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83 謁見
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「すみませんでした、無駄足になってしまって」
「同盟の件は仕方ないが、少し気がかりだな」
実際のところ、エルフの男達が再び決起して族長を襲うなんてこともありそうだった。
だから男達を集落から隔離していたのだろう。
もし族長が俺に対して協力的だったなら、こちらからも手を差し伸べるチャンスがあったんだけどな。
ああまで拒絶され、男自体を避けるような態度を取られては、俺が力を貸すと言っても逆効果だったと思う。
まあ、念の為にシトは置いてきたから、何かあったら俺の耳にも情報が入ると思う。
助けに入るのはそれからでもいいだろう。
いったんエルフの森を離れた俺達は、イドルフ王への謁見を行うことにした。
無断でラクシアに渡れば王の不信を買うことになるので、根回しは行っておかなければならない。
レイナからリリカを通じて謁見希望の旨を伝えると、イドルフ王はすぐに応じてくれた。
その場で「了承」の返事がくるほど、迅速な回答だったらしい。かなり買ってもらってるみたいだな。
「おお、我が勇者タクマよ! 娘から話は聞いているぞ」
再会したイドルフ王はある程度の情報をレイナから得ているようだった。
話が早くて助かる。
「まさか神が暗躍しているとはな」
「ご心配をお掛けして申し訳ありません。新たな勇者によって聖剣を奪われる可能性があり、私も警戒している状況です」
「武器が奪われれば戦えぬな。魔王との戦いにも支障が出るのではないか?」
おっと、情報を渡し過ぎたな。
国王の離反を招くのは面倒だから、もう少し話しておくか。
「実は、聖剣以上の武器を既に手に入れております」
『アクアス、頼む』
『分かっておる。まったく、疑り深い王様じゃな。余のタクマを大人しく信じておればよいのに』
ぶつくさと文句を言いながらアクアスが実体化する。
その神々しく力強い雰囲気に、イドルフは玉座の上で腰を抜かしそうになっていた。
「おお、これは本物の精霊ではないか! タクマよ、そなたが従えたのか?」
「彼女は俺を男として信頼してくれています」
「おおおお……。何と言うことだ。人間が精霊と……。いや、さすがはタクマだ。古き時代にはもっと精霊は身近な存在であった。しかし、人の世が発展すると精霊は人間達から離れ、あまり姿を見せぬようになった。こうしてハッキリと姿を現して力を貸してくれるなど、本当に貴重なことだ。タクマよ、そなたなら悪しき神を退けよう」
神に対抗できるのは星の管理者たる精霊だけだ。それを理解しているから、イドルフ王はアクアスを見て信用してくれたんだろうな。
『感謝するぞ、アクアス』
『当然のことじゃ』
言って、役目を終えたアクアスが剣に戻る。
「タクマよ、ではそろそろ本題へ入ろうか」
一次面接はパスしたってところだな。
ここからが本題だったりする。
「そなたはラクシア帝国へ渡りたいということであったな。その目的をタクマの口から聞きたい」
「目的はラクシア帝国の皇帝と友誼を結ぶことです。それと、ラムネアで奴隷売買を行っていたコマネシオンの引き渡しを要求しようと思います」
「うむ……。ラクシア帝国の皇帝と言うと、ラクシャール二世であったな。奴は切れ者ぞ。タクマを自陣営に引きこもうとするかもしれん」
まあ、俺の引き抜きを警戒するのは当然だろう。しかし、これについてはイドルフ王を信頼させる策がある。
「陛下、此度の訪問に際し、将来の妃としてレイナ姫も連れていきたく存じます」
「おお……。それは、正式にレイナを妻として娶ると、そういうことで良いのだな?」
レイナが頬を染めて俺の腕を取った。
これは彼女と話し合ったことだ。
「私はかねてよりレイナ姫を妃にしたいと考えておりました。その障害が勇者の使命だったのですが、過日、私は魔城へと向かい、魔王ジュリからラムネアには手を出さないとの講和を引き出しました」
「なんと……!?」
俺はジュリと取り交わした『死の宣誓書』を見せる。
そこにはハッキリと、ラムネアには手を出さないとの文言が入っていた。
俺がそれを献上すると、イドルフ王は信じられないと身震いした。
「そなたは救国の英雄だ……。まさか余の在位中に魔王との停戦が果たされるとは」
「あくまでラムネアには手を出さないという誓約です。ブルーノ共和国、ラクシア帝国とは引き続き戦闘を行うとジュリは言っていました。私の力ではラムネアの平和を守ることで精一杯でした」
「何を言う……! そなたは歴代の勇者が為し得なかったことを、ただ一人成し遂げたのだ! 誇りに思うがいい! 余は何があろうと、タクマの味方だ。本当に、よくやってくれた……!」
「ありがとうございます。何はともあれ、これで一応の平和をラムネアにもたらすことができました。今の状態なら、私は彼女と式を上げられると考えております」
「余も同意見だ! この祝杯ムードを活かさぬ手はなかろう! 何より、そなたを置いてレイナを任せられる者はおらん!」
宣誓書の効力は絶大だったな。
協力してくれたジュリに感謝だ。
「陛下、ありがとうございます。それと、宣誓書については私が持っていた方が安全かと思います。お返しいただいてよろしいでしょうか」
「もちろんだ! そなたを信じると決めたからな! さあ、タクマが持つがよい。これからもラムネアとレイナを頼むぞ」
揺ぎ無い信頼を勝ち取ることができた。
俺がやり遂げた気持ちでいると、レイナが更に一歩踏み出した。
「お父様、私はこの先、何があろうとタクマ様を支えます。例え勇者の地位を失うことがあっても、彼は救国の英雄、その名誉が穢されることがあってはならないと考えます」
「余も同じ気持ちだ。タクマの名誉は生涯、守られねばならん。タクマ記念館を王都に建設させよう」
それはやめてくれ。
ジョークかと思ったが陛下は本気のようだった。
目がマジだ。
「お父様、記念館も大事ですが、今はタクマ様の身を守る為、諜報機関を優先していただけないでしょうか。もし新たな勇者の情報を得たなら、迅速にその身柄を確保し、対応を行わないといけません」
「うむ……。タクマはどう思う?」
俺に振られるのか……。
「新しい勇者に俺が負けることはありません。ただ、その情報は早い程、対処もしやすくなります。情報部隊を新設することは、きっとラムネアにとってもプラスになるかと」
「タクマがそういうのであれば新設させよう。ひとまずその目的を鑑みて、『英雄保護機関』とでも名づけておこう」
国として保護してくれるのは頼もしいな。
今後、俺の耳に神の動きの一部でも入ってくれば御の字だと思う。
さほど期待しているわけでもないが、俺は忙しいんだ。
少しは役立ってくれるとありがたい。
「陛下のご寵愛と姫の進言に感謝します」
「よい。そなたには魔王との講和を取りつけた褒賞も与えねばな」
「それでしたら、その分を教会に寄付をしていただければ助かります。ミイナの顔も立ちますし、新勇者の件で少し揉める可能性もありますから」
「そなたは政治が分かるのう。よかろう、では色をつけて多めに入れておく」
(……ただの賄賂だが)
どこまで俺の名声を保てるか、これからが勝負所かもしれない。
本当は名誉などどうでもいいが、女達に被害が出ないよう、人心を掌握し備えをしておくことも必要だ。
邪魔になれば潰すだけだが、障害は少ない方が女達と安全に暮らせる。
(俺は平和主義だからな)
そんなことを考えつつ、コマネシオンを始末する段取りをつける俺だった。
「同盟の件は仕方ないが、少し気がかりだな」
実際のところ、エルフの男達が再び決起して族長を襲うなんてこともありそうだった。
だから男達を集落から隔離していたのだろう。
もし族長が俺に対して協力的だったなら、こちらからも手を差し伸べるチャンスがあったんだけどな。
ああまで拒絶され、男自体を避けるような態度を取られては、俺が力を貸すと言っても逆効果だったと思う。
まあ、念の為にシトは置いてきたから、何かあったら俺の耳にも情報が入ると思う。
助けに入るのはそれからでもいいだろう。
いったんエルフの森を離れた俺達は、イドルフ王への謁見を行うことにした。
無断でラクシアに渡れば王の不信を買うことになるので、根回しは行っておかなければならない。
レイナからリリカを通じて謁見希望の旨を伝えると、イドルフ王はすぐに応じてくれた。
その場で「了承」の返事がくるほど、迅速な回答だったらしい。かなり買ってもらってるみたいだな。
「おお、我が勇者タクマよ! 娘から話は聞いているぞ」
再会したイドルフ王はある程度の情報をレイナから得ているようだった。
話が早くて助かる。
「まさか神が暗躍しているとはな」
「ご心配をお掛けして申し訳ありません。新たな勇者によって聖剣を奪われる可能性があり、私も警戒している状況です」
「武器が奪われれば戦えぬな。魔王との戦いにも支障が出るのではないか?」
おっと、情報を渡し過ぎたな。
国王の離反を招くのは面倒だから、もう少し話しておくか。
「実は、聖剣以上の武器を既に手に入れております」
『アクアス、頼む』
『分かっておる。まったく、疑り深い王様じゃな。余のタクマを大人しく信じておればよいのに』
ぶつくさと文句を言いながらアクアスが実体化する。
その神々しく力強い雰囲気に、イドルフは玉座の上で腰を抜かしそうになっていた。
「おお、これは本物の精霊ではないか! タクマよ、そなたが従えたのか?」
「彼女は俺を男として信頼してくれています」
「おおおお……。何と言うことだ。人間が精霊と……。いや、さすがはタクマだ。古き時代にはもっと精霊は身近な存在であった。しかし、人の世が発展すると精霊は人間達から離れ、あまり姿を見せぬようになった。こうしてハッキリと姿を現して力を貸してくれるなど、本当に貴重なことだ。タクマよ、そなたなら悪しき神を退けよう」
神に対抗できるのは星の管理者たる精霊だけだ。それを理解しているから、イドルフ王はアクアスを見て信用してくれたんだろうな。
『感謝するぞ、アクアス』
『当然のことじゃ』
言って、役目を終えたアクアスが剣に戻る。
「タクマよ、ではそろそろ本題へ入ろうか」
一次面接はパスしたってところだな。
ここからが本題だったりする。
「そなたはラクシア帝国へ渡りたいということであったな。その目的をタクマの口から聞きたい」
「目的はラクシア帝国の皇帝と友誼を結ぶことです。それと、ラムネアで奴隷売買を行っていたコマネシオンの引き渡しを要求しようと思います」
「うむ……。ラクシア帝国の皇帝と言うと、ラクシャール二世であったな。奴は切れ者ぞ。タクマを自陣営に引きこもうとするかもしれん」
まあ、俺の引き抜きを警戒するのは当然だろう。しかし、これについてはイドルフ王を信頼させる策がある。
「陛下、此度の訪問に際し、将来の妃としてレイナ姫も連れていきたく存じます」
「おお……。それは、正式にレイナを妻として娶ると、そういうことで良いのだな?」
レイナが頬を染めて俺の腕を取った。
これは彼女と話し合ったことだ。
「私はかねてよりレイナ姫を妃にしたいと考えておりました。その障害が勇者の使命だったのですが、過日、私は魔城へと向かい、魔王ジュリからラムネアには手を出さないとの講和を引き出しました」
「なんと……!?」
俺はジュリと取り交わした『死の宣誓書』を見せる。
そこにはハッキリと、ラムネアには手を出さないとの文言が入っていた。
俺がそれを献上すると、イドルフ王は信じられないと身震いした。
「そなたは救国の英雄だ……。まさか余の在位中に魔王との停戦が果たされるとは」
「あくまでラムネアには手を出さないという誓約です。ブルーノ共和国、ラクシア帝国とは引き続き戦闘を行うとジュリは言っていました。私の力ではラムネアの平和を守ることで精一杯でした」
「何を言う……! そなたは歴代の勇者が為し得なかったことを、ただ一人成し遂げたのだ! 誇りに思うがいい! 余は何があろうと、タクマの味方だ。本当に、よくやってくれた……!」
「ありがとうございます。何はともあれ、これで一応の平和をラムネアにもたらすことができました。今の状態なら、私は彼女と式を上げられると考えております」
「余も同意見だ! この祝杯ムードを活かさぬ手はなかろう! 何より、そなたを置いてレイナを任せられる者はおらん!」
宣誓書の効力は絶大だったな。
協力してくれたジュリに感謝だ。
「陛下、ありがとうございます。それと、宣誓書については私が持っていた方が安全かと思います。お返しいただいてよろしいでしょうか」
「もちろんだ! そなたを信じると決めたからな! さあ、タクマが持つがよい。これからもラムネアとレイナを頼むぞ」
揺ぎ無い信頼を勝ち取ることができた。
俺がやり遂げた気持ちでいると、レイナが更に一歩踏み出した。
「お父様、私はこの先、何があろうとタクマ様を支えます。例え勇者の地位を失うことがあっても、彼は救国の英雄、その名誉が穢されることがあってはならないと考えます」
「余も同じ気持ちだ。タクマの名誉は生涯、守られねばならん。タクマ記念館を王都に建設させよう」
それはやめてくれ。
ジョークかと思ったが陛下は本気のようだった。
目がマジだ。
「お父様、記念館も大事ですが、今はタクマ様の身を守る為、諜報機関を優先していただけないでしょうか。もし新たな勇者の情報を得たなら、迅速にその身柄を確保し、対応を行わないといけません」
「うむ……。タクマはどう思う?」
俺に振られるのか……。
「新しい勇者に俺が負けることはありません。ただ、その情報は早い程、対処もしやすくなります。情報部隊を新設することは、きっとラムネアにとってもプラスになるかと」
「タクマがそういうのであれば新設させよう。ひとまずその目的を鑑みて、『英雄保護機関』とでも名づけておこう」
国として保護してくれるのは頼もしいな。
今後、俺の耳に神の動きの一部でも入ってくれば御の字だと思う。
さほど期待しているわけでもないが、俺は忙しいんだ。
少しは役立ってくれるとありがたい。
「陛下のご寵愛と姫の進言に感謝します」
「よい。そなたには魔王との講和を取りつけた褒賞も与えねばな」
「それでしたら、その分を教会に寄付をしていただければ助かります。ミイナの顔も立ちますし、新勇者の件で少し揉める可能性もありますから」
「そなたは政治が分かるのう。よかろう、では色をつけて多めに入れておく」
(……ただの賄賂だが)
どこまで俺の名声を保てるか、これからが勝負所かもしれない。
本当は名誉などどうでもいいが、女達に被害が出ないよう、人心を掌握し備えをしておくことも必要だ。
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