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《124話》
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☆本日の夕食☆
■7種の麻婆豆腐
・伝統麻婆豆腐 ・香港式麻婆豆腐 ・四川麻婆豆腐 ・揚げ豆腐の甜面醤煮込み麻婆豆腐 ・酸辣スープと自家製豆腐の麻婆豆腐 ・エスニック風トムヤム麻婆豆腐 ・冷製麻婆豆腐サラダ
■冷菜
・ピータン ・ザーサイ ・キュウリの甘酢 ・イカのバーべキューソース和え
■スープ
・玉子スープ ・コーンスープ
■野菜料理
・季節の野菜炒め ・季節野菜の湯引き
■点心
・小籠包 ・海老蒸し餃子 ・焼売 ・水餃子 ・春巻
■海鮮
・ホタテと季節野菜のあっさり炒め ・ホタテの辛味炒め ・ホタテの黒豆炒め ・イカと季節野菜のあっさり炒め ・イカの辛味炒め ・イカの黒豆炒め ・海老のチリソース ・海老のマヨネーズソース
■肉料理
・鶏の唐揚げ ・黒酢酢豚 ・甘酢酢豚
■麺・飯
・叉焼炒飯 ・白ご飯 ・葱汁そば ・香港式焼きそば
■デザート
・ゴマ団子 ・マンゴープリン ・杏仁豆腐 ・タピオカ入りココナッツミルク ・桃型蒸饅頭
==========
「おぉ、見事だな。マロンが褒める訳だ。中華をリクエストしたが、良く神話時代のレシピをここまで再現したものだな。感嘆するぞ」
「お褒めに預かり光栄です」
「ご飯、ご飯が、いっぱい」
もうサラは涎を垂らさんとする寸前だ。
尻に幻覚の尻尾が見える。
ちなみに千切れんほどにブンブン尻尾は降られている。
サイヒ命のサラだが、今のお腹の虫はセブンに懐いてしまっている。
色気より食い気だ。
だがサイヒはサラのその様子を”ご飯の待て”をされているアホ犬のようで可愛いな、と思っていた。
サイヒは動物に弱いのである。
最愛の銀色の猫と次点に可愛い金色の保護犬は愛しても愛し足りない。
「僭越ながら麻婆の説明を…
■伝統麻婆豆腐
代々受け継がれてきたシグネチャーメニュー。痺れと辛味のバランスが秀逸、麻婆豆腐の真髄を物語る貫禄ある一品です。
■四川麻婆豆腐
いかにも糸唐辛子がビジュアルのアクセントの四川麻婆豆腐。唐辛子のホットな辛み(辣)と中国山椒の痺れる辛み(麻)がジワジワと押し寄せるエッジの効いた本場の味わいです。
■香港式麻婆豆腐
香港定番の味「ハムユイ豆腐」を使用したウィット感ある麻婆豆腐。ハムユイ豆腐とは塩漬け発酵魚を使用した豆腐で塩味と独特の風味、新感覚の味わいは癖になる美味しさがあります。しっかりとした粘土の餡を纏った湯葉が
オリエンタルな食感のアクセントです。
■揚げ豆腐の甜面醤煮込み麻婆豆腐
もっちりとした揚げ豆腐と程よい硬度の茄子に甜麺醤が絡み、最も食べ応えある一品で、甘辛い味付けはジャパニーズのハートをバイブするご飯が進む一品です。
■酸辣スープと自家製豆腐の麻婆豆腐
ふんわりと蒸しあげられた白亜の豆腐には海老などの海鮮がon温かい酸辣スープを後がけすることにより2パターンの味を楽しめます。じわじわと後から追いかけてくる心地よいビネガーの酸味と豆腐の甘みを楽しめる一品です。
■エスニック風トムヤム麻婆豆腐
意外な組み合わせ、エスニック風トムヤム麻婆豆腐。コブミカンの葉やレモングラスが爽やかに香り、ライトな酸味と辛味の融合が豆腐と淡さを際立たせます」
「うん、旨いな。マロンにも負けてないな。私は伝統麻婆が好きだな」
「私は、揚げ豆腐、が、好きですぅぅ♡」
サラは”良し”を貰った犬の如く麻婆豆腐を食べている。
一応、昔サイヒがサラに作法は教えているので汚い食べ方ではない。
むしろ美味しそうに食べる姿は作り手の気持ちを良くするくらいだ。
「お酒はいかがですか?」
「任せても良いか?」
「では、こちらを。「クルボアジェ VSOP」です。ブランデーも、中華料理とよく合うお酒の1つ。ブランデーの繊細な香りとコクのある味わいが、中華料理のコクとベストマッチします。
スパイスの刺激を包み込んでくれます。
「薔薇の貴婦人」をイメージして開発されたクルボアジェは、華やかな香りと上品な味わいが特徴。とくに豚肉との相性が良いので、お肉を使った料理と合わせて。オンザロックや水割りがおすすめです」
「うむ、良い口当たりだ」
「お褒めに預かれて光栄です」
セブンがエプロン姿のまま礼をする。
珍しく悪役顔ではない自然な笑顔だ。
(全能神様からのお墨付きを頂けた!俺の作る料理は星3つのレストランよりも宮廷料理よりも旨いはずだ!この料理を一生食べれるのだから、アラは俺に拾われたことを一生感謝して欲しいもんだな)
全能神のサイヒに褒められてセブンは気分が高揚していた。
だから気付かなかった。
自分の思考が少しおかしかったことに。
サラが一生自分と居るのが当たり前だと思い込んでいることに。
そんな嬉しそうにサラの食べっぷりを見るセブンを見て、「これはこれは此方も面白そうだな」なんて考えているなんてセブンは思いもよらなかったのである。
それにしてもセブン、レオンハルトですら屈服させたサイヒの色香に惑ってはいない。
流石は性欲0(珍獣除く)の男である。
サイヒを前にしても平然としている。
忠誠心は十分に感じられるが。
この男が今後どうなるのか、サイヒも観察するのがたのしみだと思いながら、目の前の料理に舌鼓を打つのであった。
■7種の麻婆豆腐
・伝統麻婆豆腐 ・香港式麻婆豆腐 ・四川麻婆豆腐 ・揚げ豆腐の甜面醤煮込み麻婆豆腐 ・酸辣スープと自家製豆腐の麻婆豆腐 ・エスニック風トムヤム麻婆豆腐 ・冷製麻婆豆腐サラダ
■冷菜
・ピータン ・ザーサイ ・キュウリの甘酢 ・イカのバーべキューソース和え
■スープ
・玉子スープ ・コーンスープ
■野菜料理
・季節の野菜炒め ・季節野菜の湯引き
■点心
・小籠包 ・海老蒸し餃子 ・焼売 ・水餃子 ・春巻
■海鮮
・ホタテと季節野菜のあっさり炒め ・ホタテの辛味炒め ・ホタテの黒豆炒め ・イカと季節野菜のあっさり炒め ・イカの辛味炒め ・イカの黒豆炒め ・海老のチリソース ・海老のマヨネーズソース
■肉料理
・鶏の唐揚げ ・黒酢酢豚 ・甘酢酢豚
■麺・飯
・叉焼炒飯 ・白ご飯 ・葱汁そば ・香港式焼きそば
■デザート
・ゴマ団子 ・マンゴープリン ・杏仁豆腐 ・タピオカ入りココナッツミルク ・桃型蒸饅頭
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「おぉ、見事だな。マロンが褒める訳だ。中華をリクエストしたが、良く神話時代のレシピをここまで再現したものだな。感嘆するぞ」
「お褒めに預かり光栄です」
「ご飯、ご飯が、いっぱい」
もうサラは涎を垂らさんとする寸前だ。
尻に幻覚の尻尾が見える。
ちなみに千切れんほどにブンブン尻尾は降られている。
サイヒ命のサラだが、今のお腹の虫はセブンに懐いてしまっている。
色気より食い気だ。
だがサイヒはサラのその様子を”ご飯の待て”をされているアホ犬のようで可愛いな、と思っていた。
サイヒは動物に弱いのである。
最愛の銀色の猫と次点に可愛い金色の保護犬は愛しても愛し足りない。
「僭越ながら麻婆の説明を…
■伝統麻婆豆腐
代々受け継がれてきたシグネチャーメニュー。痺れと辛味のバランスが秀逸、麻婆豆腐の真髄を物語る貫禄ある一品です。
■四川麻婆豆腐
いかにも糸唐辛子がビジュアルのアクセントの四川麻婆豆腐。唐辛子のホットな辛み(辣)と中国山椒の痺れる辛み(麻)がジワジワと押し寄せるエッジの効いた本場の味わいです。
■香港式麻婆豆腐
香港定番の味「ハムユイ豆腐」を使用したウィット感ある麻婆豆腐。ハムユイ豆腐とは塩漬け発酵魚を使用した豆腐で塩味と独特の風味、新感覚の味わいは癖になる美味しさがあります。しっかりとした粘土の餡を纏った湯葉が
オリエンタルな食感のアクセントです。
■揚げ豆腐の甜面醤煮込み麻婆豆腐
もっちりとした揚げ豆腐と程よい硬度の茄子に甜麺醤が絡み、最も食べ応えある一品で、甘辛い味付けはジャパニーズのハートをバイブするご飯が進む一品です。
■酸辣スープと自家製豆腐の麻婆豆腐
ふんわりと蒸しあげられた白亜の豆腐には海老などの海鮮がon温かい酸辣スープを後がけすることにより2パターンの味を楽しめます。じわじわと後から追いかけてくる心地よいビネガーの酸味と豆腐の甘みを楽しめる一品です。
■エスニック風トムヤム麻婆豆腐
意外な組み合わせ、エスニック風トムヤム麻婆豆腐。コブミカンの葉やレモングラスが爽やかに香り、ライトな酸味と辛味の融合が豆腐と淡さを際立たせます」
「うん、旨いな。マロンにも負けてないな。私は伝統麻婆が好きだな」
「私は、揚げ豆腐、が、好きですぅぅ♡」
サラは”良し”を貰った犬の如く麻婆豆腐を食べている。
一応、昔サイヒがサラに作法は教えているので汚い食べ方ではない。
むしろ美味しそうに食べる姿は作り手の気持ちを良くするくらいだ。
「お酒はいかがですか?」
「任せても良いか?」
「では、こちらを。「クルボアジェ VSOP」です。ブランデーも、中華料理とよく合うお酒の1つ。ブランデーの繊細な香りとコクのある味わいが、中華料理のコクとベストマッチします。
スパイスの刺激を包み込んでくれます。
「薔薇の貴婦人」をイメージして開発されたクルボアジェは、華やかな香りと上品な味わいが特徴。とくに豚肉との相性が良いので、お肉を使った料理と合わせて。オンザロックや水割りがおすすめです」
「うむ、良い口当たりだ」
「お褒めに預かれて光栄です」
セブンがエプロン姿のまま礼をする。
珍しく悪役顔ではない自然な笑顔だ。
(全能神様からのお墨付きを頂けた!俺の作る料理は星3つのレストランよりも宮廷料理よりも旨いはずだ!この料理を一生食べれるのだから、アラは俺に拾われたことを一生感謝して欲しいもんだな)
全能神のサイヒに褒められてセブンは気分が高揚していた。
だから気付かなかった。
自分の思考が少しおかしかったことに。
サラが一生自分と居るのが当たり前だと思い込んでいることに。
そんな嬉しそうにサラの食べっぷりを見るセブンを見て、「これはこれは此方も面白そうだな」なんて考えているなんてセブンは思いもよらなかったのである。
それにしてもセブン、レオンハルトですら屈服させたサイヒの色香に惑ってはいない。
流石は性欲0(珍獣除く)の男である。
サイヒを前にしても平然としている。
忠誠心は十分に感じられるが。
この男が今後どうなるのか、サイヒも観察するのがたのしみだと思いながら、目の前の料理に舌鼓を打つのであった。
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