スキルポイント100万の鬼畜チート転生者、村ごとハーレムで苦も無く魔王ムーブをかます

みかん畑

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終末の終幕

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 叫んでスッキリしたのか、キョウヤはヘラヘラと笑った。

「もうどうでもいいや。僕もあなたの領地に送ってくれませんか。そこで人並みに暮らしてみたいです」
「それはできない。お前は俺の領民を傷つけた。滅びゆく王国と命運を共にするか、俺と関りのない領地で暮らすか好きにしろ」
「今生の別れになりそうですね。さようなら、キョウヤ様」
「あっ……待……って」

 リュシーの為にゲートを開き、コアにされていた少女を託す。
 今度こそ彼女を村に送った。
 彼女は振り返らずにゲートの光に消えた。

「そうやって全部奪っていくんですね。この研究を主導しているマルクは隣接している研究棟にいます。あいつからも全てを奪ってください」
「これからどこに行くんだ」
「もう一度自分にできることを考えてみます」

 これからの人生は彼自身が選んでいくだろう。

 キョウヤと別れた俺は、千里眼で研究棟にいたマルクを発見した。

「ついでに始末していくかな」

 転移でマルクの実験室に移動する。
 実験で女児に注射を打っていたマルクを発見し、俺はマリオネットを使った。

「な……なんですかあなたはぁ!」

 転移魔法でモルモットにされていた女児を回収、ゴッド・ヒールを使用してから村へ送る。託児所みたいになってしまってるがこの際仕方ない。

「お前か。外道な研究を続けているクズは」
「そういうあなたは姫を強姦した犯罪者ですねぇ!」
「合意の上だ」

 マルクはマリオネットの糸を回避し、加速する。

「魔王とて最新のコアシステムを手に入れた私の敵ではなぁい!」
「少しくらい本気を出さないと失礼だったか」

 転移と同時に蹴りを放つ。
 ラボの机を派手に破壊しながらマルクは床に転がった。

「は、速い……。ありえない。私の研究は……」
「人に迷惑をかけるなって誰かに教わらなかったか?」
「黙れ! フレア・バースト!」
「アイス・エイジ」

 空間ごと凍結させる冠位魔法を行使してやる。
 神のみが扱える魔法の領域に俺は達している。

 マルクは自分の放った魔法と共に氷漬けになった。

『な、なんだ……。私の身体が動かない……』

「意識はあるんだろう? 肉体と魂は凍らせたが、精神はそのままにしておいた。お前を凍結させた氷は溶けない。永遠にな。砕くことも溶かすこともできない氷のなかで、お前は自分のしてきたことを一生悔いるがいい」

『やめろ! すぐに解放しろ! 私はクヴルール王国を守る為に致し方なく研究をしていただけだ! 頼むから見逃してくれ!』

 コアシステムを回収し、人の姿に戻してから転移させた。
 大勢亜人を村に送ったが、これで最後になるな。

『助けろ! 頼むから……! 私を失う損失は世界にとっても大きすぎる! コアシステム以外にも私は都市部のインフラを格段に――』

 耳障りな声だったから念話を遮断する。

「一生かけて罪を償え」

 これで犠牲になった亜人達も少しは報われるだろうか。

 クヴルール王国にとって覇道を進む原動力だったコアシステムは俺とスフィアの活躍で破壊された。
 これで世界が少しでも明るい方向へ進むといいと思う。

 俺は王になる気などなかったが、このままだと亜人を救った英雄として統一国家の皇帝に据えられそうだ。
 そうなった時には、一刻も早く日本のように市民が政治に参加できる仕組みを作り、王位を譲りたい。

 俺の願いは妻達と穏やかに過ごすことだからだ。

「この際、悪名でも構わないか」

 やはり英雄扱いされて一国の元首に祭り上げられるようなことがあれば面倒だと思う。
 そうならない為にも、俺は自分にできる仕事を最大限にこなすとしよう。

 俺は王都の若い女と娘を掌握すると、全て一斉に領内に転移させた。
 そして、王都の上空に冠位魔法で彗星を再現した。

「ハッピーバースデー新世界」

 俺が転移すると同時、絶望的な破壊が王都にもたらされた。
 王都の何倍もある質量はあっさりと王都を陥落、消滅させ、亜人を公衆便所にしていた王都のカス共は一人残らず塵も残さず消滅した。

 ああ、キョウヤは無事に逃げ切れたのかな。
 分からないが、俺からすれば苦しむ亜人達を見殺しにしてきた連中も同罪だ。
 男達は命で罪を償い、女達には領内で罪を悔いることで罰としたい。

 世界を少し綺麗にした俺は、満足して帰るべき家へと帰っていった……。
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