ナオの呼吸制御プレイ日記

日記の断片たち

日記の断片②

　三月十日

　もう三月！　嘘でしょ！

　誰も読まないと思ってた日記なのに、読んでくれた人がコメントくれたりしてビックリ。

　こんな恥ずかしいこと書いてるのに……

　紙の日記を読まれるのが怖くて、ネットに書いたのは自分なんだけどね。

　ネットに書いておいて秘密の日記もなにもないんだけど。

　ポツポツと更新してたけど、読んでる人がいるとは思わなかったな……

　誰かに見られてると思うと、ちょっと恥ずかくなっちゃった。


　三月十三日

　コメントありがと！

『楽しんでるからそのままでいてください』

　って言われたら、また恥ずかしくなっちゃった。でも、興奮しちゃったよ？

　私は誰からも相手にされなくて、こんな変態5自分が恥ずかしいのに、それを喜んでくれる人がいてくれて、ちょっと嬉しくなっちゃった。


　三月二十四日

　明日、私は新しいことに挑戦します。

　ドキドキしっぱなしだけど、きっと大丈夫だよね？

　嬉しい報告ができるように、頑張ります！



　三月三十日

　前回思わせぶりな日記を残したままでごめんなさい。

　初めての経験に、とても日記を書く余裕がなかったの。

　この間言ったはじめての体験ね、大成功したの。

　また書くね。


　四月七日

　あの日を思い返してる。

　私がはじめて経験したこと。

　それを思い出す度に興奮してしまって、我を忘れてしまうの。

　何か気になるよね。

　ちょっと長くなるけど書くよ。

　窒息好きの友だちができたの。

　しかも一つ歳下のミクって女の子！

　コメントから連絡くれたの。

　でも最初はすごく疑ってたんだ。

　だって私はこんな変態なのに、同じ性癖の人がいて、しかも歳の近い女の子なんて！

　でも話しているうちに本当なんだって思えて、勇気を出して会ってみようってことになったの。

　彼女も私と同じで東京に住んでたの。

　お茶しようってことになって、待ち合わせたらビックリ。ホントにすっごくカワイイ子だったの！

　彼女はほとんど同い年だからすぐに仲良くなった。

　お茶しながら話も弾んで、そのまま彼女の家に誘われたの。

　だってカフェで話すには向かない話題だしね。

　ミクの住んでるマンションに行く頃には、昔からの友だちって思えたくらい仲良くなってた。

　彼女の出してくれたハーブティーを飲みながら、今までどんなことをしてきたか話したの。

　そのうちミクは私の背後にきて、突然私の首を両手で絞めたの。

　ビックリしたけど、私はすぐに受け入れた。

　これまで自分で絞めることはあったけど、他の人の手でされると、今までと全然違った。

　ミクは嬉しそうな声をあげて、私を絞め続けた。

　一旦手を離したと思ったら、今度は首に腕を回してまた絞めてくれた。

　彼女はもう片方の手で私のシャツのボタンを外して、手を入れた。

「こんなに乳首が立つくらい気持ちよかったの？」

　私の乳首に触りながら彼女はイタズラな声で言った。私は気持ちよすぎちゃって、思わず声が出ちゃった。

　そのままミクは私のアソコをパンツ越しに撫でてくれた。音が聞こえるくらい、ビチョビチョになってた。

　あっという間にイッチャッた。

　彼女の手が離れても身体がビクビクしてて、自分の身体じゃないみたいだったの。

「こんな気持ちいいの……生まれて初めて……」

　ぜいぜいと息をしながら、私は彼女に言うと彼女はすごく嬉しそうな顔をしてた。

「今度は私を絞めて」

　当たり前だけど人の首を絞めるのは初めて。
　正面から彼女の首に手を回した。

　力加減がわからなくって、最初は怯えながら彼女の首に力をいれると。

「もっと強くて大丈夫だよ」

　ミクの目がそう言ってるように見えたから、グッと力を入れたら、彼女は一瞬苦しそうな顔をしたあと、すぐに光悦の表情を浮かべた。

　身体が痙攣したみたいに震えて、ミクの綺麗な顔が美しく歪んでいく。

　その顔を見ていたら。

　彼女が私にしてくれたみたいに、私も彼女に触れた。

　彼女もすぐに、イッた。

「ありがとう……すっごく気持ち良かった……」

　その後は無言でハグしあったの。

　書いてたらまた思い出して興奮してきちゃった。早くミクに会いたいな。

　今日はここまで。またね。