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一章 新たな出会いは、個性がありすぎた。
対のスキル
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「カリナ!」
ルノン君が反応すると、その少女はルノン君の方を見た。
「ごめんね!私が勝手に先に行っちゃったから………」
「カリナのせいじゃないよ!僕がぼーっとしてたのがいけないんだ」
一向に終わらないよね、この言い合い。どっちも引かないだろうし。
「どっちもどっち、でしょ?」
ここで、ルノン君の母親が間に入った。
「カリナちゃんはルノンを置いて行っちゃった。ルノンは、カリナちゃんを見ていなかった。どちらか1人が悪いわけじゃないの。だから、2人で一緒にごめんなさいしましょう。できる?」
『うん!』
ルノン君の母親が場を収めた。素晴らしい。
「あの子が、幼馴染のカリナという少女か」
「どうして2人が一緒だと安心なんですの?あのような強力なスキル、彼女だけでは抑えきれないのではなくて?」
確かにルイの言う通りだ。
こんな幼い子が、冒険者でもないのに彼を抑えられるとは思えない。
「スキルです」
ルノン君の母親が静かに言った。
「スキル、ですか……?」
「ええ。ルノンのスキルは不幸体質。そしてカリナちゃんのスキルは幸運体質。対のスキルを持っているの。しかも、どちらも強力な、ね」
なるほど、納得だ。
不幸体質の対とはすなわち、いつでも運が良すぎて困っちゃうようなスキル。しかもそれが強力。迷子にはならないだろうな。
「あの子たちは2人でひとつなんです。お互いのスキルが混ざり合うことによって、初めて普通の人と同じ生活を手に入れることが出来るのです」
幸運体質も、度を越せば害になるってことか。大変だな。
その後、夜も遅いからという理由で、夕食を一緒に食べ、家に帰った。
ルノン君が反応すると、その少女はルノン君の方を見た。
「ごめんね!私が勝手に先に行っちゃったから………」
「カリナのせいじゃないよ!僕がぼーっとしてたのがいけないんだ」
一向に終わらないよね、この言い合い。どっちも引かないだろうし。
「どっちもどっち、でしょ?」
ここで、ルノン君の母親が間に入った。
「カリナちゃんはルノンを置いて行っちゃった。ルノンは、カリナちゃんを見ていなかった。どちらか1人が悪いわけじゃないの。だから、2人で一緒にごめんなさいしましょう。できる?」
『うん!』
ルノン君の母親が場を収めた。素晴らしい。
「あの子が、幼馴染のカリナという少女か」
「どうして2人が一緒だと安心なんですの?あのような強力なスキル、彼女だけでは抑えきれないのではなくて?」
確かにルイの言う通りだ。
こんな幼い子が、冒険者でもないのに彼を抑えられるとは思えない。
「スキルです」
ルノン君の母親が静かに言った。
「スキル、ですか……?」
「ええ。ルノンのスキルは不幸体質。そしてカリナちゃんのスキルは幸運体質。対のスキルを持っているの。しかも、どちらも強力な、ね」
なるほど、納得だ。
不幸体質の対とはすなわち、いつでも運が良すぎて困っちゃうようなスキル。しかもそれが強力。迷子にはならないだろうな。
「あの子たちは2人でひとつなんです。お互いのスキルが混ざり合うことによって、初めて普通の人と同じ生活を手に入れることが出来るのです」
幸運体質も、度を越せば害になるってことか。大変だな。
その後、夜も遅いからという理由で、夕食を一緒に食べ、家に帰った。
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