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第九章
続・魔界の生成AI ~六本木銀河宇宙の冥界~
しおりを挟むここで少し先回りをし、これから緑子がタケシを連れていく六本木の高級クラブ
『ギャラクシー』と、そのママについて少し語っておいた方が良いだろう。
緑子が『ギャラクシー』の暗黒面をどこまで知っているのか定かではないが。
ママの名は今日子。
北条冴子の告白本『実録・やり過ぎかしら?』を書いた壺中庵淫斎の娘である。
今日子の母親は、闇将軍と呼ばれていた日本政界の黒幕の愛妾。
淫斎は作家として世に出る前は雑誌の編集者であった。
ゴーストライターとして闇将軍の一代記を書いた時、愛妾とオメコしたのだ。
闇将軍の性豪ぶりを巧妙に織り込むため愛妾への取材は下半身事情にも及ぶ。
深川の芸者あがりの愛妾は闇将軍の寵愛を一身に受けていたのだが、闇将軍が
十七歳のハーフにオメコを仕込むことに熱を上げたので足が遠のいていた。
愛妾は三十路後半のヤリ盛り、ヤラセ盛りの身を焦がしていたのだ。
淫斎と愛妾がオメコするのは必然と言うべきだろう。
政界の黒幕ということは暗黒街の顔役ということでもある。
そんな恐ろしい男の、女と密通することに淫斎は二の足を踏んだのだが。
しかし、元深川芸者の蠱惑的な顔や、何で磨けばこれほどの絹肌になるのかという
首筋や胸元、丸みを帯びた肩、腕、ほっそりした指の先・・・・。
眼に入るもの全てが眩しい。
胸の膨らみはさほどではないが闇将軍を狂わせたカラダである。
オメコの具合もよほど良いに違いない・・・・。
会うたびに淫斎の妄想は膨らんでいった。
取材で妾宅を訪ねた四度目のことである。
闇将軍が見張りとして置いてある老婆に因果を含めたのであろう。
愛妾が自ら、粋な黒塀に見越しの松という絵に描いたような妾宅の扉を開いた。
まだ若い淫斎は息を呑んだ。
<オメコをするために闇将軍が来たときには、こんな姿で迎えたに違いない>
烏の濡れ羽のような黒髪を流し髪にして、紅色の絹襦袢を素肌にまとっただけの
立ち姿で、真っ白な左の肩をしどけなく露わにしていた。
桃色の細帯を腰で蝶々結びにしているが小ぶりでも形の良い乳房も垣間見える。
「・・・・お寝間の様子も聞かせて欲しいということでございましたわね・・・
旦那様にお可愛がりいただくときの姿にいたしましたの。ささ、こちらへ」
案内されたのは、闇将軍が愛妾とオメコをするための部屋であった。
真っ赤なダブルの絹布団が敷かれ、オメコのお始末のための紙も重ねてある。
妾が桃色の蝶々結びの腰紐を淫斎に手渡す。
妾がスッと腰を引く。
蝶々結びの腰紐の結び目が解けた。
紅色の絹襦袢の前が開く。
白雪のような餅肌だが、オメコの毛は黒々と逆巻いている。
涎が出そうになるほどの美巨乳であった。
当然ながら、闇将軍とのオメコの話を聞き出す前に、淫斎が妾とオメコを始める。
その有様を詳しくお伝えしたいところだが、この物語の脇筋なので控えることに。
ただ、淫斎が日記に書いていたことのうち、合い舐めの様だけお目にかけよう。
★ ★ ★ ★
・・・・これほどの美人で、これほど床上手な女は初めて。嬉しくなってしまい
女の内股に顔を埋め、まずは舌の先でズル剥けのマメを舐めてやっては、舌の先を
丸めてオメコの奥に挿し込み、またマメを舐めてやると、女はもうヨガリ泣くので
あるが、口の中のチンボの根元を唇でしっかりと締め、コキコキしては、舌の先で
亀頭を舐め回す。その心地良さはオメコの中とはまた違う格段の味わい。こちらも
負けてはおれんと舌を使ってやるのだが、女の方が腕は上。もうイキそうなので、
腰を浮かしてチンボを口から抜こうとしたが、女はチンボを咥えたまま、離そうと
せず、ひときわ巧みに舌と唇を使う。『ウウッ!!』と呻きながらもオメコを舐め
続け、女の口の中で爆発させてやると、女も同時にイッテ、まるで泉のように汐を
噴き上げた。顎から胸元はもうベチョ、ベチョ。女の口の周りもベチョ、ベチョ。
★ ★ ★ ★
淫斎が代筆した『風雲、怪男児』が闇将軍の手元に届いたころには愛妾のお腹は
膨らんでいた。
愛妾が巧く言いくるめたのか?
それとも闇将軍が太っ腹なのか?
我が子は多ければ多いほど良いと闇将軍は認知する。
月々のお手当の他に、養育費として一億円を妾の口座に振り込んでやり。
こうして誕生したのが今日子であった。
淫斎が我が娘の顔を見ることは無かったが・・・・。
淫斎が愛妾との目くるめくような性愛の日々を換骨奪胎した小説『媚肉の館』は
ヒットし、淫斎は筆一本で生きることが出来るようになったのだ。
二十年後、淫斎は愕然とした。
天寿をまっとうした闇将軍のお通夜であった。
黒い喪服姿の愛妾が、黒いドレス姿の若い娘の手を引き、淫斎に近付く。
耳元でそっと囁く。
「・・・・・・アナタ、ノ、ムスメ、ヨ・・・・」
娘は静かに頭を下げたが、上目遣いで淫斎を見詰め・・・・
数秒間は黙した後で、ニヤッと眼を光らせ・・・・
「初めてお目にかかります・・・今日子と申します・・・・」
初めてではない。
淫斎はもう十数回、今日子と緒芽弧をしていた。
血を分けた娘と十数回ほど、緒芽弧をしていた。
今日子は、亜美という名のキャバクラ嬢であったが・・・・
壺中庵淫斎の作品が妖しい光りを放つのは、ポルノの女帝、北条冴子、おもてなし
女将の志保と同様、淫斎自身も性の迷宮巡りの旅人の一人だからであろう。
冴子も近親相姦に堕ちていくことも、淫斎自身が社長と組み、北条冴子とタケシを
相姦関係に追い込んでいくことも、まだ淫斎の頭の中には全く無いが・・・・。
淫斎が娘の今日子と関係を持ち続けているかもしれないことも当人以外は知る由も
ないが・・・・
クラブ『ギャラクシー』のホステスは全員、淫斎は今日子ママの愛人で、緒芽弧の
関係にあると信じて疑っていないのであるが・・・・
クラブ『ギャラクシー』の以前の名はクラブ『冴子』、今日子との女の戦いに敗れ
ポルノ女優になる前の北条冴子の店であったことも言い添えておく。
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