77 / 118
77 トルニア商店訪問(中)
しおりを挟む
「私もつい先日になって教えてもらったことなんですけど、実は、ロアトさんの動きはアルジャンに勘付かれていたみたいなんです。そこで、ロアトさんは娘に自分を密告するよう説得しました。ロゼアはアルジャンの信頼を得て、裏では私達に便宜を図る予定だったみたいです」
「……予定?」
「ロアトさんが自決させられたその日に、アルジャンが牢屋に入れられたんです」
それは、何と言うか最悪なタイミングだったんだな……。
彼女は俺のことを恨んでいないのだろうか。
あともう一日アルジャンを捕らえるのが早ければ、彼女の父親は死なずに済んだのだ。
「一番辛いのはロゼアのはずでした。でも、私は次の領主の元で働くというロゼアに、『新しい領主に媚びを売って自分だけ助かるつもりだろう』って悪口を言ってしまいました……」
コマネシオンのことを聞き出すつもりだったが、シンミリとした空気になってしまう。
「ロゼアはきっと、知っていたんでしょうね。新しい領主がタクマ様であることを。なのに、何も知らなかった……いえ、知ろうとしなかった私は、私達のことを思って笑顔を見せた彼女に酷いことを言ってしまいました……。本当に愚かでした」
彼女にとっては自分の落ち度を伝える内容だ。
メリットになるようなものじゃない。
それでも、聞いて欲しかったんだろうな。
(……しかしそのロアトという男、生き返らせたら領地を守ってくれそうだな。代行として『蘇生』してみるか? いや、何も考えずに蘇生したら自分の家族も助けろって大挙して押し寄せてきそうだな。一年に一度しか使えないとか言い訳は考える必要がありそうだ)
「それは、ロゼアも誤解されて辛かっただろうな。だけど、皆だってロゼアのことを今はもう分かってくれてるんだろう? 彼女は本心から父親を裏切ったわけじゃない。今までロゼアを傷つけてしまったなら、これから取り返していくしかないと俺は思うが」
「それが、このことを知ってるのは領民会議のメンバーだけなんです」
「はぁ? ……コホン。ハハ、冗談だろう。……本当なのか?」
「父親を密告して死なせてしまったのは事実だから、罰を受けさせて欲しいと彼女は言ってるみたいで……。誰にも真実を知られないように振る舞ってます。今も悪人として……。私も彼女のことをつい先日まで誤解していました」
空気が重い……。
というか、これは……。
「俺が説得するべきなのかな」
「私が領民会議のメンバーから聞いて、喋ってしまったことにしていただいていいので……。このままでは酷いことを言ってしまったロゼアに謝ることもできません」
領民会議は中止にするべきだったかな。
こいつらきっと、会議の席でロゼアのことばかり話してるんだろうな……。
しかし、ただでさえ弟子関係のことでゴタゴタしてるのに、トルニアは人間関係に亀裂が入りすぎだろ……。
「優しい領主が来てくれて良かったね。タクマ、解決してくれるんでしょ?」
「まあ、ロゼアと一度話してみよう。俺の秘書が領民に信頼されていないという状況も困りものだしな。それにしても、先日か……。もう少し早く情報を共有できなかったのか」
「新しい領主が信頼できる方だと分かるまで、ロゼアの真実は語れなかったとメンバーの者が言ってました」
ああ、そうなんだ。信頼できる領主が来て良かったな……。疲れる。
「タクマは信頼できるもんねっ。悪い領主だったら税金をちょろまかした罰だって言ってもっとお金を取ろうとしてたよ」
そういう考え方もできるか。だとするなら、ロゼアの真実がこのタイミングで限定的に解禁されたのも分からない話じゃないな。何より、ロゼアが不憫だと思うのは俺も同じ気持ちだ。きっと前任の秘書と親交のあったメンバーも、親友の娘の窮地に胸が押し潰されそうだったんだろうな。
守るべき領民の為に十字架を背負った彼女が、今も心無い言葉をぶつけられていると思うと、俺も何とかしてやりたい気持ちになってくる。
「トルネアも、タクマが領主になってくれて良かったね?」
「……はい。本当に。皆も、今は毎日が生き生きとしているみたいです。次の税が払えないって泣いてた人達も、皆笑顔になって……。全て、領主様のお陰です」
「ああ、名前で呼んでくれていい。領主というと堅苦しいからな」
「じゃあ……。タ、タクマ様」
なぜそこで赤くなる。
まあ、いい……。
ラリエが空気を変えてくれたお陰で話がしやすくなった。
「そうだ、本題に入る前に一人紹介しておこうか」
「その方は、もしかしてタクマ様の……」
「ああ、恋人だな」
「タクマより二つ年下なの。タクマのことはお兄ちゃんみたいだと思ってるけど、可愛がってもらってるよっ! トルニアのこともお姉ちゃんだと思っていい?」
「え、はい。あれ、名前言いましたっけ」
抜け抜けと妹キャラを演じるラリエだった。
甘えたがりか……。
いかん、こいつのペースに乗ってたら話が進まなくなりそうだ。
俺は本題に入ることにした。
「コホン。ところで、コマネシオンの話の続きについて相談したいと思って来たんだ。ほら、話の途中で抜けてしまったからな」
「じゃあ、勇者の使命は無事に果たせたんですね。……よかった」
「そっちの方はもう心配無用だ。それで、コマネシオンのことだが、奴はラクシア帝国にいるという話だったな」
「……はい。手紙が届くのに五日程掛かってしまうのですが、王宮へ出入りする姿を見たと仲間の商人が教えてくれました。まだラクシアの王都にいる可能性があります」
「雲隠れされる前に捕まえておきたいな。弟子のことも心配だろう」
「まだ少年と言っていい年なので……。私がしっかり見ていなかったせいです」
冥王のスキルを使えば死者すら蘇らせることができる。
彼女は心配しているが、最悪は俺の手で蘇らせてやろう。
「必ず弟子のことは連れ戻す。その商人の元を尋ねたいが、もしお前を連れていけるとしたら力になってくれるか?」
「はい。その時は喜んで」
よし……。彼女に『転移』を覚えさせてコマネシオンの首根っこを掴みにいこう。
あとは、外交問題になるから陛下にも許可をいただいておくか。
「少し髪に触れていいか?」
「えっ……。あの、ラリエちゃんも見てますが、いいんですか?」
トルニアが照れるように、やや薄い成長盛りの胸の前で腕を組む。
いったい何を想像してるんだ。
「少しの間だから大丈夫だ。それとも、俺に触れられるのは嫌か?」
「そんなこと……! タクマ様は目つきが鋭くて、ちょっと悪い雰囲気が魅力的で……って、私は領主様に何を口走って……っ! 打ち首にされちゃう!」
「トルニアみたいな綺麗な娘を打ち首になんかするか。ずっと俺の部屋に置いておきたいくらい可愛いんだからな」
「……うあ、もう限界です。どうぞ」
彼女の頭に触れる。そうしてから目を瞑ると、大体の記憶を読み取ることができた。『鑑定』とは違う方法だが、何となくできそうだと思って試したら余裕で出来てしまった。情報を整理できたので目を開く。すると、トルニアが唇を突き出していた。
元気そうでハツラツとしたトルニアだが、今は可哀想なくらい震えている。
「は、早く……」
『ちょっと! キスしてあげなさいって! トルニアが可哀想でしょ!』
『いや、しかしだな。さすがに女が増えすぎだ。俺だって少しは自重する心があるんだぞ』
『じゃあトルニアの気持ちはいいの!?』
『そうじゃそうじゃ!』
なんでアクアスにまで注意されてんだよ。
まあ、据え膳食わぬは男の恥だ。
せっかくだし唇をもらっておくか。
「……予定?」
「ロアトさんが自決させられたその日に、アルジャンが牢屋に入れられたんです」
それは、何と言うか最悪なタイミングだったんだな……。
彼女は俺のことを恨んでいないのだろうか。
あともう一日アルジャンを捕らえるのが早ければ、彼女の父親は死なずに済んだのだ。
「一番辛いのはロゼアのはずでした。でも、私は次の領主の元で働くというロゼアに、『新しい領主に媚びを売って自分だけ助かるつもりだろう』って悪口を言ってしまいました……」
コマネシオンのことを聞き出すつもりだったが、シンミリとした空気になってしまう。
「ロゼアはきっと、知っていたんでしょうね。新しい領主がタクマ様であることを。なのに、何も知らなかった……いえ、知ろうとしなかった私は、私達のことを思って笑顔を見せた彼女に酷いことを言ってしまいました……。本当に愚かでした」
彼女にとっては自分の落ち度を伝える内容だ。
メリットになるようなものじゃない。
それでも、聞いて欲しかったんだろうな。
(……しかしそのロアトという男、生き返らせたら領地を守ってくれそうだな。代行として『蘇生』してみるか? いや、何も考えずに蘇生したら自分の家族も助けろって大挙して押し寄せてきそうだな。一年に一度しか使えないとか言い訳は考える必要がありそうだ)
「それは、ロゼアも誤解されて辛かっただろうな。だけど、皆だってロゼアのことを今はもう分かってくれてるんだろう? 彼女は本心から父親を裏切ったわけじゃない。今までロゼアを傷つけてしまったなら、これから取り返していくしかないと俺は思うが」
「それが、このことを知ってるのは領民会議のメンバーだけなんです」
「はぁ? ……コホン。ハハ、冗談だろう。……本当なのか?」
「父親を密告して死なせてしまったのは事実だから、罰を受けさせて欲しいと彼女は言ってるみたいで……。誰にも真実を知られないように振る舞ってます。今も悪人として……。私も彼女のことをつい先日まで誤解していました」
空気が重い……。
というか、これは……。
「俺が説得するべきなのかな」
「私が領民会議のメンバーから聞いて、喋ってしまったことにしていただいていいので……。このままでは酷いことを言ってしまったロゼアに謝ることもできません」
領民会議は中止にするべきだったかな。
こいつらきっと、会議の席でロゼアのことばかり話してるんだろうな……。
しかし、ただでさえ弟子関係のことでゴタゴタしてるのに、トルニアは人間関係に亀裂が入りすぎだろ……。
「優しい領主が来てくれて良かったね。タクマ、解決してくれるんでしょ?」
「まあ、ロゼアと一度話してみよう。俺の秘書が領民に信頼されていないという状況も困りものだしな。それにしても、先日か……。もう少し早く情報を共有できなかったのか」
「新しい領主が信頼できる方だと分かるまで、ロゼアの真実は語れなかったとメンバーの者が言ってました」
ああ、そうなんだ。信頼できる領主が来て良かったな……。疲れる。
「タクマは信頼できるもんねっ。悪い領主だったら税金をちょろまかした罰だって言ってもっとお金を取ろうとしてたよ」
そういう考え方もできるか。だとするなら、ロゼアの真実がこのタイミングで限定的に解禁されたのも分からない話じゃないな。何より、ロゼアが不憫だと思うのは俺も同じ気持ちだ。きっと前任の秘書と親交のあったメンバーも、親友の娘の窮地に胸が押し潰されそうだったんだろうな。
守るべき領民の為に十字架を背負った彼女が、今も心無い言葉をぶつけられていると思うと、俺も何とかしてやりたい気持ちになってくる。
「トルネアも、タクマが領主になってくれて良かったね?」
「……はい。本当に。皆も、今は毎日が生き生きとしているみたいです。次の税が払えないって泣いてた人達も、皆笑顔になって……。全て、領主様のお陰です」
「ああ、名前で呼んでくれていい。領主というと堅苦しいからな」
「じゃあ……。タ、タクマ様」
なぜそこで赤くなる。
まあ、いい……。
ラリエが空気を変えてくれたお陰で話がしやすくなった。
「そうだ、本題に入る前に一人紹介しておこうか」
「その方は、もしかしてタクマ様の……」
「ああ、恋人だな」
「タクマより二つ年下なの。タクマのことはお兄ちゃんみたいだと思ってるけど、可愛がってもらってるよっ! トルニアのこともお姉ちゃんだと思っていい?」
「え、はい。あれ、名前言いましたっけ」
抜け抜けと妹キャラを演じるラリエだった。
甘えたがりか……。
いかん、こいつのペースに乗ってたら話が進まなくなりそうだ。
俺は本題に入ることにした。
「コホン。ところで、コマネシオンの話の続きについて相談したいと思って来たんだ。ほら、話の途中で抜けてしまったからな」
「じゃあ、勇者の使命は無事に果たせたんですね。……よかった」
「そっちの方はもう心配無用だ。それで、コマネシオンのことだが、奴はラクシア帝国にいるという話だったな」
「……はい。手紙が届くのに五日程掛かってしまうのですが、王宮へ出入りする姿を見たと仲間の商人が教えてくれました。まだラクシアの王都にいる可能性があります」
「雲隠れされる前に捕まえておきたいな。弟子のことも心配だろう」
「まだ少年と言っていい年なので……。私がしっかり見ていなかったせいです」
冥王のスキルを使えば死者すら蘇らせることができる。
彼女は心配しているが、最悪は俺の手で蘇らせてやろう。
「必ず弟子のことは連れ戻す。その商人の元を尋ねたいが、もしお前を連れていけるとしたら力になってくれるか?」
「はい。その時は喜んで」
よし……。彼女に『転移』を覚えさせてコマネシオンの首根っこを掴みにいこう。
あとは、外交問題になるから陛下にも許可をいただいておくか。
「少し髪に触れていいか?」
「えっ……。あの、ラリエちゃんも見てますが、いいんですか?」
トルニアが照れるように、やや薄い成長盛りの胸の前で腕を組む。
いったい何を想像してるんだ。
「少しの間だから大丈夫だ。それとも、俺に触れられるのは嫌か?」
「そんなこと……! タクマ様は目つきが鋭くて、ちょっと悪い雰囲気が魅力的で……って、私は領主様に何を口走って……っ! 打ち首にされちゃう!」
「トルニアみたいな綺麗な娘を打ち首になんかするか。ずっと俺の部屋に置いておきたいくらい可愛いんだからな」
「……うあ、もう限界です。どうぞ」
彼女の頭に触れる。そうしてから目を瞑ると、大体の記憶を読み取ることができた。『鑑定』とは違う方法だが、何となくできそうだと思って試したら余裕で出来てしまった。情報を整理できたので目を開く。すると、トルニアが唇を突き出していた。
元気そうでハツラツとしたトルニアだが、今は可哀想なくらい震えている。
「は、早く……」
『ちょっと! キスしてあげなさいって! トルニアが可哀想でしょ!』
『いや、しかしだな。さすがに女が増えすぎだ。俺だって少しは自重する心があるんだぞ』
『じゃあトルニアの気持ちはいいの!?』
『そうじゃそうじゃ!』
なんでアクアスにまで注意されてんだよ。
まあ、据え膳食わぬは男の恥だ。
せっかくだし唇をもらっておくか。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる