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1 帰らぬ村人
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高町拓真。元高校生。現転生者。
可もなく不可もなくな人生送ってノンビリダラダラ生きてたが、駅のホームで電車を待ってたら知らないオッサンにいきなり押されてミンチになった。
で、転生。神様から可哀想だとかいう理由で“特別なスキル”とやらを贈呈されて転生する羽目になったが、関係ないと思う。
俺には当面、才能を発揮する気がない。どれだけ優れた力を貰ったって、元のスペックを生かす気がなきゃ意味がない。俺は妹が結婚するまでは農民でもやって、ダラダラ……は全然出来てないが、養父になってくれたオッサンの遺志を守るくらいでいいと思ってる。
……いいと、思ってたんだけどな。
ある日、怠いと思いながら畑を肥やしてたら、急に村長に呼び出されて、村の広場に集められた。周りを見ると男ばかりが大勢集められていた。何となく嫌な予感がした。
例えば、猪とかアライグマみたいな害獣が出た程度なら、農民だけ集めればいい。だってのに、今日集められた男衆は統一性がなかった。薬草売ってる薬屋の倅とか、鍛冶を生業にしてるオッサンとか、パン屋の倅もいる。
(とんでもない非常事態でも起きたか?)
焦りつつ村長の言葉に耳を傾ける。
「実は、王都へ精霊の剣を届けにいった息子と孫が、予定日を過ぎても戻ってこんかった。今のところ連絡もないが、盗賊か魔物に襲われたのかもしれん」
俺は話の内容に脱力した。
精霊の剣ってのはウチの村で鍛えた剣のことで、これは王族の誕生日を祝うパーティーに届けることになっているものだ。なんでも精霊の剣に王国の平和と安寧を祈ってるらしい。
そんなもの使いまわせと俺なんかは思ってるが、村の貴重な収入源なので村長的には助かってるらしかった。王族との取引だから儲けが凄いんだと。だが、俺みたいな村八分にされてる村民には関係のないことだな。おこぼれに与れるわけでもないし。
(つうか、クソどうでもいい話じゃねえか)
てっきり徴兵の話でも来たのかと思って怯えたが、そういうわけじゃないらしい。俺は安心して、リラックスした気分で意見を出した。
「この話、俺にも関係あるのか?」
「何だと!?」
村長が切れるが、俺からしたらどうでもいい他人事の話だ。というか、村長の孫娘のアリシアは高飛車で貴族でもない癖に偉ぶって洒落っ気ばかり出してるので、俺は苦手だった。村の名士と結婚するとか息巻いてたし、欲に目が眩み過ぎて天罰でも下ったんだと思う。
「貴様、村に置いてやってる恩を忘れたか! 親子共々、恩と言うものを感じないのか!」
「人の畑を奪っといて何が恩だよ。俺はマゾじゃないんでね」
「何ぃ!?」
こうなるから村長に会うのは嫌だったんだ。
ここにいるだけ時間の無駄だな。
「さっさと話をまとめてくれ。盗賊なら身代金でも請求してきそうなものだが、それがないってことは奴隷市場にでも流された可能性が高い。あるいは、魔物の餌か。どちらにせよ、俺達じゃ手出しできないだろ。諦めた方がいいんじゃないか?」
「温情でこの村に置いてやってるのに、お前は心と言うものがないのか! この冷血漢め!」
「冷血漢だと? 前回の村の会議を忘れたか? 俺がご丁寧に『王都周辺で盗賊の被害が多発してるから護衛を雇え』と進言した時、あんたらは何て言った? 男が一人いるから安全だと、そんな楽観論で二人を送り出したんだろうが。盗賊相手に男一人で何が出来る。ギルドを使えと言ったのを無視したのはあんたらだ。今さら俺を責めるのはお門違いだろうが」
俺が言い返してやると村長は黙り込んだ。
俺を叩いてる暇があったら対応を決めろと言いたい。
「お前、そういえば剣が使えるだろ。王都まで様子を見てきてやったらどうだ」
村長の親戚でアリシアと結婚する予定だったロシノが、そんなことをのたまった。
こいつ、どういう神経してるんだ。
村八分にされてる俺がなぜそんなことをしないといけないんだ。
「たまに小遣い稼ぎに魔物を狩っては冒険者ギルドにコソコソ売りに行ったりしてただろう。そもそもお前が同行してやればこんな事態にならなかった。違うか?」
「何を言ってるんだお前は。俺は冬を越せそうにないから死に物狂いで冒険者の真似事をしてただけだ。本職ですらない。第一、俺一人で盗賊の被害が防げたと思うのか?」
普段は温厚な俺も、適当な話ばかりされると流石に頭にくる。
養父が病で死んだ年に収穫間際の畑を持ってかれて、代わりに痩せたガリガリの畑を寄こされた。だから、仕方なく冒険者ギルドに加入したんだ。
俺だけならひもじい思いをしたって構わないが、俺には養父から託された妹もいる。
妹のことはこれっぽっちも可愛いと思ってないが、養父との約束で成人するまでは面倒を見ることになってる。何とか食わせる為に始めた仕事の為に面倒ごとを押しつけられるのは堪ったもんじゃない。
誰のお陰でこんな苦労してると思ってんだよ。農民で冒険者の組合に参加してるのなんて俺一人だ。これがどれだけ異常なことか分からないのか?
「さあ、お前から村長に頭を下げて言うんだ。俺が二人を助けに行きますって」
俺の養父であるガランは元々よそ者だ。
村の娘と一緒になったから、この村に住み始めただけだ。
よそ者のガランはそれでも一生懸命畑を肥やして、農作物をいっぱい採れるようにした。だが、そのガランが死んだら土地を村に返せとか言い始めて、このザマだ。
妹のカナミはそれでも村に置いてもらえるだけありがたいとか言って、村の宴会の時は進んで酌をしたりしてる。それでオッサン連中からエロい目で見られても、感謝しなきゃとか言ってる馬鹿だ。
ハッキリ言って、俺は村の連中が嫌いで仕方ない。
こんな奴らの為に働くなんて絶対に嫌だ。
とにかく巻き込まれたくない一心で、俺は村人の輪から外れようとした。
だが、ロシノに肩を掴まれて輪に押し戻された。
厭味ったらしく笑って俺を見てやがる。
「お前、本当は農民なんか辞めて冒険者がしたかったんだろ? もし今回の一件で村長の役に立てたら、俺が推薦状を書いてやろうか」
こいつ舐めてんのか。
村の名士が推薦状を書いたぐらいじゃ便所のチリガミにしかならない。
向こうは完璧な実力主義なんだよ。
人の生活圏から出て活動する冒険者に、人間社会が与えた付加価値など何の役にも立たない。
冒険者稼業のことを知らない癖に余計な口出しをするなと言いたい。
が、続いて出た提案はロシノにしては悪くないものだった。
「お前の妹、俺が娶ってやろうか」
「何?」
「おっとそう怒るなよ。悪い提案じゃないだろ。お前の足枷になってる妹を引き取ってやろうって言ってんだからな」
「何を勘違いしてるんだ。俺が怒るはずないだろ。本気で娶ってくれるのか? アリシアはいいのかよ」
「ああ……。構わないぜ。アリシアは俺には荷が重いからな。カナミは嫌がるかもしれないが、兄貴であるお前が賛成してくれるんなら嫌とは言わないだろ」
「分かった。そういうことなら働いてやってもいい。王都まで行って二人の情報を探ってくればいいんだろ。もし途中で発見したら保護して戻ってきてやるよ」
村長はまだ何か言いたげだったが、俺がヘソを曲げたら大変だと思ったんだろう。結局、路銀と装備を整えて送り出すことにした。
可もなく不可もなくな人生送ってノンビリダラダラ生きてたが、駅のホームで電車を待ってたら知らないオッサンにいきなり押されてミンチになった。
で、転生。神様から可哀想だとかいう理由で“特別なスキル”とやらを贈呈されて転生する羽目になったが、関係ないと思う。
俺には当面、才能を発揮する気がない。どれだけ優れた力を貰ったって、元のスペックを生かす気がなきゃ意味がない。俺は妹が結婚するまでは農民でもやって、ダラダラ……は全然出来てないが、養父になってくれたオッサンの遺志を守るくらいでいいと思ってる。
……いいと、思ってたんだけどな。
ある日、怠いと思いながら畑を肥やしてたら、急に村長に呼び出されて、村の広場に集められた。周りを見ると男ばかりが大勢集められていた。何となく嫌な予感がした。
例えば、猪とかアライグマみたいな害獣が出た程度なら、農民だけ集めればいい。だってのに、今日集められた男衆は統一性がなかった。薬草売ってる薬屋の倅とか、鍛冶を生業にしてるオッサンとか、パン屋の倅もいる。
(とんでもない非常事態でも起きたか?)
焦りつつ村長の言葉に耳を傾ける。
「実は、王都へ精霊の剣を届けにいった息子と孫が、予定日を過ぎても戻ってこんかった。今のところ連絡もないが、盗賊か魔物に襲われたのかもしれん」
俺は話の内容に脱力した。
精霊の剣ってのはウチの村で鍛えた剣のことで、これは王族の誕生日を祝うパーティーに届けることになっているものだ。なんでも精霊の剣に王国の平和と安寧を祈ってるらしい。
そんなもの使いまわせと俺なんかは思ってるが、村の貴重な収入源なので村長的には助かってるらしかった。王族との取引だから儲けが凄いんだと。だが、俺みたいな村八分にされてる村民には関係のないことだな。おこぼれに与れるわけでもないし。
(つうか、クソどうでもいい話じゃねえか)
てっきり徴兵の話でも来たのかと思って怯えたが、そういうわけじゃないらしい。俺は安心して、リラックスした気分で意見を出した。
「この話、俺にも関係あるのか?」
「何だと!?」
村長が切れるが、俺からしたらどうでもいい他人事の話だ。というか、村長の孫娘のアリシアは高飛車で貴族でもない癖に偉ぶって洒落っ気ばかり出してるので、俺は苦手だった。村の名士と結婚するとか息巻いてたし、欲に目が眩み過ぎて天罰でも下ったんだと思う。
「貴様、村に置いてやってる恩を忘れたか! 親子共々、恩と言うものを感じないのか!」
「人の畑を奪っといて何が恩だよ。俺はマゾじゃないんでね」
「何ぃ!?」
こうなるから村長に会うのは嫌だったんだ。
ここにいるだけ時間の無駄だな。
「さっさと話をまとめてくれ。盗賊なら身代金でも請求してきそうなものだが、それがないってことは奴隷市場にでも流された可能性が高い。あるいは、魔物の餌か。どちらにせよ、俺達じゃ手出しできないだろ。諦めた方がいいんじゃないか?」
「温情でこの村に置いてやってるのに、お前は心と言うものがないのか! この冷血漢め!」
「冷血漢だと? 前回の村の会議を忘れたか? 俺がご丁寧に『王都周辺で盗賊の被害が多発してるから護衛を雇え』と進言した時、あんたらは何て言った? 男が一人いるから安全だと、そんな楽観論で二人を送り出したんだろうが。盗賊相手に男一人で何が出来る。ギルドを使えと言ったのを無視したのはあんたらだ。今さら俺を責めるのはお門違いだろうが」
俺が言い返してやると村長は黙り込んだ。
俺を叩いてる暇があったら対応を決めろと言いたい。
「お前、そういえば剣が使えるだろ。王都まで様子を見てきてやったらどうだ」
村長の親戚でアリシアと結婚する予定だったロシノが、そんなことをのたまった。
こいつ、どういう神経してるんだ。
村八分にされてる俺がなぜそんなことをしないといけないんだ。
「たまに小遣い稼ぎに魔物を狩っては冒険者ギルドにコソコソ売りに行ったりしてただろう。そもそもお前が同行してやればこんな事態にならなかった。違うか?」
「何を言ってるんだお前は。俺は冬を越せそうにないから死に物狂いで冒険者の真似事をしてただけだ。本職ですらない。第一、俺一人で盗賊の被害が防げたと思うのか?」
普段は温厚な俺も、適当な話ばかりされると流石に頭にくる。
養父が病で死んだ年に収穫間際の畑を持ってかれて、代わりに痩せたガリガリの畑を寄こされた。だから、仕方なく冒険者ギルドに加入したんだ。
俺だけならひもじい思いをしたって構わないが、俺には養父から託された妹もいる。
妹のことはこれっぽっちも可愛いと思ってないが、養父との約束で成人するまでは面倒を見ることになってる。何とか食わせる為に始めた仕事の為に面倒ごとを押しつけられるのは堪ったもんじゃない。
誰のお陰でこんな苦労してると思ってんだよ。農民で冒険者の組合に参加してるのなんて俺一人だ。これがどれだけ異常なことか分からないのか?
「さあ、お前から村長に頭を下げて言うんだ。俺が二人を助けに行きますって」
俺の養父であるガランは元々よそ者だ。
村の娘と一緒になったから、この村に住み始めただけだ。
よそ者のガランはそれでも一生懸命畑を肥やして、農作物をいっぱい採れるようにした。だが、そのガランが死んだら土地を村に返せとか言い始めて、このザマだ。
妹のカナミはそれでも村に置いてもらえるだけありがたいとか言って、村の宴会の時は進んで酌をしたりしてる。それでオッサン連中からエロい目で見られても、感謝しなきゃとか言ってる馬鹿だ。
ハッキリ言って、俺は村の連中が嫌いで仕方ない。
こんな奴らの為に働くなんて絶対に嫌だ。
とにかく巻き込まれたくない一心で、俺は村人の輪から外れようとした。
だが、ロシノに肩を掴まれて輪に押し戻された。
厭味ったらしく笑って俺を見てやがる。
「お前、本当は農民なんか辞めて冒険者がしたかったんだろ? もし今回の一件で村長の役に立てたら、俺が推薦状を書いてやろうか」
こいつ舐めてんのか。
村の名士が推薦状を書いたぐらいじゃ便所のチリガミにしかならない。
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人の生活圏から出て活動する冒険者に、人間社会が与えた付加価値など何の役にも立たない。
冒険者稼業のことを知らない癖に余計な口出しをするなと言いたい。
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「何?」
「おっとそう怒るなよ。悪い提案じゃないだろ。お前の足枷になってる妹を引き取ってやろうって言ってんだからな」
「何を勘違いしてるんだ。俺が怒るはずないだろ。本気で娶ってくれるのか? アリシアはいいのかよ」
「ああ……。構わないぜ。アリシアは俺には荷が重いからな。カナミは嫌がるかもしれないが、兄貴であるお前が賛成してくれるんなら嫌とは言わないだろ」
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