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日記の断片たち
日記の断片①
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八月二十九日
秘密の日記をはじめることにした。
私の名前はナオ。二十三歳。
去年から新卒で社会人になって働いてる。
新生活、社会人という響きに期待していたけれど、実際は酷く退屈な毎日で、生きている実感も湧かなくってきそうだ。
この日記は私が生きていることを確かめるための記録。
九月八日
せっかく日記を作ったのに、仕事が忙しくてプレイする時間がもてなかった。
やっぱり心に余裕がないと難しいのかな。
休みの日も友だちに付き合わされて時間がなかった。社会人になってお互いに忙しくなった彼氏と別れたんだって。
そういえば私は大学時代の彼氏と別れて以来、彼氏ができてないなぁ。
元カレは悪い人ではなかった。けど、彼は優しすぎた。
私を大切な宝石のように扱って、いつも私のために尽くしてくれた。
けれど、それが喜びにはならなかった。
だって、最後まで本当の私をさらけ出すことは出来なかったから。
思い出話は止めよう。
明日はようやく久しぶりに何もない一日だ。
何をしようかな。
九月九日
はじめてのプレイ報告だよ。
今日は引っ越しで余ってたガムテープを使ってみたの。
口に貼り付けて、その後に手で鼻を塞いでみたり、最後には鼻にも貼ってみたりしたんだ。
あれ? 言ってなかったね。
私は呼吸制御と呼ばれるプレイが好き。
息ができなくて、苦しくて、辛くて、死んでしまいそうな。
そんな時間に生きる喜びを見出しているの。
今日も苦しくてもがいてる間に、アソコはビチョビチョになってた。
その後に我慢できなくて、一人でしちゃった。
書いてて恥ずかしくなってきたから今日はここまで。
九月二十日
久しぶり! って誰も読んでないのに誰に問いかけてるんだろうね。
ま、いっか。
プレイ報告だよ。
シルバーウィークでまとまった休みができた。
今日も明日も何もないから、前からしたかったことをやってみたよ。
いわゆる、首吊りってやつ!
首吊りって高い場所でロープで吊るってイメージだったんだ。うちはただのマンションで、そんな場所ないなって思ってたの。
でも実際はそれだけじゃないんだって。
人間って足のつく高さでも首を吊れるんだって! 知ってた?
たとえばドアノブにロープを引っ掛けて体重をかけるだけでも、死んじゃうんだって。
そんなことを聞いたら、試してみたくなるよね。
痕が残ると怖いから、マフラーを使ってみたんだ。
まだ暑いのに、マフラー使うなんてね。
ドアノブに引っ掛けて、自分の首にかけてみた。
少しずつ体重を賭けていくと、ちゃんと自分の首が絞まっていくのを感じたの!
絞まり具合が気持ち良くって、そのまましちゃった。
今まで感じたことないくらい気持ちよかったの。
私って変態だなぁ。
マフラーが柔らかいからあんまり首に痕が残らなくて良かったような、ちょっと寂しいような。
十月十二日
こんなに間が開いちゃった。
だって首吊りオナが気持ち良すぎたんだもん。
今日まで何回もしちゃった。
頭がぼうっとしてね、その状態で触ると、本当に気持ちいいの!
友だちと会うと「彼氏つくらないの?」って言われるけど、こんな気持ちよくしてくれる男なんて、そういないよね。
十月十六日
今日は新しいオモチャを使ったんだ。
こういうの初めて買ったから緊張した。
お店じゃ絶対買えないから、通販って便利!
一人暮らしじゃないとできないよね。
普通の安いローターなんだけど、初めて使ったから、こんな気持ちいいんだってビックリしちゃった。
ローターを当てたままビニール袋を被ってみたら、いつもよりもビチョビチョになっちゃって大惨事。布団のうえでするんじゃなかった……
指を使わないから、息をすることに集中できるからいいのかも!
また何かあったら書くね。それじゃ。
秘密の日記をはじめることにした。
私の名前はナオ。二十三歳。
去年から新卒で社会人になって働いてる。
新生活、社会人という響きに期待していたけれど、実際は酷く退屈な毎日で、生きている実感も湧かなくってきそうだ。
この日記は私が生きていることを確かめるための記録。
九月八日
せっかく日記を作ったのに、仕事が忙しくてプレイする時間がもてなかった。
やっぱり心に余裕がないと難しいのかな。
休みの日も友だちに付き合わされて時間がなかった。社会人になってお互いに忙しくなった彼氏と別れたんだって。
そういえば私は大学時代の彼氏と別れて以来、彼氏ができてないなぁ。
元カレは悪い人ではなかった。けど、彼は優しすぎた。
私を大切な宝石のように扱って、いつも私のために尽くしてくれた。
けれど、それが喜びにはならなかった。
だって、最後まで本当の私をさらけ出すことは出来なかったから。
思い出話は止めよう。
明日はようやく久しぶりに何もない一日だ。
何をしようかな。
九月九日
はじめてのプレイ報告だよ。
今日は引っ越しで余ってたガムテープを使ってみたの。
口に貼り付けて、その後に手で鼻を塞いでみたり、最後には鼻にも貼ってみたりしたんだ。
あれ? 言ってなかったね。
私は呼吸制御と呼ばれるプレイが好き。
息ができなくて、苦しくて、辛くて、死んでしまいそうな。
そんな時間に生きる喜びを見出しているの。
今日も苦しくてもがいてる間に、アソコはビチョビチョになってた。
その後に我慢できなくて、一人でしちゃった。
書いてて恥ずかしくなってきたから今日はここまで。
九月二十日
久しぶり! って誰も読んでないのに誰に問いかけてるんだろうね。
ま、いっか。
プレイ報告だよ。
シルバーウィークでまとまった休みができた。
今日も明日も何もないから、前からしたかったことをやってみたよ。
いわゆる、首吊りってやつ!
首吊りって高い場所でロープで吊るってイメージだったんだ。うちはただのマンションで、そんな場所ないなって思ってたの。
でも実際はそれだけじゃないんだって。
人間って足のつく高さでも首を吊れるんだって! 知ってた?
たとえばドアノブにロープを引っ掛けて体重をかけるだけでも、死んじゃうんだって。
そんなことを聞いたら、試してみたくなるよね。
痕が残ると怖いから、マフラーを使ってみたんだ。
まだ暑いのに、マフラー使うなんてね。
ドアノブに引っ掛けて、自分の首にかけてみた。
少しずつ体重を賭けていくと、ちゃんと自分の首が絞まっていくのを感じたの!
絞まり具合が気持ち良くって、そのまましちゃった。
今まで感じたことないくらい気持ちよかったの。
私って変態だなぁ。
マフラーが柔らかいからあんまり首に痕が残らなくて良かったような、ちょっと寂しいような。
十月十二日
こんなに間が開いちゃった。
だって首吊りオナが気持ち良すぎたんだもん。
今日まで何回もしちゃった。
頭がぼうっとしてね、その状態で触ると、本当に気持ちいいの!
友だちと会うと「彼氏つくらないの?」って言われるけど、こんな気持ちよくしてくれる男なんて、そういないよね。
十月十六日
今日は新しいオモチャを使ったんだ。
こういうの初めて買ったから緊張した。
お店じゃ絶対買えないから、通販って便利!
一人暮らしじゃないとできないよね。
普通の安いローターなんだけど、初めて使ったから、こんな気持ちいいんだってビックリしちゃった。
ローターを当てたままビニール袋を被ってみたら、いつもよりもビチョビチョになっちゃって大惨事。布団のうえでするんじゃなかった……
指を使わないから、息をすることに集中できるからいいのかも!
また何かあったら書くね。それじゃ。
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