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第18話 意志の強さと入院
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「近藤さん! 相原さん! 宮内さん!」
桜は倒れて腹部から血を流している三人に声をかけると、近藤が俺達より目の前の怪人を倒してくれと聞き取りにくいほどに小さな声で呟く。
桜は自身が気絶する程の攻撃を受けているので、再び立ち向かて攻撃を受けることが怖いと感じていた。 しかし、近藤が握っている桜花に気が付いた桜は、桜花を手に取って目の前に佇んでいる怪人を見つめる。
「怖いけど……痛いのはもう嫌だけど……それでも立ち向かって救うんだ!」
桜は叫んで桜花を握っている手に力を込める。 すると、最初に桜花を使用した時と同じような光を放ち始めた。
「桜花! 力を貸して!」
桜は叫びと共に桜花を両手で持って上にあげると、空に向かって青白い光が伸びる。 怪人はその光を見ると、自身に危機が迫っていると感じたのか桜に向けて突進をしてきた。
「そんな攻撃! 私に効くかぁ!」
空に伸びた桜花の光を、突進してくる怪人に振り下ろす。 すると怪人は真っ二つに裂けながら、断末魔を上げて消えた。
「倒した……生き残った……」
そう呟きながら、桜は桜花と共に地面に倒れてそのまま気絶してしまうが、空に伸びる光を見た茉莉や御堂を含め、他の救援隊が桜達のもとに走ってきていた。
茉莉や御堂が桜に声をかけて、近藤達のことは救援隊の人達が担架を用いて運んでいた。 茉莉は桜が戦っている間に他の怪人と戦いながら避難誘導をしていたので、まさか侍の怪人を含めた能面の怪人が出てきているとは思ってもいなかった。
茉莉はまだ実戦がほぼない桜が侍の怪人を倒し、今回は能面の怪人まで倒してしまったので実は凄い力を持っているのだと桜を再認識していた。
「よく頑張ったわ。 今はゆっくり休みなさい……」
茉莉と御堂が桜を労うと、救援隊の人が担架で桜も運び始めた。 御堂は石動に報告をして、桜の両親にアルバイト先で怪我をして病院で治療をしていると電話をするように言われた。 御堂はスマートフォンで桜の家に電話をし、楓が出たので説明を始めていた。
「お子様をお預かりしている身でありながら申し訳ありません。 治療費はこちらでお支払いしますので、この度は桜さんに怪我をさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした」
楓は怪人が出現したから仕方ないと言うが、気を付けてくださいと釘を刺していた。
「かしこまりました。 以後気を付けますので申し訳ありませんでした」
御堂はそう言うと通話を終えた。 その後は石動の指示のもと、倒壊した建物や道路の修理計画、家が倒壊した家主の支援など様々なことを考えなければいけないので、御堂は頭を抱えていた。
御堂は茉莉にあなたは周りを考えて戦ってねと耳打ちをして、一度リーベ本部に戻るわと言う。 茉莉は救援隊の人達に感謝を述べると、桜が運ばれた水瀬記念病院に向かい始めていた。
水瀬記念病院に運ばれた桜はベットに寝かされていた。 桜は病院に移動し、ベットに寝かされてから三十分経過した後に目が覚めた。 身体を起こして、側にあった時計の時刻を見る、時刻は既に十六時を回っており、桜は自身のダメージがそれほど深刻だったのかと感じていた。
桜は頭を押さえながら起き上がると、テレビのスイッチを入れてニュース番組を見ることにした。 ニュースでは怪人の出現とその被害状況を知らせているようである。
「私がもっと早く怪人を倒せてたら……こんなに被害は出なかったのかな……」
テレビを見る桜の目から一筋の涙が零れると、病室に茉莉が入ってきた。
「元気にしてる? ここは個室だから自由にして大丈夫よ」
桜は個室と言われて、改めて病室にいることを認識した。 茉莉は持ってきていた果物の一つであるリンゴを剥き始める。
「茉莉ちゃんありがとう……まだ少し身体痛くて……」
自身の腕を触って未だに傷が癒えていないことを知らせると、怪人との戦いで無理するからだよと茉莉が苦笑いをしていた。
桜は倒れて腹部から血を流している三人に声をかけると、近藤が俺達より目の前の怪人を倒してくれと聞き取りにくいほどに小さな声で呟く。
桜は自身が気絶する程の攻撃を受けているので、再び立ち向かて攻撃を受けることが怖いと感じていた。 しかし、近藤が握っている桜花に気が付いた桜は、桜花を手に取って目の前に佇んでいる怪人を見つめる。
「怖いけど……痛いのはもう嫌だけど……それでも立ち向かって救うんだ!」
桜は叫んで桜花を握っている手に力を込める。 すると、最初に桜花を使用した時と同じような光を放ち始めた。
「桜花! 力を貸して!」
桜は叫びと共に桜花を両手で持って上にあげると、空に向かって青白い光が伸びる。 怪人はその光を見ると、自身に危機が迫っていると感じたのか桜に向けて突進をしてきた。
「そんな攻撃! 私に効くかぁ!」
空に伸びた桜花の光を、突進してくる怪人に振り下ろす。 すると怪人は真っ二つに裂けながら、断末魔を上げて消えた。
「倒した……生き残った……」
そう呟きながら、桜は桜花と共に地面に倒れてそのまま気絶してしまうが、空に伸びる光を見た茉莉や御堂を含め、他の救援隊が桜達のもとに走ってきていた。
茉莉や御堂が桜に声をかけて、近藤達のことは救援隊の人達が担架を用いて運んでいた。 茉莉は桜が戦っている間に他の怪人と戦いながら避難誘導をしていたので、まさか侍の怪人を含めた能面の怪人が出てきているとは思ってもいなかった。
茉莉はまだ実戦がほぼない桜が侍の怪人を倒し、今回は能面の怪人まで倒してしまったので実は凄い力を持っているのだと桜を再認識していた。
「よく頑張ったわ。 今はゆっくり休みなさい……」
茉莉と御堂が桜を労うと、救援隊の人が担架で桜も運び始めた。 御堂は石動に報告をして、桜の両親にアルバイト先で怪我をして病院で治療をしていると電話をするように言われた。 御堂はスマートフォンで桜の家に電話をし、楓が出たので説明を始めていた。
「お子様をお預かりしている身でありながら申し訳ありません。 治療費はこちらでお支払いしますので、この度は桜さんに怪我をさせてしまい、誠に申し訳ありませんでした」
楓は怪人が出現したから仕方ないと言うが、気を付けてくださいと釘を刺していた。
「かしこまりました。 以後気を付けますので申し訳ありませんでした」
御堂はそう言うと通話を終えた。 その後は石動の指示のもと、倒壊した建物や道路の修理計画、家が倒壊した家主の支援など様々なことを考えなければいけないので、御堂は頭を抱えていた。
御堂は茉莉にあなたは周りを考えて戦ってねと耳打ちをして、一度リーベ本部に戻るわと言う。 茉莉は救援隊の人達に感謝を述べると、桜が運ばれた水瀬記念病院に向かい始めていた。
水瀬記念病院に運ばれた桜はベットに寝かされていた。 桜は病院に移動し、ベットに寝かされてから三十分経過した後に目が覚めた。 身体を起こして、側にあった時計の時刻を見る、時刻は既に十六時を回っており、桜は自身のダメージがそれほど深刻だったのかと感じていた。
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「私がもっと早く怪人を倒せてたら……こんなに被害は出なかったのかな……」
テレビを見る桜の目から一筋の涙が零れると、病室に茉莉が入ってきた。
「元気にしてる? ここは個室だから自由にして大丈夫よ」
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