やめて!お仕置きしないで!本命の身代わりなのに嫉妬するの?〜国から逃亡中の王子は変態悪魔に脅される!?〜

ゆきぶた

文字の大きさ
9 / 163
一章 本命じゃないくせに嫉妬はやめて!

9、勝手な契約 ★

しおりを挟む

エロです一応注意!!

ー  ー  ー  ー  ー









じっと見ているだけで何もしてこないウルに俺は戸惑っていた。
別に入れて欲しいわけじゃない。でもローションの効果なのか、触られないと中が疼いて仕方がないのだ。

俺は手を縛られてるから自分で触る事もできないのに、ウルはそんな俺を楽しそうに見つめている。
そして耐えられなくなった俺は気がつけば、ウルに懇願するような目を向けていた。

「……な、なんで?」
「だって、ねだってくれないと俺入れてあげないってさっき言ったよね?」
「そんな……」
「それに、代わりになるんでしょ?ちゃんとしてくれないと弟君襲っちゃうよ、いいの?」

そう脅されたら、俺は言う事を聞くしかないわけで……。
だから、これを言うのは疼いて仕方ないからじゃない、俺は脅されたから言うだけだからと、そこを逃げ口にしてウルに向けて口を開いた。

「ウルの、ここに入れてくれ……」
「何を何処にかな?」
「くっ、ぬぅ~~~。ウルのそのおっきなやつを、俺のこの穴に……これ以上は、いえなぁあっ!?んっふぇ?あっあん、あぁぁーーーー!!!」

俺がこれ以上は無理と思った瞬間、中に凄い圧迫感を感じて、目がチカチカしてしまった。
何がおきたかわからずに、俺はただ奇声を上げていた。

「もうっ!そうやって可愛く言われたら我慢できなくなっちゃうから、やめてよねっ!くっ!!」
「やっ!あっ、な、なん……?」
「デオ、わかるかな?君の中に俺の大きなの、簡単に入っちゃったんだよ?」
「はぁっ!んっ、あぇ?はいったぁ……!」

あれが入った!?その事実に驚きたいのに、その大き過ぎるそれに俺の気持ちいいところはズリズリと擦られ、それを考えることもできない。

「まってぇんぅ……も、もっとゆっくりぃぁあんぁっ!」
「ゆっくりしてあげたいけど、それじゃあお仕置きに、ならないもんね?」

そういえばこれはお仕置きだったのだと、頭の片隅で思い出す。
こんなに気持ちよくなってしまっているのに、これがお仕置きでいいのだろうか?
なんておかしな事を思ってしまう俺の頭は、完全に溶けているのだろう。

「デオの気持ちいいところ、俺のに擦られてるのわかるかな?」

俺は喘ぎながら、目をギュッと閉じてコクンと頷く。

「デオ、可愛いね……あはっ、可愛いって言ったらギュッと俺のを締め付けたよ?」
「やっだぁ!!お、俺は、あぁん!か、かわいくなゃぁい!!」
「こんなに締め付けてくるのに?これからもデオのことをもっといっぱい可愛いっていってあげるね」
「やっぁあぁっん!やめっぇ!やめろぉっ!!」
「そんな可愛く言われてもダメだよ?もっといじめたくなっちゃうから……」

可愛いなんて言われたくないのに、ウルに言われると何故か喜んでしまう俺がいて……。
これも全部この快楽のせいだからと、俺は喘ぎながら身を任せていた。

「さあ、ここからが本番だよ?君の中に最高な契約を施してあげるからっ!」
「ふぁっあぁ……け、けいやく……どこにぃっあんぁあっあ!」

中とは何処なのか理解できない俺は、ウルにただ翻弄されるだけで俺の中に魔力が満たされた事に気がつかなかった。

「よし、デオの一番気持ちいい場所に契約印を、つけておいたからね?」
「な、なに……いってんん!!あっ……そんな、激しく!やぁあっあぁっ!あぁーーー!!」

やることはやっとばかりに、ウルは突然俺の中を犯す速度をあげたのだ。
パンパンと大きな音を上げて、ウルのものが俺の中を行き来するのがわかる。
あまりの気持ちよさに、俺はすぐにでも限界を迎えそうになっていた。それに気がついたのか、ウルは俺の耳元で優しく言ったのだ。

「デオ、俺のでいきなよ」

その声に、俺は体が震えるのがわかった。

「あぁんあぁぁっあぁいっいくからぁーーーーーーー!!!」
「俺もイクからね、くぅっ!!!」

その言葉とともに、俺は精を勢いよく吐き出していた。それは今までに感じたことのない解放感だった。
暫く痙攣していた俺は、中に温かいものが出されたのだと感じてしまい、恥ずかしくなってしまった。

それなのにウルの物が出て行くので、俺はビクリと反応してしまい「もう一回する?」なんて言われてしまい、俺は首を振ったのだった。
しおりを挟む
感想 15

あなたにおすすめの小説

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果

ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。 そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。 2023/04/06 後日談追加

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

二本の男根は一つの淫具の中で休み無く絶頂を強いられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

寝てる間に××されてる!?

しづ未
BL
どこでも寝てしまう男子高校生が寝てる間に色々な被害に遭う話です。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

処理中です...