悪役令嬢と十三霊の神々

冴條玲

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あとがき

あとがき

 いかがでしたでしょうか。

 この物語、サイファ編を読むとクライマックスの意味がガラッと変わるので、もしも、最後まで楽しめた! という方がいらっしゃいましたら、是非、サイファ編『サイファ ~少年と舞い降りた天使~』の方も引き続き、お楽しみ頂ければ幸いです。

 この物語に登場する死の神タナトスの真骨頂は、命を奪うことではありません。
 なぜ、さいふぁ様とじゅ。がサクリファイスに選ばれなければならなかったのか。
 サイファ編で衝撃の真相が明らかに。

 デゼル編と重複する部分は斜め読みして頂いて構わないのですが、デゼるんとさいふぁ様の認識には、多くのシーンで相当の隔たりが。

「今、お互い別のものに気をとられてデゼるんは右、さいふぁ様は左の道に行ったよね。だけど、振り向いた時には道が合流していたから、いったん別れて合流したことに、お互いに気がつかなかったよね!」

 みたいな展開のめじろ押し。
 エリス戦でも、デゼるんが全然知らないところで命を懸けていたさいふぁ様。
 邪神を滅ぼす瀬戸際まで、その方法で邪神が滅びるなんて思いもよらずに追い詰めていたさいふぁ様。

 そしてまた、神に選ばれし闇主ガゼるんの公子様らしさが、さいふぁ様の視点で読んだ方が際立ちます。
 いったい、どうしてガゼるんほどのクオリティの公子様が悪役令嬢に選ばれないなんて悲劇が起きてしまったのか。
 さいふぁ様のクオリティが主神の限界を突破してしまったからなわけですが、お茶目な創神神サイの神の茶目っ気おそるべし。

 と、いくらでも書けてしまう次回作についての予告はこのあたりにして。


 この物語は私が初めて書いた、読者のニーズに応える物語でも、私が楽しむための物語でもないものです。
 この物語のクライマックスがあの内容で。
 そして、私がこの物語を書くために必要なすべてが、神様によって整えられたものだとしたら。

 あなたは、何を思うでしょうか。
 必要な時間と資金を与えればこの物語を書く私に、まさに、必要な時間と資金が与えられたのは、はたして偶然でしょうか?

 この物語における『正しい願い』は、私が考えた願いではありません。
 世界中の様々な宗教において、古来より採用されてきたものです。
 だって、そうでしょう。
 全知全能、愛と公正の神などというものが存在すると信じるならば、正しい願いはこれでなければならない。
 まともな宗教における正しい願いはこの願いでなければならないのです。
 古今東西、世界中の哲人と賢者と宗教指導者が同じ答えに辿り着いたのです。

 けれど、ついに完結に至るまで、正しい願いはこれでしょうと、正解を提示できた人はいませんでした。
 現代日本において、これほどまでに、信仰の何たるかは忘れ去られているのです。
 信じる、信じない以前に、宗教とは何か、神様とは何かが、すっかり、忘れ去られているのです。

 はじまりは、神社で真理を祈り求めたことでしょうか。
 遠いあの日から、きっと、巡りはじめていた。

 知らなければ選ぶことができない。
 信じるか、信じないかはあなたの自由。
 ただ、神様は私に『神を忘れた人々のため、神に近づく道に光をあてよ』と望まれたと、この物語を著すことは神様が私に望まれたことなのだと、私は信じています。


2021.9.22 冴條れい


【線画】カゴ様 【彩色】漫丸。様


★☆――――――――☆★
  サイファ編の名所
★☆――――――――☆★

第一章 舞い降りた天使
第13話 伝説のゴリラ 【 ガキ大将 ジャイロ 】
誰かさいふぁ様を止めて下さい。

第二章 白馬の王子様
準備中 いつか王子様が 【 神に選ばれし闇主 ガゼル公子 】
ガゼル公子はデゼるんではなくさいふぁ様の『白馬の王子様』だったらしいよ?

第三章 闇を彷徨うこころを癒したい
準備中 (仮)はじめてのじゃしんせん。 【 災禍の女神 エリス 】
幻のルシ様視点入ります。
主神はデゼるんに注目してたけど、ルシ様はさいふぁ様に注目してたみたいです。

第四章 叶わない願いはないと信じてる
準備中 死の神タナトスの祝福 【 創世神ゲームマスター 主神 】
【Side】 レーテー ~可愛い顔してるのに~
いつだって、誰も知らないところで、超大物を圧倒し続けてきたさいふぁ様。
そんなこと、さいふぁ様だって知らなかった。

作者的には、もしかしたらデゼル編より面白くて好きかもしれないサイファ編です♪
( *´艸`)
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