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第3章 複雑ダンジョン~迷路地帯

第21話 隠された宝とは?

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「前みたいに、色が違うところはないか?」
 マコトが探しながら、声をかける。なぜか、クリスがくっついている。
「クリス、なんでくっついてるの?」
「私の弾力を味わってもらおうかと。お、おっぱいの……」
「そう言うのは後にして!」
 ラミアが一喝する。

「マコト、あった」とミアが教える。
「でかしたぞ」
「褒めて」
 ミアが頭ではなく、胸を差し出す。
「おっぱいを撫でて」
「ミア!」
「それくらい良いだろう」
 ミーナもたしなめる。

 マコトがミアのおっぱいを撫でると、手で押さえる。
「ミア?」
「ここ」
 ここって乳首じゃないか。マコトは手のひらで撫でる。
「ァン♡」
 ミアがマコトの頭を抱える。マコトの顔はミアのおっぱいに埋まった。
「ミア!」
「わかった」
 ミアが名残惜しそうに離す。


 マコトは色が違うところを調べた。すると、階段を見つけた。
「この上に何かあるのか?」
「これは下ね」とラミアが言った。
 階段を下りる。そこは宝物庫だった。
「こんなところがあったなんて」
「開けてみよう」

「騙されたな。ここで始末してやる!」
 パンドラボックスが現れた。
「先手必勝!」
 マコトの攻撃。パンドラボックスにダメージを与えるものの、平気な顔をしている。
「うひゃー」
 パンドラボックスは黄色い粉を撒き散らした。なんとミアたちが眠ってしまった。

「食らえ!」
 マコトは魔法を唱える。パンドラボックスにダメージを与える。
「相当体力があるな」
「うきゃきゃ」
 パンドラボックスの攻撃。マコトは大ダメージを受けた。
「強い」
 ミアたちが目を覚ました。

「食らえ!」
 ラミアが炎の魔法を唱える。パンドラボックスにダメージを与える。
「しぶといわね」
「これならどうだ!」
 ミーナが氷の魔法を唱える。パンドラボックスにダメージを与える。
 パンドラボックスを倒した。
 マコトは海の指輪を手に入れた。
「装備できるのはクリスだけみたいだな」
 マコトはクリスに指輪を渡そうとする。

「マコトさんがつけてください」とクリスが照れながら言った。
「えっ?」
「いいから」
 マコトはクリスに指輪をつけてあげた。
「私たち、夫婦みたい♡」
 クリスが抱きつく。
「いい加減にしなさい!」
 ラミアが怒鳴る。

「あと、三つあるな」
 マコトは宝箱を開けた。職業プレートと海神の杖と水晶のティアラを手に入れた。
「海神の杖はミアで水晶のティアラはラミアだな」

・海の指輪
水属性の特技・呪文のダメージを減らす。炎ダメージ無効、自然回復(小)、回復魔法効果増

・海神の杖
攻撃力+18、使うと津波の効果、水属性の特技時々無効化、炎ダメージ半減

・職業プレート
転職の熟練度表示、残り戦闘回数表示

・水晶のティアラ
水属性の特技・呪文無効化、炎攻撃ダメージ大幅増、消費魔力減少

「なかなか良い宝ね」
 マコトたちは洞窟を出た。
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