
「ううん、僕のレベルが上がったのは、そこのてつおさんのおかげなんだ!」
「え?いやあ、アッアハハハ……!」
タキオくんが俺の数々の実験を語る。
照れるなぁもう!
よせやいタキオったらぁ!ウフン!
「すごい人と旅をしてるのね……わたし……それに比べてわたしなんか……」
「ねぇ、“マナイバ”唱えっこしようよ」
「え?」
「僕の“マナイバ”はまだ完璧じゃないけどね」
「わ、わたしも……」
「じゃあお互いちょっと間違ったステータスが見えちゃうかもしれないね!でもいいじゃん!唱えっこしようよ!」
「う、うん……」
「じゃあいくよ?せーのっ」
“マナイバ”!
お互いの“マナイバ”で映し出されたお互いのステータスが表示される。
噴水に反射されたステータスが波打っていた。
何だか尊いシーンを見てる気がする。
これつまり、まあ極端に言えば、お互いの目に映る相手のことだよな?
キス手前みたいなもんじゃね?
「……すごい……!MPと魔力が高いのね……」
「ルミナもすごいよ……【氷結魔法】が得意なんだね、僕苦手なんだ」
「すごいなぁ……あ、でもわたしの“マナイバ”まだ上手くないから、間違ってるのかな……」
「うん……僕のもきっと少し間違ってるよ」
「え?」
「本当のルミナは、きっともっとすごいよ……いつかそのすごいステータスを正しく映すからね」
えぇ!?ちょっとした告白みたいな雰囲気!
コイツぅ!甘~いこと言うじゃんか!
無自覚って怖ぇ~!
いや冷静に考えても、なかなか素敵な励まし言葉じゃん。実際そうだったらしい。
ルミナちゃんは頰が赤らませ、少し目を伏せて言った。
「わ……わたしも……」
「わたしもいつか……もっとすごいタキオくんを映したい……」
とっても!良い雰囲気だ!!
見ろあのピンクに染まったほっぺ!!!
攻略可能だ!行けタキオ!!
握手だ!キスだ!!チョメチョメだ!!!
「あ、もうこんな時間……わたし、帰らなくちゃ……」
ズコーッ。お約束でした。
って、ホントだ!もうこんな時間?俺たちも合流しないと。
「うん、気をつけてね!負けないで!」
「ありがとう……あたし、負けそうになったらタキオくんのステータスを思い出すわ……!」
そう言うと、ルミナちゃんは夕日が染めるレンガの街並みに消えていった
「チッ!惜しかったぜ!もう少しで……」
「な、何?」
ハッ!口に出てたか。
何はともあれタキオくんも普段通りに戻ったし、良い感じに時間も潰せた。
さぁ宿屋でエマエと合流して、酒場に行くか。
宿屋に帰ってくると、エマエがドヤ顔で待っていた。
「お・か・え・り!フフーン」
エマエはタキオくんが部屋に入るや否や、タキオくんの身体中を撫で回し始めた。
「な、何?ヒャッ!くすぐったいよ!」
「よーーし!流石あたし!多分ピッタリよ!ジャジャーン!」
そう言うと、エマエはクローゼットから衣服を取り出した。
「え?こ、これって……」
「あたしの眼力によって厳選された逸品!旅装束といえばこの“パプレ装束”よ!魔力の増幅効果がある特殊な絹“サンサン”を使ってるの!しかも軽くて丈夫なの!」
コイツ……一体いくら借金作ったんだろう?
少しビビりながら俺は聞いた。
「……でも気になるのはお値段ですよね?」
「ん?あぁ、これお釣りね」
まさか!?
急いで投げられた袋の中身を確認した。1000カン金貨が1、2……
「18,439カンもある!?ど、どうやってこんなお金を!?」
「あんた達は知らないでしょうけどねぇ、ちょーっと【マナイバ】とか【調合】スキルを応用すればァ、モノを見抜く力ってのが発揮できるのよ。後はわらしべ長者ネ」
「す、すげェ……やっぱり女神様だ……!」
「すごいや本当に……」
正直見直した。これは頼もしい仲間だ。素晴らしい旅の友だエマエ!
「言っとくけど“パプレ装束”は50,000カンぐらいするから」
「ごまんーーっ!?」
俺とタキオくんの声が宿屋にこだまする。
「だからその、二人とも、昨夜は……ホントごめんなさい」
あ、そっか。気にしてたんだ。
意外とこういうとこマメだよな。
「ダメだな……なあタキオくん?」
「うん……」
「え?そんな……」
「アレはもうチャラになった話でしょ?なのにこんなことされたら……」
「俺達にはでっかい借りができちゃったよなぁ」
「あ、あんた達……」
この三人、良いパーティだぜ!
心からそう思った。俺はゲンキンな奴でして。
「じゃ、じゃあ今日お酒飲んでもいーい?」
「それはダメ!!」
俺とタキオくんの息の合ったツッコミが炸裂した。
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