16 / 114
暁×雪兎編
16 感度※(暁視点)
しおりを挟む
俺が宣言すると、何故か、黙った。一杯一杯なんだろうな。頰から手を離さないのは、暴走しないように、自重しているから。でも、そう考えてる時点で、もう、ヤバいんだって思った。
キスだけで瞳を濡らして、荒い息を吐いてるのを見ると、止まらない。もう一度、噛み付くようにキスをしながら、頰から手を離した。扉に雪兎を押し付けて、さっき着せた筈の服の下からゆっくりと、右手を差し込んだ。触れた肌はしっとりと汗ばんでいて、肌触りが最高だった。
最初、ぎこちなかった雪兎の舌は、何度も絡めたりくすぐったりしたおかげか、辿々しいまでも自分から絡めてくるようになった。本当に素直で、そして、物覚えが良い。堪らないよね。
右手をゆっくりと進めて、辿り着いたのは雪兎の胸。そこにある、ささやかな突起をつまみ上げた。まだ、初めてだし、反応はするだろうけど、気持ちよくはないだろう、そう思っていた。
「ひぅ!」
目を見開いて、合わせていた唇が離れた。あれ、思ったより、敏感な反応。楽しくなって、左手も差し込み、両方を一気に摘み上げてみた。
「あっ! や……っ」
顔を歪めて、逸らされた。でも、声は色を含んでた。
「雪兎。気持ちいいの?」
「やぁ、ちがっ」
フルフルと力なく首を振るけど、間違いなく、感じてるよね。感度が良いのかもしれない。左右で違う動きをして攻めてみると、雪兎の体が、ビクんって、反応した。間違えなく、違和感ではなくて、快感による反応。
本当なら、ベッドに行きたいんだけど、止められない。服を捲り上げて、晒した肌。太陽光に焼かれないそこは、真っ白で、俺が悪戯に弄った胸の飾りは少し赤くなっていた。思わず、右の胸の飾りを口に含んだ。
「あ……。嘘……」
雪兎の声が頭上から降ってくるけど、この舌触りはヤバイ。ツルッとしてて、でも、俺が弄ったせいか芯があって。舐めたり、吸ったり、歯を軽く立てると、雪兎の腰が跳ねた。
「あか……あかっ、つきっ、はぁ……」
何が言いたいのかな? ここまで来て、辞める気はないから、左の胸は指で思いっきり摘み上げた。
「いたっ! やあああ!」
悲鳴のような声。乳首を解放すると、目に映ったのは、真っ赤になった二つの粒。雪兎が荒い息を吐くたびに、上下に動いている。
「僕……おか、しい……」
「どこが?」
「初めてなのに……、男なのに……、胸を触られて、反応しちゃった……」
キスだけで反応してるのは知ってた。雪兎のそこは、微かに頭を擡げていたのは知っていたから。でも、今ははっきりと分かる。左手でそこを触ってみた。瞬間、雪兎の体が跳ねる。
「……っ、触らな……でぇ!」
どうして? そう思ったら、雪兎の体が強張った。もしかして、いったの?! 感度が良いなんてもんじゃないだろう!
今度は別の意味で赤面してるんだろう。唸り声を上げて、しきりに首を左右に振る。
「雪兎」
ゆっくりとした口調で、出来るだけ優しい声音で名前を呼んだ。最初、拒絶していたんだけど、両肩を掴むと、濡れた瞳が俺を捉えた。普段は黒味が強い瞳が、赤味を強く映していた。
「気持ち良かった?」
「意地悪、……しないで。……僕、初めて……なん……だから。優しく……してって、……言ったのに……」
まだ、息が整っていないのか、はっきりとは聞き取れない声。意地悪したつもりは……、ないとは言えないか。あまりに反応が素直すぎて、試しちゃった感はあるんだけど。でもさ、雪兎が、悪いと思うんだ。高校二年生にもなって、破壊的に可愛いんだから。俺とは大違いだ。その気がない奴だって、この姿を見たら絶対に襲う。
うん。彼奴等にはもっと、制裁加えないとね。俺のモノを傷付けたら、ただじゃ済まないって。
「怖いこと……、考えてる?」
潤んだ瞳で、そう、問い掛けてきた。
「目が……、凄く怖い」
ん? 意外に鋭いな。まあ、あのキョウと一緒にいるんだし、鈍くないわけないか。キョウが鋭すぎるのと、雪兎がおっとりすぎて、分かりにくいんだと思うんだけど。
「雪兎に直接関係ないよ」
俺はそう、害のない笑みを浮かべて言い切った。
キスだけで瞳を濡らして、荒い息を吐いてるのを見ると、止まらない。もう一度、噛み付くようにキスをしながら、頰から手を離した。扉に雪兎を押し付けて、さっき着せた筈の服の下からゆっくりと、右手を差し込んだ。触れた肌はしっとりと汗ばんでいて、肌触りが最高だった。
最初、ぎこちなかった雪兎の舌は、何度も絡めたりくすぐったりしたおかげか、辿々しいまでも自分から絡めてくるようになった。本当に素直で、そして、物覚えが良い。堪らないよね。
右手をゆっくりと進めて、辿り着いたのは雪兎の胸。そこにある、ささやかな突起をつまみ上げた。まだ、初めてだし、反応はするだろうけど、気持ちよくはないだろう、そう思っていた。
「ひぅ!」
目を見開いて、合わせていた唇が離れた。あれ、思ったより、敏感な反応。楽しくなって、左手も差し込み、両方を一気に摘み上げてみた。
「あっ! や……っ」
顔を歪めて、逸らされた。でも、声は色を含んでた。
「雪兎。気持ちいいの?」
「やぁ、ちがっ」
フルフルと力なく首を振るけど、間違いなく、感じてるよね。感度が良いのかもしれない。左右で違う動きをして攻めてみると、雪兎の体が、ビクんって、反応した。間違えなく、違和感ではなくて、快感による反応。
本当なら、ベッドに行きたいんだけど、止められない。服を捲り上げて、晒した肌。太陽光に焼かれないそこは、真っ白で、俺が悪戯に弄った胸の飾りは少し赤くなっていた。思わず、右の胸の飾りを口に含んだ。
「あ……。嘘……」
雪兎の声が頭上から降ってくるけど、この舌触りはヤバイ。ツルッとしてて、でも、俺が弄ったせいか芯があって。舐めたり、吸ったり、歯を軽く立てると、雪兎の腰が跳ねた。
「あか……あかっ、つきっ、はぁ……」
何が言いたいのかな? ここまで来て、辞める気はないから、左の胸は指で思いっきり摘み上げた。
「いたっ! やあああ!」
悲鳴のような声。乳首を解放すると、目に映ったのは、真っ赤になった二つの粒。雪兎が荒い息を吐くたびに、上下に動いている。
「僕……おか、しい……」
「どこが?」
「初めてなのに……、男なのに……、胸を触られて、反応しちゃった……」
キスだけで反応してるのは知ってた。雪兎のそこは、微かに頭を擡げていたのは知っていたから。でも、今ははっきりと分かる。左手でそこを触ってみた。瞬間、雪兎の体が跳ねる。
「……っ、触らな……でぇ!」
どうして? そう思ったら、雪兎の体が強張った。もしかして、いったの?! 感度が良いなんてもんじゃないだろう!
今度は別の意味で赤面してるんだろう。唸り声を上げて、しきりに首を左右に振る。
「雪兎」
ゆっくりとした口調で、出来るだけ優しい声音で名前を呼んだ。最初、拒絶していたんだけど、両肩を掴むと、濡れた瞳が俺を捉えた。普段は黒味が強い瞳が、赤味を強く映していた。
「気持ち良かった?」
「意地悪、……しないで。……僕、初めて……なん……だから。優しく……してって、……言ったのに……」
まだ、息が整っていないのか、はっきりとは聞き取れない声。意地悪したつもりは……、ないとは言えないか。あまりに反応が素直すぎて、試しちゃった感はあるんだけど。でもさ、雪兎が、悪いと思うんだ。高校二年生にもなって、破壊的に可愛いんだから。俺とは大違いだ。その気がない奴だって、この姿を見たら絶対に襲う。
うん。彼奴等にはもっと、制裁加えないとね。俺のモノを傷付けたら、ただじゃ済まないって。
「怖いこと……、考えてる?」
潤んだ瞳で、そう、問い掛けてきた。
「目が……、凄く怖い」
ん? 意外に鋭いな。まあ、あのキョウと一緒にいるんだし、鈍くないわけないか。キョウが鋭すぎるのと、雪兎がおっとりすぎて、分かりにくいんだと思うんだけど。
「雪兎に直接関係ないよ」
俺はそう、害のない笑みを浮かべて言い切った。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
死ぬほど嫌いな上司と付き合いました【完結】
三宅スズ
BL
社会人3年目の皆川涼介(みながわりょうすけ)25歳。
皆川涼介の上司、瀧本樹(たきもといつき)28歳。
涼介はとにかく樹のことが苦手だし、嫌いだし、話すのも嫌だし、絶対に自分とは釣り合わないと思っていたが‥‥
上司×部下BL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる