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風吹く星よ
Eユニット
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16機のファルシュがマイグラントに接近してくる。
残りは船の護衛のため残っていた。
敵のファルシュの大半はウェンディーの一つ前のファルシュであるアイレーだ。
「数だけ多くてもね」
アシュラの新ユニット、Eユニットはこういう場面で有効なのだ。
Eユニットはジャイアントガトリングガン。
船や拠点などに配備されてある大型のガトリングガンをロボットに装備できるように改良したものだ。
ウィルフレッドシールドガンナーやホーネットのニードルガトリングガンよりも巨大で、ファルシュでは装備できない重さだけど、ガーディフォースなら問題はない。
巨大な樽の形をした超大型弾倉、バレルカートリッジを装備。
これはマリクシ・トリガーハッピーに装備していたフラフープの系列にあたる。
欠点は重量。
Eユニットは他のユニットと比べると重くて、これを装備すると、重量の問題でC、Dユニットの装備ができなくなる。
「さて、空賊さんたち。覚悟してね」
トリガーを引くと、ジャイアントガトリングガンの砲門から無数の銃弾が発射されていった。
アイレーは散開し、銃弾を回避する。
「さすがにこれは躱すか」
アイレーは再集結することなく、散開したまま、進軍を継続した。
これでは、ガトリングガン一つじゃ、接近を阻止できない。
だが、銃弾はガーディフォースだけから発射されてない。
マイグラントの機関砲の制御もこちらに回して、弾幕を張っている。
アイレーの装甲は銃弾を防げるほどの強度はない。
一発でも命中すれば、致命傷になることがある。
空賊たちは回避を優先しているため、攻めあぐねていた。
おそらく砲身の冷却か弾切れを待っているのだろう。
空賊たちの思惑通りさせるつもりはない。
『貰った!』
ヴィニアちゃんが銃弾の雨から逃げようとするアイレーに向かって、拘束兵装を発砲。
拘束されたアイレーは墜落していく。
ハンタースナイプ。
ゲイムパックの拘束兵装の一つだ。
基本的には紅霞の投網ランチャーだけど、それよりも射程距離を伸ばしてある。
ゲイムパックが失敗作の理由の一つにはこれもある。
普通の銃弾よりも重いため、弾速が物凄く遅い。
ファルシュに命中させるのは至難の業だ。
射程が伸びても当たらなければ意味がない。
失敗作だけど、彼女の腕前ならそんなの関係ない。確実に命中させていた。
仲間がやられたことで、空賊たちのヴィニアちゃんへの警戒度が上がった。
ハンタースナイプの死角に入られてしまった。
ガトリングガンでヴィニアちゃんが狙えるところまで敵機を誘導。
誘導されて、ハンタースナイプの射線に入ったファルシュは拘束弾を浴び、墜落していった。
ヴィニアちゃんをどうにかしようと接近してきた者もいるが、全員彼女に返り討ちにあっていた。
ゲイムパックには中近距離用の拘束兵装も備えている。それに捕まっていた。
仲間が次々と墜とされていくが、彼らには逃れる術はない。
一旦下がろうとした者もいたが、機体を反転させると隙ができる。
その隙を見逃すヴィニアちゃんではなかった。
八機ほど戦闘不能にした。
全て落とす必要はない。もう少しで決着がつくはずだ。
戦力が不足していると判断したのか、船の護衛に回されていたファルシュが前線まで上がってきた。
計23機のファルシュがマイグラントに襲い掛かる。
数が増えたことで徐々に押され始めている。
そして、ついに一機のアイレーにマイグラントの直上に出られてしまった。
アイレーはグレネードランチャーを構えている。
砲口はマイグラントに向けられていた。
即座に射線上に入り、マイグラントを庇う。
シールドユニットで弾を受け止める。
着弾すると、爆発。
爆風が盾越しにガーディフォースを襲うが、この程度の爆風で揺らぐガーディフォースではない。
反撃でシザーアームズを射出。
爆風で発生した煙が晴れる前に射出したおかげで、敵の反応が遅れ、足を切断することに成功した。
足のバランサーを失ったアイレーは墜落していく。
はにーさんみたいにバランサーを失った状態で飛行するの難しい。敵のパイロットにはそれをできるだけの腕はなかったようだ。
『大丈夫か?!』
「平気だよ」
シールドユニットは改良を加えてあり、強度などが上がっている。
このシールドユニットなら、ブレイクインパルスソードの反動による自滅を防いでくれるはずだ。
ファルシュに使える兵装の攻撃なら、十分耐えることができる。
ペースを握ったと思ったのか、空賊は一気に攻勢に出てきた。
ユラさんが想定した通りの展開だ。
「作戦通り!ユラさんお願い!」
僕らはそれを待っていた。
護衛が完全に船から離れたのを確認されると、敵船の直下でステルス状態で待機していた紅霞が急上昇。
船に取り付くとスラスターを破壊した。
推進力を失った二隻の船が墜落していく。
紅霞は残った船に飛び移ると、艦橋に妖機刀を突き付けていた。
『動くな。降伏しろ』
全周波数に向けられた通信から流れた声は、いつもと違い、低い声でドスを利かせていた。
残りは船の護衛のため残っていた。
敵のファルシュの大半はウェンディーの一つ前のファルシュであるアイレーだ。
「数だけ多くてもね」
アシュラの新ユニット、Eユニットはこういう場面で有効なのだ。
Eユニットはジャイアントガトリングガン。
船や拠点などに配備されてある大型のガトリングガンをロボットに装備できるように改良したものだ。
ウィルフレッドシールドガンナーやホーネットのニードルガトリングガンよりも巨大で、ファルシュでは装備できない重さだけど、ガーディフォースなら問題はない。
巨大な樽の形をした超大型弾倉、バレルカートリッジを装備。
これはマリクシ・トリガーハッピーに装備していたフラフープの系列にあたる。
欠点は重量。
Eユニットは他のユニットと比べると重くて、これを装備すると、重量の問題でC、Dユニットの装備ができなくなる。
「さて、空賊さんたち。覚悟してね」
トリガーを引くと、ジャイアントガトリングガンの砲門から無数の銃弾が発射されていった。
アイレーは散開し、銃弾を回避する。
「さすがにこれは躱すか」
アイレーは再集結することなく、散開したまま、進軍を継続した。
これでは、ガトリングガン一つじゃ、接近を阻止できない。
だが、銃弾はガーディフォースだけから発射されてない。
マイグラントの機関砲の制御もこちらに回して、弾幕を張っている。
アイレーの装甲は銃弾を防げるほどの強度はない。
一発でも命中すれば、致命傷になることがある。
空賊たちは回避を優先しているため、攻めあぐねていた。
おそらく砲身の冷却か弾切れを待っているのだろう。
空賊たちの思惑通りさせるつもりはない。
『貰った!』
ヴィニアちゃんが銃弾の雨から逃げようとするアイレーに向かって、拘束兵装を発砲。
拘束されたアイレーは墜落していく。
ハンタースナイプ。
ゲイムパックの拘束兵装の一つだ。
基本的には紅霞の投網ランチャーだけど、それよりも射程距離を伸ばしてある。
ゲイムパックが失敗作の理由の一つにはこれもある。
普通の銃弾よりも重いため、弾速が物凄く遅い。
ファルシュに命中させるのは至難の業だ。
射程が伸びても当たらなければ意味がない。
失敗作だけど、彼女の腕前ならそんなの関係ない。確実に命中させていた。
仲間がやられたことで、空賊たちのヴィニアちゃんへの警戒度が上がった。
ハンタースナイプの死角に入られてしまった。
ガトリングガンでヴィニアちゃんが狙えるところまで敵機を誘導。
誘導されて、ハンタースナイプの射線に入ったファルシュは拘束弾を浴び、墜落していった。
ヴィニアちゃんをどうにかしようと接近してきた者もいるが、全員彼女に返り討ちにあっていた。
ゲイムパックには中近距離用の拘束兵装も備えている。それに捕まっていた。
仲間が次々と墜とされていくが、彼らには逃れる術はない。
一旦下がろうとした者もいたが、機体を反転させると隙ができる。
その隙を見逃すヴィニアちゃんではなかった。
八機ほど戦闘不能にした。
全て落とす必要はない。もう少しで決着がつくはずだ。
戦力が不足していると判断したのか、船の護衛に回されていたファルシュが前線まで上がってきた。
計23機のファルシュがマイグラントに襲い掛かる。
数が増えたことで徐々に押され始めている。
そして、ついに一機のアイレーにマイグラントの直上に出られてしまった。
アイレーはグレネードランチャーを構えている。
砲口はマイグラントに向けられていた。
即座に射線上に入り、マイグラントを庇う。
シールドユニットで弾を受け止める。
着弾すると、爆発。
爆風が盾越しにガーディフォースを襲うが、この程度の爆風で揺らぐガーディフォースではない。
反撃でシザーアームズを射出。
爆風で発生した煙が晴れる前に射出したおかげで、敵の反応が遅れ、足を切断することに成功した。
足のバランサーを失ったアイレーは墜落していく。
はにーさんみたいにバランサーを失った状態で飛行するの難しい。敵のパイロットにはそれをできるだけの腕はなかったようだ。
『大丈夫か?!』
「平気だよ」
シールドユニットは改良を加えてあり、強度などが上がっている。
このシールドユニットなら、ブレイクインパルスソードの反動による自滅を防いでくれるはずだ。
ファルシュに使える兵装の攻撃なら、十分耐えることができる。
ペースを握ったと思ったのか、空賊は一気に攻勢に出てきた。
ユラさんが想定した通りの展開だ。
「作戦通り!ユラさんお願い!」
僕らはそれを待っていた。
護衛が完全に船から離れたのを確認されると、敵船の直下でステルス状態で待機していた紅霞が急上昇。
船に取り付くとスラスターを破壊した。
推進力を失った二隻の船が墜落していく。
紅霞は残った船に飛び移ると、艦橋に妖機刀を突き付けていた。
『動くな。降伏しろ』
全周波数に向けられた通信から流れた声は、いつもと違い、低い声でドスを利かせていた。
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