17 / 34
第17話 危機
しおりを挟む
「天羽さん、一度態勢を整えてください!」
桜の名前を呼びながら、救援隊の人達が駆けつけてくれた。 その人はここ数日でよく話すようになった、救援隊の分隊長である近藤とその部下である相原と宮内であった。
桜は支援攻撃を受けている怪人から目を離さずに、救援隊の側まで後退をした。 そのまま呼吸を整えてどうやって倒すか考え始める。
「あの四本腕が厄介だわ……どうすれば……」
桜が頭を悩ませていると、我々が支援するので腕を一本ずつ切り落としましょうと近藤が進言してくる。
「それしかないわよね……よし! 行きます!」
桜は意を決して怪人に立ち向かっていく。 桜の後ろから救援隊の人達が銃で援護をしてくれている。
「支援してくれているんだ! ここで勝たないと世界は救えない!」
剣で怪人の右腕の一本に的を絞って大振りで切り裂こうとするが、 一度筋肉で阻まれてしまうが、声を上げながら力を込めて必死の思いで切り落とした。
すると怪人は雄たけびか悲鳴か分からない声を上げながら、剣を振り回わして痛みに耐えているようであった。 桜と救援隊は今がチャンスと見ると、一気に攻撃を仕掛ける。
「我々の銃は怪人に効かないが、支援はできる! 今のうちに行くんだ!」
近藤達救援隊が銃で桜の支援をする。 桜は、後ろにいる救援隊の人達に感謝をしながら怪人に近づいて連続で攻撃を繰り出していく。 縦横斜めと連続で攻撃をするが、残る三本の剣で難なく防がれてしまう。
「ぐッ! 強すぎるわ!」
怪人の横払い切りを剣で防ぐが、力の違いで後方に飛ばされてしまう。 桜は息を荒げながら何度吹き飛ばされても立ち向かっていく。
「負けない! こんなところで躓いていられないんだ!」
怪人を睨んで剣を持つ手に力を入れると、剣全体が光り始める。 剣が光り輝くと、桜の身体に力が込み上げてくる感覚を感じていた。
「この力があれば……皆を守る力!」
意気込みながら怪人に再度挑む桜は、先程とは違って鋭く素早い腰が入っている攻撃を仕掛けていた。 救援隊の人達も桜の急に攻撃速度が上がったので、剣の力なのかと驚くしかなかった。
「私は剣に選ばれた! この世界を救うって決めた! こんなところで死ねないんだ!」
怪人の三本の剣と桜の剣が何度も鍔ぜりあって打ち合いが続く中で、次第に桜が優勢になってきていた。
「行ける! このまま押し切れば!」
桜は押し切ると叫んで勝機を焦った瞬間に、自身の剣を吹き飛ばされて腹部を蹴られて左側にある家の壁にぶつかってしまう。
「ぐぅ……もう少しだったのに……」
地に伏せてそのまま動けなくなってしまう桜。 その桜を避難させようと近藤達が銃を撃ちながら近寄ってきていた。 隊長が攻撃しつつ、隊員達が桜を救出する時間を稼いでいるようである。
「早くこっちに! 側にある公園に避難するぞ!」
相原が宮内に声をかけると、宮内が隊長が危ないと銃を撃ち始めた。 相原は無理をするなと言って桜を担いで公園の中に入っていく。
公園のベンチに桜を寝かすと、そのまま近藤の救援に向かう。 桜は完全に気絶しており、近藤達が戦っている音が聞こえない状態であった。
桜は気絶してから数分後に頭部の痛みで目が覚めると、助けてくれた近藤達の安否が気がかりであった。
「隊長達はどうなったの!?」
周囲を見渡しながら道路に飛び出ると、近藤達が地面に血を流して倒れている姿が桜の目に映った。
桜の名前を呼びながら、救援隊の人達が駆けつけてくれた。 その人はここ数日でよく話すようになった、救援隊の分隊長である近藤とその部下である相原と宮内であった。
桜は支援攻撃を受けている怪人から目を離さずに、救援隊の側まで後退をした。 そのまま呼吸を整えてどうやって倒すか考え始める。
「あの四本腕が厄介だわ……どうすれば……」
桜が頭を悩ませていると、我々が支援するので腕を一本ずつ切り落としましょうと近藤が進言してくる。
「それしかないわよね……よし! 行きます!」
桜は意を決して怪人に立ち向かっていく。 桜の後ろから救援隊の人達が銃で援護をしてくれている。
「支援してくれているんだ! ここで勝たないと世界は救えない!」
剣で怪人の右腕の一本に的を絞って大振りで切り裂こうとするが、 一度筋肉で阻まれてしまうが、声を上げながら力を込めて必死の思いで切り落とした。
すると怪人は雄たけびか悲鳴か分からない声を上げながら、剣を振り回わして痛みに耐えているようであった。 桜と救援隊は今がチャンスと見ると、一気に攻撃を仕掛ける。
「我々の銃は怪人に効かないが、支援はできる! 今のうちに行くんだ!」
近藤達救援隊が銃で桜の支援をする。 桜は、後ろにいる救援隊の人達に感謝をしながら怪人に近づいて連続で攻撃を繰り出していく。 縦横斜めと連続で攻撃をするが、残る三本の剣で難なく防がれてしまう。
「ぐッ! 強すぎるわ!」
怪人の横払い切りを剣で防ぐが、力の違いで後方に飛ばされてしまう。 桜は息を荒げながら何度吹き飛ばされても立ち向かっていく。
「負けない! こんなところで躓いていられないんだ!」
怪人を睨んで剣を持つ手に力を入れると、剣全体が光り始める。 剣が光り輝くと、桜の身体に力が込み上げてくる感覚を感じていた。
「この力があれば……皆を守る力!」
意気込みながら怪人に再度挑む桜は、先程とは違って鋭く素早い腰が入っている攻撃を仕掛けていた。 救援隊の人達も桜の急に攻撃速度が上がったので、剣の力なのかと驚くしかなかった。
「私は剣に選ばれた! この世界を救うって決めた! こんなところで死ねないんだ!」
怪人の三本の剣と桜の剣が何度も鍔ぜりあって打ち合いが続く中で、次第に桜が優勢になってきていた。
「行ける! このまま押し切れば!」
桜は押し切ると叫んで勝機を焦った瞬間に、自身の剣を吹き飛ばされて腹部を蹴られて左側にある家の壁にぶつかってしまう。
「ぐぅ……もう少しだったのに……」
地に伏せてそのまま動けなくなってしまう桜。 その桜を避難させようと近藤達が銃を撃ちながら近寄ってきていた。 隊長が攻撃しつつ、隊員達が桜を救出する時間を稼いでいるようである。
「早くこっちに! 側にある公園に避難するぞ!」
相原が宮内に声をかけると、宮内が隊長が危ないと銃を撃ち始めた。 相原は無理をするなと言って桜を担いで公園の中に入っていく。
公園のベンチに桜を寝かすと、そのまま近藤の救援に向かう。 桜は完全に気絶しており、近藤達が戦っている音が聞こえない状態であった。
桜は気絶してから数分後に頭部の痛みで目が覚めると、助けてくれた近藤達の安否が気がかりであった。
「隊長達はどうなったの!?」
周囲を見渡しながら道路に飛び出ると、近藤達が地面に血を流して倒れている姿が桜の目に映った。
0
あなたにおすすめの小説
軽トラの荷台にダンジョンができました★車ごと【非破壊オブジェクト化】して移動要塞になったので快適探索者生活を始めたいと思います
こげ丸
ファンタジー
===運べるプライベートダンジョンで自由気ままな快適最強探索者生活!===
ダンジョンが出来て三〇年。平凡なエンジニアとして過ごしていた主人公だが、ある日突然軽トラの荷台にダンジョンゲートが発生したことをきっかけに、遅咲きながら探索者デビューすることを決意する。
でも別に最強なんて目指さない。
それなりに強くなって、それなりに稼げるようになれれば十分と思っていたのだが……。
フィールドボス化した愛犬(パグ)に非破壊オブジェクト化して移動要塞と化した軽トラ。ユニークスキル「ダンジョンアドミニストレーター」を得てダンジョンの管理者となった主人公が「それなり」ですむわけがなかった。
これは、プライベートダンジョンを利用した快適生活を送りつつ、最強探索者へと駆け上がっていく一人と一匹……とその他大勢の配下たちの物語。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
霊力ゼロの陰陽師見習い
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる 「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※こちらの作品は、カクヨムと小説家になろうでも公開しています。
無能と追放された俺、死にかけて覚醒した古代秘術を極めて最強になる
仲山悠仁
ファンタジー
魔力がすべての世界で、“無能”と烙印を押された少年アレックスは、
成人儀式の日に家族と村から追放されてしまう。
守る者も帰る場所もなく、魔物が徘徊する森へ一人放り出された彼は、
そこで――同じように孤独を抱えた少女と出会う。
フレア。
彼女もまた、居場所を失い、ひとりで生きてきた者だった。
二人の出会いは偶然か、それとも運命か。
無能と呼ばれた少年が秘めていた“本当の力”、
そして世界を蝕む“黒い霧”の謎が、静かに動き始める。
孤独だった二人が、共に歩き出す始まりの物語。
合成師
盾乃あに
ファンタジー
里見瑠夏32歳は仕事をクビになって、やけ酒を飲んでいた。ビールが切れるとコンビニに買いに行く、帰り道でゴブリンを倒して覚醒に気付くとギルドで登録し、夢の探索者になる。自分の合成師というレアジョブは生産職だろうと初心者ダンジョンに向かう。
そのうち合成師の本領発揮し、うまいこと立ち回ったり、パーティーメンバーなどとともに成長していく物語だ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる