101 / 114
SS
42 温泉旅館・暁と雪兎の場合2※(暁視点)
しおりを挟む
温泉に入ってから直ぐに、雪兎に悪戯を仕掛けた。初めてしたときから雪兎の体を慣らしてきたから、少しの刺激で反応するようになってるのは分かってる。それに俺達は健全な高校生。そっち方面に好奇心旺盛なの。それが好きな相手ならなおさらでしょう。
笑い合いながら体を洗ってって言うのは表現を少し間違えてる。俺が雪兎の体を洗うフリをして悪戯してた。
「自分で洗うから!」
「イヤ」
うん。雪兎は我慢してるから、自分で洗ってしまいたいんだよね? 俺としてはここで一回イってもらいたいんだ。体の力が抜けるし。両手でボディソープを泡立てて、逃げる雪兎を捕らえた。檜作りの風呂椅子に腰掛けて、雪兎を膝の上に乗せる。すかさず背中から抱き込み、雪兎が弱い場所に両手を滑り込ませた。胸を飾る小さな二つの粒。強弱をつけて揉み込むように洗ってやる。洗うのはあくまで理由付け。
「……やぁ! ……やめ……てっ!」
「イキそう?」
片手で乳首を捕らえたまま、もう片方で耳を刺激してみた。
「あ……、んんっ!」
敏感に反応した体。温泉の熱でうっすらピンクがかっていた肌は更に色味を増した。途端に、雪兎の体から甘い香りが立ち上ったような気がした。その香りにクラクラする。酔ったように雪兎が欲しくなる。
「……そこ、離してぇ……」
もう少しでイクかも?
「直接触らなくてもイケるよね?」
雪兎の耳元でそう囁けば、ビクリと肩が揺れた。もともと敏感な反応を示していた雪兎だから、乳首の刺激だけでもイケると思うんだよね。
「むっ、無理!」
「そんなことないでしょう? ここ、いい感じで弾けそうだけど?」
その場所に視線を向ければ、限界まで張り詰めたもの。俺も雪兎の痴態を視界に収めてるから結構きついんだけど、直接刺激されていない分、まだ、堪えられる。
「お願い……、触ってよ……」
「ダメ。ここだけでイって見せて」
「絶対、無理!」
ピアスの付いた耳を口に含んで、舌先で刺激する。両の乳首を同時に弄ってやれば雪兎の体が更に強い反応をみせた。俺の膝の上にあった小振りのお尻が浮き上がる。小さく頭を振り、息を詰めたのが分かった。そのあとに、雪兎の全体重が膝の上に乗る。荒い息を吐きし、その強すぎる余韻にグッタリしているようだった。
「出来たね」
雪兎は俺の両腕に爪を立ててきた。結構強い。
「意地悪しないで!」
振り返ったその顔にあるのは、快感の余韻。いくら睨み付けても、可愛いだけだし。
「敏感な雪兎ならイケると思ってた」
俺は満面の笑みを浮かべる。だってね。雪兎には俺なしではいられない体になってもらわなきゃならないし。そのためには雪兎にそれなりの悪さはするよ。
「……もう、手加減して……」
「してるつもりだけど?」
そうは言うけど、手加減なんてする気はないよ。雪兎の体を煽るだけ煽って、欲しがってもらわないとならないから。
「絶対してないもん! 体に力が入らないでしょう!」
うん。体は脱力してるけど、その代わり、口で抵抗してるよね。無駄な足掻きだけど。
「本当に雪兎は可愛い」
雪兎の体を抱き締めて首筋に顔を埋め、何時も確認する。まだ、離れていかないって。側にいてくれるって。
「暁、何考えてるの?」
「雪兎のこと」
「そうじゃなくて。考えなくてもいいこと考えてない?」
雪兎の言葉に少し顔を上げた。背後に視線を向けている雪兎の表情が少し曇っていた。普段はホワンとしてて分からないけど、やっぱりキョウの幼馴染み。それなりに聡い。
「考えてないよ」
俺はそう嘯いた。
笑い合いながら体を洗ってって言うのは表現を少し間違えてる。俺が雪兎の体を洗うフリをして悪戯してた。
「自分で洗うから!」
「イヤ」
うん。雪兎は我慢してるから、自分で洗ってしまいたいんだよね? 俺としてはここで一回イってもらいたいんだ。体の力が抜けるし。両手でボディソープを泡立てて、逃げる雪兎を捕らえた。檜作りの風呂椅子に腰掛けて、雪兎を膝の上に乗せる。すかさず背中から抱き込み、雪兎が弱い場所に両手を滑り込ませた。胸を飾る小さな二つの粒。強弱をつけて揉み込むように洗ってやる。洗うのはあくまで理由付け。
「……やぁ! ……やめ……てっ!」
「イキそう?」
片手で乳首を捕らえたまま、もう片方で耳を刺激してみた。
「あ……、んんっ!」
敏感に反応した体。温泉の熱でうっすらピンクがかっていた肌は更に色味を増した。途端に、雪兎の体から甘い香りが立ち上ったような気がした。その香りにクラクラする。酔ったように雪兎が欲しくなる。
「……そこ、離してぇ……」
もう少しでイクかも?
「直接触らなくてもイケるよね?」
雪兎の耳元でそう囁けば、ビクリと肩が揺れた。もともと敏感な反応を示していた雪兎だから、乳首の刺激だけでもイケると思うんだよね。
「むっ、無理!」
「そんなことないでしょう? ここ、いい感じで弾けそうだけど?」
その場所に視線を向ければ、限界まで張り詰めたもの。俺も雪兎の痴態を視界に収めてるから結構きついんだけど、直接刺激されていない分、まだ、堪えられる。
「お願い……、触ってよ……」
「ダメ。ここだけでイって見せて」
「絶対、無理!」
ピアスの付いた耳を口に含んで、舌先で刺激する。両の乳首を同時に弄ってやれば雪兎の体が更に強い反応をみせた。俺の膝の上にあった小振りのお尻が浮き上がる。小さく頭を振り、息を詰めたのが分かった。そのあとに、雪兎の全体重が膝の上に乗る。荒い息を吐きし、その強すぎる余韻にグッタリしているようだった。
「出来たね」
雪兎は俺の両腕に爪を立ててきた。結構強い。
「意地悪しないで!」
振り返ったその顔にあるのは、快感の余韻。いくら睨み付けても、可愛いだけだし。
「敏感な雪兎ならイケると思ってた」
俺は満面の笑みを浮かべる。だってね。雪兎には俺なしではいられない体になってもらわなきゃならないし。そのためには雪兎にそれなりの悪さはするよ。
「……もう、手加減して……」
「してるつもりだけど?」
そうは言うけど、手加減なんてする気はないよ。雪兎の体を煽るだけ煽って、欲しがってもらわないとならないから。
「絶対してないもん! 体に力が入らないでしょう!」
うん。体は脱力してるけど、その代わり、口で抵抗してるよね。無駄な足掻きだけど。
「本当に雪兎は可愛い」
雪兎の体を抱き締めて首筋に顔を埋め、何時も確認する。まだ、離れていかないって。側にいてくれるって。
「暁、何考えてるの?」
「雪兎のこと」
「そうじゃなくて。考えなくてもいいこと考えてない?」
雪兎の言葉に少し顔を上げた。背後に視線を向けている雪兎の表情が少し曇っていた。普段はホワンとしてて分からないけど、やっぱりキョウの幼馴染み。それなりに聡い。
「考えてないよ」
俺はそう嘯いた。
0
あなたにおすすめの小説
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
死ぬほど嫌いな上司と付き合いました【完結】
三宅スズ
BL
社会人3年目の皆川涼介(みながわりょうすけ)25歳。
皆川涼介の上司、瀧本樹(たきもといつき)28歳。
涼介はとにかく樹のことが苦手だし、嫌いだし、話すのも嫌だし、絶対に自分とは釣り合わないと思っていたが‥‥
上司×部下BL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる