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一章 本命じゃないくせに嫉妬はやめて!
9、勝手な契約 ★
しおりを挟むエロです一応注意!!
ー ー ー ー ー
じっと見ているだけで何もしてこないウルに俺は戸惑っていた。
別に入れて欲しいわけじゃない。でもローションの効果なのか、触られないと中が疼いて仕方がないのだ。
俺は手を縛られてるから自分で触る事もできないのに、ウルはそんな俺を楽しそうに見つめている。
そして耐えられなくなった俺は気がつけば、ウルに懇願するような目を向けていた。
「……な、なんで?」
「だって、ねだってくれないと俺入れてあげないってさっき言ったよね?」
「そんな……」
「それに、代わりになるんでしょ?ちゃんとしてくれないと弟君襲っちゃうよ、いいの?」
そう脅されたら、俺は言う事を聞くしかないわけで……。
だから、これを言うのは疼いて仕方ないからじゃない、俺は脅されたから言うだけだからと、そこを逃げ口にしてウルに向けて口を開いた。
「ウルの、ここに入れてくれ……」
「何を何処にかな?」
「くっ、ぬぅ~~~。ウルのそのおっきなやつを、俺のこの穴に……これ以上は、いえなぁあっ!?んっふぇ?あっあん、あぁぁーーーー!!!」
俺がこれ以上は無理と思った瞬間、中に凄い圧迫感を感じて、目がチカチカしてしまった。
何がおきたかわからずに、俺はただ奇声を上げていた。
「もうっ!そうやって可愛く言われたら我慢できなくなっちゃうから、やめてよねっ!くっ!!」
「やっ!あっ、な、なん……?」
「デオ、わかるかな?君の中に俺の大きなの、簡単に入っちゃったんだよ?」
「はぁっ!んっ、あぇ?はいったぁ……!」
あれが入った!?その事実に驚きたいのに、その大き過ぎるそれに俺の気持ちいいところはズリズリと擦られ、それを考えることもできない。
「まってぇんぅ……も、もっとゆっくりぃぁあんぁっ!」
「ゆっくりしてあげたいけど、それじゃあお仕置きに、ならないもんね?」
そういえばこれはお仕置きだったのだと、頭の片隅で思い出す。
こんなに気持ちよくなってしまっているのに、これがお仕置きでいいのだろうか?
なんておかしな事を思ってしまう俺の頭は、完全に溶けているのだろう。
「デオの気持ちいいところ、俺のに擦られてるのわかるかな?」
俺は喘ぎながら、目をギュッと閉じてコクンと頷く。
「デオ、可愛いね……あはっ、可愛いって言ったらギュッと俺のを締め付けたよ?」
「やっだぁ!!お、俺は、あぁん!か、かわいくなゃぁい!!」
「こんなに締め付けてくるのに?これからもデオのことをもっといっぱい可愛いっていってあげるね」
「やっぁあぁっん!やめっぇ!やめろぉっ!!」
「そんな可愛く言われてもダメだよ?もっといじめたくなっちゃうから……」
可愛いなんて言われたくないのに、ウルに言われると何故か喜んでしまう俺がいて……。
これも全部この快楽のせいだからと、俺は喘ぎながら身を任せていた。
「さあ、ここからが本番だよ?君の中に最高な契約を施してあげるからっ!」
「ふぁっあぁ……け、けいやく……どこにぃっあんぁあっあ!」
中とは何処なのか理解できない俺は、ウルにただ翻弄されるだけで俺の中に魔力が満たされた事に気がつかなかった。
「よし、デオの一番気持ちいい場所に契約印を、つけておいたからね?」
「な、なに……いってんん!!あっ……そんな、激しく!やぁあっあぁっ!あぁーーー!!」
やることはやっとばかりに、ウルは突然俺の中を犯す速度をあげたのだ。
パンパンと大きな音を上げて、ウルのものが俺の中を行き来するのがわかる。
あまりの気持ちよさに、俺はすぐにでも限界を迎えそうになっていた。それに気がついたのか、ウルは俺の耳元で優しく言ったのだ。
「デオ、俺のでいきなよ」
その声に、俺は体が震えるのがわかった。
「あぁんあぁぁっあぁいっいくからぁーーーーーーー!!!」
「俺もイクからね、くぅっ!!!」
その言葉とともに、俺は精を勢いよく吐き出していた。それは今までに感じたことのない解放感だった。
暫く痙攣していた俺は、中に温かいものが出されたのだと感じてしまい、恥ずかしくなってしまった。
それなのにウルの物が出て行くので、俺はビクリと反応してしまい「もう一回する?」なんて言われてしまい、俺は首を振ったのだった。
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