家族もチート！？な貴族に転生しました。

第2章

43話 ラウルの実力

ラウルの実力




屋敷にラウルと帰った。すると、ラウルはシオンがが貴族だとは思っていなかったらしく、とてもびっくりしていた。それと、ラウルは獣人で、獣人は運動神経がいい。なので、ステータスはいいのではないかと期待していたが、予想以上だった。
それが、これだ。



【STATUS】

name ラウル
sex. 男   race. 銀狼     age. 7
Lv.11

ＨＰ：300,000/300,000
ＭＰ：260,000/260,000

【スキル一覧】
・一般スキル
武術Lv.6
剣術Lv.2
身体強化Lv.4

・魔法スキル
火魔法Lv.4
水魔法Lv.2
風魔法Lv.1
土魔法Lv.1
生活魔法

・固有スキル
神狼化

【加護】
武神の加護Lv.8　獣神の加護Lv.10

【称号】
神狼の先祖返り　獣神に見守られし者



「ねぇラウル。ラウルって狼族なんだよね。」
「そうだぞ。この耳とか尻尾とかどう見ても狼だろ？」
ラウルは本当に気が付いていないようだった。
「ラウルは、神狼の生まれ変わりみたいだよ。」
「え！？そうだったのか！？狼族にとって神狼は敬意を敬うべき存在だぞ。本当に俺は、それの生まれ変わりなのか？」
ラウルは心底驚いていた。それがあまりにも面白すぎて笑ってしまっていた。
「ちょっと、笑うなよ！」
「ふふふっごめんごめん。」
ラウルは、怒っていたのだがそれがまた面白かった。
そして、ラウルはシオンと同じ歳だった。

「あら、シオン。その子は？」
母さんが、俺とラウルが話してるのを聞いて近づいてきた。
「獣人のラウルだよ。これから、屋敷に一緒に住もうと思っているんだ。」
「そうなの？まあでも、自分の屋敷ももらえたらしいし自分の仲間を自分で見つけるのはいいことよ。」
「うん。大切な友達だよ。」
「初めまして、ラウルです。」
「いい子じゃない。シオンの母のエミリアよ。よろしくね。」
夜に父さんにも紹介した。ちなみに、父さんと母さんにオルフェウスとディアーナのことは黙っている。さすがに両親と言えど秘密はあるものだ。

次の日、ラウルと一緒に叙爵され屋敷を貰ったのでその屋敷を見に来ている。
「こんな広いのか。でもぼろっちいな！ははは」
とラウルは笑っていた。
「そうだね。さすがに、このままだと危ないから先に屋敷をきれいにしようか。」
≪クリーン≫
そういうと、屋敷がきれいになった。
「おお～さすがシオンだな。それじゃあ一番乗りだ！！」
ラウルは、屋敷にダッシュで入っていった。

「中凄いきれいだし、広いな！！」
ラウルは、子供のようにはしゃいでいた。(七歳児の子供です。ただ単に、シオンが大人っぽいだけです。)
それから、トイレやお風呂、キッチンなどを改良した。トイレは洗浄付きのトイレに、お風呂も温泉にして大浴場も作った。キッチンは、レストランにあるような感じのキッチンで、とても広くなった。

あとは、家具や使用人などをどうしようかと考えている。奴隷を買うのはさすがに嫌なので、帰ったら両親に相談しようと思っていた。
そして最後に、人が勝手に入れないように強力な結界を張った。これは、核爆弾が直撃しようとも壊れることはない結界だ。
「これでいいね。」
これで、屋敷の外側は完成した。