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8 独占欲強めですね!

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 殿下は何回もリアのなかで果てました。けっこう独占欲が強いみたいで、何度も何度もリアのことを抱きしめて達してます。イク時に腰を強く抱いて密着するのが殿下の癖みたいで、なんだか子供が母親に甘えてるみたいで可愛いなって思いました。

「俺以外の男に触れさせるなよ。絶対だ」
「ん、大丈夫ですよ。私は殿下が大好きですから」
「お前は俺だけの女なんだよ。……全員に分からせてやりたい。こうやってリアを抱きしめて、唇を味わったり、胸を揉んだり、大事な部屋を突いていいのは俺だけなんだって」

 ど、独占欲の塊ですね。

「リアはお馬鹿ですしそんなに人気ないですよ。ちょろそうだから手紙はいっぱいきますけど」
「何?」
「あ、全部メイドに処分させてますから平気です。中身も見てません」
「当り前だろ! 呪術を込めてお前をコントロールしようとする手紙もあるかもしれないんだ。舐めやがって……。どいつもこいつもお前のことを盗み見しやがって……」
「ひぐぅ」

 殿下の突きが強くなりました。
 嫉妬心と独占欲で頭がいっぱいなんですね。
 うー。頭がチカチカします。

「殿下……しゅきぃぃぃ」
「はぁ……俺も……お前が好きで頭がおかしくなる……」

 ビュッビュッ……。
 全弾撃ち込まれたみたいです。
 お昼休み汗だくセックス大会は閉会式に移行しますよ。

「俺の愛情、伝わったか?」
「はい。もうリアは殿下なしじゃ生きられない身体ですぅ」
「……よし。それでいい」

 というか、私にそんなことを聞いてる殿下の方こそ抜け出せなくなってますけど。
 私が好きで好きで堪らないのか、あんなにしたのにまだ起ってますし。さすがにもう時間もないので教室に戻らなきゃですが。

「あの、殿下の初恋の相手って私だったんですか?」
「なんだ急に……。お前はどうなんだ」
「私は殿下が初恋の相手ですよ? 私みたいなのを一番最初に欲しいって言ってくださったのは殿下ですし」
「そうか。俺も王宮で女は見慣れていたが、お前のように美しい娘を見たのは初めてだった。見た目だけじゃなくて、心まで綺麗に見えたんだ」
「そうなんですねぇ」
「だから、あの頃の純真なお前を思い浮かべながら抱くと収まりがつかなくなるんだよな……」

(だいぶこじらせちゃってますね)

 そう仕向けたのは私なんですけど。
 うーん。殿下、私が何をしでかしてももう捨てられないでしょうね。
 私ったら罪な女です。

「……放課後も空いてるか?」
「クラリスさんはいいんですか?」
「いい。お前を監視してないと心配だ。天使を捕獲しようとする邪な人間がいないとも限らないだろ?」
「え、天使って私ですか?」
「お前以外に誰がいる。ずっと離さないつもりだ。正直、家に帰さず王宮で面倒を見たいレベルだ。というか、そうしてもいいか?」
「そういうのは卒業後ですよ!」
「……お前可愛いな。あー可愛い。何でこんなに可愛いんだよ。癒される」

 ギューって抱きしめられて。
 もうー。性格変わりすぎですって!
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