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③
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演奏が終わる。同時に白い衣装を身に纏った者達の舞踏が終わる。
「終わった……」
ふう、と息を吐く。慣れないことをしたせいか酷く精神的に披露していた。ううむ、一体なんだってこんなことになっているのか。
「……いや夢に整合性とか求めても仕方ないな」
うむうむ頷く。自己完結しちゃったな。
「蒼依ー! 移動するよー!」
と、白兎の変わらず元気な声。見ればブンブンと来た方とは真逆の大扉の前で手を振っている。他の白い衣装を身に纏った人々も続々と移動している。
「え、あ……あ、ああ! 今行く!」
慌てて白兎の方へと駆けて行く。と、
ギィ……ギィイイイイイイイイイイ……
「ん……?」
後ろを振り返る。来た道へ通じる重そうな両開きの大扉。それが徐々に閉まっていく。
「ん……んー……?」
なん、だろう……? なんか、なんか……嫌な、気配がする。そう、もう二度と戻れない。そんな、予感が……。
「蒼依!」
「おわ⁉」
ひっそり近づいて来ていた白兎に腕を掴まれる。おおう、吃驚した⁉
「んもう! 何しているの! 置いていかれるよ!」
「あ、ああ……」
「もう、生返事! 早く早く!」
ぐいぐいと引っ張られる僕。どこにそんな力があるのか、白兎はその華奢な見た目とは裏腹に怪力を以て僕を引っ張っていく。
「そ、そんなに引っ張るなよ……」
引っ張られて、渋々一緒に歩いて行く。最後にどうしても気になり、来た道の大扉を見る。
重そうな扉は完全に閉まり切り、何故か酷く不吉な感覚と共にもう二度と開かないような印象を受けた。
◇ ◇ ◇
扉を抜けた先は、来た道と同じ薄暗い通路。そこを戸惑いながら白い衣装を身に纏った一団が進んでいく。道案内を兼ねて先頭を行くのは、先ほど会場内にいた黒兎の仮面を被った『御者』達。此方は全く戸惑うことなく無言で灯りの灯ったカンテラを手に進んでいく。
「ふんふんふ~ん♪」
そして最後尾辺に位置する僕は、鼻歌を歌いながら進む白兎の背を見ながら「どうせ夢なら楽しんだもの勝ち」と開き直っていた。うん、もう此処まで来たらやけだ。いつか覚める夢。なら、覚めるまでめいいっぱい楽しんでやる!
「蒼依? どうかした?」
「ん? んーん、なんでもない」
振り返って問いかける白兎に笑顔で応じる。いやにリアルな夢なのと、なんか兎を連想させる為、こいつをぞんざいに出来ない。
「そう? ならいいけど……ああ、もうすぐだよ」
「え? ――っ!」
白兎が通路の脇に寄る。それにより視界が開け、薄暗い通路の先に青白い『出口』が見えた。黒兎の仮面を被った一団が外に出、ついで僕等白衣装の者達が出る。
「う、わあ……」
出口から開けた場所に出た僕等。そこは、先の舞踏会の会場同様またしても幻想的な場所だった。
「す、ごい……」
空は蒼にほんの数滴黒い絵の具を垂らして混ぜたような黄昏が終わり夜へと変わる時刻、宵時の薄闇の空。開けた場所には無数の馬車がひしめき、黒兎の仮面を被った御者達が馬車の馬を操る御者席に上り、盛っていたカンテラを馬車の出っ張った棒にかけて吊るす。
「御者って……本当の御者だったんだ……」
しかし、それよりも幻想的かつ驚くべきなのは、この『馬』。
ふらふらと思わず手近に居た馬車の馬の傍による。
「す、ごい……綺麗……」
思わず感嘆の息を放つ。
馬車に繋がれた馬。それは僕の知る馬の形をしてはいるが……全く見たことのない『馬』だった。
「が、ガラスの馬……?」
思わず呟いてしまう。そう、僕の目の前に居たのはなんと、ガラスで出来た馬。透明でいて、瞳や口、歯と細部に至るまで精巧に作られたガラス細工。しかし、それ鼻息荒く、猛々しく鳴く声を聞けば、それが作り物ではなく、生きていることが分かる。
「そうだよ。この馬はガラスの身体を持つ馬。僕等が旅する星々を巡る旅をするには、この馬じゃないといけないんだ」
「た、旅……?」
ひょこりと横から顔を覗かせる白兎の説明。『旅』という聞きなれない単語に思わず復唱する僕。
「うん、そう。星々を巡る旅」
「ほ……しぼし……?」
目をパチクリと何回か開閉する。それに白兎は笑って指さす。
「見ていて」
指し示された先は――空?
訝しむ僕の目の前で、
「あ……」
それは起きた。
キラキラ……キラキラ……と、空の彼方から光る砂粒が流れていく。徐々に徐々に光の粒は溢れていき、最初細かった線は時が経つに連れて太くなっていく。やがてその光の粒子は曲線を描いて僕等のいる開けた場所に到達する。
キラキラと輝く光の粒。空から降り注がれたそれは、それはまるで、
「星の河みたいだ……」
「ふふ……詩人だね」
はっと横を向くと、クスクスと白兎が笑っていた。く、聞かれていた⁉ じ、自分でもポエムっぽいと思ってはいたんだけども!
「まあでもその通り。これは空へと続く道。星屑の天の河だよ」
「星屑の、天の河……?」
「そう。だから当たっているよ」
ニッコリ笑顔の白兎。その表情からは、からかうような素振りは見えない。
「ご覧。あれを」
「? ……っぁ」
思わず声が零れた。離れた所にある一台の馬車。馬車の中には白いタキシード姿の男性の姿。黒兎の仮面を被った御者がガラスの馬の手綱を握れば、ガラスの馬が駆け出していく。
嘶(いなな)くガラスの馬。馬は最初一歩一歩歩いていたのが、段々と加速。勢いを付けたガラスの馬は空から降りて来た星屑の河へと脚を踏み入れ、
「う、わあ……」
光の粒子で出来た星屑の河を、天翔けていく。それこそ重力などないように、ガラスの馬は嘶きと共に曲線を描く坂道のはずの星屑の河を、渡りながら昇っていく。
キラキラ……キラキラ……。星屑の河を重力を感じさせずに翔けて行く馬車が遠ざかっていく。
これまたおとぎ話に出て来る一頁のような光景に、知らず見惚れてしまう。
「す……ごい……」
「ふふ、気にいった?」
白兎のしてやったりな笑顔。しかし僕は素直に頷く。
「うん……すごく……綺麗だった……」
純粋に、これは拍手しちゃう。
「ふふ。それは、良かった」
クスッと笑うと白兎は僕に手を差し出す。
「さ、蒼依」
「あ……えっと……」
まごつく僕。やがておずおずと白兎の手をとれば、握り返す白兎の手。
温かな手。夢にしてはリアルなその感触に若干驚く。しかし白兎は僕を抱き寄せ、馬車へと向かう。その途中、一度だけ振り返り、楽し気に言葉を放った。
「旅が、始まるよ」
「終わった……」
ふう、と息を吐く。慣れないことをしたせいか酷く精神的に披露していた。ううむ、一体なんだってこんなことになっているのか。
「……いや夢に整合性とか求めても仕方ないな」
うむうむ頷く。自己完結しちゃったな。
「蒼依ー! 移動するよー!」
と、白兎の変わらず元気な声。見ればブンブンと来た方とは真逆の大扉の前で手を振っている。他の白い衣装を身に纏った人々も続々と移動している。
「え、あ……あ、ああ! 今行く!」
慌てて白兎の方へと駆けて行く。と、
ギィ……ギィイイイイイイイイイイ……
「ん……?」
後ろを振り返る。来た道へ通じる重そうな両開きの大扉。それが徐々に閉まっていく。
「ん……んー……?」
なん、だろう……? なんか、なんか……嫌な、気配がする。そう、もう二度と戻れない。そんな、予感が……。
「蒼依!」
「おわ⁉」
ひっそり近づいて来ていた白兎に腕を掴まれる。おおう、吃驚した⁉
「んもう! 何しているの! 置いていかれるよ!」
「あ、ああ……」
「もう、生返事! 早く早く!」
ぐいぐいと引っ張られる僕。どこにそんな力があるのか、白兎はその華奢な見た目とは裏腹に怪力を以て僕を引っ張っていく。
「そ、そんなに引っ張るなよ……」
引っ張られて、渋々一緒に歩いて行く。最後にどうしても気になり、来た道の大扉を見る。
重そうな扉は完全に閉まり切り、何故か酷く不吉な感覚と共にもう二度と開かないような印象を受けた。
◇ ◇ ◇
扉を抜けた先は、来た道と同じ薄暗い通路。そこを戸惑いながら白い衣装を身に纏った一団が進んでいく。道案内を兼ねて先頭を行くのは、先ほど会場内にいた黒兎の仮面を被った『御者』達。此方は全く戸惑うことなく無言で灯りの灯ったカンテラを手に進んでいく。
「ふんふんふ~ん♪」
そして最後尾辺に位置する僕は、鼻歌を歌いながら進む白兎の背を見ながら「どうせ夢なら楽しんだもの勝ち」と開き直っていた。うん、もう此処まで来たらやけだ。いつか覚める夢。なら、覚めるまでめいいっぱい楽しんでやる!
「蒼依? どうかした?」
「ん? んーん、なんでもない」
振り返って問いかける白兎に笑顔で応じる。いやにリアルな夢なのと、なんか兎を連想させる為、こいつをぞんざいに出来ない。
「そう? ならいいけど……ああ、もうすぐだよ」
「え? ――っ!」
白兎が通路の脇に寄る。それにより視界が開け、薄暗い通路の先に青白い『出口』が見えた。黒兎の仮面を被った一団が外に出、ついで僕等白衣装の者達が出る。
「う、わあ……」
出口から開けた場所に出た僕等。そこは、先の舞踏会の会場同様またしても幻想的な場所だった。
「す、ごい……」
空は蒼にほんの数滴黒い絵の具を垂らして混ぜたような黄昏が終わり夜へと変わる時刻、宵時の薄闇の空。開けた場所には無数の馬車がひしめき、黒兎の仮面を被った御者達が馬車の馬を操る御者席に上り、盛っていたカンテラを馬車の出っ張った棒にかけて吊るす。
「御者って……本当の御者だったんだ……」
しかし、それよりも幻想的かつ驚くべきなのは、この『馬』。
ふらふらと思わず手近に居た馬車の馬の傍による。
「す、ごい……綺麗……」
思わず感嘆の息を放つ。
馬車に繋がれた馬。それは僕の知る馬の形をしてはいるが……全く見たことのない『馬』だった。
「が、ガラスの馬……?」
思わず呟いてしまう。そう、僕の目の前に居たのはなんと、ガラスで出来た馬。透明でいて、瞳や口、歯と細部に至るまで精巧に作られたガラス細工。しかし、それ鼻息荒く、猛々しく鳴く声を聞けば、それが作り物ではなく、生きていることが分かる。
「そうだよ。この馬はガラスの身体を持つ馬。僕等が旅する星々を巡る旅をするには、この馬じゃないといけないんだ」
「た、旅……?」
ひょこりと横から顔を覗かせる白兎の説明。『旅』という聞きなれない単語に思わず復唱する僕。
「うん、そう。星々を巡る旅」
「ほ……しぼし……?」
目をパチクリと何回か開閉する。それに白兎は笑って指さす。
「見ていて」
指し示された先は――空?
訝しむ僕の目の前で、
「あ……」
それは起きた。
キラキラ……キラキラ……と、空の彼方から光る砂粒が流れていく。徐々に徐々に光の粒は溢れていき、最初細かった線は時が経つに連れて太くなっていく。やがてその光の粒子は曲線を描いて僕等のいる開けた場所に到達する。
キラキラと輝く光の粒。空から降り注がれたそれは、それはまるで、
「星の河みたいだ……」
「ふふ……詩人だね」
はっと横を向くと、クスクスと白兎が笑っていた。く、聞かれていた⁉ じ、自分でもポエムっぽいと思ってはいたんだけども!
「まあでもその通り。これは空へと続く道。星屑の天の河だよ」
「星屑の、天の河……?」
「そう。だから当たっているよ」
ニッコリ笑顔の白兎。その表情からは、からかうような素振りは見えない。
「ご覧。あれを」
「? ……っぁ」
思わず声が零れた。離れた所にある一台の馬車。馬車の中には白いタキシード姿の男性の姿。黒兎の仮面を被った御者がガラスの馬の手綱を握れば、ガラスの馬が駆け出していく。
嘶(いなな)くガラスの馬。馬は最初一歩一歩歩いていたのが、段々と加速。勢いを付けたガラスの馬は空から降りて来た星屑の河へと脚を踏み入れ、
「う、わあ……」
光の粒子で出来た星屑の河を、天翔けていく。それこそ重力などないように、ガラスの馬は嘶きと共に曲線を描く坂道のはずの星屑の河を、渡りながら昇っていく。
キラキラ……キラキラ……。星屑の河を重力を感じさせずに翔けて行く馬車が遠ざかっていく。
これまたおとぎ話に出て来る一頁のような光景に、知らず見惚れてしまう。
「す……ごい……」
「ふふ、気にいった?」
白兎のしてやったりな笑顔。しかし僕は素直に頷く。
「うん……すごく……綺麗だった……」
純粋に、これは拍手しちゃう。
「ふふ。それは、良かった」
クスッと笑うと白兎は僕に手を差し出す。
「さ、蒼依」
「あ……えっと……」
まごつく僕。やがておずおずと白兎の手をとれば、握り返す白兎の手。
温かな手。夢にしてはリアルなその感触に若干驚く。しかし白兎は僕を抱き寄せ、馬車へと向かう。その途中、一度だけ振り返り、楽し気に言葉を放った。
「旅が、始まるよ」
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