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第2章 運命は巡る
第11話 不思議な場所
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久遠達が事務所に戻り出雲のことを説明してから数日後、大和国の領土外にある森林地帯の中央部分を流れる川岸に出雲は倒れていた。
魔族と地面に落ちてから2人は何度が壁に衝突をしながら最下層に流れる川に落ちていたのである。
出雲と魔族は川に流されながら組み合っていたが、途中の分岐で2人は別々の方向へ進んだのである。
別々の道に流れた際に、魔族が何かを叫んでいるのが見えたのを最後に出雲は気を失ってしまった。
出雲は気絶をしながら流され続け、ついに大和国の国境から100㎞以上も先にある森林地帯に流されていた。川岸で倒れていると、1人の少女が倒れている出雲を見かけて駆け寄ってくる。
その少女が人が倒れていると叫ぶと、森の中から2人の男性が現れて出雲を抱えて森の中に入っていく。
「この少年はどこから来たんだ? こんな場所に訪れる人族はいないはずだが?」
1人の青髪で短髪の男性が言うと、右側にいる黒髪の男性が流れて来てたって言ってたぞと説明をし始めていた。
青髪の男性は身長が高くスラっとした体型をし、その顔は整っており端正な顔立ちをしてる。また黒髪の男性は服の上からでもわかる程に筋骨隆々であり、精悍な顔つきをしている。
「言い合っていないで早く村に連れて行かないと! このお兄ちゃん血が出過ぎて今にも死にそうだよ!」
ピンク色の長髪をしている出雲を見つけた少女が早くと言うと、2人の男性が急かすなと少女に話していた。
「死にそうなのは見りゃわかるよ。お前は先に行って治療の準備をしててくれ」
「ちゃんと言うんだぞ?」
「馬鹿にしないでっていつも言っているでしょ!」
頬を膨らませて馬鹿と2人に言った少女は、小走りで先を走って行く。
2人の男性は少女が村に言ったことを確認すると、慎重に出雲を村に運ぶのを再開した。
「それにしてもこんな場所まで生きながら流されてくるとは。どこかで戦闘でもあったのか?」
「それはわからないが、村に人族を入れていいものか……」
出雲のことを人族と呼ぶ2人の男性の額には、小さな角が生えていた。
それ以外は出雲達人類と違いはなく、なぜか2人の男性に生えている小さな角が目立つ。
少女が小走りで村に走ってから5分。
2人の男性が村に到着をすると、そこには既に救護部隊が待っていた。村で唯一の医師の男性が先に小走りで村に向かった少女と共に村の入り口にいるのが見えていた。
「この人族の少年が死にそうなんだ! 治療を頼む!」
「人族ですか。君達は珍しいのを見つけるのが得意なようですね」
「今回は俺達じゃないよ。村長の娘であるレナが見つけたんだ」
レナと言われた少女は、胸を張って凄いでしょと言っている。
身長は160センチ程であり、ピンク色の髪色と目鼻立ちがハッキリしているその綺麗な顔がとても美しい出雲と同い年の少女である。
それと同時にスタイルも良く、着ているTシャツから程よく強調されている胸や、服の上からでもわかるくびれが少女の色気を醸し出している。
「人族でもいいじゃない! 死にそうなのよ!? お願い、助けて!」
レナが頭を下げて医者に助けてと言うと、医者は渋々治療を始めることにした。
「レナさんに言われては仕方ないですね。協力をしてください。一緒にその人族の少年を助けましょう」
「そうこなくっちゃ! 2人も一緒に行くわよ!」
レナに腕を引っ張られた2人の男性は、深いため息をついて村の東側にある医者の診療所に向かった。
診療所内には看護師が3名おり、医者の指示を聞いて的確に動いていた。
「この少年は既に瀕死です! 一刻も早く治療をしなければなりません!」
「わかりました!」
1人の看護師の女性が返事をすると、医者の指示のもとに出雲の治療を始める。
腹部の傷や出血多量によって顔が青ざめ始めているので、すぐに輸血をしなければならなかった。
「輸血が必要です! レナさんは確かO型でしたよね!?」
「そうです! 私の血液を使ってください!」
医者は看護師と2人の男性に指示をして輸血をする準備を始め、看護師の女性が2人の男性に器具の説明をしながら設置をしていく。
「そんなこと言われたってわからないよ! これでいいの!?」
「そう! それで大丈夫です! 完了しました!」
「わかりました。後はこちらでやるので、レナさん以外は出て行ってください」
そう言われた2人の男性は、俺達のいた意味ってと深いため息をついていた。
「俺達それほど何もしてないけど?」
「そうだよ? もっと他に出来ることない?」
2人の男性が医師に話しかけると、ここからは医者の領分ですと出雲に輸血するための器具を付けながら話す。
「外にいるから何かあったら呼んでくれよな」
「行こうぜ」
そう言い2人の男性は外に出る。
レナが待っててねと言うと、医者がちょうど腕に器具を入れるところであった。
「レナさんの血を少年に移します。多少の痛みはありますが、我慢をしてください」
「大丈夫よ。私のことは気にしないで」
「ありがとうございます」
医者はその言葉と共に出雲の体にメスを入れる。
出雲の体は予想以上に衰弱をし、腹部の刺し傷が貫通していた。これは大変だと医者が呟くと、看護師達が魔力で細胞を活性化させますと言う。
「それしかないな! 死なせないようにしてくれ! 私は傷の縫合をする!」
魔力を流すことで治療ができるが、それは一時的な凌ぎにしかならない。手術による傷の治療と魔力による細胞の活性化が命を助ける道となるのである。
「これは長くなりそうだ……頑張ってくれ!」
医師が看護師を鼓舞すると、先生もねと看護師の1人が言う。
「それもそうだな。治療を進めよう!」
医師は看護師と共に治療に集中していく。
治療が始まって何時間が経過をしたのであろうか、日が落ちて日が昇って来る時間が近づくころに診療所から医師が出てきた。医師は外で待っていた2人の男性に疲れた声色で話しかけた。
「待っていましたか?」
「待ちくたびれたよ。10時間くらい経過したよ?」
診療所の外には青髪の男性が1人しかおらず、もう1人の男性の姿が見えない。
「あれ? 黒髪の男性はどこに行ったんですか?」
「ノアのことか? あいつは一度家に帰ったよ。時間がかなりかかることはわかってたから、交代で家に帰って休んでた」
その言葉を聞いた医師は、それが賢明ですねと言う。
続けて出雲の容体を言おうとしたところ、診療所内から頭を抱えて辛そうなレナが出てきた。
「あの男の子はどうなんですか? 無事なんですか?」
レナは顔を白くさせて足元がおぼつかないようである。
医師は看護師に指示をして椅子を持って来させた。
「この椅子に座ってください。まだ動いたら危ないですよ」
「ありがとうございます……血を結構取ったんですね……血が足りない気がします……」
椅子に座って頭を抱えていると、遠くから家に帰っていたノアが数個のパンを袋に入れて戻って来る。
「そろそろ終わると思って食事を持って来たよ。パンだけどね!」
「ありがたい!」
青髪の男性が喜んでいると、医師が私たちの分はとノアに話しかける。
「もちろんあるよ! ちゃんとレオの分も買ったさ。安心してくれよ」
青髪の男性をレオと呼んだノアは、コロッケパンやサンドイッチなどを配る。
結構な量を買っていたようで、レオはお金を払うよとノアに話しかけていた。
「そんなことしなくていいよ。俺が食べてほしくて買ったんだからさ」
「そうか? ありがとうな」
そう言ってレオはウインナーパンを受け取った。
「それで、手術は成功したんですか?」
ノアが医師に聞くと、成功したと食べながら返答をしてくる。
「成功はした。後はあの少年の気力次第で目覚めるか目覚めないかが決まるな」
美味しいと言ってコロッケパンを医師が食べていると、看護師達が仕事はまだありますよと言って医師を診療所に引っ張る。
「手術は成功したみたいでよかったな。レナも安心しただろう?」
「そうね……私の血が役に立ってよかったわ……」
頭痛がまだするようで椅子に座って項垂れていると、太陽の明りがレナを照らし始める。
「もう日が昇ったのね。日の光が暖かいわ」
太陽の日を全身で浴びているレナは、椅子から立ち上がって背伸びをする。
「うぅ~ん……光が気持ちいいわー。頭痛が治ってくるわ」
背伸びをしたレナが、黒髪の男性から溜められる容器に入っている飲み物を貰った。それはお茶であり、この辺りで採取できる特産品でもある。
「この村のお茶は最高ね! ずっと飲んでたいわ」
そう言いながらお茶を飲み干したレナは、少し元気になったわと笑顔になっている。
魔族と地面に落ちてから2人は何度が壁に衝突をしながら最下層に流れる川に落ちていたのである。
出雲と魔族は川に流されながら組み合っていたが、途中の分岐で2人は別々の方向へ進んだのである。
別々の道に流れた際に、魔族が何かを叫んでいるのが見えたのを最後に出雲は気を失ってしまった。
出雲は気絶をしながら流され続け、ついに大和国の国境から100㎞以上も先にある森林地帯に流されていた。川岸で倒れていると、1人の少女が倒れている出雲を見かけて駆け寄ってくる。
その少女が人が倒れていると叫ぶと、森の中から2人の男性が現れて出雲を抱えて森の中に入っていく。
「この少年はどこから来たんだ? こんな場所に訪れる人族はいないはずだが?」
1人の青髪で短髪の男性が言うと、右側にいる黒髪の男性が流れて来てたって言ってたぞと説明をし始めていた。
青髪の男性は身長が高くスラっとした体型をし、その顔は整っており端正な顔立ちをしてる。また黒髪の男性は服の上からでもわかる程に筋骨隆々であり、精悍な顔つきをしている。
「言い合っていないで早く村に連れて行かないと! このお兄ちゃん血が出過ぎて今にも死にそうだよ!」
ピンク色の長髪をしている出雲を見つけた少女が早くと言うと、2人の男性が急かすなと少女に話していた。
「死にそうなのは見りゃわかるよ。お前は先に行って治療の準備をしててくれ」
「ちゃんと言うんだぞ?」
「馬鹿にしないでっていつも言っているでしょ!」
頬を膨らませて馬鹿と2人に言った少女は、小走りで先を走って行く。
2人の男性は少女が村に言ったことを確認すると、慎重に出雲を村に運ぶのを再開した。
「それにしてもこんな場所まで生きながら流されてくるとは。どこかで戦闘でもあったのか?」
「それはわからないが、村に人族を入れていいものか……」
出雲のことを人族と呼ぶ2人の男性の額には、小さな角が生えていた。
それ以外は出雲達人類と違いはなく、なぜか2人の男性に生えている小さな角が目立つ。
少女が小走りで村に走ってから5分。
2人の男性が村に到着をすると、そこには既に救護部隊が待っていた。村で唯一の医師の男性が先に小走りで村に向かった少女と共に村の入り口にいるのが見えていた。
「この人族の少年が死にそうなんだ! 治療を頼む!」
「人族ですか。君達は珍しいのを見つけるのが得意なようですね」
「今回は俺達じゃないよ。村長の娘であるレナが見つけたんだ」
レナと言われた少女は、胸を張って凄いでしょと言っている。
身長は160センチ程であり、ピンク色の髪色と目鼻立ちがハッキリしているその綺麗な顔がとても美しい出雲と同い年の少女である。
それと同時にスタイルも良く、着ているTシャツから程よく強調されている胸や、服の上からでもわかるくびれが少女の色気を醸し出している。
「人族でもいいじゃない! 死にそうなのよ!? お願い、助けて!」
レナが頭を下げて医者に助けてと言うと、医者は渋々治療を始めることにした。
「レナさんに言われては仕方ないですね。協力をしてください。一緒にその人族の少年を助けましょう」
「そうこなくっちゃ! 2人も一緒に行くわよ!」
レナに腕を引っ張られた2人の男性は、深いため息をついて村の東側にある医者の診療所に向かった。
診療所内には看護師が3名おり、医者の指示を聞いて的確に動いていた。
「この少年は既に瀕死です! 一刻も早く治療をしなければなりません!」
「わかりました!」
1人の看護師の女性が返事をすると、医者の指示のもとに出雲の治療を始める。
腹部の傷や出血多量によって顔が青ざめ始めているので、すぐに輸血をしなければならなかった。
「輸血が必要です! レナさんは確かO型でしたよね!?」
「そうです! 私の血液を使ってください!」
医者は看護師と2人の男性に指示をして輸血をする準備を始め、看護師の女性が2人の男性に器具の説明をしながら設置をしていく。
「そんなこと言われたってわからないよ! これでいいの!?」
「そう! それで大丈夫です! 完了しました!」
「わかりました。後はこちらでやるので、レナさん以外は出て行ってください」
そう言われた2人の男性は、俺達のいた意味ってと深いため息をついていた。
「俺達それほど何もしてないけど?」
「そうだよ? もっと他に出来ることない?」
2人の男性が医師に話しかけると、ここからは医者の領分ですと出雲に輸血するための器具を付けながら話す。
「外にいるから何かあったら呼んでくれよな」
「行こうぜ」
そう言い2人の男性は外に出る。
レナが待っててねと言うと、医者がちょうど腕に器具を入れるところであった。
「レナさんの血を少年に移します。多少の痛みはありますが、我慢をしてください」
「大丈夫よ。私のことは気にしないで」
「ありがとうございます」
医者はその言葉と共に出雲の体にメスを入れる。
出雲の体は予想以上に衰弱をし、腹部の刺し傷が貫通していた。これは大変だと医者が呟くと、看護師達が魔力で細胞を活性化させますと言う。
「それしかないな! 死なせないようにしてくれ! 私は傷の縫合をする!」
魔力を流すことで治療ができるが、それは一時的な凌ぎにしかならない。手術による傷の治療と魔力による細胞の活性化が命を助ける道となるのである。
「これは長くなりそうだ……頑張ってくれ!」
医師が看護師を鼓舞すると、先生もねと看護師の1人が言う。
「それもそうだな。治療を進めよう!」
医師は看護師と共に治療に集中していく。
治療が始まって何時間が経過をしたのであろうか、日が落ちて日が昇って来る時間が近づくころに診療所から医師が出てきた。医師は外で待っていた2人の男性に疲れた声色で話しかけた。
「待っていましたか?」
「待ちくたびれたよ。10時間くらい経過したよ?」
診療所の外には青髪の男性が1人しかおらず、もう1人の男性の姿が見えない。
「あれ? 黒髪の男性はどこに行ったんですか?」
「ノアのことか? あいつは一度家に帰ったよ。時間がかなりかかることはわかってたから、交代で家に帰って休んでた」
その言葉を聞いた医師は、それが賢明ですねと言う。
続けて出雲の容体を言おうとしたところ、診療所内から頭を抱えて辛そうなレナが出てきた。
「あの男の子はどうなんですか? 無事なんですか?」
レナは顔を白くさせて足元がおぼつかないようである。
医師は看護師に指示をして椅子を持って来させた。
「この椅子に座ってください。まだ動いたら危ないですよ」
「ありがとうございます……血を結構取ったんですね……血が足りない気がします……」
椅子に座って頭を抱えていると、遠くから家に帰っていたノアが数個のパンを袋に入れて戻って来る。
「そろそろ終わると思って食事を持って来たよ。パンだけどね!」
「ありがたい!」
青髪の男性が喜んでいると、医師が私たちの分はとノアに話しかける。
「もちろんあるよ! ちゃんとレオの分も買ったさ。安心してくれよ」
青髪の男性をレオと呼んだノアは、コロッケパンやサンドイッチなどを配る。
結構な量を買っていたようで、レオはお金を払うよとノアに話しかけていた。
「そんなことしなくていいよ。俺が食べてほしくて買ったんだからさ」
「そうか? ありがとうな」
そう言ってレオはウインナーパンを受け取った。
「それで、手術は成功したんですか?」
ノアが医師に聞くと、成功したと食べながら返答をしてくる。
「成功はした。後はあの少年の気力次第で目覚めるか目覚めないかが決まるな」
美味しいと言ってコロッケパンを医師が食べていると、看護師達が仕事はまだありますよと言って医師を診療所に引っ張る。
「手術は成功したみたいでよかったな。レナも安心しただろう?」
「そうね……私の血が役に立ってよかったわ……」
頭痛がまだするようで椅子に座って項垂れていると、太陽の明りがレナを照らし始める。
「もう日が昇ったのね。日の光が暖かいわ」
太陽の日を全身で浴びているレナは、椅子から立ち上がって背伸びをする。
「うぅ~ん……光が気持ちいいわー。頭痛が治ってくるわ」
背伸びをしたレナが、黒髪の男性から溜められる容器に入っている飲み物を貰った。それはお茶であり、この辺りで採取できる特産品でもある。
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