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学園編
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寮の部屋に入ると、本当にここで一人暮らしをするんだよね?と思ってしまう部屋の大きさと豪華さ、前世で妹が憧れていたタワーマンションの一室その物。
まず扉を開くと、大人が2人横並びしても余裕がありそうな玄関、目の前に玄関よりも大きなホールがあり、その先を抜けるとリビングルームへの第一声が、一人で住むんだよね?だ
リビングルームは天井には、シャンデリアが吊り下げられていて、その明かりが部屋を明る、壁は落ち着いた色合いの青色。
この部屋の窓、全身で朝日を取り入れられる位の大きさで、私の背丈より遥かに大きいが、横に半分に区切られていて、一部分は開けられる様になっている。
部屋の空調は常に一定温度で、換気もされている。空調関係の部屋の構造は謎
大きなソファやそれに合わせたテーブル、ちょっとした家事も出来るキッチン
茶器だけは家から送って貰ったので、使い慣れた物で安心。壊さないかドキドキするからね。
ここで辺りを見回して、もう1枚のドアを開ける。
その部屋はベッドルームで、何回寝返りしても落ちない程の大きさ、私はそのベッドに腰を下ろす、そして今日の事を考える、あの名前だ
王国の名前の1部分を使った名前。記憶の奥でその名前を呼んでいたのを覚えている。
「アウスト。なぜ・・・」
サラサラと前髪の髪色がオーギットに変わる。
それと同時に白い妖精が来ると、私の目の前で上下と動き、喋りだす。
「ダメ!その名前を呟いては、全てを思い出してしまうわ」
キラキラと私の周りを回り消え、また光を振りまき消えていった。私は土魔法で髪色を戻し、
考えない様に、記憶の奥へと名前を封印する。
ベッドに顔を埋めて明日の事を考え、そのまま寝てしまった。
◆
目覚ましはないが、目覚めの音楽はあるらしく
部屋中に音楽が鳴っている。前世の世界ではクラッシックの部類だろう。爽やかな朝!!!
「ひゃ!遅刻!」
と、飛び起きたが、シータが言っていた内容を思い出す。音楽が鳴り終わると朝食なのよね。
私はサッと湯浴みと身支度を済ませたら、音楽が止まり、カバンを持って食堂へと行く。
廊下を歩きながら、学校って初めて行く時ってなんでこんなにも緊張するのかな?
そんな事を思いながら歩いていると、シータが食堂の前で腰に手をあててドーンと待ち構えている、
まるであの七つの傷が胸にある男の兄だ。
前世で見た妹が、盛大な兄弟喧嘩だね。と呟く所までも、思い出し思わず吹き出しそうになる。が、堪えた。
「おはよう!トゥカーナ様、昨日はどうしたんだい?夕食に来ないから心配したよ!もしかして寝てしまったの?」
「・・・シータさんおはようございます。昨日ここへは迷って歩いて来て、疲れて寝てしまいました。」
私は苦笑いをして答えると、シータは、なら大丈夫だね!たまに家が恋しくなる子も居るから、と笑っていた。
私が席に着くと、メイドがワンプレートのお皿で朝食を持って来てくれて、サンドイッチを見て驚いた!ツナマヨ順調に浸透してるね!
ツナマヨのサンドイッチを食べ、オレンジジュースを飲み終わり、私は立ち上がり
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい」
シータは手を振り答え、メイドは頭を下げて挨拶をくれた。
そのまま転移の部屋へと行き、昨日シータから受け取った石の着いたブレスレットを見るそれは各寮事に違う物らしく、ジャスミン寮はこの青い石、見た目はブレスレットその物なんだけど、石で行き先を、ブレスレットで魔力を魔法陣へと送るらしい。難しい話になりそうだね。
ブレスレットを身に着け、石の部分を見る、
それは、前世で見たアイオライト、その石は光をあてる角度で、石の色が変わって見える不思議な石で色の変化は、紫、青、黄色に変化する。
確か花言葉ならぬ、石言葉はがあった確か、
真実の愛、自由、挑戦。
今日から挑戦だね!と呟くと石がキラキラと光り魔法陣が反応する。景色がパッと切り替わった。
◆
学園へと着き、
姉様では無い先生が立っている、
先生は美人な先生で、赤い髪を一つで纏めている、スラリとした身体で凹んでる所は凹んでいて、出る所はきちんと出ている。・・・ムムム!何とも羨ましい体型。いいなぁ。
「おはようございます。マイヨルです。新学生ですね?・・・。あら?貴女は王太子様の婚約者さんですね?」
「おはようございます。はいアウラ様の婚約者のイプシロン・トゥカーナです。」
私は綺麗に挨拶をすると、イプシロン?あぁ!お姉さん居るよね?今日から宜しくね!と気さくに答えると、教師は皆こんなんだから宜しくね!何だかフランクな学園だなぁ。と感じたが
その代わりに、ビシビシ行くわよー!と軽い感じで言われ、一抹の不安も感じた。
まず扉を開くと、大人が2人横並びしても余裕がありそうな玄関、目の前に玄関よりも大きなホールがあり、その先を抜けるとリビングルームへの第一声が、一人で住むんだよね?だ
リビングルームは天井には、シャンデリアが吊り下げられていて、その明かりが部屋を明る、壁は落ち着いた色合いの青色。
この部屋の窓、全身で朝日を取り入れられる位の大きさで、私の背丈より遥かに大きいが、横に半分に区切られていて、一部分は開けられる様になっている。
部屋の空調は常に一定温度で、換気もされている。空調関係の部屋の構造は謎
大きなソファやそれに合わせたテーブル、ちょっとした家事も出来るキッチン
茶器だけは家から送って貰ったので、使い慣れた物で安心。壊さないかドキドキするからね。
ここで辺りを見回して、もう1枚のドアを開ける。
その部屋はベッドルームで、何回寝返りしても落ちない程の大きさ、私はそのベッドに腰を下ろす、そして今日の事を考える、あの名前だ
王国の名前の1部分を使った名前。記憶の奥でその名前を呼んでいたのを覚えている。
「アウスト。なぜ・・・」
サラサラと前髪の髪色がオーギットに変わる。
それと同時に白い妖精が来ると、私の目の前で上下と動き、喋りだす。
「ダメ!その名前を呟いては、全てを思い出してしまうわ」
キラキラと私の周りを回り消え、また光を振りまき消えていった。私は土魔法で髪色を戻し、
考えない様に、記憶の奥へと名前を封印する。
ベッドに顔を埋めて明日の事を考え、そのまま寝てしまった。
◆
目覚ましはないが、目覚めの音楽はあるらしく
部屋中に音楽が鳴っている。前世の世界ではクラッシックの部類だろう。爽やかな朝!!!
「ひゃ!遅刻!」
と、飛び起きたが、シータが言っていた内容を思い出す。音楽が鳴り終わると朝食なのよね。
私はサッと湯浴みと身支度を済ませたら、音楽が止まり、カバンを持って食堂へと行く。
廊下を歩きながら、学校って初めて行く時ってなんでこんなにも緊張するのかな?
そんな事を思いながら歩いていると、シータが食堂の前で腰に手をあててドーンと待ち構えている、
まるであの七つの傷が胸にある男の兄だ。
前世で見た妹が、盛大な兄弟喧嘩だね。と呟く所までも、思い出し思わず吹き出しそうになる。が、堪えた。
「おはよう!トゥカーナ様、昨日はどうしたんだい?夕食に来ないから心配したよ!もしかして寝てしまったの?」
「・・・シータさんおはようございます。昨日ここへは迷って歩いて来て、疲れて寝てしまいました。」
私は苦笑いをして答えると、シータは、なら大丈夫だね!たまに家が恋しくなる子も居るから、と笑っていた。
私が席に着くと、メイドがワンプレートのお皿で朝食を持って来てくれて、サンドイッチを見て驚いた!ツナマヨ順調に浸透してるね!
ツナマヨのサンドイッチを食べ、オレンジジュースを飲み終わり、私は立ち上がり
「行ってきます。」
「行ってらっしゃい」
シータは手を振り答え、メイドは頭を下げて挨拶をくれた。
そのまま転移の部屋へと行き、昨日シータから受け取った石の着いたブレスレットを見るそれは各寮事に違う物らしく、ジャスミン寮はこの青い石、見た目はブレスレットその物なんだけど、石で行き先を、ブレスレットで魔力を魔法陣へと送るらしい。難しい話になりそうだね。
ブレスレットを身に着け、石の部分を見る、
それは、前世で見たアイオライト、その石は光をあてる角度で、石の色が変わって見える不思議な石で色の変化は、紫、青、黄色に変化する。
確か花言葉ならぬ、石言葉はがあった確か、
真実の愛、自由、挑戦。
今日から挑戦だね!と呟くと石がキラキラと光り魔法陣が反応する。景色がパッと切り替わった。
◆
学園へと着き、
姉様では無い先生が立っている、
先生は美人な先生で、赤い髪を一つで纏めている、スラリとした身体で凹んでる所は凹んでいて、出る所はきちんと出ている。・・・ムムム!何とも羨ましい体型。いいなぁ。
「おはようございます。マイヨルです。新学生ですね?・・・。あら?貴女は王太子様の婚約者さんですね?」
「おはようございます。はいアウラ様の婚約者のイプシロン・トゥカーナです。」
私は綺麗に挨拶をすると、イプシロン?あぁ!お姉さん居るよね?今日から宜しくね!と気さくに答えると、教師は皆こんなんだから宜しくね!何だかフランクな学園だなぁ。と感じたが
その代わりに、ビシビシ行くわよー!と軽い感じで言われ、一抹の不安も感じた。
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