スキルポイント100万の鬼畜チート転生者、村ごとハーレムで苦も無く魔王ムーブをかます

みかん畑

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終幕※キョウヤ視点

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「私も同じように強姦するのですか」
「どうかな。国王の対応次第だ」
「あなたは最低のゲスです……」
「その最低なゲスがお前の未来の夫だ」

 エリクは気安く近づいて、ララ・クヴルールの肩を抱いた。
 瞬間、血液が沸騰したような感覚に襲われた。

(あいつ……っ!)

「さて、憐れなミシェル・クヴルール。先ほどのショーで俺が本気だというのは伝わってくれたかな? 娘を穢されたくなければ、要求通り妻に手紙を出した者達をこの場に呼んで欲しい。手紙を受けたのは、アリア、アルメル、イネス、ネリー、ドロテ、エリーヌ、ソフィ、ポーラ、リゼット、ルネ、ステラの11人だ」
「……すぐに連れてこよう」
「陛下、それはなりません。近衛騎士の士気が……」
「ならば貴様がその障壁を叩き割って姫を救出してみせろ! 勇者も無力! 宮廷魔術師を全員集めたとて突破できるかどうか……! 他に方法はない。すぐに連れてこい。元はと言えば職務を放棄し他人様の妻に懸想したのが悪い。無能な騎士は殺せ。首を晒してやれ。そうすれば娘は許してもらえるかもしれない」

 エリクは焦らすようにララ殿下の肩を抱いている。
 腕をさすったり胸元を覗いたりやりたい放題だ……。

 永劫にも等しい数刻の後、手首を後ろ手で縛られた騎士達が入ってきた。

「エリク殿、件の騎士達を連れてきた」
「やればできるじゃないか。これは感謝の証だ」

 エリクは結界を解き、姫殿下を解放した。
 ララが父親の元に走り、2人はかたく抱擁した。

 エリクはいかなる魔法を使ったのか、騎士達の拘束を一瞬で解いてしまった。

「さて、貴様達か。俺の愛する妻達に手紙を送りつけたのは」
「魔が差してしまったのだ! どうかお許しいただきたい!」
「俺の妻は皆美しいから選び放題だったろ。お前は誰を選んだんだ?」
「俺はイネス嬢を……。いつも優しい笑顔で、女神だと思った。気持ちを抑えられず……」
「そうかそうか。で、ルネを選んだのは誰だ」
「私です」

 陰気な男が手を挙げた。

「よくあの引きこもりを見つけたな」
「……買い出しに出かけていました」
「ルネも綺麗だよな。胸もでかいし色気がある。褐色は好きか?」
「……好きです」
「分かった。俺も気持ちは分かる。ドロテを選んだ勇気ある騎士は誰だ?」

 若い騎士が手を挙げた。

「可愛いよな」
「は、はい」
「アメリー、ニナ、ロゼール、シルヴィ。迷ったんじゃないか?」
「はい……。かなり迷いました。さすがに全員は不味いと思い、最後はくじ引きで絞りました」
「アリアは誰だ」
「はい! 俺です!」

 軽薄そうな騎士が手を挙げる。

「どうしてアリアにしたんだ?」
「綺麗でクールだからです。あの無表情にどうしてか惹かれちまってですね」
「喘ぐと凄いぞ」
「はは……。羨ましいっす」
「アルメルは誰だ」
「はいっ」
「深窓の令嬢は好きか」
「はい、好きです!」

 エリクは騎士達を責める気がないようだった。
 ただ一人ずつ、聞いていっている。

「ネリーを選んだのは?」
「私ですね。黒髪が非常によくて。メイド服も似合ってて、美人で好きだなと……」
「エリーヌ、ソフィ、ポーラ、リゼット。順番に聞こう」
「私はエリーヌ嬢の仕事に真摯なところが……。他の令嬢と違っていいなと感じました」
「僕はソフィ様の穢れ無き笑顔が……」
「ポーラ嬢は健康的な笑顔と、病んだようなヤバい目つきに興味を引かれました」
「リゼット嬢は笑顔が多くて、見ていると穏やかな気持ちになれます」

 エリクは否定もせず頷いている。

「最後にステラも聞いておくか」
「とんでもない美少女なのに、鎖で繋がれて歩いてたりしてて、俺もペットにしたいなと……」
「素直に吐き出してくれてありがとう。お前ら、千里眼で覗き見は楽しかったか? 裸やセックスも覗こうとしてたのか? 見たんだよな?」

 エリクの告発に騎士達は言葉を詰まらせる。その反応が答えだった。

「お前らが弱すぎて俺の危険感知に引っ掛からないのは盲点だった。今後は警備を強化するとしよう」

 エリクは大きく伸びをした。

「もう死んでいいぞ」
「はい?」

 精鋭だった近衛騎士達の頭が一斉に炸裂した……。
 あまりに……。あんまりだ……。
 今の時間は何だったんだ?

 エリクの思考回路は誰にも理解できない。

「姫殿下も返してもらおうか」

 エリクが指を弾く。一瞬で彼の腕の中に移動させられた。

「話が違うぞエリク!」

 国王が吼える。
 返事もせずにエリクは、姫にキスをした。

「……っ!」
「可愛いな」

 パン! と、エリクは頬を打たれた。

「人の命を、尊厳を無視するあなたは悪魔です!」
「分かってもらえないか。パラライズ」
「……っ」
「娘を取り戻せ! 特攻しろ! やれ! やってしまえ!」

 陛下に従い、無駄だと知りつつ騎士達が動く。
 エリクの指先が光ったと思うと、僕とツルギさんは倒れていた。障壁に向かおうとしていた騎士達も倒れ、動けるのは傍観していた国王と年老いた重鎮達、そして裏切って動かなかったユイカだけだ。
 撃ち抜かれた脚は動かず、放置すれば出血多量で死にそうだ……。

 エリクは片手で姫殿下を支え、もう片方の手でドレスの下腹部に穴を空けた。
 そして……奴は空いた手を突っ込んで姫様の恥部を弄り始めた。

 抵抗できない姫は涙を流したままされるがままになってる。

「安心しろ。誰にも見えてない……。あったかいな。姫の中は……」
「や……め……」
「ほら、イケよ」
「あ~~~……あ~~~」

 だらしなく喘ぎながら、姫は潮吹きした。

「我慢できないのか? だったら相手をしてやるしかないな」

 エリクが姫を柱の陰に連れ込む。

「やめろエリク! 貴様……! 許さんぞ!」

 パンパンパンパン……。
 行為の音が始まった。

「あ~~……ぅあ~~~~」
「ほら、もっとちゃんと喘げよ。お父様にもしっかり聴こえるようにな」
「お゛っ゛お゛っ゛お゛っ゛お゛っ゛」
「耳を塞げ……。耳を塞ぐんだ!」

 国王が叫び、負傷した騎士達がノロノロとした動きで自分の耳を塞ぎ始める。

 だが、どんなに耳を塞いでも、姫の喘ぎ声が聞こえてしまっていた。
 柱が邪魔で見えずとも、姫の痴態が分かってしまう。

「あーイク。姫でイクわ……」
「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛!?」

 一際デカい声で姫が達した……。
 スッキリしたエリクは、道具のように脱力した姫を小脇に抱えて戻ってきた。

「俺は用事ができた。領地に帰るが、邪魔されないよう結界を張っておくから軍を動かしても無駄だぞ。じゃあな」
「待て……! 何でも渡すから姫を――」

 交渉の余地すらなかった。
 誰も使えない転移魔法を自在に操り、エリクは消失した。

 エリクの脅威は去ったのだ……。
 僕達の心に無力感を残したまま。
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